コーディング代行で評判のおすすめ制作会社12選【格安】
コーディング代行とは、文字通り「コンピューター言語でコードを書く= Coding」作業を代行してもらうこと。WordPressをはじめとしたCMSの普及で、コンテンツ更新やホームページ運用は簡単になったものの、デザインを季節にあわせて変更したい、LP(ランディングページ)を制作したいなどの新たなニーズが出てくるのは当然。デザインはできるけど自社内でコーディングできない企業・店舗の担当者の方なら、コーディング代行の活用を考えていることでしょう。そんな方なら、費用相場はどの程度なのか?依頼先を選定する注意点は?などを知りたいはず。そこで本記事では、コーディングの基本や費用相場、制作会社選定のポイントなどを徹底解説!コーディング代行でおすすめの制作会社も厳選して紹介していきます。
そもそもコーディングとは?
コーディングとは、デザインされたページを見た目通りにWebブラウザで表示するため、コンピューター言語でコードを記述していくこと。一般的にはHTML、PHPなどのプログラミング言語、CSSなどのスタイルシートでコードが記述されますが、Webの世界は日進月歩で進化しています。HTMLはHTML5へ、CSSはCSS3へとアップデートされ、JavaScriptを活用した動的コンテンツの利用も当たり前になっています。
当然、社内にWeb制作チームがなければ、最新のWeb動向に追従したホームページを制作・維持するのは困難。時が経てば、見た目にも古いイメージを与えるホームページになってしまいます。こうした課題を解決するベストなソリューションが、コーディング代行に対応するホームページ制作会社の活用だといえるでしょう。
コーディング代行の費用相場【早見表】
それでは、コーディング代行を依頼した場合の費用相場はどの程度なのか?気になる方も多いのではないでしょうか?一般的に、コーディング代行費用は1ページ単価で提示されるのが基本ですが、上述したようにWeb制作の技術は進化途上であり、コーディングの対応範囲は広がりつつあります。
つまり、オプションを含めたコーディング費用は項目が多岐に渡るため、全体的な費用相場を把握するのは難しいのが現状です。コーディング代行を依頼する際の目安としていただけるよう、以下に、オプションも含めた項目ごとの費用相場をまとめた早見表を作成してみました。
項目 | 費用相場目安 | 備考 |
---|---|---|
トップページコーディング | 10,000〜40,000円 | レスポンシブ対応なし |
下層ページコーディング | 5,000〜20,000円 | レスポンシブ対応なし |
派生ページコーディング | 3,000〜15,000円 | レスポンシブ対応なし |
レスポンシブ対応 | 通常の1.5〜2倍 | リキッドデザインと別 |
JavaScript・JQuery実装 | 20,000〜50,000円 | 実装内容に応じて変動 |
CSS実装 | 10,000〜30,000円 | コーディング費用に含まれる場合もあり |
内部SEO対策 | 無料〜50,000円 | コーディング費用に含まれる場合もあり |
問い合わせフォーム設置 | 30,000円〜 | SSL対応は別途費用が発生 |
LPコーディング | 30,000〜80,000円 | 長さ・レスポンシブ対応の有無で変動 |
上述したように、ページコーディングの代行費用堰場は、それぞれのホームページ制作会社が定める「1ページ分」の費用です。また、JavaScriptに関してはオプション扱いになるケースがほとんどであり、1か所実装するごとに必要となる単価を紹介しています。
コーディング代行の実績が豊富な制作会社7選
費用相場はだいたい把握できたけど、どのホームページ制作会社に依頼すればいいのか?悩んでしまう企業・店舗の方も多いでしょう。そんな方のヒントになるよう、コーディング代行の実績が豊富な、おすすめの制作会社を7社、厳選して紹介していきます。
株式会社icon
参照元:株式会社icon
- 業界最安値のコーディング価格
- 作業案件数2,000件以上の実績
- チャットベースのやり取りで即時即日対応
iCoding(アイコーディング)を運営している株式会社iconは、千代田区霞が関に本社を構えベトナムにも支社を持つ創業10年以上のWEB制作会社です。一般的にコーディング代行サービスの料金は、ページ単価が安いだけで業者を選ぶとピクセル数の制限や最低発注価格などが設けられていて想定より高くなってしまうケースがありますが、アイコーディングは業界最安値と謳っているだけあって他社より1円でも高い場合は見積書を提示するとそれより下回る価格で依頼可能な業者です。大量ページの案件も得意としており、パララックスなどの最新のトレンドの動きがあるコーディングも対応可能で案件の進行もチャットベースでやり取りが可能なので修正指示もフットワーク軽く依頼ができ、進行状況もリアルタイムでわかるため安心です。
IZUMI IT COMPANY
参照元:IZUMI IT COMPANY
- 外注なし!自社内で全ての業務を行っています
- リキッドコーディング・ワードプレスのカスタマイズも得意
- 高度なアニメーションの実装も可能
IZUMI IT COMPANYは、エストニアに本社を置くユニークなWeb制作会社です。常勤の日本人ディレクターを介して発注することができ、クオリティの高いコーディングを安心価格で提供しています。HTMLコーディングでは定評があり、会社設立後から日本国内より多くの依頼を受け実績を積んでいます。「急ぎ」「大型」「難易度の高いアニメーション実装」にも対応可能です。最新の技術を駆使し、ユニークな動きのあるコーディングやリキッドレスポンシブコーディングができる会社です。
株式会社ファストコーディング
参照元:株式会社ファストコーディング
- 顧客に使いやすいホームページ制作
- SEO対策に強い
- 価格が一律単価×ページ数というわかりやすさ
株式会社ファストコーディングにはコーディング専門ディレクターがおり、ファストメソッドというHTMLコーディングプロジェクトに特化したマネージメント方法を採用している企業です。複数のデバイス向けのレスポンシブコーディングやリキッドコーディングなど顧客の要望に合わせ、かつユーザーに使いやすいホームページ制作が可能です。SEO対策にも長けており、検索にヒットしやすいWebサイト制作を行っています。価格が一律単価×ページ数というわかりやすさで、通常1ページあたり8,000円から12,000円、レスポンシブコーディングでも10,000円から16,000円とお手頃価格です。
住所:東京都 千代田区外神田6-11-16 GMビル5階
株式会社サイバーテック
参照元:株式会社サイバーテック
- ローコストで安心の日本品質
- チーム対応でスピード重視
- SEO対策にも効果的なHTMLコーディング可能
オンライン対応をメインとすることで中間コストを徹底的に排除しているため、高品質なコーディングが低価格で依頼可能。内部のWebサイト内でテストを繰り返したことで得たSEO対策のノウハウを詰め込んだHTMLコーディングサービスを提供しています。満足度の高い「プロ仕様のHTMLコーディング」をローコストで対応可能なほか、JavaScriptとCSSのセット納品、海外支社との連携による英語対応、チーム対応によるスピーディーな大量発注対応も対応しており、実績だけでなく様々なパターンでの依頼経験が豊富です。
住所:東京都 渋谷区円山町20-1 新大宗円山ビル7階
株式会社だいずらぼ
参照元:株式会社だいずらぼ
- 多岐にわたる業務を提供
- 10年以上の豊富な実績
- HTMLコーディングは8,250円〜
株式会社だいずらぼはコーディングパックというWeb制作会社や企画制作会社向けのサービスを展開している企業です。HTMLコーディング、WordPress制作、デザイン制作など多岐にわたる業務を行っており、ホームページ制作のすべてを委託することも可能です。2008年以来10年以上にわたって多くの実績を積み上げてきており、迅速かつ高品質のコーディングを行ってきました。HTMLコーディングに関してはソリッドレイアウトで8,250円から、リキッドレイアウトでは10,000円から対応しており、JavaScriptやjQueryなどもオプションで対応可能です。(2019年現在)
住所:神戸市 中央区元町通4-6-21 ジュネスビル6階1号
ドーン株式会社
参照元:ドーン株式会社
- 自社内のエンジニアによる責任感のある業務
- 品質に対する強いこだわり
- 文法エラーの無償修正
ドーン株式会社は更新のしやすさやメンテナンスのしやすさなど、納品後の不便さを感じさせないことをモットーに多くの企業のコーディング代行を請け負っている企業です。すべてのコーディングを自社内のエンジニアが行っており、再外注などがないことがおすすめのポイントです。サービス品質、プロダクト品質に強いこだわりを持っており、複数人によるチェック体制を整えるとともに、文法エラーの無償修正を行っています。通常のHTMLコーディングでは4,000pxにつき5,000円、レスポンシブコーディングでも10,000円というお手頃価格です。(2019年現在)
住所:東京都 千代田区麹町4-3-3 新麹町ビル4F
アライブ株式会社
参照元:アライブ株式会社
- 大規模案件にもすぐに対応
- レスポンシブコーディングに強い
- 料金は1万円〜
アライブ株式会社はコーディングスタッフが40名以上常駐しているため、コーディングの需要が高まっている時でも大規模案件にすぐに対応できる企業としておすすめです。SEO対策に強く、スマホに対応しているレスポンシブコーディングも得意としています。加えて近年主流となりつつある動的な要素を取り入れたjQueryにも標準対応しています。比較的割高なレスポンシブコーディングであってもページごとの料金は10,000円、WordPressの仕様設計も30,000円とお得なもので、30ページ程度のホームページ制作であれば15営業日ほどでの納品が可能です。(2019年現在)
住所:愛知県 名古屋市中区錦1-15-8 2F
株式会社コーディングー
参照元:株式会社コーディングー
- 業界最安値でのコーディング
- リアルタイムの管理表
- 修正指示の回数制限なし
コーディングというとある程度の費用がかかるのは仕方ないことですが、安さを求めるのであれば業界最安値と言われる株式会社コーディングーがおすすめの企業の一つです。シンプルな価格設定でJavaScriptやWordPressなどすべて込みで1ページあたり1,950円という衝撃の安さ、レスポンシブコーディングでも1ページあたりの料金は3,900円です。今どのくらい作業が進んでいるのかがすぐにわかるリアルタイムの管理表があり、安心のサポート付きです。修正指示もこの管理表から行え、しかも回数制限がないので納品後も安心です。(2019年現在)
住所:東京都 千代田区外神田6-11-16 GMビル5階
コーディング代行の費用相場例
1ページあたりのコーディング費用、JavaScriptなどのオプション費用はなんとなく理解できても、Webサイト全体のコーディング代行を依頼した場合の費用感、相場感がつかめないという方も多いでしょう。できれば見積もり総額から、適正な相場なのかどうかを判断したいもの。そんな方に向け、いくつかのホームページのパターンを想定したうえで、コーディング代行を依頼した場合の費用相場例を作成してみました。
オウンドメディア(5ページ)
WordPressなどのCMSを活用した、5ページ程度のシンプルなオウンドメディアのコーディングを依頼した場合の費用相場例です。デザインは自社で行い、JavaScriptを活用する動的な要素は考慮しないパターンです。
項目 | 単価 | 数量 | 合計 |
---|---|---|---|
トップページコーディング | 10,000〜40,000円 | 1 | 10,000〜40,000円 |
下層ページコーディング | 5,000〜20,000円 | 4 | 20,000〜80,000円 |
問い合わせフォーム設置 | 30,000円〜 | 1 | 30,000円〜 |
本記事で紹介した費用相場の目安を適用した場合、おおよそ6万円から15万円で全ページのコーディング + 問い合わせフォームの設置が可能な計算になります。
コーポレートサイト(10ページ)
HTML / CSSで構築された、10ページ程度のシンプルな静的コーポレートサイトのコーディングを依頼した場合の費用相場例です。このパターンでもデザインは自社で行い、JavaScriptを活用する動的な要素は考慮していません。
項目 | 単価 | 数量 | 合計 |
---|---|---|---|
トップページコーディング | 10,000〜40,000円 | 1 | 10,000〜40,000円 |
下層ページコーディング | 5,000〜20,000円 | 9 | 45,000〜180,000円 |
問い合わせフォーム設置 | 30,000円〜 | 1 | 30,000円〜 |
本記事で紹介した費用相場の目安を適用した場合、おおよそ9万円から25万円で全ページのコーディング + 問い合わせフォームの設置が可能な計算になります。
ショップサイト(10ページ)
HTML / CSSで構築された、10ページ程度のショップサイトに、JavaScriptを活用した動的コンテンツを追加してコーディングを依頼した場合の費用相場例です。デザインは自社で行い、スライドショーを含むJavaScriptを活用した動的コンテンツを2つ追加したパターンです。
項目 | 単価 | 数量 | 合計 |
---|---|---|---|
トップページコーディング | 10,000〜40,000円 | 1 | 10,000〜40,000円 |
下層ページコーディング | 5,000〜20,000円 | 9 | 45,000〜180,000円 |
JavaScript・JQuery実装 | 20,000〜50,000円 | 2 | 40,000〜100,000円 |
問い合わせフォーム設置 | 30,000円〜 | 1 | 30,000円〜 |
本記事で紹介した費用相場の目安を適用した場合、おおよそ13万円から35万円で全ページのコーディング + JavaScript + 問い合わせフォームの設置が可能な計算になります。もちろんこれらは、あくまでも費用相場の目安を単純に適した「例」に過ぎません。依頼先によっては、総額が安くなる場合もあれば、高くなる場合も考えられるでしょう。
コーディング代行が格安依頼できる制作会社5選
そこで以下からは、リーズナブルなことで定評のある、コーディング代行におすすめの制作会社を5社、厳選して紹介していきます。
株式会社くまweb
参照元:株式会社くまweb
- 最速2分という迅速な対応
- 良心的な価格設定
- 350件以上の豊富な実績
株式会社くまwebの特徴は、まるで自社の従業員かのような誠実・迅速な対応です。初回の連絡に対して1時間以内、その後は30分以内の返事を期待することができ、スピーディーなコーディング代行を提供しています。トップページでは1ページあたり20,000円から30,000円、下層ページでは1ページあたり6,000円のコーディング料金で、基本設計料などは無料という良心的な価格設定です。レスポンシブコーディングをこれまで350件以上、WordPressも120件以上請け負っているという豊富な実績を生かして、顧客の要望にピッタリ寄り添ったホームページ制作を可能にします。(2019年現在)
住所:熊本県 八代市千反町1-1-20
株式会社ネット・オプション
参照元:株式会社ネット・オプション
- 他社にできないコーディングに対応
- 顧客に合わせた臨機応変な対応が可能
- レスポンシブサイトも18,000円〜
株式会社ネット・オプションは顧客はもちろん、地域社会や国というさらに大きなコミュニティを活性化していくことを理念とする会社です。他社でデザインできないと言われた仕様やスマホで崩れて見えてしまうホームページがあっても、0からのコーディングによって問題を解決する能力があります。決まったフォーマットを持たないため、顧客の要望に合わせて臨機応変なコーディング代行が可能です。レスポンシブサイトでもページ単価はトップページ18,000円、下層ページ9,800円でそれ以外の料金はかかりません。(2019年現在)
住所:東京都 豊島区高松1-11-15 モリタビル西池袋401
株式会社ウェブサークル
参照元:株式会社ウェブサークル
- 納品前の綿密なチェック
- 最短24時間で納品
- レスポンシブコーディングでも7,500円〜
株式会社ウェブサークルはインターネットを通じて企業同士、また人と人の懸け橋となることを目指している企業です。高い品質のコーディングを納品することに注力しており、正しいコーディングを行うことはもちろん、納品前の綿密なチェックを行っています。さらに顧客の希望するデザインをHTMLコーディングであれば最短24時間で提供することが可能です。レスポンシブコーディングやjQueryをセットにして1ページあたりの料金が7,500円と非常に低価格なコーディング、100ページ以上ではさらなるディスカウントが魅力です。(2019年現在)
住所:東京都 千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル9F
株式会社クロノドライブ
参照元:株式会社クロノドライブ
- 短い納期にも対応
- ユーザー受けするサイトの提案
- 他者のコーディングチェックも可能
株式会社クロノドライブは15年間コーディング代行のパイオニアとしてサービスを提供してきており、コーディング業界への貢献を目指している企業です。納期の短い案件、大規模な案件、複雑な内容の案件などどんな要望でも膨大に蓄積されたノウハウで解決します。レスポンシブコーディングも当然請け負っており、どのようなサイトがスマホユーザーに魅力的かといった提案も行います。制作だけではなく、すでにあるコーディングのチェック代行も行っており、リリース後のトラブルを未然に防ぐためにも株式会社クロノドライブは活躍しています。
住所:東京都 千代田区飯田橋3-2-2 飯田橋3丁目ビル3F
リアルシス株式会社
参照元:リアルシス株式会社
- 長年の実績で顧客のわがままを実現
- 精度の高いコーディング
- 徹底したチェックでミスを排除
リアルシス株式会社はシステム開発やWebサイト制作など、多岐にわたる業務を長年行ってきた企業からの信頼の厚い企業です。自社のサイトを動きのあるものにしたい、レスポンシブデザインにしたいといった注文にも対応可能で、信頼できる高い精度のコーディングが期待できます。様々なサイトを制作した経験を持つコーダーが在籍しており、わがままな要望にも積み上げてきたノウハウを生かして対応します。グループでの徹底したチェック体制を敷いており、急ぎの案件、大規模案件、複雑な案件でも徹底的にミスを排除したコーディングを実現します。
コーディング代行依頼時の注意点
ここまでで、コーディング代行の費用相場、おすすめの制作会社などを紹介してきましたが、ページ単価、オプション料金を含め、コーディング代行費用の設定方法は各社さまざま。単純にコーディング単価だけで依頼先を決めてしまうのは危険です。以下からは、コーディング代行依頼時の注意点を紹介していきます。
レスポンシブ・リキッドデザイン
費用相場の早見表でも記載したように、コーディング代行費用にはレスポンシブ対応が含まれていない場合がほとんど。スマートフォン・タブレットでWeb閲覧する方が、全体の6割を超えるといわれる現状では、モバイル対応を見越したうえで依頼先を選定する必要があるでしょう。
レスポンシブと近いモバイル最適化手法に、画面サイズに合わせたパーセンテージ表示をするリキッドデザインがありますが、こちらもレスポンシブ同様、料金設定が異なる場合がほとんどです。
1ページの定義
コーディング代行費用は、1ページ単価とされていることが基本ですが、制作会社によってどこまでが「1ページ」なのかは異なります。たとえば、PCを基準にした場合は「縦2,000〜2,500ピクセル」、スマートフォンを基準にした場合は「縦4,000〜5,000ピクセル」と、幅がある場合が一般的。単純に単価を比較するだけでなく、依頼したいページの「長さ」も考慮に入れておく必要があります。
基本料金
コーディング代行を開発会社に依頼する場合、ページコーディングのほかに基本料金がかかる場合があります。コーディング代行は意外に競争が激しいため、ページ単価は安く抑えられているケースがほとんどですが、その分基本料金が高額、というパターンもあるため注意が必要です。
基本料金の目安は、固定で3〜5万円などと決められている、コーディング・オプションの総額に10〜20%の基本料金を上乗せするなどの複数パターンが。規定料金に満たない場合に、基本料金が追加されるというケースも見られるようです。
ディレクション費
ディレクション費とは、プログラマー・コーダーなどの指示やスケジュール調整なども含めた「進行管理費用」のこと。依頼するコーディングのページ数が多くなると進行管理が必要になるため、追加でディレクション費が発生する制作会社もあります。
特急対応費用
ホームページ制作会社にコーディング代行を依頼する場合、ページ数に応じた規定の納期が設定されている場合がほとんど。それでは納期に間に合わない、という場合に対応できる制作会社は少なくありませんが、特急対応費用が追加でかかることは覚えておきましょう。特急対応費用の相場は、総額の20〜30%程度の特急料金を上乗せで請求される、といったパターンが一般的です。
流し込み・ボリュームディスカウントに対応しているか?
流し込みページ、ボリュームディスカウントに対応しているホームページ制作会社なら、コーディング代行費用を抑えられる可能性があるため、依頼時に確認しておくのがおすすめ。流し込みとは、レイアウトやCSSの変更がないページに、テキスト・画像・リンクを「流し込んで差し替える」こと。1ページ単価が1,500円程度からと低く抑えられているため、積極的に利用していきたいサービスです。
また、多くのホームページ制作会社がコーディング代行のボリュームディスカウントを設定しているため、ある程度コーディングしたいコンテンツがまとまってから発注するのもコストを抑える工夫。ただし、ディレクション費が上乗せされてディスカウント分が相殺されてしまっては本末転倒です。こちらも内容をしっかり確認しておくことが重要です。
コーディング代行の依頼先選定ポイント
コーディング代行の単価だけを見ていたのでは、適切な制作会社を選べないことがおわかりいただけたのではないでしょうか?最後に、コーディング代行の依頼先を選定する際のポイントを、費用面以外でも紹介しておきましょう。
正確性・技術力
コーディングはだれが記述しても仕上がりは同じ、と考える方が多いかもしれませんが、そうではありません。「キレイ」で「シンプル」なソースコードは、あとから修正を加えるのが楽になるだけでなく、内部SEO対策としても非常に有効です。これを実現するためには、正確性に優れ、技術力に定評のあるホームページ制作会社を選ぶのがベストです。
ホームページを確認するだけでは、なかなか見極めが難しいポイントではありますが、なかにはブログなどのソースコードに関連する情報を公開している制作会社もあるため、参考にしてみるのがおすすめです。
対応範囲・スピード
技術力とも関連しますが、トレンドの移り変わりが激しいコーディングに幅広く対応できる制作会社なのか?納品までのスピード感も含めてチェックしておきたいポイントです。特に、JavaScriptのライブラリである「JQuery」は、ブラウザの違いを意識せずにJSをスピーディーに実装できるため、幅広く対応している開発会社を選定したいものです。
まとめ
コーディングの基本や費用相場、制作会社選定のポイントなど、意外にわかりにくいコーディング代行を解説するとともに、コーディング代行に定評のあるおすすめの制作会社も紹介してきました。コーディングの単価だけで判断せず、正確性や技術力、対応力、スピードを含め、ホームページ制作会社は総合的に判断するのが鉄則。しかし、多種多様なホームページ制作会社が存在するなか、候補先を選ぶことすら迷ってしまうことがあるかもしれません。
そんなとき「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良なホームページ制作会社をスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイント。ホームページ制作会社の選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

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