シンプルなホームページの参考デザイン10選!メリットや制作する際のポイントも紹介

株式会社Mun
監修者
株式会社Mun 代表取締役 高沼 知宜
最終更新日:2023年11月08日
シンプルなホームページの参考デザイン10選!メリットや制作する際のポイントも紹介
この記事で解決できるお悩み
  • シンプルなホームページを制作するメリットとは?
  • シンプルなホームページを制作する際のポイントとは?
  • シンプルなホームページの企業事例とは?

「シンプルなホームページを制作したいが、意識するべきポイントがかわからない」という方、必見です。シンプルなホームページはユーザビリティに優れ、サイト訪問者が情報を見つけやすくなります。この記事を読むと、シンプルなホームページの制作によるメリットやポイント、企業事例などを理解できます。

ホームページの新規作成やリニューアルを検討している方は、参考にしてください。

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シンプルなホームページの企業事例10選

シンプルなホームページ制作の参考となる企業事例を10個紹介します。

  • ダイアナ株式会社(TALANTON)
  • 株式会社はりま家
  • 株式会社ホロン
  • チトセ株式会社
  • 株式会社ブライト
  • ヤマとカワ珈琲店
  • SUPPOSE DESIGN OFFICE
  • yado株式会社
  • 一色法律事務所
  • 株式会社NOYES

デザインやサイト設計の参考にご活用ください。

ダイアナ株式会社(TALANTON)

名称未設定のデザイン

参照:ダイアナ株式会社

ダイアナ株式会社は海外ハイブランドの女性用ハンドバックや靴を販売する企業です。

同社の扱うブランド「TALANTON」のプロモーションサイトの特徴はページ上部〜中央にかけて、ブーツやパンプスを履いた女性の様子がスライドショーで展開されている点です。背景には茶色やグレーが使用されており、シンプルで上品な雰囲気を演出しています。

ページ中央からは背景に白が使用されており、清潔感や信頼性を印象付けている点も見逃せません。ページ全体にブーツやパンプスを至近距離から撮影した写真が点在しており、サイト訪問者の興味を惹き付けています。

株式会社はりま家

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参照:株式会社はりま家

株式会社はりま家は、地域ブランドの開発や観光施設のプロデュースなどを手掛けている企業です。同社のホームページはページ全体の背景に白を使用しており、誠実さや信頼感を演出しています。

アクセントカラーとしてグレーを使用し、サイト訪問者を飽きさせない工夫を施している点も重要なポイントです。ページ中央のキャッチコピーと企業メッセージ周辺では余白を多く残し、スッキリとしたレイアウトに仕上げています。

企業メッセージの下には自社がこれまで開発してきた商品画像が流れており、サイト訪問者は同社の実績の多さを認識できるでしょう。

株式会社ホロン

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参照:株式会社ホロン

株式会社ホロンはSaaSや業務システムなど、デジタル商品のユーザーインターフェースや顧客体験の設計などを手掛けています。

同社のホームページは全体的に余白を多く取り、スッキリとしたレイアウトに仕上げている点が特徴です。情報が整理されたサイト設計によって、サイト訪問者は記載内容を正確に理解できます。

ページ上部にはタブレットやスマートフォンの画面などを撮影した画像がゆっくりと流れており、完成後のイメージを具体的に描けるでしょう。

ページ全体の背景は白を基調としつつ、アクセントカラーに青を使用し、シンプルでかっこいいデザインに仕上がっています。

チトセ株式会社

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参照:チトセ株式会社

チトセ株式会社は飲食店や理容店、医療施設向けなど、さまざまな業種のユニホームを販売している企業です。

同社の医療用ユニホームブランド「UNITE DIVISION OF ME」のプロモーションサイトページ上部の背景はグレーに統一されており、フォーマルさや信頼感を演出しているのが特徴です。白衣を着た女性が施設内を歩く様子の画像以外には、ブランド名とキャッチコピーしか掲載されていません。

装飾や文章を最小限に抑えて余白を多く残し、サイト全体の視認性を高める仕組みです。ページ中央では商品を比較しやすいよう、ユニホーム画像が異なるサイズで掲載されています。

株式会社ブライト

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参照:株式会社ブライト

株式会社ブライトは、宮城県で商品のパッケージデザインや空間デザインなどを手がける企業です。同社のホームページは日本酒やカフェ、住宅など、これまで手掛けてきたプロジェクトの内容がスライドショーとして、ページ上部で展開されています。

ページ全体の背景は白を基調としつつ、メニューアイコンやプロジェクト事例をクリックすると、他の色が表示される仕組みです。プロジェクト事例は画像と紹介文がコンパクトにまとめられており、サイト訪問者は情報を正確に把握できます。

ヤマとカワ珈琲店

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参照:ヤマとカワ珈琲店

ヤマとカワ珈琲店は、厳選した8種類のコーヒー豆と焼き菓子を販売している喫茶店です。同店のホームページはオンラインストアやコーヒー豆の選び方など、ページ上部にメニューアイコンが配置されています。

ページ中央には売れ筋商品やコーヒーを注ぐ様子、LINE公式アカウントに関する情報などが掲載されています。インタラクティブコンテンツを導入しており、クリックすると詳細な情報が表示される仕組みです。

ページ全体の背景は白でまとめられており、清潔感や安全性をアピールしています。青色で記載された文章との対比も楽しめるでしょう。全体的に余白が多く取られており、サイト訪問者は快適に情報を集められます。

インタラクティブコンテンツとは

クリックやタップなどユーザーの操作に応じて、動画再生や情報表示、自動計算などをおこなう仕組みです。ユーザーはサイト上で対話しているような感覚を体験できます。良質な顧客体験の提供によって、ユーザーの関心や購買意欲を高めるのが目的です。

SUPPOSE DESIGN OFFICE

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参照:SUPPOSE DESIGN OFFICE

SUPPOSE DESIGN OFFICEとは、建築物の設計やインテリアデザインなどを手がける設計事務所です。同事務所のホームページはインタラクティブコンテンツを導入し、これまで手掛けてきたプロジェクト事例を紹介しています。

アイコンや画像をクリックすると、建築物の外観や内観、周囲の景色が表示される仕組みです。画像の存在感や迫力を際立たせるため、文章は最小限に抑えられています。

高品質な画像を最大限活用したサイト設計によって、設計技術の高さをアピールしている点もポイントです。

yado株式会社

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参照:yado株式会社

yado株式会社は住宅の設計やオウンドメディア運営、デザインセミナーの開催など、さまざまな事業を展開する企業です。

「泊まるように暮らす」をコンセプトに開発した住宅ブランド「yado」のプロモーションサイトの特徴は、住宅の内部から撮影された映像が大画面で閲覧できる点です。自然に囲まれた様子や落ち着いた雰囲気を映像から把握でき、サイト訪問者の利用意欲を高めています。

ページ中央ではこれまでのプロジェクトや在籍デザイナーを紹介しており、画像をクリックすると詳細な情報が表示される仕組みです。

一色法律事務所

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参照:一色法律事務所

一色法律事務所は国内外の民事や商事訴訟などを手がける法律事務所です。同事務所のホームページは、在籍する弁護士が働いている様子を音楽付きの映像としてページ上部にまとめています。取扱業務や弁護士に関する情報は、アイコンをクリックすると表示される仕組みです。

余計な装飾や情報を排除し、紹介文もコンパクトにまとめられているため、サイト訪問者の目が疲れる心配はありません。サイト全体の背景はグレーでまとめられており、洗練された雰囲気を演出しています。

株式会社NOYES(ノイエス)

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参照:株式会社NOYES

株式会社NOYESは国産高級ソファーの製造および販売を手掛けている企業です。同社のホームページは、ページ上部に2人掛けソファの画像がキャッチコピーと共に紹介され、インパクトを与えています。

ページ中央からは同社の各シリーズが画像付きで紹介されており、シリーズ名をクリックすると商品ラインナップが表示される仕組みです。

サイト全体の背景は白を基調としつつ、アクセントカラーにグレーが使われています。シンプルで上品なホームページを制作したい場合におすすめの事例です。

シンプルなホームページの作成に役立つギャラリーサイト6選

自社でシンプルなホームページを制作する場合は、ギャラリーサイトを活用するのが有効です。ギャラリーサイトには、デザイン性に優れたWebサイトの事例が多数掲載されています。サイト設計や色の組み合わせなどを考える際に、参考になるでしょう。

多くの方から利用されているギャラリーサイトは以下の6つです。

  • MUUUUU.ORG(ムーオルグ)
  • SANKOU!
  • イケサイ
  • Web Design Trends
  • 81-web.com
  • 1GUU

MUUUUU.ORG(ムーオルグ)

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参照:MUUUUU.ORG

MUUUUU.ORGは、国内外のWebサイト4,905件(2023年9月時点)を掲載しているギャラリーサイトです。「DESIGN」からオーソドックスやナチュラルを選択すると、シンプルなホームページの事例を閲覧できます。

カテゴリが細かく分類されており、条件に合致した事例を見つけやすい点がサイト全体の特徴です。DESIGNだけに絞っても、スタイリッシュやエレガント、かわいい系など、さまざまなタイプの事例が掲載されています。

SANKOU!

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参照:SANKOU!

SANKOU!は、国内のWebサイト3,408件(2023年9月時点)を掲載しているギャラリーサイトです。カテゴリ検索の「テイスト・あしらい」からシンプルを選択すると、シンプルなホームページの事例を参照できます。

ノーコードツールで制作したサイト、スマートフォン向け用サイトなど、さまざまな事例を比較できる点が特徴です。SANKOU!のサイト上から無料および有料フォントの検索もおこなえます。

イケサイ

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参照:イケサイ

イケサイは、国内のおしゃれなWebサイトやかっこいいWebサイトを掲載しているギャラリーサイトです。白をクリックすると、シンプルなホームページの事例が提示されます。

サイトの更新頻度が高く、毎日2〜4つの新しい事例が掲載される点が特徴です。デザインのトレンドやサイト設計の傾向を把握するうえで、参考になるでしょう。

Web Design Trends

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参照:Web Design Trends

Web Design Trendsは、幅広い情報を発信しているギャラリーサイトです。デザイン性に優れたWebサイトの事例に加え、イラストやアイコンを探せるサイトを紹介しています。ホームページの事例を参照する場合は、ギャラリーをクリックしてください。

Wordpressの使い方や配色パターンなど、スキルアップにつながる情報を学べる点も魅力です。他のギャラリーサイトと併用すると、効率的に情報を収集できるでしょう。

81-web.com

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参照:81-web.com

81-web.comはデザイン性に優れた国内のWebサイトを掲載しているギャラリーサイトです。「Tag」からシンプルを選択すると、シンプルなホームページの事例を確認できます。1つひとつの事例にカテゴリや色、Tagが掲載されており、事例ごとの比較がしやすいでしょう。

フォントに関する検索機能も充実しており、フォントの使い分けや組み合わせに悩んでいる方におすすめのサイトです。

1GUU(イチグウ)

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参照:1GUU

1GUUはデザイン性に優れた国内外のWebサイトを掲載しているギャラリーサイトです。「DESIGN」からシンプルを選択すると、シンプルなホームページの事例を確認できます。

サイト全体はイタリアやイギリス、フランスなど、国別にWebサイトの事例がまとめられている点が特徴です。海外サイトのデザインやトレンドを取り入れることで、オリジナリティに富んだホームページを制作できます。

国内サイトの事例ではECサイトやショッピングモール、自然など、さまざまなカテゴリのサイトを閲覧可能です。

シンプルなホームページを制作する3つのメリット

シンプルなホームページの制作によって得られるメリットは以下の3つです。

  1. 必要な情報を見つけやすくなる
  2. 洗練された印象を与えられる
  3. トレンドに左右されない

メリット1. 必要な情報を見つけやすくなる

シンプルなホームページを作成するメリットは、サイト訪問者に快適な閲覧環境を提供できる点です。ユーザビリティの高いサイト設計によって、はじめて自社のホームページを閲覧した場合でも、必要な情報をすぐに見つけられるでしょう。

余計な装飾や文章の排除によって、新商品の販売やキャンペーン開催など、自社が伝えたい情報を強調できる点もプラスです。優先順位が高い情報をサイト訪問者に正確に発信でき、企業認知度向上や集客率改善が望めます。

メリット2. 洗練された印象を与えられる

シンプルなデザインのホームページは無駄な装飾がないため、サイト閲覧者に上品な印象や洗練された印象を与えられます。自社のイメージアップによって、収益拡大や新規顧客獲得につながる点が魅力です。

シンプルなデザインのホームページは背景に白を使うケースが多く、清潔感や安全性のアピールにもつながります。

メリット3. トレンドに左右されない

シンプルなホームページは飽きにくく、万人受けしやすいデザインです。時代の流れやデザインのトレンドに左右されないため、安定したホームページへのアクセスが望めます。

余白の確保や高品質な画像の掲載など、サイト設計の工夫によって情報にメリハリを付けると、デザインに飽きられる心配もいりません。

ホームページのデザインがシンプルな分、商品の世界観やブランドイメージを引き立たせる効果も期待できます。

シンプルなホームページを制作する6つのポイント

チェック

シンプルなホームページを自社で制作する場合、以下6つのポイントを意識してください。

  1. デザインの4原則を意識する
  2. メリハリを意識する
  3. 色が持つイメージを理解しておく
  4. 使うフォントを絞る
  5. 写真は相性を意識する
  6. 余白を無理して埋めない

ポイント1. デザインの4原則を意識する

シンプルで見やすいホームページを制作するには、デザインの4原則を意識することが重要です。デザインの統一性や情報にメリハリが生まれ、ユーザーがホームページを閲覧した際に情報を理解しやすくなります。デザインの4原則は以下のとおりです。

  概要 期待される効果 具体例
近接 ・関連要素を近くに配置
・要素をグループ化し、情報の関連性を強調
・近接の強弱によりスッキリとしたレイアウトを設計
・サイト訪問者の理解促進
・情報の関連性と距離間だけで情報を整理
・デザイン性と実用性を兼ね備えたサイト設計
商品画像と商品名、キャッチコピーなどを近くに配置
整列 ・まとめた要素同士を一定のルールに沿って配置
・サイト訪問者の視線を誘導
・情報が整理された使いやすい印象をサイト訪問者に付与
・デザイン性と実用性の両立
・デザインの統一感を向上
オウンドメディアで公開する記事は左揃えで文章を作成
反復 ・一定のルールに基づき色やフォント、アイコンなどを統一
・サイト内に複数のデザインを織り交ぜ、情報の強弱やリズム感を創出
・サイト訪問者に現在位置を知らせる役割
・統一性と一貫性の確立
・サイト全体の利便性を向上
・情報が読みやすく、スッキリとした印象
・記事の大見出しに使うフォント文字の大きさを統一
・同じフォーマットの使用
対比 文字の大きさや色の使い分けによって、伝えたい情報を強調 ・情報の優先順位を明確化
・サイト訪問者の視線を誘導
・情報の力強さや明るさの協調
・新店舗のオープン日を大きな文字で強調
・「30%割引」の部分だけ大きさと色を変更して割安感を演出

デザインの4原則は広告やチラシ制作など、さまざまな場面で活用できるため、内容を正確に覚えておきましょう。

ポイント2. メリハリを意識する

画像やイラスト、動画を掲載し、デザインにメリハリを付けることが重要です。シンプルなホームページは無駄な装飾がなく読みやすい一方、単調になりやすくサイト訪問者に飽きられる可能性があります。

視覚情報を効果的に織り交ぜ、サイト訪問者の関心を惹き付けましょう。画像や動画は短時間で多くの情報を発信できる点も魅力です。商品の世界観や原材料のこだわりなど、伝えたいメッセージを映像にまとめることで、多くの方から共感や支持を得られます。

ポイント3. 色が持つイメージを理解しておく

シンプルなホームページを制作するには、色が与えるイメージを理解しておくことが重要です。商品の世界観やブランドイメージと異なる色を使うと、サイト訪問者に違和感を与えます。色が持つイメージは以下のとおりです。

情熱/力強さ/エネルギッシュ
清潔感/爽やかさ/知的/クール
オレンジ 明るさ/健康的/暖かさ
黄色 元気/活動的/親しみ/前向きさ
穏やか/癒し/ナチュラル/安心/安全
ピンク 女性らしさ/美しさ/かわいらしさ/ロマンティック
清潔感/繊細/純粋/神聖
高級感/シック/男性的

クリーンなイメージを演出するため、コーポレートサイトでは背景に白を使うのが一般的です。青や緑を織り交ぜると、誠実な印象や落ち着いた印象を与えられます。

女性向け商品やサービスを販売する企業の場合は白を基調としつつ、パステルカラーやペールトーンを組み合わせるのがおすすめです。サイト訪問者に「シンプルでかわいいホームページ」と印象付けられるでしょう。

ポイント4. 使うフォントを絞る

見出しや文書に多くのフォントを使う必要はありません。フォントを過度に使い分けると、かえってデザインから統一感や一貫性が失われ、まとまりのない印象を与えます。シンプルで情報が読みやすいホームページを制作するためにも、使用するフォントは2種類程度に絞りましょう。

フォントにはさまざまな種類が存在するため、フォントごとの特徴を把握しておくことも重要です。フォントが与える印象は以下のとおりです。

明朝系 ゴシック系 行書体 手書き風
・高級
・上品
・フォーマル
・親近感
・カジュアルさ
・力強さ
・和風
・伝統
・繊細
・かわいらしさ
・明るさ
・個性

情報を正確に発信するため、視認性に優れたゴシック系を見出しと本文両方で使うのが一般的です。情報にメリハリを付けるため、見出しに明朝系を使い、本文にゴシック系を使っているサイトもあります。

ポイント5. 画像は慎重に選定する

ホームページのメインビジュアルとなる画像選定には、多くの時間をかけましょう。サイト訪問者が一目見ただけで、ホームページの内容が把握できる画像を選ばなければなりません。

自社商品やサービスとかけ離れた画像を選定すると、サイト訪問者に違和感を与えてしまい、早期離脱を招きます。はじめて自社のホームページを閲覧した方にも興味を持ってもらえるよう、インパクトや臨場感も重要です。

プロのカメラマンに撮影した映像を掲載するとオリジナリティをより一層演出できます。

ポイント6. 余白を無理して埋めない

余白を多く取り、情報が整理された読みやすいレイアウトに仕上げましょう。余白が多く確保されていると、情報にメリハリやゆとりのある印象を与えられます。

情報を詰め込み過ぎると文章の内容を理解するために、サイト訪問者は細かい文字を追わなければなりません。「情報を理解するために時間が必要」や「窮屈なサイト」など、ネガティブな印象を与えます。

シンプルでスッキリとしたレイアウトを印象付けるため、余白や行間を無理して埋めるのは避けましょう。

シンプルなホームページの制作を依頼できる4つの外注先

Business相談

シンプルなデザインのホームページを自社で制作するには、デザインやコーディングなど、専門知識を持つ人材の確保が前提条件です。仮に専門知識やスキルを持つ人材が社内にいたとしても、従業員は担当業務と並行してホームページの制作を進めなければなりません。

従業員の負担増大や本業への支障を回避するためにも、ホームページの制作を外注しましょう。シンプルなホームページの制作を依頼できる外注先は以下の4つです。

  • ホームページ制作会社
  • デザイン事務所
  • 広告代理店
  • フリーランスデザイナー

比較ビズ」を利用すると、1,000社の中から自社の条件に合致したホームページ制作会社を探し出せます。

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社に依頼するメリットは、対応可能な業務範囲が広い点です。制作会社には、豊富な実務経験やノウハウを持つクリエイターが多数在籍しています。

シンプルなホームページの制作に加え、SEO対策や効果測定、Web広告の制作など、さまざまな要望を依頼できる点が魅力です。Googleでの上位表示や広告掲載にともなう露出量増加によって、企業認知度向上や新規顧客獲得を実現できます。

制作会社によって提案の質や料金設定は異なるため、事前にRFP(Request for Proposal)を作成しておきましょう。複数の制作会社へRFPを提出すると、各企業の提案レベルや費用相場を正確に把握できます。

RFP(Request for Proposal)とは

主にシステム開発やホームページ制作に使われており、発注者が外注先の企業に提出する提案依頼書です。ホームページに実装する機能やデザイン、予算など、自社の要望がまとめられています。

RFPの完成度が高まるほど外注先とイメージを正確に共有でき、手戻りの発生を防げる点がメリットです。

デザイン事務所

デザイン事務所に依頼するメリットは、高品質な仕事ぶりが望める点です。豊富な実務経験やノウハウを持つデザイナーが多数在籍しており、自社の要望を正確に反映したホームページが期限内に仕上がります。

情報が整理されたサイト設計によって、ユーザーに快適な閲覧環境を提供できる点もプラスです。新商品販売やイベントの告知など、ホームページから情報を読み取りやすくなり、集客率改善や新規顧客獲得が期待できます。

反面、ホームページの運用代行や効果測定などは対応していないケースも珍しくありません。事前に依頼したい業務の範囲を整理しておき、ホームページ上で対応可否を確認しましょう。

広告代理店

広告代理店経由で、ホームページ制作会社やデザイン事務所を探す方法もあります。広告代理店を活用するメリットは、外注先を探す手間を省ける点です。

広告代理店がこれまで築いてきたネットワークを活かし、シンプルなホームページの制作を得意とする制作会社やデザイン事務所を紹介してもらえます。

外注先に支払う制作費とは別に、紹介手数料を広告代理店に支払う必要があり、相場は制作費×20%です。

広告代理店を活用する場合は、担当者の見極めも重要になります。仮に担当者のコミュニケーション能力が低い場合、自社の要望を伝えるために何度も時間を割かなければなりません。

フリーランスデザイナー

条件に見合った企業が見つからない場合、フリーランスデザイナーへの依頼を検討してみましょう。フリーランスに依頼するメリットは、制作費を大幅に削減できる点です。

フリーランスは1人または少人数のチームで制作を進めていくため、企業に依頼したときよりもディレクション費用が発生しません。優れたスキルを持つフリーランスに依頼した場合、相場以下の価格で大手制作会社と同等の仕上がりが望めます。

反面、メールやチャットでのやりとりが多くなるため、人材の見極めが困難です。ミスマッチを避けるため、ポートフォリオの提出や対面商談の実施など、スキルチェックの場を設けましょう。稼働時間が不規則のため、定期的に進捗状況の確認も必要です。

まとめ

今回の記事では以下の4点を述べました。

  • シンプルなホームページを制作するメリット
  • シンプルなホームページを制作する際のポイント
  • シンプルなホームページの企業事例
  • ホームページ制作に役立つギャラリーサイト

シンプルなホームページを制作する際はフォントや色、情報のメリハリなど、さまざまな部分に気を配らなければなりません。自社で制作する場合は従業員が担当業務と並行して作業を進めなければならず、本業に支障が及ぶ可能性も生じます。

業務効率低下や顧客とのトラブル発生を避けるためにも、ホームページ制作会社やデザイン事務所を活用しましょう。

「比較ビズ」を利用すると、必要事項を入力する2分程度で条件に合った企業を探し出せます。ホームページ制作の外注先を探している方は「比較ビズ」を利用してみてください。

監修者のコメント
株式会社Mun
代表取締役 高沼 知宜

WEB制作会社を設立後、4年で上場企業を含めて50社以上の案件を担当。地域に密着したWEB制作をメインに、地元千葉をはじめとした関東一円で活動している。強みである集客以外にも、採用、物販など目的に応じたサイト制作を得意とする。多様な顧客先のWeb制作実績があるため、初心者の方でも安心して相談可能。

シンプルなホームページを制作する際に適した会社を選定するには、実績を確認してシンプルでクリーンなデザインを得意としているかどうかを確認することが重要です。デザインの美しさと同時に、ユーザビリティを重視しているかどうかも重要なポイントです。

ナビゲーションは直感的で、サイトはユーザーにとって使いやすい構造になっているべきです。要望を的確に理解し、適切なフィードバックを提供できる会社かどうかは、打ち合わせの段階で確認できます。

公開後のアフターサポートと保守も大きな決定要因です価格の透明性も重要で、隠れたコストがなく、予算内で最適なサービスを提供しているかを見極める必要があります。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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