ダウンロード販売サイトの作り方解説!役立つ7つのプラットフォームを紹介

最終更新日:2023年06月29日
ダウンロード販売サイトの作り方解説!役立つ7つのプラットフォームを紹介
この記事で解決できるお悩み
  • ダウンロード販売サイトはどうやって作る?
  • ダウンロード販売サイト作成に役立つプラットフォームは何?
  • ダウンロード販売サイトの作り方で注意すべき点は?

ダウンロード販売サイトを作る際「何から始めればいい?」「便利なツールやプラットフォームを知りたい」とお悩みの方必見。プラットフォームの種類はさまざまで、特徴やメリットも異なります。

この記事では、ダウンロード販売サイトの作り方に加え、販売できるデジタルコンテンツの種類、作成時の注意点を解説します。この記事を読み終わった頃には、自分でダウンロード販売サイトを作るイメージがつかめるでしょう。

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ダウンロード販売サイトとは?

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ダウンロード販売サイトとは、画像や音楽などのデジタルコンテンツをオンライン上で販売するサイトを指します。商品の発送は必要なく、顧客がサイトから商品をダウンロードできる点が特徴です。

ダウンロード販売サイトは作り方が簡単で、個人でも構築することが可能です。1度サイトを構築すれば商品を仕入れる必要がないため、運営しやすいECサイトといえるでしょう。

ダウンロードサイトで販売できるコンテンツ4選

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ダウンロード販売サイトで販売されている主なコンテンツは以下の4つです。

  • 画像や書式などのデータ
  • ゲームやアプリなどのソフト
  • 学習法やダイエット方法などのノウハウ
  • 漫画や演奏などの娯楽

1. 画像や書式などのデータ

ダウンロード販売サイトで販売できるコンテンツの1つが、画像や書式などのデータです。画像や書式などのデータ容量はあまり重くないため、気軽に購入できるアイテムといえます。

販売するコンテンツは、画像や動画にまとめた料理のレシピ、パソコンの待ち受け画面に利用できるデザインなど種類豊富に考えられます。作るのは面倒くさいとユーザーが感じる書式のテンプレートを販売することも多くの需要があるでしょう。

2. ゲームやアプリなどのソフト

ダウンロード販売サイトでよく販売されているアイテムのなかにはゲームやアプリもあります。ゲームやアプリも、個人が作成した比較的簡単なものから、企業が制作したクオリティの高いものまでさまざまです。

ゲームを作るのが趣味、自分でアプリを開発している方は、自作の商品をダウンロード販売サイトで販売して利益を得られるでしょう。不具合が生じた際にクレームにつながるおそれがある点に注意が必要です。

3. 学習法やダイエット方法などのノウハウ

学習法やダイエットなどのノウハウも、ダウンロード販売サイトで販売可能なコンテンツです。他の人があまり知らない学習法、自分にとくに効果があった脚痩せの方法などのノウハウを販売できます。

自分が実践したことを動画や文章にして売るため、詳しい解説やきめ細やかな顧客対応をできる点が大きなメリットです。多くの人が興味を持つコンテンツを作成できれば、大きな利益にもつながります。

4. 漫画や演奏などの娯楽

ダウンロード販売サイトに漫画や楽器の演奏などの娯楽を掲載している人もいます。漫画や楽器の演奏は専門的な知識・技術が求められるため、比較的高額で販売される可能性があるでしょう。

漫画を描いている途中の動画や、楽器の練習風景をコンテンツにすることで、ノウハウの販売につなげることも可能です。料理やお菓子作りの動画をアップして人気を集めているダウンロード販売サイトもあります。

ダウンロード販売サイトを作る2つの方法

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ダウンロード販売サイトを作成する方法は、大きく分けて2つあります。

  1. 自分専用のECサイトを作成する
  2. 専用プラットフォームを利用する

自分専用のECサイトを作成する

ダウンロード販売サイトの作り方の1つは、自分で専用のECサイトを作成する方法です。ネットショップを立ち上げるサービスが数多く運営されているため、サービスを利用して自分専用のダウンロード販売サイトを構築します。

ECサイトの大きなメリットは、手数料が安く低リスクで運営できる点です。サイトのカスタマイズ性も高いため、商品の特徴を前面に押し出したダウンロード販売サイトの構築が可能です。

専用プラットフォームを利用する

ダウンロード販売サイトを作る別の方法は、専用のプラットフォームを利用することです。自分のサイトを作る方法とは異なり、プラットフォームを利用することで圧倒的に早くダウンロード販売サイトが作成できます。

アカウントを開設後、販売したいコンテンツをアップロードして出店完了となります。特定のジャンルのコンテンツを購入したいユーザーがアクセスするため、コンテンツを販売しやすいのがメリットです。

ダウンロード販売サイトの作り方5ステップ

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ダウンロード販売サイトを作る方法は難しくありません。以下でプラットフォームを利用する場合の作成方法を、5つのステップに分けて解説します。

  1. プラットフォームを選ぶ
  2. 決済設定を行う
  3. 商品ページを作成する
  4. 特定商取引法に対応した記載を行う
  5. 顧客へのメール設定を行う

1. プラットフォームを選ぶ

販売するコンテンツにより利用すべきプラットフォームは異なり、プラットフォームごとに利用規約や料金が異なります。無料で利用できるプラットフォームも多いですが、オプションの利用に料金がかかるケースもあります。コンテンツごとの費用を調査しましょう。

2. 決済設定を行う

デジタルコンテンツを販売するサイトの場合、クレジットカード決済が一般的です。顧客の幅を広げるためには、銀行振込を選択肢に入れるといいでしょう。

プラットフォームにより「代金引換」の選択肢がありますが、ダウンロード販売サイトには適していないため除外するのが無難です。顧客の年齢層やネットリテラシーにより決済設定を行いましょう。

3. 商品ページを作成する

ダウンロード販売サイトでは、商品ページを充実させることが重要です。コンテンツの名称や価格、商品情報を正確に記載し、商品の魅力が伝わるように制作しましょう。

商品ページを作るときのポイントは、データ形式やデータ容量など、購入者が必要とする情報を記載することです。デジタルコンテンツ専門のプラットフォーム以外の場合、購入者が間違えないようにデジタルコンテンツであることを明記しましょう。

4. 特定商取引法に対応した記載を行う

ダウンロード販売サイトでは、特定商取引法に対応することで購入者の信頼を得ることができます。消費者を悪徳業者から守り、購入者の利益を守るための重要な項目を設定しましょう。

返品の可否、引き渡し時期を明記します。プラットフォームの規約を順守して返品を可能にすることで購入者から信頼されやすくなるでしょう。

5. 顧客へのメール設定を行う

ダウンロード販売サイトでは、顧客へのメール設定も重要なポイントです。サイトで必要となるメールは、注文確認メール、受注変更メール、入金確認メールの3つです。

デフォルトのメールが通常の商品向けの文面になっている場合、デジタルコンテンツだとわかるように内容を変更しましょう。注文内容が正確に反映されるか、入金情報が相手にきちんと伝わるかなどを確認することで、不安を抱かせずに取引が行えます。

ダウンロード販売サイト運営に役立つプラットフォーム7選

ダウンロード販売サイトの運営したい場合、プラットフォームを利用するのが賢い方法です。多くの人から支持を集めているプラットフォームは以下の7つです。

  1. カラーミーショップ
  2. STORES
  3. BASE
  4. note
  5. Audiostock
  6. Vimeo
  7. PhotoAC

1. カラーミーショップ

カラーミーショップ」は、初心者でも簡単にダウンロード販売サイトを作成できるサービスです。東証一部上場企業が運営している安心感に加え、44,000件以上の利用者がいる実績があります。クレジットカード以外の決済方法も豊富で、デジタルコンテンツの販売に適しています。

カラーミーショップは月額利用料がかかりますが、販売手数料がかかりません。サイトデザインのカスタマイズも行え、自分の理想のサイトを作成できるでしょう。

2. STORES

STORES の魅力は、初期費用がかからないことです。低リスクでダウンロード販売サイトを開設したい方にはとくにおすすめです。

Instagramと連携して販売できるため、SNSで集客して売り上げを伸ばすことも可能です。テンプレートは48種類あることに加え、デザインパーツの編集が可能であるため、自分のショップやデジタルコンテンツにぴったりのデザインにできるでしょう。

3. BASE

BASE では、スタンダードプランを利用すると、初期費用・月額利用料が無料、デジタルコンテンツが売れるまで料金が発生しません。専門的な知識がなくてもショップが立ち上げられるため、お試しでダウンロード販売サイトを運営したい方におすすめです。

BASEでは購入者の代金をBASEが預かり、商品が受領されると運営者に支払いが行われるため、双方が安心して取引できる点がメリットです。コーディングができる方は、テンプレートのアレンジやカスタマイズを加えることが可能です。よりオリジナリティあふれるダウンロード販売サイトを構築できるでしょう。

4. note

note は記事コンテンツを発信するためのプラットフォームで、設定を有料公開にすることにより記事を販売できます。

日々の出来事を日記のように発信する、ノウハウを文章にして届ける、音声や動画を投稿するなどの利用方法が可能です。最大で1万円の記事を作成でき、SNSと連携して集客する方法もあります。

5. Audiostock

ダウンロード販売サイトで効果音や音楽を売りたいと考えている方は「Audiostock 」を利用するといいでしょう。会員登録と個人認証が必要ですが、アカウント作成後は音楽や効果音、ナレーションなどが販売可能です。

審査を通らないと販売できない難しさがありますが、その分購入者の信頼が得やすいのがメリットです。購入されると価格の40%〜60%が販売者に支払われます。SNSのBGMとして自作の音楽を発信するのも1つの手です。

6. Vimeo

ダウンロード販売サイトで動画を売りたい方は「 Vimeo 」がおすすめです。Vimeoは動画の販売やレンタルが行えます。YouTubeよりもユーザー数は少ないものの、デジタルコンテンツの販売ではVimeoの方が有利です。

Vimeoは動画の販売を前提として運営されているため、料金の設定やパスワードの設定が細かく行えます。ドメイン指定が可能であることから、販売・レンタルした動画を他のサイトに無断転載されるリスクも最小限に抑えられるでしょう。

7. PhotoAC

写真に特化したダウンロード販売サイトを運営する場合「 PhotoAC 」の利用がおすすめです。写真を撮影して審査に合格し、購入者が現れれば報酬を得られます。1ダウンロードあたりの報酬は3.25円です。人物写真がダウンロードされると11円の報酬が得られます。

初心者でも写真を撮って投稿するだけで報酬を得られる可能性があり、非常に手軽にダウンロード販売サイトを始められるのがメリットです。現在ではスマートフォンのカメラ機能を使って写真を投稿・販売している人も多くいます。

ダウンロード販売サイト構築で注意すべき点3つ

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ダウンロード販売サイトを構築する際の注意点は以下の3つです。

  1. セキュリティ上リスクのある商品は販売しない
  2. プラットフォームのファイルサイズ・形式の制限に注意する
  3. 同時購入可能なサイトか確認する

1. セキュリティ上リスクのある商品は販売しない

ダウンロード販売サイトを運営する場合、セキュリティリスクがあるコンテンツを販売しないように注意が必要です。リスクの高いコンテンツの販売はサイトの信頼を大きく損ないます。

情報漏洩にも十分注意しましょう。顧客情報が漏洩すればサイトの運営を続けるのは困難です。セキュリティリスクのあるコンテンツは、購入者にも運営側にも大きな損害をもたらします。

2. プラットフォームのファイルサイズ・形式の制限に注意する

ダウンロード販売サイトでは、プラットフォームで定められたファイルサイズや形式の制限に注意しましょう。プラットフォームが対応していないデジタルコンテンツは、どれだけ高品質の商品でも販売できません。

プラットフォームによっては、1度購入したコンテンツのダウンロード回数や有効期限が決められている場合もあります。販売する商品の容量が大きすぎないかもチェックしましょう。事前にファイルサイズや形式を調査するとトラブルを防げます。

3. 同時購入可能なサイトか確認する

ダウンロード販売サイトで注意すべき別のポイントは、同時購入可能かどうかです。複数のコンテンツを選んでまとめて決済できるプラットフォームは便利で使いやすいといえます。同時購入に対応していない場合は、1つのコンテンツを購入するたびに決済が必要です。

ダウンロード販売サイトでは、ユーザーがすぐに離脱するおそれがあるため、同時購入可能かどうかが重要なポイントになります。ユーザーの快適性を考慮してプラットフォームを選びましょう。

まとめ

ダウンロード販売サイトは、自分でECサイトを構築する、プラットフォームを利用する2種類の方法があります。プラットフォームを利用する場合は、販売するコンテンツに適したサービスを選びましょう。効果的なプラットフォームを利用することで、利益を上げられる可能性が高まります。

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比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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