Instagram広告のターゲティングとは?種類や設定のポイントを解説

最終更新日:2023年03月17日
Instagram広告のターゲティングとは?種類や設定のポイントを解説
この記事で解決できるお悩み
  • Instagram広告のターゲティングの特徴は?
  • Instagram広告のターゲティングの種類とは?
  • Instagram広告のターゲティングする際のポイントは?

Instagram広告では、ユーザー層に合わせて広告のターゲティングが可能です。適切なターゲティングを行うことによって、広告の費用対効果が最大化することを期待できるでしょう。

この記事では、Instagram広告のターゲティングを知りたい担当者向けに、ターゲティングの概要、種類、ポイントを解説しています。この記事を読み終わった頃には、Instagram広告のターゲティングについて悩むことはなくなるでしょう。

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Instagram広告のターゲティングとは

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Instagram広告のターゲティングとは、ユーザーの性別や興味関心のあるジャンルなど、さまざまな条件を基準にターゲットを設定することです。Instagramでは、ユーザーデータを豊富に有しているため、細かいターゲティングが可能です。

ターゲティングを行うことで、商品サービスに興味関心があるユーザーへ配信できます。関係のない人にまで広告配信すると、無駄にコストがかかってしまうため、ターゲティングを行うことはとても大切です。

Instagram広告におけるターゲティングの特徴

Instagramは、Facebookを運用しているMeta社が手掛けているサービスです。Instagram広告で使用されるデータは、Facebookが基準になっています。Facebook広告で使用されているシステムとも、共通点があるのが特徴です。

Facebookは実名での登録が必要なため、データの精度が高くなっています。ユーザーデータが非常に繊細で正確なため、ターゲティングにとても役立つでしょう。

Instagram広告のターゲティングの種類

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ターゲティングは大きく分けて以下の4種類です。

  • ユーザー属性ターゲティング
  • インタレストターゲティング
  • カスタムオーディエンス
  • 類似オーディエンス

以下では具体的な違いや特徴を解説しています。ターゲティングをしっかり行っていくためにも、確認しておきましょう。

ユーザー属性ターゲティング

ユーザー属性ターゲティングとは、それぞれのユーザーが持っている属性に応じてターゲティングする方法です。属性のなかには変動するものもあり、的確にリーチしたいときに利用されています。

以下が具体的なユーザー属性です。

年齢・性別

Instagram上では、年齢や性別などに応じてターゲティングができます。これはFacebookで登録されている、生年月日や性別に基づいた情報です。

ユーザーがInstagramのみを利用している場合は、正確な生年月日の情報が登録されていません。フォローしているアカウントから年齢層が分析され、結果が反映されます。この場合は必ずしも正確ではなく、多少のずれが発生していることも考慮しましょう。

ユーザーが住んでいるエリア

ユーザーが現在どこで暮らしているかに応じて、ターゲティングが可能です。エリアは都道府県や国など、細かい指定が可能です。郵便番号によって分類もできるため、より細かいターゲティングが必要なときに便利でしょう。

最近訪れたエリアがある場合の設定も可能です。旅行や観光などが好きな人をリサーチしたいときは、とても重宝する設定でしょう。

属性

属性はそれぞれのユーザーが持っている、学歴や家族構成などのステータスを表しています。どの層に広告を配信したいかが決まっているとき、属性まで明確にしたうえでターゲティングをすることで、より広告効果を得られるでしょう。

属性は学歴や収入などさまざまです。中でも子供の有無や誕生日などの属性は、ターゲティングの際によく採用されています。

インタレストターゲティング

インタレストターゲティングとは「Instagram」と「target」が合体した言葉です。具体的には、ユーザーが興味を持っている情報を基に広告を配信するターゲティング方法を指します。

Instagramでは、興味・関心、行動の2種類のインタレストターゲティングが設定できます。いずれも広告配信の際に、効率よくターゲティングがしたいときに選ばれる方法です。

Instagramではインタレストターゲティングが可能ですが、他のSNSでは対応していないケースもあるため注意が必要です。

興味・関心

ユーザーが興味・関心を持っているコンテンツやジャンルに応じたターゲティングが可能です。ユーザーが普段から料理やレシピなどのジャンルを閲覧している場合は、食品・飲料品のターゲティングができるでしょう。

どのようなジャンルに興味を持っているかは、人それぞれ異なります。自社サービスのジャンルに反応を示しそうなユーザーを、的確にピックアップしたいときに有効です。

行動

ユーザーが最近どのように行動したのかを、データ分析してターゲティングします。行動は記念日や旅行など、ユーザーのライフスタイルに直結している内容です。そのほかにもターゲティングできる行動の種類は数多くあります。

しかし選択できる行動が多いからといって、細かく限定しすぎることには注意が必要です。あまりにも細かい場合配信先が少なくなり、広告効果が見込めなくなります。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスは、メールアドレスや電話番号など、基本となる顧客情報からターゲティングを行います。FacebookのユーザーIDも含まれるのが特徴です。元々所有している顧客一覧の一部へ向けて、情報配信できると考えましょう。

すでに情報を所有しているユーザーへ、新商品に関するお知らせを配信したい場合は、そのユーザー層へ向けて広告を流せます。

類似オーディエンス

類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスを基準にユーザーを絞る方法です。現在自社が所有しているユーザーデータを分析して、似ていると判断したユーザーへ広告を配信できます。

似ているユーザーへ広告を流せば、商品サービスに関心を示してもらえる可能性が高いでしょう。自社商品に興味をもつ可能性が高いユーザーに効率よく情報配信できる方法です。

Instagram広告のターゲティングをするときのポイント

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Instagram広告で、ターゲティングをする際のポイントを解説します。ターゲティングの種類とポイントを押さえることで、広告配信を適切に行えるでしょう。

ターゲティングをする際は、以下の5つのポイントに注意してください。

  • ターゲティングのボリュームを意識する
  • 過剰なターゲティングをしない
  • 複数のターゲティングに同時配信する
  • ターゲットに合う広告を選ぶ
  • 類似オーディエンスを活用する

ターゲティングのボリュームを意識する

どのようなユーザーにリーチしたいか想定できているとしても、すべての項目の完全一致を目指してターゲティングをするのは非効率的でしょう。本来、広告を配信できる層へ広告が届きづらくなります。

ターゲティング後、オーディエンス画面を確認しましょう。オーディエンス画面では設定範囲を確認できます。あまりにも細かい項目設定となっていないか、設定範囲のボリュームを意識することが大切です。

過剰なターゲティングをしない

Instagramはターゲティングの設定が繊細で、ユーザーの絞り込みが容易です。適切に使いこなせれば効率よく広告を配信できますが、あまりにも細かく設定すると精度が落ちてしまいます。

過剰なターゲティングでは、自動最適化システムに影響を及ぼすことを認識しておきましょう。

広告費が高くなりやすいこともデメリットの1つです。他社も同様のユーザーを設定している場合は入札競争で戦えなくなってしまい、1クリックごとにかかる費用が高くなる場合があります。

これまでの広告費用とユーザー獲得数を比較しながら、適切なターゲティングを行いましょう。

複数のターゲティングに同時配信する

複数のターゲティングに同時配信することで広告効果を可視化させて、細かく比較できるようになります。仮に一方のターゲティング設定で、思うような効果が得られなくても、もう一方の設定を参考にしながら改善することが可能です。

この作業を継続することで、自社にベストマッチするターゲティングを把握できるでしょう。今後の広告配信に活かせるため、必ず実践しておきたい方法です。

ターゲットに合う広告を選ぶ

ターゲットとしているユーザー層にとって、需要があると予測される広告を選びましょう。どれだけ広告内容が魅力的に仕上がっていたとしても、ターゲット層が間違っていれば全く効果を得られません。

広告の目的を明確にして、どのような広告を誰に向けて配信したいのかを考えましょう。正しく設定できていれば、ターゲットを間違うリスクを回避できます。

類似オーディエンスを活用する

類似オーディエンスは、ある特性に似たユーザーへ新たに広告を配信できる方法です。Facebookの広告にいいね数が100を超えていた場合は、ある程度のユーザーへリーチできる見込みがあるため、類似オーディエンスを利用してみましょう。

類似オーディエンスを活用するメリットは、ターゲットとなるオーディエンス(コアオーディエンス)とは別の集客が見込める点です。類似したオーディエンスにも広告配信を行い、新たな売上獲得へとつなげます。

基準となるソースオーディエンスに該当するユーザーは、広告配信先のユーザーに含まれません。ソースユーザーに似ているユーザーにのみ、配信できると認識しておきましょう。

Instagram広告のターゲティングのまとめ

ターゲティングの種類や方法などを把握しておけば、自社の広告が必要な人たちへ届けられるようになります。ターゲティングに失敗すると、コストを無駄にするばかりか広告配信効果を得られない可能性も考えられるでしょう。

広告配信の際は、ぜひ解説したポイントを意識してみてください。

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