OOH広告とは?その種類にはどんなものがある?

合同会社RASH
監修者
合同会社RASH CEO 望月 昌一
最終更新日:2023年12月21日
OOH広告とは?その種類にはどんなものがある?

企業にとって、広告を出して商品やブランドをアピールするというのは、売り上げを増やし、安定させるために欠かせない行動です。広告戦略にはいろいろな手法があり、掲載場所も様々です。どの手法を選ぶかは企業によって異なりますが、OOH広告はとても一般的なものです。古くからありますし、将来性も高い手法ですので、ぜひとも覚えておきましょう。どんな特徴と種類があるのかをチェックしていきます。

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OOH広告とは?

まずは、そもそもOOH広告とはどんな特徴を持ち、どのようなメリットがあるのかを考えてみましょう。また、OOH広告の将来性を考えて、これからの広告戦略の参考にすることができます。

幅広い種類の広告タイプ

OOHとは「Out of Home」の略で、字義通りには家の外で見られる広告をすべて含みます。そのため、かなり幅広い広告タイプが存在します。街頭や交通機関、看板など室外で見られるものであれば、すべてOOH広告と言えるわけです。

そのため、予算やマーケティング戦略によって、自分たちに合った媒体を選びやすいのが特徴です。また、看板を使った広告など古くから存在する媒体もあり、その効果性や有効な使い方が確立されているというのも導入しやすい理由です。

最近のOOH広告の流れ

OOH広告はかなり歴史の古い宣伝手法ですが、時代の流れによってそのスタイルが変わったり、新しいスタイルが作られたりしてきました。最近のOOH広告の流れとしては、デジタルもしくは映像を使ったものが多くなっています。

紙ベースでのポスターも引き続き用いられていますが、情報量が多く、魅力的な訴求ができる映像を好んで使う企業も増えています。また、SNSやWebとの連携が強くなっているのも、最近の特徴です。

OOH広告でホームページに誘導したり、キャンペーンを行う際にSNSと連動させたりします。こうすることで、多面的なマーケティングができ、高い効果を挙げられることになります。

OOH広告のメリット

OOH広告にはたくさんのメリットがありますが、第一は認知度が高いということです。多くの人が行き来する場所に掲載できるので、たくさんの人に訴求できます。また、人々が繰り返し往来するため、反復訴求の効果もあって、深い認知を期待できます。

さらに、OOH広告全般で見ると、様々な異なる広告種類が存在するのもメリットです。予算やターゲットに合わせて、より適切な媒体を決めることができて、柔軟な戦略を立てられるわけです。

これは、掲載する映像や印刷物のサイズや形式についても多様性があることを意味します。他の広告手法よりも表現したいことを、より簡単に伝えられますので、マーケティング戦略をより良いものとしてくれます。

デジタル面での成長が見込まれる

OOHは、DOOHというジャンルに成長しつつあります。これは、従来のOOH広告にデジタルメディアを付け加えたものです。通信技術の発達によって、リアルタイムでの情報提供ができるようになっています。

たとえば、その日の天気や人通りの状況に応じて、提供するコンテンツを変えるといったことも可能です。また、一方的な情報提供ではなく、視聴者との双方向のコミュニケーションを取るというやり方もできるようになります。

今までできなかったようなことが、デジタル化によって簡単にできるようになり、広告の幅が広がります。非常に将来性のあるジャンルですので、積極的に導入するのは企業の発展に貢献するものとなります。

OOH広告にはどんな種類がある?

OOH広告は、前述したように、屋外の広告であればすべて含まれます。そのため、たくさんの種類もしくは媒体が存在します。その主なものをチェックして、自社の広告戦略に合ったものをチョイスしましょう。

交通広告

電車やバス、タクシーなどの交通機関に掲出するタイプの広告です。車内の吊り広告を筆頭に、ドア上のモニターでの映像や、ボディーの全面広告などを利用することができます。

コストがかなり高くなりますが、非常に多くの人に見てもらえることや、交通機関への掲出ということで、信用度が高いなどのメリットがあります。また、繰り返し訴求できるという意味では、より効果の高い媒体となります。

デジタルサイネージ

DOOH広告の代表的な手法と言えるのが、デジタルサイネージです。映像をメインとして、駅の構内や街頭、空港内部などでメッセージを発信します。大画面での映像によるインパクトのある情報発信が魅力の一つです。

また、飲食店や商業施設でのタッチパネルを使った案内と広告というのも、かなり浸透してきています。予算の限られる小さな企業でも、案内パネルの中に小さな広告を入れることも可能で、幅広い層が利用できるのも特徴です。

デジタルサイネージはインターネット接続によって、すぐに情報の切り替えができます。そのため、他の手法よりも広告入れ替えの手間とコストがかからないため、思ったより低予算でできるケースも多いです。

最新の広告手法はお金がかかると敬遠しているのであれば、デジタルサイネージの料金をリサーチしてみましょう。効果の割に、低コストで実施できることに気付くはずです。

看板

OOH広告の中でも最も歴史の古い手法の一つに、看板広告があります。街頭や店舗、ビルの看板に広告を出すことで、知名度を上げることができます。細かな内容は伝えられないので、主に企業名やブランド、商品名を覚えてもらうのが目的となります。

場所の選定がカギとなり、上手にエリアとターゲットを検討すれば高い訴求効果を得られます。多くの人にアピールできる割には比較的単価が安く、使いやすい広告媒体であるというのもメリットです。

街頭ビジョン

看板広告の一種とも言えますが、印刷物ではなく、ビジョンでの広告表示をするタイプです。情報量が多くなりますので、商品の魅力を伝えて、購買意欲を高める効果を期待できるのがメリットです。

また、夜間でも視認性が高いので、ターゲットが通る場所に遅い時間帯でもアピールできるという特性もあります。映像を作る手間や、看板よりもコストがかかるという点はありますが、効果は高いです。

まとめ

OOH広告は、屋外における幅広い媒体を使った広告のことを指します。いろいろな場所に設置できますが、多くの人にアピールできるというメリットがあり、大きな効果を期待できます。

この種の広告を成功させるためには、綿密なターゲットと商品特性の分析と、それに合った広告の選定が欠かせません。じっくりと準備をして、より効果の高いエリアや媒体を選べるにようにしたいものです。また、予算によっても左右されるスタイルですので、予算組みにも注意を払いましょう。

監修者のコメント
合同会社RASH
CEO 望月 昌一

【集客/マーケティングの代行/コンサルティング/研修】【ホームページ制作/システム開発】と、国内初を自負する【行動経済学/脳科学/心理学の理論や根拠】を組み合わせたサービスを提供。お客様伴走型のサービスにアイデアを乗せて「一緒に盛り上がるサービスを考える」ことを得意とする。

OOH(Out of Home)広告を利用する際は、まず、自社のブランドや製品に最適な広告タイプを選ぶことが重要です。

OOH広告には交通広告、デジタルサイネージ、看板、街頭ビジョンなど多様な形態があります。ターゲットオーディエンスの行動パターンや居住地域を考慮し、最も効果的な広告媒体を選定しましょう。

また、広告の設置場所と露出時間を慎重に選ぶことも大切です。人々が頻繁に通る場所や長時間滞在する場所を選ぶことで、広告の視認率と影響力を高めることができます。事前に各媒体の予測を確認し、費用対効果を算出するもの重要ですね。
比較ビズ編集部
執筆者

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