LINE広告の出し方を解説!【初心者向け】代理店に依頼するメリットも紹介

最終更新日:2023年04月18日
LINE広告の出し方を解説!【初心者向け】代理店に依頼するメリットも紹介
この記事で解決できるお悩み
  • LINE広告の出し方は?
  • LINE広告を出す際の注意点は?
  • LINE広告を代理店に依頼するメリットは?

「LINE広告の出し方を知りたい」SNS担当者必見!この記事では、LINE広告の出し方を知りたい担当者向けに、アカウントの開設から広告の設定、入札方法、費用対効果を高めるポイントを解説しています。記事を読み終わった頃には、LINE広告の出稿について悩むことはなくなるでしょう。

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LINE広告を出す方法

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LINE広告を出す方法は「広告代理店に依頼する方法」と「自社で専用のアカウントを用意して配信する方法」の2種類があります。広告代理店を利用すると広告の出稿や運営上の手間が省け、プロによる効果的な広告を出せるのが魅力です。

依頼するのは簡単ですが、運用に費用がかかってしまい、代理店の腕によっては収益よりも費用がかさむ状況になります。自社で運用すると、出稿運用の手間はかかりますが、手数料をかけずに広告を出せるためコスト面も優秀です。

自社で専用アカウントを用意して、広告を出す手順は以下のとおりです。

  1. LINEビジネスIDの発行・ログイン
  2. 広告アカウントの作成
  3. クレジットカードの登録
  4. 広告配信の設定
  5. メディア登録とLINETagの設置
  6. 審査・配信開始

1. LINEビジネスIDの発行・ログイン

LINE広告を出すにはLINEビジネスIDが必要です。LINE for Businessへアクセスし「LINE広告をはじめる」をクリックして「アカウントを作成する」を選びます。

メールアドレス登録からメールアドレスを入力するとアカウントの作成ができます。画面の案内に沿って名前やパスワードの必要な情報を入力し、最後に利用規約に同意するとLINEビジネスのアカウント作成は完了です。

ビジネスアカウントを用いたログインが出来るため、次回からはビジネスアカウントにログインして作業をします。パスワードを失念しないように注意しましょう。

2. 広告アカウントの作成

LINEビジネスにログイン後、LINE広告の管理画面であるLINE Ad Managerへログインをします。広告アカウントを作り、企業の基本情報を登録しますが、1度承認されると広告アカウントの削除ができないため注意が必要です。

アカウント作成画面は入力する内容が多くあります。入力内容が不十分だったり、広告主と登録したWebサイトの関係がわからなかったりすると否認されます。

広告主と登録したWebサイトの関係は、わかるようにしておきましょう。LINE広告は、審査に最大10営業日必要とする場合があるため注意が必要です。

3. クレジットカードの登録

作成した広告アカウントの支払いに、クレジットカードの登録ができます。「請求と支払い」をクリックし、請求先一覧からクレジットカードを登録したい請求名をクリックし、クレジットカードを追加して進むと登録可能です。

会社の請求をクレジットカードで行っている場合、同様のクレジットカードで登録をしておきましょう。忘れないようにするためにも、ある程度先に対応しておいたほうがいいです。

4. 広告配信の設定

広告の配信は、キャンペーンの作成から行います。キャンペーンの目的を「Webサイトへのアクセス」「Webサイトコンバージョン」「アプリのインストール」「友だち追加」のなかから選びましょう。

このキャンペーンの目的は変更ができません。広告を出してユーザーにどのようなアクションをしてほしいのか考え、近いものを選びましょう。

基本情報からキャンペーンの名前やステータス、広告の掲載期間を設定し、具体的に広告の設定をつくります。広告グループを作成し、細かい設定を入力してキャンペーンの作成ができます。最後に広告を作成して、広告は配信の設定は完了です。

5. メディア登録とLINETagの設置

作成した広告クリエイティブの入稿をするために、メディア登録とLINE Tagの設置を進めます。広告の種類によってはガイドラインが厳しいため、製作の時点で「LINE広告審査ガイドライン」はよく確認しましょう。同時に、配信効果を測定するためにLINE Tagを設置します。

LINE Tagはユーザーの行動を計測するために、全ページに設置する「ベースコード」コンバージョンを計測するための「コンバージョンコード」があります。広告主が自由にユーザーをラベリングできる「カスタムイベントコード」もあるため、必要なものを組みあわせて設置していきましょう。

6. 審査・配信開始

最後に広告アカウントと広告で審査を実施します。審査にかかる時間は最大で10営業日です。広告を出すまでに時間がかかる可能性があることは考慮しておきましょう。

審査が完了し、広告配信ができる状態になれば、管理画面に利用可能と表示されます。ステータス変更を操作することで、広告の配信が可能です。

LINE広告は広告アカウントの取得と広告の配信の審査が厳重に行われるため、入力不備や入力ミスがあると、直ぐに弾かれてしまいます。情報を正確に入力しても、実際の広告がガイドラインに沿ったものでなければ配信ができないため、注意が必要です。

LINE広告を出す際の3つの注意点

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LINE広告を出す場合には、以下3つの注意点があります。

  • LINE広告は審査が厳しい
  • ターゲティングを細かくしすぎない
  • 画像内のテキストエリアは20%に抑える

注意を守らないと審査にとおらず、広告が出せなかったり、出しても期待した効果が得られない事態に陥ってしまいます。

LINE広告は審査が厳しい

LINE広告は審査が厳しく、入力不備やWebサイトと広告主の関連性が無いとみなされると、審査が否認されます。基本的には入力不備がないことが重要です。必要事項の入力画面では、入力ミスや入力忘れが無いようにしましょう。

広告主とWebサイトの関係は、入力したURLに不備がないか、広告主に関係するWebページになっているかが重要です。広告主の詳細情報が不明になっていると、審査から落とされてしまう原因になります。代表者名や事業概要、所在地の部分は忘れずに記載しましょう。

ターゲティングを細かくしすぎない

LINE広告はユーザーが8800万人以上と非常に範囲は広いものの、ターゲティングを細かく設定しすぎてしまうと広告が見られなくなります。ユーザーに広告が届かないとターゲティングを設定しても意味がなくなってしまうため、ほどほどが大事です。

ターゲティングの精度を高くすることで、効果の得やすいユーザーに向けて広告を出すことができます。ある程度の範囲で効果の得やすいターゲット設定を意識するのが大切です。

うまく精度を調整できれば、必要最低限で効果の得やすい広告を出稿できるようになります。

画像内のテキストエリアは20%に抑える

LINE広告はバナー内のテキスト量も重要です。テキストが多すぎると、配信ボリュームが制限されてしまうため、全体の20%以内になるよう意識しましょう。

画像内のテキスト以外にも、LINE広告には広告のガイドラインが存在します。ファイルサイズも媒体によって異なるため、どのくらいの大きさの画像は大丈夫なのか、確認が必要です。

テキストを含むデザインの場合「テキストは全体領域の20%以内」を意識しておくとわかりやすいです。

参照:LINE広告|入稿規定マニュアル

LINE広告の費用対効果を高めるためのポイント

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LINE広告の費用効果を、高めたものを出せるようにすることが理想です。ポイントを押さえて対策や対応をすることで、効果的な広告を出すことができます。ポイントは、以下のとおりです。

  • できる限り絞り込んだターゲティング設計を行う
  • AB検証を行い、PDCAを回す
  • 広告の既視感を防ぐ

できる限り絞り込んだターゲティング設計を行う

広告ターゲティング機能は「年齢」「性別」「住んでいる地域」「ユーザーの興味や関心」を基本に広告を出すことがきます。ターゲットの絞り込みをし過ぎてしまうと広告が出る範囲が狭くなりますが、ある程度のターゲティングは必要です。

ターゲットとなるユーザーの基本情報を、LINEユーザーのみなし属性からターゲット設定する「オーディエンスセグメント配信」を活用します。

LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信は、自社のLINE公式アカウントをオーディエンスとして広告配信が可能です。このような機能をうまく活用して、絞り込んだターゲティングを実施しましょう。

AB検証を行い、PDCAを回す

1種類の広告を作るだけではなく、A・Bの2パターンの広告を作り、それぞれの成果からどちらのほうが優れているのか検証するAB検証を活用します。PDCAを回し、マーケティング施策を分析、改善していきましょう。

広告を作って配信することがゴールではなく、経営戦略を立てて、効果を高めていくことが重要です。広告はAB検証からPDCAの組み合わせで効果を見て改善するのがおすすめです。しっかり効果のある広告にしていきましょう。

広告の既視感を防ぐ

似たような広告が何度も出ると、ユーザーはしっかりと見ないでそのまま無視します。LINE広告はユーザーが多いため、デザインを何度も使いまわしたり、他広告と類似したデザインを使用したりするのは避けましょう。

AB検証の必要性もありますが、実際にいくつか違うパターンの広告を用意しておくことで広告の効果が出やすくなります。その場合同じような広告を何度も作るのではなく、全く違うパターンを用意するように意識しましょう。

LINE広告の入札方法

LINE広告には「自動入札」と「手動入札」があります。どちらも便利な機能ですが、重要なのは広告を配信する対象やどのような効果を得たいかで使い分けることです。

それぞれの入札方法を紹介します。必要に応じて切り替えて、うまく利用しましょう。

自動入札

自動入札とはあらかじめ設定したイベント参加や予算内で入札額が自動調整されるものです。自動入札は機械学習を行い、回数を重ねていくうちにより効果的な広告配信をすることができるようになっていきます。

手動入札

自動入札に対して、運用状況に応じて、都度入札額を変更できるのが手動入札です。機械学習を進めて効果的な広告を配信するのも大事ですが、高めに入札単価を設定して、コンバージョンを狙いたいときは手動がおすすめです。

LINE広告を出すメリット

LINE広告を出すメリットは以下の3つです。

  • 国内のユーザー数が多い
  • 他のSNSに比べて配信面が多い
  • ターゲティング機能が豊富にある

国内のユーザー数が多い

LINE広告はほかのSNSに比べて圧倒的にユーザーが多い媒体です。LINE広告の利用者は8800万人以上で、次に多いTwitterは4500万人です。2番目のTwitterと比較しても2倍近いユーザーの多さであることから、広告を出せる範囲も多くなります。

Instagram広告で3300万人、Facebook広告で2600万人と、決して少なくはない数字ですが国内ではLINEが圧倒的ユーザー数です。国内ユーザーの多さから見ても、LINE広告を利用するメリットは大きいでしょう。

他のSNSに比べて配信面が多い

LINE広告は、LINEアプリ以外にも配信できる媒体をもっているのが大きな強みです。LINEアプリ内のトークリストやニュース、タイムラインをはじめ、LINEマンガやLINEポイントやLINEチラシ、さまざまな媒体があります。

ターゲティング機能を利用すると、条件のあったユーザーに自動的に広告が配信できるため、狙った人に広告を出しやすくなります。LINEアプリ以外でも利用者数が4000万人以上のものが多いため、自社の広告が人の目につきやすいのは明確です。

ターゲティング機能が豊富にある

LINEはユーザー数が多いだけではなく、ターゲティングの精度を高くできるのが魅力的です。広告に対してアクションのあるユーザーへ広告を配信できるため、成果が出しやすくなっています。

年齢や性別、今住んでいる地域や過去に住んでいた地域、結婚歴や年収の基本的な情報をはじめ、その人の行動から絞り込めます。多くのユーザーのなかで精度をあげたターゲティングをすることで、本当に届いてほしいユーザーへ広告を届けることができます。

LINE広告の運用を代理店に依頼するメリット

LINE広告は広告代理店に依頼をして出してもらうことも可能です。依頼する費用はかかりますが、効果的な広告を出している代理店に頼むことで広告としての成果がより得られます。

LINE広告の運用を代理店に依頼するメリットは以下の2つです。

  • 運用リソースが必要ない
  • 豊富な知識で最適な運用をしてくれる

運用リソースが必要ない

広告代理店に依頼をすることで、運用はすべて代理店が対応します。自社で広告運用する人材を用意する必要がなく、新たに教育したり、他の部署から人員を確保する必要がなくなります。

人員を仮に集められたとしても、経験や知識が優れているプロとは比べ物になりません。継続して広告を出す部署を用意するよりも、信頼できる広告代理店に依頼するほうが賢明です。

広告代理店はLINE広告を取り扱っていることが多く広告の入稿までがスムーズです。自社で無理に頑張って審査を何度も繰り返すよりも、手慣れた代理店に依頼しましょう。

豊富な知識で最適な運用をしてくれる

LINE広告を運用できる広告代理店は、効果的な広告運用についての知識が豊富です。LINE広告の豊富なターゲティング機能を駆使し、ターゲットを絞って本当に届けたいユーザーへの広告配信が出来ます。運用ノウハウを基に効果が出やすい広告の出稿が実現できるのは魅力的でしょう。

自社で運用するには限界がある、プロの力を借りてLINE広告の強みを最大限に活かしたいと考えている場合、広告代理店の利用は大きなメリットです。多少コストがかかっても、それ以上の効果をもたらしてくれます。

LINE広告の運用を失敗しない広告代理店を探すポイント

LINE広告を運用してもらうにあたり、広告代理店選びは重要なポイントです。信用できる広告代理店でなければ広告を出しても効果が得られず、代理店に支払う費用ばかりが多くなります。

広告代理店選びのポイントは以下のとおりです。

  • LINE公式認定代理店である
  • 自社商品の業界での出稿媒体が多い
  • Webマーケティングへの知見がある
  • アフターフォローの充実度が高い

広告代理店選びで失敗しないためにもポイントをしっかりと押さえて、実績のある代理店に依頼しましょう。

LINE公式認定代理店を選ぶ

LINE公式アカウントやLINE広告に関する認定資格、LINE Green Badgeを持っているかが重要です。LINE Green Badgeを取得していることは、LINEが定めている知識レベルを満たしていることになります。

LINE Green Badgeを取得している人が多い代理店は、LINE広告に注力しているためおすすめです。LINE広告を管理してもらうの場合、LINE広告に関する知識が充実している広告代理店を選びましょう。

自社商品の業界での出稿媒体が多い

自社にとって無理のない運用方法を考えた場合、広告代理店を選ぶ際には、自社商材の競合他社での運用実績にも注目しましょう。自社と同じような製品やサービスを取り扱っている競合他社の広告運用実績がある場合は、安心して任せることができます。

広告代理店のホームページで確認するか、問い合わせの際にしっかり確認をしましょう。広告代理店にも得意としているものと、そうでないものがあります。自社の商材が得意なものであるかは重要なポイントです。

広告代理店を選ぶ際には、複数の代理店に問い合わせて比較し、自社の要望に沿った広告の出稿ができそうな広告代理店を選ぶとよいでしょう。

Webマーケティングへの知見がある

LINE広告はWeb広告のなかの1つです。当然Webマーケティングの総合的な知見が必要となります。問い合わせの時点で担当者の知識量や、実際に効果があった戦略を複数の広告代理店で比較するとわかりやすいです。

Webマーケティングへの知見があるかは、SEO対策、キャッチコピーの設定方法を具体的に質問するとわかります。広告媒体の戦略や対策、自社製品のターゲティングについての考え方です。質問に対して明確に回答できる企業の場合は、安心して広告運用を任せることができます。

アフターフォローの充実度が高い

広告は配信したら終わりではなく、配信後に実際どういった効果が得られるかが重要です。LINE広告を出稿して想像していた効果が得られない場合、対策が必要になっていきます。

ちゃんとした広告代理店は広告の使用を途中変更したり、戦略を修正したりと、対策ができます。契約をする前に、広告を出稿してから運用体制に効果が得られなかった場合の対策を確認しておきましょう。

アフターサービスも込みで運用費用なのか、アフターサービスは別料金か、アフターサービスは提供していないのか、この点は重要になります。

まとめ

LINE広告はユーザーの多さから見ても非常に効果が得やすい広告媒体であることがよくわかります。LINE広告が持つ細かいターゲティング機能や、多くの配信面を活用することで、効果の高い広告を出稿しやすくなっています。

LINE広告は自社で作って配信するのに多くの費用がかからないため、広告代理店に依頼しなくても製作が可能です。直ぐに効果の得られる広告の出稿ノウハウを持っている広告代理店に頼むことにより、効果の高い広告が出せます。

実際にLINE広告を入稿する方法を見て、自社で行うことができるのか、代理店に任せたほうがいいのかを検討しましょう。

比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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  • 媒体ごとの効果測定の方法がわからない
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