LINE広告の種類は14種類|失敗しない運用ポイントや出稿の流れを解説
- LINE広告運用で失敗しないコツ
- 失敗しないLINE広告を選ぶポイント
- LINE広告出稿までの手順
LINE広告の種類が知りたいSNS担当者の方必見!
この記事では、LINE広告の種類を知りたい担当者向けに、広告やターゲティングの種類、失敗させないポイントを解説しています。
この記事を読み終わった頃には、LINE広告の種類について悩むことはなくなるでしょう。
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LINE広告は14種類
LINEが2022年に独自で分析したデータによると、LINEを使用しているユーザーは月間で9,200万人以上いるとわかっています。その中の80%以上が毎日LINEを使用していることも判明しているため、最適な広告を選べば、効率よくユーザーに情報を配信できるでしょう。
LINE広告は以下の14種類があります。
- LINE NEWS
- LINE VOOM
- LINEファミリーアプリ
- LINEポイントクラブ
- LINE BLOG
- LINEチラシ
- LINEクーポン
- LINEマイカード
- LINEショッピング
- LINE広告ネットワーク
- LINE Monary
- ホーム
- トークリスト
- ウォレット
それぞれ特徴を解説します。
LINE NEWS
LINE NEWSはアプリ内のニュース欄に表示されます。さまざまなニュースが掲載されているトップページはもちろん、各メディアごとの記事一覧にも広告が表示されるシステムです。各記事に広告を配信できるため、非常に機能的であるといえるでしょう。
LINEにはさまざまなシステムがありますが、その中でもLINE NEWSはアクティブユーザー数が非常に多いため、たくさんの人へ広告を配信することが可能です。
新しい商品サービスの販売に関する情報をはじめ、即効性があると予測されるジャンルと非常に相性がいい広告になります。
LINE VOOM
LINE VOOMは以前までタイムラインという名称でした。名前が生まれ変わった今でも、LINEユーザーから使用されているツールであり、こちらもアクティブユーザー数が高くなっています。
ユーザーの半数以上がLINE VOOMに表示されている広告に反応を示しているのが特徴です。公式アカウントがブロックされている状況でも、LINE VOOM上では広告を配信できます。
従来は接触が難しい層にまで広告配信をとおしてアプローチが可能です。LINE VOOMの画面構成上、広告が自然な形で表示されることも魅力でしょう。
LINEファミリーアプリ
LINEファミリーアプリとは、LINEが名称の先頭につく「LINEカメラ」や「LINEマンガ」「LINE占い」などの各種アプリの総称です。
とくにLINEマンガは電子コミックサービスとして、若い年代を中心に人気を集めています。アニメ化や映画化をした原作漫画を多く取り扱っているため、今話題の作品を電子コミックとして読めるのが特徴です。
そのほかにもLINE占いやゲームアプリも出ていることから、LINEファミリーアプリのユーザーは10〜30代の若い年代が多く利用しています。若い年齢層がターゲットの広告を配信する場合、視野に入れておくとよいでしょう。
LINE ポイントクラブ
LINEポイントクラブはアカウントを友達追加したり、動画広告を視聴したりすることで、ポイントが獲得できる仕組みです。
こちらのリーチ力は国内でも最大規模といわれているのが特徴になります。LINEポイントクラブにアクセスしているユーザーは月に2億以上と分析結果が出ているため、幅広いユーザーにリーチできるでしょう。
LINE ポイントのアクティブユーザーは、年齢層が比較的高い傾向にあり、40〜50代というデータが出ています。たとえばエイジングケア用の化粧品といった、大人世代に向けた商品の広告が適しているでしょう。
LINE BLOG
LINE BLOGは有名なアーティストやモデルなど、著名人たちがブロガーとして情報発信をしています。ブログを閲覧できるだけではなく、コメントをすることでコミュニケーションを取ることも可能です。ブログ内に広告を表示することで、一定のユーザーへリーチできるでしょう。
LINE BLOGを利用している約7割は女性となっており、年齢層は20〜40代と比較的若いのが特徴です。リーチしたいターゲットにマッチしている場合は、LINE BLOGの利用を検討するといいでしょう。
LINE チラシ
LINEチラシではさまざまな店舗の電子版チラシが表示されるシステムです。セールの情報や新商品の案内など、お得に楽しく買い物できる情報を得られるサービスです。
LINE チラシは、LINEアプリ内のウォレットにある、チラシメディアに表示される仕組みです。LINEの利用さえしていれば、広告を配信できるため、専用アプリのダウンロードや会員登録の必要がありません。
サービスの性質上、元々購買意欲があるアクティブユーザーに閲覧してもらえることが多く、目に見える結果が得られやすいのが利点です。近年電子版チラシの需要は拡大している傾向にあるため、今後も多くのユーザーにリーチできるでしょう。
LINEクーポン
LINEクーポンは、LINEのホーム画面にあるクーポン欄に表示される仕組みです。LINE クーポンには、全国各地で使えるクーポンが配信されており、その数は50,000店舗以上となります。
お得に買い物がしたい層から人気のサービスです。LINE クーポンは主婦をはじめとする層から利用されている傾向にあり、年齢層が高めで女性が多いようです。広告のターゲットが女性であり、40〜50代に向けた内容の場合、的確にリーチできるでしょう。
LINEマイカード
LINEマイカードは、ウォレット欄にあるマイカード上に配信される仕組みです。広告配信サービスは、2021年5月からスタートしており、LINEに登録しているユーザーへ幅広くアプローチしているサービスです。
会員証やポイントカードの管理は面倒ですが、LINE マイカードを使って一括管理ができます。利便性が高い利点から、世代や性別問わず利用されているツールです。日頃からLINEウォレットやLINEマイカードを使用している人は、的確にリーチできるでしょう。
2021年時点で、LINEマイカードとの提携数は1,300万枚以上です。今後もサービスの規模が広がっていくと予測されます。
LINEショッピング
LINEショッピングは、商品のリサーチや購入などが行えるため、オンラインショッピングサービスとして支持されています。LINEショッピングでの広告表示の場合、もともと購買意欲が高いユーザーへリーチできるため効果が可視化されやすいでしょう。
LINEショッピングを利用しているユーザーは、7割以上が女性という分析結果が出ています。年代層も比較的若く、20〜30代から特に支持されているため、若い女性にリーチしたいときにおすすめです。
商品はコスメやファッション雑貨など幅広く、その数は1億点以上にのぼります。今後も会員数が増えていくと予測されるため、若い女性向けコンテンツの配信に向いているでしょう。
LINE広告ネットワーク
LINE広告ネットワークは、連携しているアプリ内に広告が配信されるようになっています。たとえばLINEミュージックをはじめ、3rd Partyアプリとの連携によって配信されるため、多くのユーザーにリーチ可能です。
LINE広告ネットワークは、オーディエンス配信やグラフィックデータ配信などのさまざまな機能が搭載されています。
自分がターゲットにしたい層に対してリーチできるため、利便性が高いと好評のサービスです。サードパーティーアプリは、月間で1億人以上のユーザーに利用されています。
配信したくないアプリはブロックであらかじめ設定することもでき、細かく設定しながら配信したい場合に便利でしょう。
LINE Monary
LINE Monaryは、LINE内のウォレットからアクセスができるサービスです。ポイントやクーポンなど、お買い物に関する情報をチェックできるため、現在まで多くのアクティブユーザーがいます。
LINE Monaryを利用する場合は、ホームフィードや記事ページなどに広告が表示されます。主に暮らしに関する情報や、金融情報に関心があるユーザーにも利用されているため、ターゲットがマッチしている場合は利用を検討してみましょう。
2022年6月から広告配信サービスが始まったばかりですが、今後も需要が拡大していくと予測されています。
ホーム
LINEのホーム画面にも、広告を表示できます。ホーム画面は友達リストが表示されるため、多くのユーザーが閲覧するタブです。スタンプショップやオープンチャットにアクセスするため、ホーム画面を表示させることも多く、使用頻度が高いページといえるでしょう。
ユーザーの使用頻度が高いページに広告が表示されると、高いリーチ力を発揮できます。画面の下に広告が表示されるため、画面構成上邪魔にならないのも利点です。
ホーム画面は世代や性別問わず、LINEアプリを使用している層が全員チェックするタブなため、インプレッション増加が見込めるでしょう。
トークリスト
LINEアプリの中でも、一番多くのユーザーに閲覧されているのがトークリストでしょう。友達や公式アカウントなどのトーク履歴を一目で確認できるページとなっており、ホーム画面同様に使用頻度が高いページです。
トークリストで広告表示をした場合、最上部に掲載される仕組みとなっているため、比較的目につきやすいといえます。大規模にプロモーションしたい場合は、トークリストによる広告表示を行うとよいでしょう。ユーザーから閲覧される可能性が上がります。
ウォレット
ウォレットは電子決済や電子送金などのシステムが利用できるのが特徴です。モバイル上でお金の管理ができるサービスとして親しまれています。
月に利用しているユーザーは5,400万人以上という分析結果が出ています。最近は現金を持ち歩かず、電子決済で簡単に済ませる層が増えているため、今後もアクティブユーザーが増えていくと予測されるでしょう。
ウォレットは画面の中央に広告が表示できます。特にクーポンやポイントクラブなどを利用するときに、目につきやすい場所です。ユーザーは比較的女性がやや多く、40〜50代が半分以上となっているため、高めの年代層にリーチできます。
失敗しないLINE広告を選ぶポイント
LINE広告の配信方法は主に以下の3つがあります。
特徴 | |
---|---|
オーディエンスセグメント配信 | 年齢や性別などのセグメントを細かく指定してユーザーへ広告を配信する |
オーディエンス配信 | ユーザーがサイト内で取った行動にあわせて広告を配信する |
類似配信 | もととなるオーディエンスと類似するユーザーをピックアップして広告を配信する |
LINE広告で失敗しないよう本格的に対策する場合、ほかにもポイントを押さえておきましょう。せっかくの広告配信を無駄にする結果とならないよう、気を付けながら対策してください。
認知目的の場合ホームやトークリストを選ぶ
商品サービスを認知して欲しい場合は、ホームやトークリストがおすすめです。どちらもアクティブユーザーが頻繁に使用するページのため、広告を目にしてもらえる機会が多くなります。
ホームやトークリストは、LINEのメインとなる機能なため、世代問わず多くのユーザーに使用されます。ブランディング戦略を成功に収めるきっかけになるでしょう。
中でもトークリストは、画面の上部分に広告が表示されるため、特に目につきやすい場所です。確実に認知させたい情報がある場合、使用頻度が高く目立ちやすいこちらを視野に入れてみましょう。
新商品の宣伝目的はLINE NEWSを選ぶ
新商品やサービスを宣伝したいときは、アクティブユーザーの多いLINE NEWSがおすすめです。
LINE NEWSはトップページだけではなく、370媒体以上のアカウントメディアによる記事一覧でも広告を表示できます。目立つ場所に表示されるため、ユーザーの目に付きやすいのが特徴です。
LINE NEWSは、新商品に関する情報を表示するといいとされています。ニュースに関心を持っているユーザーは世代を問わないため、広く情報発信したいときに適しているでしょう。
隙間時間に見られることが多いため、ターゲット層にリーチできれば興味を持ってもらえる可能性が高いです。
購買意欲のあるLINEチラシやショッピングなどを選ぶ
LINEチラシやショッピングは、ツールそのものがショッピングに関係しているため、購買意欲のあるユーザーが集まりやすい傾向にあります。新商品販売に関する広告とは、とくに相性がよいでしょう。
LINEチラシやショッピングは、いずれも女性ユーザーから利用されている傾向にあります。年代層も比較的高く、40代以降の女性が非常に多いのが特徴です。広告の内容は40代以降の女性をターゲットに絞ると、高い効果を得られるでしょう。
若年層のリーチはLINEファミリーアプリやLINE VOOMを選ぶ
若年層からとくに利用されているツールが、LINEファミリーアプリやLINE VOOMなどです。ターゲット層が若年層の場合、高い効果が得られます。
LINEファミリーアプリは通勤時間や休憩中の暇なときに利用できるコンテンツとして支持されています。漫画やゲーム、占いなどのエンタメは若年層からとくに人気があるため、エンタメ系の商品サービスの広告とマッチします。
ターゲット層が使っているツールの性質にあわせて広告を選びましょう。
LINE広告のターゲティングの種類
マーケティング戦略において高い効果を発揮するLINE広告ですが、ターゲティングにも複数の種類があります。現在ターゲティングの種類は以下の7つです。
- オーディエンスセグメント配信
- オーディエンス配信
- 類似配信
- リエンゲージメント配信
- リーチ&フリークエンシー
- ブランドリフトサーベイ
- LINE公式アカウントの友達オーディエンス配信
今後のアップデート次第で変化する可能性はありますが、現時点での種類と特徴を紹介します。
オーディエンスセグメント配信
オーディエンスセグメント配信とは、ユーザーの基本属性に対して配信します。基本属性は年齢や性別のように、プロフィールに記載される一般的な情報を指します。具体的な例では、女性で関西エリアに住んでいる、漫画やアニメに関心がある20代です。
データはLINEで登録されている情報が元となります。トーク画面で使用するスタンプや絵文字も、ユーザーの行動データとして分析されるのが特徴です。
オーディエンス配信
オーディエンス配信は、主にユーザーの購入履歴や特定サイトの閲覧履歴をもとに配信することです。LINEで友達登録をしているアカウントや電話番号のデータも含まれるため、特定のターゲットに対してリーチ可能です。
LINEで広告配信されている動画を視聴したユーザーに対しても、ターゲットに設定できます。「動画を半分以上視聴した」「最後まで視聴した」など、動画視聴のターゲティング設定が細かいことが特徴です。
類似配信
類似配信は、あるオーディエンスに対して類似するユーザーをピックアップして、広告配信を行います。仮にある商品を買ったユーザーに対して、類似するユーザーをピックアップした場合、広告配信をすると同じ行動を取る可能性が高いでしょう。
類似度は手動で細かく設定し、より明確なターゲティングができます。類似度を低くする代わりに、多くのユーザーに広告配信をする設定もあり、自由度の高さが魅力の配信方法です。
リエンゲージメント配信
LINEをインストールしているものの、利用していないユーザーに配信できる方法です。広告配信は行動が活発なアクティブユーザーに対して行うイメージがありますが、休眠ユーザーもその限りではありません。
過去にスタンプを購入したあとに休眠したユーザー、カートに商品を入れたまま休眠したユーザーのように、設定できるターゲットは多様のため、ショップのセールイベントの告知を配信することで何かしらの反応を期待できます。
リーチ&フリークエンシー
タイムラインに表示されている広告に対して、月に最低1回接触したユーザーをターゲットにする方法です。実際に表示された広告に反応したユーザーにだけ配信できるため、効率よくリーチがしたいときに適しています。
広告に対して何かしらのアクションをしたということは、そのユーザーは少なからず商品サービスに興味を持っています。広告を配信することで、購買意欲を刺激できるでしょう。
ブランドリフトサーベイ
リーチ&フリークエンシーと同様に、広告に対してアクションをしたユーザーに絞り、ブランドリフト調査を実施する方法です。ブランドリフト調査を行うと、ブランドや商品に対する認知度がわかります。この情報をターゲティングにも活用できるのが魅力です。
広告配信によって、実際にどれほどの結果を出せたのかが可視化されます。場合によっては戦略を立て直して、もう一度自社のマーケティングプランを考えられるでしょう。
LINE公式アカウントの友達オーディエンス配信
LINE公式アカウントに友達登録をしているアカウントや、ブロックしているアカウントに対してターゲティングする方法です。友達登録をしている場合は、大多数が既存顧客であると考えられます。配信情報によってはヘビーユーザーになる可能性もあるでしょう。
ブロックしている友達に対しては、広告を配信しないように設定できます。すでに顧客となる見込みがないユーザーに広告を配信しても、マイナスイメージを与えてしまう可能性が高くなります。ユーザーとの間に問題を発生させないための方法としても最適です。
LINE広告のターゲティングを失敗しないポイント
ターゲティングに失敗すると、本来リーチしたいユーザーへ広告配信ができなくなります。この場合LINE広告の機能性が高くても、全く意味のないものになるでしょう。
LINE広告で結果を出すためには、ターゲティングを失敗しないためのポイントを押さえることが大切です。以下の2点を押さえておけば、マーケティング戦略で失敗するリスクを回避できます。
ターゲティングは細かくセグメントをしない
ターゲティングのセグメントを細かくすると、広範囲のユーザーに広告を配信できなくなるリスクがあります。
あまりにターゲットが限定的では、広告配信による効果を得られません。多くのユーザーに届けることだけを考えても、失敗する可能性があります。
むやみに配信するのではなく、広告のターゲット層はどこなのかを考えてから、セグメントを行いましょう。広告配信が必要なユーザーを見極めることが大切なポイントです。
広告の目的に適したものを選ぶ
広告の目的に適したものを選びましょう。たとえば広告がエンタメ系ジャンルとなる場合は、LINEマンガがおすすめです。LINEマンガは若年層から評価されている、隙間時間に楽しめるエンタメアプリとして人気なため、広告の目的にマッチしています。
広告の内容とLINE広告の種類が合っていなければ、せっかくの広告効果を得られなくなります。ターゲティングも意味をなさなくなるため、広告の目的を見直しておきましょう。
LINE広告のフォーマット・サイズ
LINE広告でのフォーマット・サイズは5種類あります。各クリエイティブで入稿できるサイズは決まっており、どのクリエイティブを利用するかによって違うため、注意をしなければなりません。
誤って対応サイズではない広告を作成してしまった場合、修正を行う必要が出てきます。余計な手間をかけないためにも、以下5種類を知っておきましょう。
- Card
- Square
- Vertical
- Carousel
- 画像+テキスト
Card
動画は16:9、静止画は1200×628pxです。Cardは大半のLINE広告で使用できるため、利便性が高いフォーマットといえます。トークリストやLINEショッピングなど、幅広い配信面に活用できるのが強みです。
中でも静止画は、すべての掲載面に対応できます。Cardの静止画の場合は複数の配信面でそのまま利用できるでしょう。動画はトークリストに対応していないため、注意が必要です。
Square
動画は1:1、静止画は1080×1080pxです。いずれも縦横のサイズが同じため、比較的覚えやすいフォーマットサイズとなります。動画は縦横の比率が同じ場合は基本的に問題ないため、簡単に作成できるでしょう。
Square もCard とほぼ同様の掲載面なため、利便性が優れています。タイムラインやウォレットなど複数のLINE広告を活用する方法も、必要に応じて視野に入れられるでしょう。
Vertical
VerticalはLINE VOOMに特化しており、比率は9:16です。完全動画専用に設定されたフォーマットであり、大胆な大画面表示で広告配信したいときに適しているでしょう。
ユーザーが広告をタップすると、画面全体に広告が表示される仕組みです。
LINE VOOMは比率が3:4になる点に留意してください。上下がカットされた状態で表示されることになるため、重要な情報は画面中央にくるよう調整しましょう。
Carousel
1つの広告枠に対して、画像をスライドで表示させられます。Verticalが動画広告に特化しているのに対して、Carouselは画像に特化しているのが特徴です。スライド式の場合、複数の画像を使って豊富な情報を発信できるでしょう。
画像は1度に10点まで表示できます。新商品のお知らせをはじめ、画像1枚だけでは不十分な場合に便利です。タイムラインやLINEポイントクラブで利用できます。
画像+テキスト
画像とテキストのみのフォーマットで、比較的簡易な広告です。トークリストの上部に表示されますが、シンプルな広告だからこそ、ユーザーの目に付きやすいと定評があります。画像だけではなくテキストによる商品説明があることで、認知度アップが効率よく行えるでしょう。
画像+テキストの場合は、ディスクリプションが表示されません。もしディスクリプションが必要なときは、他のフォーマットを選びましょう。
LINE広告の出稿までの流れ
面倒なイメージがある広告出稿ですが、LINEの場合は申し込み方法がシンプルなため初心者向きです。手続きはオンライン上で進められるため、隙間時間に行えます。
LINE広告の出稿までの流れは以下のとおりです。
- LINEビジネスIDの発行・ログイン
- 広告アカウントの作成
- クレジットカードの登録
- 広告配信の設定
- メディア登録とLINETagの設置
- 審査・配信開始
広告の出稿をする際は、ぜひ参考にしてください。
1. LINEビジネスIDの発行・ログイン
LINEビジネスIDを発行しないと、広告の配信や管理が行えません。IDの発行は、メールアドレスもしくはLINEアカウントで行えるため簡単です。普段使用しているLINEアカウントを使って登録することで手間がほとんどかからないでしょう。
代理店を今後利用する予定でも、IDの発行はご自分で行っておくのが一般的です。アカウントを用意した状態で依頼する流れになるため、忘れずに発行手続きを行ってください。
2. 広告アカウントの作成
ビジネスIDが発行されると、広告アカウントを取得できます。アカウントが手に入れば、広告の配信や管理を一括で行うことが可能です。発行しておいたビジネスIDでログインすると「新しい広告アカウントを作成」の項目を選択できるようになります。
3. クレジットカードの登録
クレジットカードの登録は、広告出稿にかかる費用を支払うために必要です。万が一クレジットカードを持っていない場合は、広告費支払いのために取得しておきましょう。現金や口座への振込では支払いできません。
クレジットカードは日本国内で発行されているものに限定されています。海外カードを利用している場合は、日本国内のカードも取得してください。登録作業が終わると、正式にアカウント審査がスタートします。
4. 広告配信の設定
広告配信の設定で最初に行っておくのが、キャンペーンの作成です。「広告配信をなぜ行うのか」「いつまで配信するのか」など最低限必要な基本情報を入力します。配信前に決めておいた項目を埋めていくため記入は簡単です。
次に広告グループを作成します。ここでターゲットの設定を行えるため、どのユーザーにリーチしたいのかにあわせて設定しましょう。広告グループ名も設定したら、実際に配信する広告の作成に入ります。
5. メディア登録とLINETagの設置
広告が作成できたら、キャンペーンをはじめとする項目を選択し、広告のステータスを決めていきます。動画や画像などのメディア登録を行ったら「広告を作成」の項目を選択してください。
LINETagの設置も必要です。コンバージョンを行いたい場合は、LINETagを設置しないと、広告で得られた効果を分析できないため注意しましょう。設置できるのはGoogleのタグマネージャーやLPのみです。LINETagを活用して、広告効果をチェックしましょう。
6. 審査・配信開始
登録した内容を元に審査が行われます。審査状況は、広告マネージャーのメディアタブから確認可能です。審査に通れば、広告をそのまま配信できる状態になります。
万が一承認されなかった場合は、審査ステータスの項目で理由を確認できます。たとえば請求先情報が否認と表示されている場合は、クレジットカードの登録ができない状態です。他のカードを登録して、新たに申請することで再度審査が行われます。
登録情報に問題があった場合は、審査に通りません。万が一否認だった場合は、登録情報を修正しましょう。
まとめ|LINE広告の運用を代理店に依頼するのがおすすめ
LINE広告の種類はさまざまで、配信後も運用を継続しなければなりません。データの解析にも手間がかかるものなため、負担を感じてしまうケースは少なくないでしょう。本業を疎かにしたくない場合は、代理店にLINE広告の運用を依頼しませんか。
近年はマーケティングに精通しているプロが、広告運用の代行を行っています。まだ運用になれておらず、不安を感じている場合は、経験豊富な代理店を利用するとよいでしょう。
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