Webサイト企画書に必要な構成とは?企画書作成時のポイントも紹介

最終更新日:2024年01月12日
株式会社Weathercock
監修者
代表取締役 大野淳
Webサイト企画書に必要な構成とは?企画書作成時のポイントも紹介
この記事で解決できるお悩み
  • Webサイト企画書に必要な構成とは?
  • Webサイト企画書の作成時に注意すべきポイントとは?
  • Webサイト企画書を外注する際の探し方とは?

「Webサイトの企画書は必要?」「Webサイトの企画書の作成方法は?」とお悩みのWeb担当者、必見です。 Webサイト企画書はクライアントや自社経営陣に向けて、サイトのリニューアルや新規制作の目的を理解してもらうために作成します。

この記事では、Webサイト企画書の構成や作成時の注意点、作成目的などを解説します。最後まで読むと、Webサイト企画書の概要から作成方法まで理解できるでしょう。

Webディレクターやデザイナーの方、自社ホームページのリニューアルまたは新規制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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Webサイト企画書に必要な構成

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Webサイト企画書には、以下の内容を盛り込みましょう。

  • 表紙
  • 目次
  • 目的と概要
  • 現状把握
  • 目標設定
  • ペルソナの設定
  • デザインコンセプトの設定
  • サイトマップ
  • プロジェクト体制
  • 他社の成功事例
  • 予算やスケジュール

上記の流れに沿って企画書の構成を組み立てていきます。過度に構成の順番にこだわる必要はありません。Web企画書を作成する目的は、完成イメージの共有や相手の共感を獲得することです。

訴求力に優れたWebサイト企画書を作成し、相手の関心や興味を高めることが重要です。たとえば、目標設定の後に予算やプロジェクト体制に関して述べた後、ペルソナ設定の説明をする流れでも問題はないでしょう。

各項目の内容をくわしく解説します。

表紙

表紙には以下の内容を記載します。

  • タイトル
  • キャッチコピー
  • 提案書の作成者
  • 提出日
  • 自社名
  • 相手の企業名

サイトのリニューアルまたは新規制作の目的が明確に伝わるよう、タイトルやキャッチコピーは時間をかけて決めましょう。タイトルやキャッチコピーを見てどのようなメリットが得られるかがわかると、相手の関心を惹きつけられます。

目次

目次は、Webサイト企画書全体の内容を相手にイメージしてもらうために記載します。どのページにどのような内容が書かれているか、簡潔にまとめましょう。以下は目次の記載例です。

  • サイトのリニューアルまたは新規作成の目的
  • 既存サイトの現状分析
  • 新規サイトの目標設定
  • 新規サイトのデザインコンセプト
  • プロジェクト体制
  • 他社の成功事例
  • 制作費やスケジュール

目次は、プレゼンのスムーズな進行や正確な認識の共有を実現するために重要です。目次で全体像を把握できると、今後の説明に関しても相手が提案内容を理解しやすくなります。

目的と概要

サイトリニューアルまたは新規制作をする背景や目的、達成したい目標を提示する項目です。クライアントの悩みや理想のサイトを正しく理解することが重要です。

相互理解や信頼関係が深まると、今後の制作や提案もスムーズに進められます。デザインの刷新や情報発信の頻度向上など、現状の課題に関しても盛り込みますが、内容は簡潔にまとめましょう。

次の現状把握で具体的な数値を用いて既存サイトの分析結果を発表するため、細部に至る部分まで説明する必要はありません。

現状把握

コーポレートサイトや商品サイトなど、既存サイトをリニューアルする場合、企画書に分析結果を記載します。アクセス数の低下や集客率の伸び悩みなど、既存サイトの課題を数値化することが重要です。

複数のデータを記載することで相手に説得力を与えられ、サイトリニューアルの重要性を印象付けられます。分析結果のスクリーンショットを提示し、一目でサイトの現状を理解できるでしょう。

相手に既存サイトの批判と捉えられないよう、文章の表現方法や説明の仕方には注意が必要です。ネガティブな印象を与えた場合、サイト制作の依頼を受注できる確率は大幅に減ります。

目標設定

サイトリニューアルまたは新規制作によって、達成したい目標を掲げます。Webサイト企画書には「毎月10名の新規顧客獲得」や「顧客単価の20%UP」など、具体的な数値を交えることが重要です。

複数の指標や数値を提案書に記載すると、どの程度のメリットが得られるかを相手がイメージできます。企画書に盛り込むべき主な指標は以下のとおりです。

  • アクセス数
  • 訪問者数
  • ページ閲覧数
  • サイトでの滞在時間
  • フォームへのクリック率
  • コンバージョン獲得率

新規顧客獲得やリピート率改善、収益拡大など、達成したい目標に応じて指標は変えましょう。数値と共にグラフを交えると、訴求力に優れた提案書に仕上がります。

ペルソナの設定

ペルソナとは、自社商品やサービスを積極的に購入して欲しい架空のユーザー像です。職業や収入など、ターゲット層よりも細かくユーザー像を作ります。ペルソナの例を以下にまとめました。

  記載内容
氏名 高橋駿平
性別 男性
年齢 35
勤務先 電子部品メーカー
職業 既存営業
年収 450万円
居住地 神奈川県
既婚/未婚 未婚
よく利用するSNS ・LINE
・X
・Instagram
休日の過ごし方 ・フットサル
・旅行
・飲食店巡り

ペルソナの設定によって、顧客ニーズの正確な把握や企画書の完成度向上など、さまざまなメリットが得られます。企画書を作成する前に相手と何度も対話を重ねて、どのような顧客を取り込みたいかを共有しましょう。

Webサイトは、サイトの立ち上げやリニューアルで終わりではありません。サイト上での定期的な情報発信によって、商品認知度向上やリピート率改善につなげることが重要です。成果の獲得に大きく影響するため、念入りに作業を進めましょう。

デザインコンセプトの設定

サイト全体のデザインやページに掲載する情報の方向性を決めます。顧客のコーポレートカラーやブランドイメージに沿って、サイトのデザインを決めていくのが一般的です。

近年はレスポンシブデザインでのサイト設計が主流です。PCやスマートフォンでの画面イメージを提示することで、わかりやすい提案書として評価されるでしょう。

BtoCを展開する企業や個人情報を多数扱う企業に向けて提出する場合、セキュリティ対策も重要です。常時SSL化やログデータ収集などを記載することで、相手に安心感を与えられます。

情報の方向性に関しては既存ページと新規ページ、双方に掲載する情報の中身を記載しましょう。提案書の可読性とサイトの視認性が高まります。

レスポンシブデザインとは

スマートフォンやノートPC、タブレットなど、ユーザーの使用端末に応じて画面サイズを最適化するデザインです。HTMLやCSS、サイトURLをデバイスごとに用意する必要はありません。ユーザーにも快適な閲覧環境を提供でき、口コミやSNSでの拡散効果も望めます。

サイトマップ

サイトマップとはWebサイト全体の構成やページ数、掲載内容を把握できる案内図です。ECサイトやコーポレートサイトなど、情報量が多いサイトはページ数の増大により、サイト全体の構造が複雑化します。

案内図がないと、ユーザーはサイトの仕組みがどうなっているか、すぐに把握できません。ユーザーが必要な情報を素早く入手できるよう、サイトマップが案内図としての役割を果たします。

Webサイト企画書にサイトマップを盛り込む目的は、サイト全体の完成図を早い段階から相手にイメージしてもらうためです。会社概要や人気商品ランキングなど、各ページの全体像把握が目的であるため、細部まで詰める必要はありません。

プロジェクト体制

フロントエンド開発やデザイン、進捗管理など、どのような役割分担によって制作を進めていくかを明確にします。企画書にプロジェクト体制を盛り込む目的は、サイト完成までどのような体制で進めていくか、把握してもらうためです。

質問や相談に対応する担当者も記載することで、相手の不安を軽減できるでしょう。

他社の成功事例

Webサイト企画書には他社の成功事例を載せましょう。相手が情報発信の重要性やメリットに関して理解していない場合、サイトリニューアルや新規制作に消極的なイメージを持つ可能性があります。

リニューアルの必要性や目標数値の実現可能性を理解してもらうためにも、他社の成功事例は必要です。同じ悩みを抱えていた企業や企業規模が似ている企業の事例を選ぶと、説得力が高まります。

予算やスケジュール

サイトリニューアルまたは新規制作にかかる費用を記載します。プレゼンの際、提案書に記載した制作費用はあくまで概算である旨を伝えることが重要です。デザイン変更や機能追加など、プレゼン後に仕様変更が生じるケースも珍しくありません。

正式な制作費用は別途見積書で提出する旨を説明することで、安心感を与えられます。見積もり依頼を受けた場合は、企画書とともに見積書を添付しましょう。

スケジュールに関しては要件定義や設計、テストなど、具体的な工程を企画書に記載すると、今後の流れを理解しやすくなります。

Webサイト企画書を作成する際に意識すべき7つのポイント

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以下7つのポイントを把握し、Webサイト企画書の作成に取りかかりましょう。

  1. デザインテンプレートサイトを活用する
  2. 1つのスライドに情報を詰め込み過ぎない
  3. 現状の課題や目標は数値を交える
  4. 専門用語の使用を極力避ける
  5. 専門知識を持つ人材の有無を確認する
  6. 外注先に依頼する場合はRFPを作成する
  7. 外注先の選定にはビジネスマッチングを活用する

ポイントの特徴を1つひとつみていきます。

ポイント1. デザインテンプレートサイトを活用する

Webサイト企画書を作成する際は、業務用文書のテンプレートを多数扱うサイトを活用しましょう。さまざまなデザインのテンプレートが用意されており、無料でダウンロードすることができます。デザイン性と実用性を兼ね備えた企画書を短時間で作成できます。

多くの方が利用しているサイトとして「bizocean」が挙げられます。無料ダウンロード可能なテンプレートが28,000点以上紹介されており、登録会員数は342万人を突破しました。企画書の他に契約書や見積書、注文書など、業務で使用頻度の高い文書テンプレートも入手できます。

ポイント2. 1つのスライドに情報を詰め込み過ぎない

Webサイト提案書を作成する際、1つのスライドに多くの情報を記載するのは避けましょう。スライドが読みづらくなるだけではなく、どの情報を優先して伝えたいのか、相手が判別できません。

たとえば、サイトへのアクセス数向上に向け、レスポンシブデザインへの対応やコラム記事の掲載を検討していたとしましょう。伝えたい情報を明確化するため、別々のスライドでレスポンシブデザインへの対応と記事掲載に関する説明をおこないます。

企画書の訴求力や可読性を高めるためにも、1枚のスライドで述べるメッセージは1つに絞りましょう。

ポイント3. 現状の課題や目標は数値を交える

既存サイトの現状分析や新サイトの目標を説明する際、具体的な数値を交えましょう。「アクセス数を50%増やす」「コンバージョン獲得率を10%高める」など、具体的な数値を掲げることで、わかりやすい印象を与えられます。

提案書に数値が書かれていない場合、サイトのリニューアルや新規制作により、どのような効果が見込めるか、正確に理解できません。仮にプレゼンで担当者が納得したとしても、顧客の上司や経営層に提案を却下されるでしょう。

現状分析や目標設定の説得力を高めるためにも、根拠となる数値を交えましょう。あわせてグラフを提示することで、既存サイトの現状や今後の方向性がイメージしやすくなります。

ポイント4. 専門用語の使用を極力避ける

コンバージョン獲得率や直帰率など、Web制作ではさまざまな専門用語が存在しますが、見出しや本文で多用しないように注意が必要です。相手がWeb制作に精通していない場合、専門用語の意味を正確に理解できる保証はありません。

仮にWeb制作のノウハウに乏しい企業へ専門用語を多数交えた企画書を提出した場合、受注率は大幅に低下します。相手側は専門用語を極力使わず、わかりやすい表現で提案書を作成した企業に制作を依頼するでしょう。

Webサイト提案書を作成する際は、専門用語を別の表現に変えて盛り込む意識が求められます。提案書のスペースにもよりますが、注釈や用語集を設けるのも1つの選択肢です。

ポイント5. 専門知識を持つ人材の有無を確認する

自社でWebサイトのリニューアルや新規制作を検討している場合、提案書を作成する前に専門知識を持つ人材の有無を確認しましょう。サイト制作にはプログラミング言語やコーディング、デザインなど、幅広い分野の知識が求められます。

専門知識を持つ人材が不在の場合は、ホームページ制作会社に依頼しましょう。市場ニーズの急拡大によってIT人材は慢性的に不足しており、短期間で自社の条件を満たす人材を獲得できる保証はありません。

ホームページ制作会社を活用すると、提案書作成の手間を省けるだけではなく、ユーザビリティに優れたサイト制作が望めます。

ポイント6. 外注先に依頼する場合はRFPを作成する

サイトリニューアルまたは新規制作の外注を検討している場合、RFPを作成しましょう。RFP(Request for Proposal)とは、自社の要望をまとめた提案依頼書です。サイト制作やシステム開発の際、発注側から外注先に提出します。RFPに記載する内容を以下にまとめました。

  • サイトリニューアルまたは新規制作に至った経緯
  • 既存サイトの課題
  • 予算
  • 納品までのスケジュール
  • 必要な機能と不要な機能
  • 現行のハードウェアやソフトウェア

RFPを作成するメリットは、自社の要望を正確に伝えられる点です。書面をとおして要件を伝えられるため、口頭での伝達ミスや認識のズレにともなうトラブルを避けられます。

RFPの完成度が高まるほど、外注先からの提案レベルや見積金額の正確性が増すため、時間をかけて作成しましょう。

ポイント7. 外注先の選定にはビジネスマッチングを活用する

ホームページ制作会社を探す際は、ビジネスマッチングを活用しましょう。ビジネスマッチングとは「仕事の発注先を探す企業」と「新規顧客を探す企業」をつなぐサイトです。地域や業種など必要な情報を入力すると、自社の条件に合致した企業を見つけられます。

得意分野や実績、料金体系など、各企業の特徴がコンパクトにまとめられている点も魅力です。本業が忙しい場合でも、必要な情報を短時間で集められるでしょう。弊社が運営する「比較ビズ」を利用すると、約1,000社のなかから自社の条件に見合う企業を見つけられます。

まとめ

今回の記事では、Webサイトの企画書の構成や作成目的などを解説しました。訴求力に優れたWebサイト企画書を作成するためには、専門用語の使用回避や具体的な数値の記載など、注意点があります。

仮に企画書の作成に慣れている人材がいたとしても、担当業務と並行して作業を進めなければなりません。特定の従業員への負担が増し、業務効率悪化のリスクが高まります。通常業務への支障を避けるためにも、ホームページ制作会社に依頼しましょう。

「比較ビズ」を利用すると、必要事項を入力する2分程度で条件にあった企業を探し出せます。ホームページ制作会社を探している方は、ぜひ利用してみてください。

監修者の一言

Webサイトの企画書を作成する際には、Webサイトの目的はもちろんの事ターゲットを絞ることも大切です。

Webサイトを見るであろうユーザーのペルソナをしっかりと見極めて企画書を作成することで、掲載するコンテンツも定まり、制作もスムーズに行うことができるようになります。

その結果、クライアント、アクセスするユーザーにも満足度の高いWebサイトになりやすいですので、ぜひ、企画書を作成する段階である程度固めておきましょう。

株式会社Weathercock
代表取締役 大野淳
監修者

愛媛県でホームページ制作・SEO対策を行なっている会社。コーポレートサイトやECサイトの構築はもちろん、オウンドメディアの構築を行う。クライアントに寄り添ったWEB制作を心がけており、WEBマーケティングを通して見込み客の欲求に合わせたコンテンツ作成を行うことをモットーに行う。

比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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