チャットレディの確定申告ガイド【エステなどの美容も経費になる?】

更新日:2020年03月06日 発注カテゴリ: 確定申告
チャットレディの確定申告ガイド【エステなどの美容も経費になる?】

チャットレディを専業で行っているのでしたら確定申告をする必要がありますが、副業の場合でも確定申告が必要になるケースがあります。ここでは確定申告に関する基本的なことから、チャットレディならではの確定申告の注意点などを分かりやすく解説しましょう。

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確定申告について

所得があれば誰でも確定申告をしなくてはいけません。チャットレディの場合でも同様です。

確定申告の目的はただひとつ、税金を納めるためです。納税は国民の義務であり、納税をすることで様々な公共サービスを享受することができるのです。

確定申告と納税がどう結びつくのかというと、『確定』という言葉は『納税額』を確定させる意味なのは間違いありませんが、その前に『所得』を確定させることでもあります。日本では累進課税をとっているので、所得が増えるにつれて納税額もアップしていきます。

ここでいう所得ですが、収入がそのまま所得になるわけではありません。所得は以下の計算式で求められます。

所得 = 収入 − 経費 (−控除)

チャットレディの所得に限らず、全ての所得は収入から経費や控除を差し引いて所得が決定します。

経費について

収入を得るために出費したものが経費です。直接的なものもありますし、間接的なものもあります。先述した計算式にあてはめると、経費が多くなると所得が減ることになります。

そのため、「これは経費で落とせるかな…」という言葉を聞く機会もあるかもしれませんが、経費が多くなると、その分所得が減るので結果的に税金を少なくすることができます。

「税金対策をする」と言う言葉も聞くことがありますが、いかに経費計上できるものを探すかといったものが大切になるのです。

控除について

控除にはさまざまなものがあります。医療費控除のようにお金をかけて得られる控除もありますし、その人個人に対して最初から決まっている基礎控除などもあります。

控除には他にも、配偶者控除、扶養控除、障害者控除、生命保険料控除などがあります。また、確定申告関連でいうと青色申告特別控除などもあります。

ここでは、経費についてご紹介しているので、控除については簡易的な説明にとどめます。ただし、確定申告をする人であれば、青色申告特別控除については知っておく必要があるでしょう。※別枠でご紹介します。

チャットレディの確定申告で経費になるのは?

チャットレディの場合はどのようなものが経費になるのでしょうか。チャットレディはインターネットを介して男性会員と楽しくおしゃべりをする仕事です。

それでも高収入になることも多く、適切な経費計上が必要になります。もっとも、自宅にいながらにして仕事ができるのですから、外に働きに出る人と違ってどれが経費になるのか気になる人も少なくないでしょう。

以下にチャットレディの確定申告について経費になるものを挙げてみます。

  • 通信費
  • パソコン代
  • スマホ代
  • カメラ・マイク代
  • 光熱費
  • 新聞図書費
  • 衣装代
  • 化粧品代
  • エステ
  • 美容院
  • コンタクト
  • サプリメント
  • タクシー代
  • 家賃

通信費

通信費というと電話代が相場ですが、これにはインターネットの通信費やプロバイダ代などが含まれます。チャットレディ専用に使っているのなら全額経費計上にできます。

プライベートの利用や他に家族が使っているのなら、按分しての計上となります。半分くらいは…といった場合は、按分率50%で計上します。

按分とは

業務上必要な出費が経費となりますが、場合によっては仕事とプライベートが混在している場合があります。その際は仕事で使った割合で経費計上しなければなりません。これを按分と言います。

パソコン代

パソコンの購入費用です。10万円購入費用が10万円以下なら消耗品費として一括計上できます。10万円を超えるようなら減価償却費として複数年に分けて計上することになります。

スマホ代

スマホ代の購入代金です。一括で購入した場合についてですが、昨今のiPhoneのように10万円を超えるスマートフォンの場合は減価償却しなくてはいけません。

耐用年数が気になるところですが、パソコン並みに4年としてもいいでしょう。ただし、明確な基準がありません。

このあたりは税理士に聞いてみるのもいいでしょう。分割払いで通信費と一緒にキャリアに支払っている場合は通信費として計上します。

カメラ・マイク代

チャットレディ必須のアイテムです。ノートパソコンの場合は本体付属の場合もありますが、デスクトップパソコンの場合は別に購入しなくてはいけません。

光熱費

自宅での光熱費は電気代・ガス代・水道代などがあります。すべて仕事で使っているとは言い切れません。

この場合も按分しなくてはいけません。使用頻度によって按分率を決めて計上します。

新聞図書費

新聞代や雑誌代、書籍代です。これも経費計上できるのかということですが、チャットレディですから、会員と話すことが仕事です。

そのため、時事にも明るくなければいけませんし、最近のトレンドにも敏感でなければいけません。見聞を広める意味でも、新聞図書費は当然必要経費となります。

衣装代

ビデオチャットですから、身だしなみにも気をつけなければいけません。チャットレディ専用のコスプレ衣装でしたら全額経費計上できます。

コスプレ以外の衣装でプライベートで着る場合はその頻度によって按分して計上します。

化粧品代

化粧品の費用も経費となります。これも衣装同様、プライベートでも使うので頻度によって按分して計上します。

エステ

エステ代も経費として計上できます。プロポーション維持もれっきとした仕事のうちです。

自分を磨くことが結果としてチャットレディに活かせることができれば、経費として計上できます。

美容院

自分を磨く…見映えをよくする…ということで美容院代は経費計上できます。これについてはプライベート・チャットレディ関係なく全額経費計上できます。

費目は広告宣伝費にするとわかりやすいでしょう。

コンタクト

人によってはチャットの際にカラコンを使う場合もあります。そのカラコン代は経費計上できます。

また、普段はめがねをかけていて、チャットレディをしているときはコンタクトといった場合のコンタクトの費用は当然経費計上できます。

サプリメント

サプリメントも自分磨きです。チャットレディをするために必要ということをアピールできれば経費計上できます。

タクシー代

チャットレディをすることによる交通費は経費計上できます。クライアントとの打ち合わせのための交通費などがこれにあたります。

事務所に行くまでの交通費なども含まれます。

家賃

自宅でチャットレディをしている人がほとんどでしょう。自宅兼となると家賃全額を経費計上することはできませんが、按分によって経費として計上できます。

具体的には自宅のスペースから仕事として用いているスペースの割合をざっくり計算。家賃からその割合分だけ経費計上しましょう。

チャットレディの経費について

チャットレディの仕事のみで使っている…と言いきれるのはコスプレの衣装代だけかもしれません。他には、少しでもチャットレディの仕事に活かせるものがあれば経費計上しても問題ないでしょう。

その場合は、全額ではなく按分して経費計上する必要があります。自分一人での飲食代では経費にはできませんが、事務所スタッフとの会食を自分で支払った場合などの飲食代は経費計上できます。

いずれにしても、自分で支払ったものは領収書やレシートが必要です。どうしても領収書が無い…それでも経費計上したい場合は、出金伝票に記載するようにしましょう。

出金伝票に費目を書いて金額を記載することで経費として計上できます。

チャットレディで経費にならないものって?

節税のためなら何でも経費にしたいと考えがちです。どうせわからないし領収書があればなんでもいいだろう…そう考えてしまうのです。

物事にも程度があり、収入に対して経費が大きくなりすぎると確定申告後、税務署から問い合わせが入ることがあります。まっとうな必要経費で、それをきちんと説明して税務署の担当者に納得してもらえれば問題ありません。

それでも、チャットレディで交通費が認められていても、高級車を購入して社用車のように全額経費(減価償却)として計上はできません。走行距離から考えてその比率から按分するなどの対策が必要です。

また、飲食費なども直接関係なければ経費として認められません。事務所に行った帰りに一人で食事をした場合でも、これは一人だけですから、接待交際費としても認められないのです。

何が経費になるのかならないのか判断に迷う場合があります。これは経費ではないだろう…という場合でも経費として認められる場合があります。

また、絶対に経費だと思っても、それは経費ではないという場合もあります。気になる部分は税理士に聞いてみるのも1つの方法です。

ただし、税理士にも得手不得手があります。できれば、チャットレディの職種にも詳しい税理士に相談するようにしたいものです。

チャットレディの確定申告の進め方

確定申告の期間は、当年1月1日から12月31日までの1年間の所得を、翌年の2月16日から3月15日までの1ヵ月間で申告します。2019年(令和元年)分は、翌2020年(令和2年)2月17日(月)から3月16日(月)までとなります。

※2019年度はコロナウィルスの影響もあり提出期限が4月16日までに延長されました。

チャットレディを専業で行っている人でしたら、確定申告が必要です。また副業で行っている場合も所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。

この場合、収入から経費を引いたものが所得となるので、ここでも経費がとても重要になってきます。経費計上をまったくせず、収入を所得としてそのまま確定申告に組み込んでしまうと、いたずらに所得税を増やしてしまうだけなので、気をつけたいところです。

ここでは、チャットレディの確定申告の進め方についてご紹介します。

  • 源泉徴収票など書類の準備
  • 確定申告書に必要事項を記入
  • 税務署に提出

大きくは以上の手順となります。

源泉徴収票など書類の準備

確定申告には事前の準備が必要になります。給与所得者であれば源泉徴収票を準備しておきましょう。他には、医療費の領収書、源泉徴収票に記載以外の社会保険料の控除証明書、生命保険料納付証明書等です。

確定申告書に必要事項を記入

確定申告書は税務署にありますし、国税庁のウェブサイトからダウンロードできます。印刷できるようでしたら事前に住所氏名や名前などできるだけ記入しておくと税務署での手続きの時間短縮が可能です。

収入金額や経費、控除金額などを確定申告書に記載します。これも事前に全てわかっているようでしたら記載しましょう。

税務署に提出

問題なければ提出するだけで税務署での手続きは終了します。自宅で確定申告書に記載して内容に間違いがなければ、所轄の税務署に送付します。

自分の所轄の税務署が分からない場合は、最寄りの税務署に問い合わせてみましょう。

白色申告と青色申告はどっちがいいの?

青色申告をするには、事前に青色申告事業者としての申告が必要です。それをしない確定申告は白色申告となります。

副業でも専業でもある程度の収入を得ているのでしたら、白色申告よりも青色申告のほうが特別控除があるので有利です。

白色申告では何も控除されませんが、青色申告では10万円か65万円の特別控除を受けることができます。青色申告の10万円の特別控除は、白色申告と同様の単式簿記での申告となるので、わずかの手間が増えますが青色申告をしたほうがいいでしょう。

10万円の特別控除が付くのは大きな魅力です。

副業のチャットレディを知られたくないけど…

現在でも副業を禁止している企業はたくさんあります。仮に副業OKの企業であってもチャットレディとして働いていることは伏せておきたいものです。※本人が言わない限り職種がわかることはありません。

副業が会社にバレる一番の原因は住民税

会社勤めの人の副業がバレる原因は住民税がらみです。住民税は給与所得と副業の所得の合算の総所得から計算されます。

住民税は給与天引きですから、会社には市役所などから住民税額の通知があります。そのときに、会社の給料の割には住民税が高いということで副業がバレてしまうのです。

副業で得た収入を自分で納付にすれば防げる

確定申告書内の『住民税に関する事項』の欄で、『住民税の徴収方法の選択』について『自分で納付』にチェックを付けるのが一番の対策です。

これを行うことで副業で得た収入の住民税が本業の給与からの天引きがなくなります。会社の経理担当の方から勘ぐられることもありません。

ただし、市町村役場の人が処理を誤れば全額給与天引きとなる場合もあります。

5月には住民税の納税通知書が会社に送られるので、4月中旬以降に市町村役場の住民課に連絡。給与以外の所得についての住民税が普通徴収になっているかを確認しましょう。

※給与からの天引きは特別徴収です。

確定申告でわからないことは税理士に相談しよう

近年は優秀な会計ソフトがあり、サポート体制も万全なため、簿記に関する知識がなくても確定申告を自分で行うようになりました。

とは言え、それでもわからないことは多々出てくるもの。会計ソフトのサポートに問い合わせても即対応できるわけではなく、電話もつながりにくいこともあります。

そのため、税理士に確定申告の相談を行うことも視野に入れると良いでしょう。ピンポイントな質問に対しても的確に答えてくれます。

加えて、ある程度の収入がある場合、自分で確定申告をするよりも税理士に確定申告をまかせたほうが、結果的に得をするケースが多いです。

税理士が確定申告のエキスパートのため、節税対策に長けているからです。自分自身で確定申告を行うより抜けもれなく節税対策を行ってくれます。

そういったことも含めて税理士に確定申告の相談してみるのもよいと思います。

税理士探しなら無料で使える比較ビズがある

なお、実際に税理士に相談するとなった場合は自分に合った税理士を探す必要があります。

できればチャットレディといった職業に精通している税理士、さらにはチャットレディの確定申告実績のある税理士にお願いしたいものです。

とは言え自分の足で税理士を探すのは骨の折れる作業になります。チャットレディに充てる貴重な時間を割かなければなりません。

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さらに、税理士費用についてもある程度、要望に添えるような税理士をピックアップしてくれます。確定申告だけではなく、月々の記帳指導や記帳さえも丸投げに対応してくれる税理士もいます。

カンタンに自分に合った税理士を見つけることができるため、チャットレディの仕事に専念できますし、煩わしい確定申告の雑務から開放されるでしょう。

スキマ時間で一度使ってみてはいかがでしょうか。

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