相続を税理士に依頼した際の費用相場を徹底解説

更新日:2019年09月09日 発注カテゴリ: 相続・事業承継対策
相続を税理士に依頼した際の費用相場を徹底解説

いざ不動産などを相続したとき、かかってくるのが「相続税」。一生に何度もあることではないので、税理士を選ぶのにも戸惑ってしまいますよね。プロの税理士に依頼するときの相場や選び方のポイント、依頼するメリットなどを徹底解説いたします。

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相続時、避けては通れない「相続税」

不動産などの資産を相続によって受けた場合、「相続税」問題を避けて通ることはできません。「相続税はとても高くて、相続する資産のかなりの分を取られてしまう」…なんてイメージをおもちの方が多いのではないでしょうか。

いざ自分が相続人になっても、誰に相談したらいいか困ってしまいそうです。

もし、ある程度大きな額の相続があるのであれば、プロである税理士に相談するのがベストです。こうしたいろいろな不安を払拭するのに役立ちますし、相続税を安くするアドバイスをもらえます。

税理士業界内の競争もあり、相続についての相談なら、一般の方でも依頼できる費用感で見つけることができます。

相続についての税理士報酬はいくらくらい?

相続についての相談や申告代行の業務は、税理士の一般的な業務です。中には、相続に関する業務をメインとしている税理士もいます。

こうした税理士は、顧客の安心感を得て仕事を受注しやすくするため、報酬をかなり分かりやすい料金体系にしています。

もちろん税理士によって料金は変わってきますが、ある程度相場が形成されており、それほど極端な金額にはならないでしょう。

具体的には、相続する資産の評価額によって料金が決められていきます。相場は下記のとおりです。

相続金額相場
5000万円以下20万円から50万円程度
1億円以下25万円から100万円程度
5億円以下60万円から200万円程度
10億円以下150万から300万円程度

このように、全体としては額が多くなるほど報酬の割合が低くなることが分かります。1億円以下の相続額であれば、評価額の1パーセント以下、それより大きな相続額であれば0.4パーセント以下が相場と見て良いでしょう。

これを目安にして、それぞれの税理士事務所が明示している報酬を比較・検討してみてくださいね。

適正な報酬で対応してくれる税理士を探す

できるだけ安い料金で業務を請け負ってくれる税理士の方が当然ありがたいですが、あくまでも適正価格でしてくれるところを選びましょう。

相続の税務申告というのは、複雑な計算と処理が必要になることがあり、ちょっとしたミスで税額に大きな違いが出てしまうことがあります。そうなると、「安ければいい」という考えはやめたほうが無難ですよね。

税理士によっては、税制についての理解と、相続税処理についてのノウハウが深く、上手に処理をして節税してくれるケースもあります。ちょっと高い報酬を支払ってでも、税金を減らせれば、結果的に得することになります。

安さだけを見るのではなく、この分野における経験が豊富か、機械的に申告をするのではなく、親身になって相談を受け考えてくれるかどうかも見ておきましょう。

また、最初から1人の税理士に決めてしまうのではなく、複数の事務所と比較して報酬や対応の様子を確認することが大切です。

どの税理士事務所でも、ある程度の相続の内容を伝えれば報酬の見積もりを出してくれますので、その見積もりを突き合わせて比較できます。

また、多くの事務所では初回相談を無料としていて、とりあえずのお試し相談でも良しとしているところがあります。そのようなサービスを上手に利用して、対応の雰囲気や、節税について積極的に動いてくれそうかをチェックしましょう。

「税理士選びは、値段以上に重要」と考えておいてくださいね。

相続に関する処理を税理士に依頼した方がいい理由

ある程度のお金を払ってでも、信頼できる税理士に依頼すると大きなメリットがあります。

その1:税務調査の回避

相続だけに限りませんが、正しく税金の申告をしないと税務署からの税務調査が入ってしまうおそれがあるからです。

税金を浮かそうとして、資産の評価をあえて低くしているのではないか、相続資産のリストに上がっていないものがあるのではないかと疑われて、職員が直接税務調査をすることがあります。

税務調査では書類の内容や実際の資産の内容などを細かく聞かれて、精神的にかなり負担となります。ストレスを避けるためにも、正確な申告ができる税理士の助けを得るのは賢明です。

その2:書面添付で信頼度アップ

税理士は相続税の申告をする際に、「書面添付」と呼ばれるアクションを起こすことがあります。相続税の申告書類に加えて、資産の評価額などについての計算事項などを記入した、いわば詳細書の添付です。

これによって、税理士が深くかかわっていて、細かくすべての資産をきちんと評価して計算していますということを保証することができます。

書面添付があると、税務署でもより信頼してくれるようになりますので、税務調査を回避できる可能性が高くなります。

その3:節税効果

税理士に処理を依頼することによって、税金を安くできる可能性があるのは大きなメリットでしょう。

実際に相続が発生してからだと、その手段も限られてしまいますが、事前に相談しておけば生前贈与や法人化など、さまざまな節税方法を駆使してくれます。

税額がかなり抑えられる可能性があり、報酬として税理士に支払う何倍ものメリットを得られることもあります。

この目的のために税理士を頼るのであれば、できるだけ早い段階で相談するのがベストです。というのも、相続者が亡くなったあとでは、劇的な効果を生む節税方法は取れないからです。

上手に節税して得するためにも、前もって対策を講じておきたいですね。

どちらにしても、相続が発生した段階で慌てて税理士に頼ろうとすると、自分に合った税理士を見つけるのが大変だったり、書類を作成するための余裕と時間が足りなかったりして、かなり大変です。

ある程度の相続資産があるということが分かっているのであれば、十分長い期間をもって、計画的に相続対策を行っていくことが大切です。

信頼できる税理士をパートナーとし、効果的に相続準備を進めていけるようにしましょう。

その4:手間と時間がかからない

もう1つのメリットは、税に関するさまざまな面倒な手続きにかかる手間と時間を省けることです。

税の申告というのはかなり複雑で時間も相当かかります。

実際に故人が亡くなってしまったときは、その他の対応で忙しい日々が続きます。相続のためだけに時間と体力をかけるのは、実際問題かなり難しいでしょう。

心身の負担を減らすという目的においても、税理士を頼るのは賢い方法です。税理士に任せれば、一切の手続きを代行してくれますので、安心して他の対応に集中できます。

まとめ

相続についての相談や税務申告代行を税理士に依頼することは、より正確に申告をして、手続きにかかる時間や心身の負担を軽減するのにとても役立ちます。

税のプロに依頼することで、節税ができるほか、税理士に支払う報酬以上のメリットを受けられる場合もあり、相談・依頼する価値は十分にあるでしょう。

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