ファシリテーター研修とは?メリット・費用相場をまとめてみた

更新日:2018年11月21日 発注カテゴリ: 社員研修
ファシリテーター研修とは?メリット・費用相場をまとめてみた

ファシリテーター研修というとあまり聞いたことのない方も多いと思います。ですが、ファシリテーター研修を受けることで社内の会議などで他の参加者たちの理解を促すことや、リーダーシップを取ることが上手くなり、多くのスキルアップが見込めます。今回はファシリテーター研修について、そのメリットや費用の相場をまとめてみました。ご興味のある方は、ぜひご参考にしてください。

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ファシリテーター研修とは

近年、会議などの場でよく聞かれるのが、ファシリテーターという言葉です。ファシリテーターの元になっているのは、ファシリテーション(facilitation)という単語です。この単語には、人々がうまく活動できるようサポートし、物事がスムーズに運ぶように支援するという意味があります。

そしてビジネスにおけるファシリテーター(facilitator)とは、ファシリテーションを行う支援者です。会議の場に限っていえば進行役となります。しかし単に会議を進めていくのではなく、参加者が会議についてよりよく理解できるようにする、アイデアを出しやすくする、会議を活性化させるといったサポートを行い、会議の目的を達成させる役割を担っています。主に会議の場で求められることが多いのですが、会議だけでなく集団の場で、参加者やチームがよりよくコミュニケーションを行って目的を達成するのを助けるリーダーともいえるでしょう。

このように重要な役割を担うファシリテーターですが、活動の目的を達成させるための目に見えるプロセスを支援するスキルに加え、参加者それぞれの発想力、心理面などを整理してアイデアを出しやすくする目に見えないプロセスを支援する役割もあります。リーダーシップが求められるスキルともいるでしょう。このため、独学でファシリテーターのスキルを身につけるのは、なかなか困難です。そこで、活用したいのがファシリテーター研修です。ファシリテーションに必要な知識や技術など、ファシリテーターを養成するための研修です。

ファシリテーター研修の目的・メリット

ファシリテーター研修の目的は、ファシリテーターを養成して、社内会議での目標達成などを効果的に行える人材を活躍させることです。会議に特化した研修もありますが、会議運営にとどまらず、プロジェクトリーダー、管理職といったリーダー育成を目的とした研修もあります。そして研修で得られるメリットには、次のようなものが考えられます。

まず、会議運営にとどまらず、チーム運営や組織の変革の際に重要な役割を果たすファシリテーターについての理解を深めることができることです。また、ファシリテーターに必要なスキルを習得できるのも大きな魅力です。そして、ファシリテーターとしての役割を明確に理解することで、今後、その人が参加する会議やチーム、プロジェクトなどでの活躍につなげることができます。

これによって、社内の会議、プロジェクトを効率よく動かし、参加するスタッフ一人ひとりがいきいきと活動しながら、積極的に意見やアイデアを出し合える場の実現に大きく貢献する人材が誕生することでしょう。

ファシリテーター研修の内容・プログラム例

ファシリテーター研修の内容はさまざまですが、日本能率協会のJMAマネジメントスクールが行っている、ファシリテーション・スキル修得セミナーのプログラムは以下のようになっています。研修は2日間に渡って行われ、いずれも9時30分〜17時30分までとなっています。1日目はファシリテーションとチームワークについて学ぶ授業と演習からスタートします。続いて、効果的な会議を行うための知識と技術の習得、議論においてコンセンサスを導く方法の習得となり、この日の授業は終了です。

2日目はブレーンストーミングの演習、親和図やペイオフ・マトリクスなど、議論を行うために必要なツールについて学びます。その後、これまで学んだことを身につけるために、ロールプレイによる会議の演習が行われます。最後に研修の総括として、今後のスキルアップに向けてのアクションプランの策定を行って研修終了となります。

JMAマネジメントスクールの研修は2日間みっちりと行うものですが、120分の1日研修を行っているところもあります。トーマツ イノベーションが実施しているファシリテーション入門は120分の研修です。こちらの研修ではファシリテーションについての知識をまず身につけ、その後、ファシリテーターに必要なスキルを学びます。そして総括として、今後の行動計画を策定するという内容になっています。

また、日本ファシリテーション協会が実施しているファシリテーション基礎講座は約8時間の一日講座になっており、プログラムは下記のとおりです。導入として、ファシリテーションの基礎知識を学び、続けて、場の雰囲気づくりなど場のデザインのスキルを学びます。さらに対人関係のスキル、議論の構造化のスキル、合意形成のスキルといったファシリテーターに必要なスキルを学び、最後に総括として、明日からやれることを考えて終了となります。

ファシリテーター研修を実施するポイント

企業にとって、人材は非常に大切な宝です。そしてスタッフ一人ひとりが、それぞれの能力を発揮して働いてもらえる環境を作る必要があります。いくら優秀な人材を確保しても、能力を発揮できない環境なら意味がないからです。一人ひとりのアイデアを引き出し、会議やチームを活性化させ、さらには目的達成へと導くには、キーマンが必要です。このキーマンを育成するのがファシリテーター研修の目的です。

社内でファシリテーターを育成するために研修を活用する場合は、人事戦略や育成制度などと連携させると、より効果的です。会議活性化にとどまらず、リーダー育成、部門間の調整役の育成など、企業がかかえる課題解決や、状況に応じた研修を受けることで、参加者の研修意欲を高めると同時に、業務上の課題解決へとつなげることができます。

まずは、自社にはなぜファシリテーターが必要なのかを把握し、適切な人材を選ぶことが重要です。そのうえで、各社が提供する研修内容を比較検討して吟味し、最適な研修を選びましょう。

ファシリテーター研修の費用・料金相場

ファシリテーター研修の費用は、内容などによって異なります。さきほどご紹介した、JMAマネジメントスクールのファシリテーション・スキル修得セミナーの参加費用は、12万5,000円です。また、日本ファシリテーション協会が実施しているファシリテーション基礎講座の料金は1万6,000円です。このように、内容や公演時間、参加人数などによって価格はまちまちです。価格が公開されていないセミナーも多いですから、事前に価格と内容をよく確認してから申し込むことをおすすめします。

まとめ

会議の効果を上げる、プロジェクトを成功へと導くなど、場のリーダーとして一人ひとりの能力を引き出すファシリテーターの役割は今後ますます重要になっていくことでしょう。社員任せにせずに、企業がファシリテーターを積極的に育成することで、より効果的な人材育成が実現するのではないでしょうか。

以前はリーダー一人が能力を発揮して、他を引っ張っていく「ついて来い」型のチームが主流でしたが、現在ではその流れは古びつつあります。リーダーはチームメンバーの一人ひとりの能力を引き出し、力を合わせて目的を達成させるための指針としての能力が問われています。リーダーのマネジメントスキルが、より深く問われているといえるでしょう。

市場経済が不安定な昨今、時代の流れに取り残されないためにも、プロジェクトの立ち上げなど、機敏な企業活動が求められています。このような状況下では、ファシリテーター育成は、企業にとって喫緊の課題ともいえるのではないでしょうか。

ファシリテーターは独学でスキルを身につけることもできますが、場数を踏む必要があるので習得までに時間がかかります。研修に参加して体系立てて学ぶことで、正しい知識とスキルを効率的に身につけることができます。

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