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中堅社員研修必要性や注意点、費用を紹介

公開日:2020年09月10日 最終更新日:2022年04月22日
株式会社ワイズエフェクト
監修者
代表取締役 余語まりあ
中堅社員研修必要性や注意点、費用を紹介
この記事で解決できるお悩み
  • 中堅社員研修の目的が知りたい
  • 中堅社員研修のプログラムの種類とは
  • 研修サービスを提供する企業とその費用とは

中堅社員の成長は企業全体の成長にも大きくかかわります。中堅社員の伸び悩みを防ぐため、研修によって、彼ら自らに求められている役割を気づかせ、その役割を果たせるだけの能力を身につけてもらいましょう。

ここでは、中堅社員研修の目的や必要性、実施するうえで注意したいポイント、また具体的なプログラムの種類や中堅社員向けの研修サービスを提供する企業とその費用まで、詳しくお伝えします。

中堅社員研修を行う目的

中堅社員研修を行う目的は、冒頭にも述べたように、求められている役割を果たせるだけの能力を身につけてもらうことです。具体的にどのような能力を鍛えるのが研修の目的になるのか、以下の3つから詳しく見てみましょう。

  • 新入社員を育成できる能力
  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップスキル

新入社員を育成できる能力

中堅社員には新入社員を育成してもらわなければなりません。そのための育成能力は必須です。具体的には、ホウ・レン・ソウなどの社会人にとっての基本スキルから、それぞれの職種に応じて必要とされるスキルまで、さまざまなことを若手に教えられる人材になってもらう必要があります。

また、仕事に関することのみならず、若手社員が抱えがちな悩みを引き出し、アドバイスできるようなメンターの役割も担えるようになればベストです。

コミュニケーション能力

中堅社員には、社内調整係としてのコミュニケーション能力が求められる機会が多くなります。新入社員から若手社員のうちは自部署内の縦のつながりのみでやってこれる場合もありますが、中堅社員になると他部署とのつながりもできますし、役職を超えて連携しながら業務に取り組む機会も増えるはずです。

そんな時の、相手のことを理解したり、自分の考えや気持ちを的確に伝えられるようなコミュニケーション能力をしっかり身につけておくことが求められます。

リーダーシップスキル

中堅社員にもなるとプロジェクトリーダーを任される機会も増えたり、若手社員のロールモデルとなるよう期待もされるはずです。そこで必要なのがリーダーシップスキルです。

リーダーシップのある人というのは、学生時代クラスの中心になって盛り上げられるようなガキ大将的なイメージがあります。新卒採用ではそんなエピソードを重視する企業もあるようですが、誰もが小さいころからリーダーシップを発揮してきたわけではありません。

そのため、中堅社員に求められるリーダーシップとは、学生時代のそれとは違うことを理解させる必要があります。企業においてどのような役割が求められているのかを理解してもらい、若手社員を率いることのできるリーダーとしてのスキルを身につけてもらうことが、研修を実施する目的の一つと言えるでしょう。

中堅社員研修で実施されるプログラムの例

中堅社員研修では実際にどのようなプログラムが行われるのでしょうか。ここからは、以下の3つの目的ごとに具体的な種類を見ていきます。

  • 若手社員研修
  • リーダー研修
  • 管理職候補研修

若手社員研修

社員と呼ばれる範囲は広く、新入社員の時期を過ぎたら中堅と呼ばれる場合もあります。そのような中堅社員と新入社員の中間の立場にある社員を、ここでは若手社員としましょう。そんな若手社員を対象とした研修プログラムについて、以下の4つから紹介します。

  • セルフマネジメント
  • タイムマネジメント
  • ロジカルシンキング
  • アサーティブコミュニケーション

セルフマネジメント

若手社員のうちは、自己をコントロールできるスキルが十分に身についていないことも多いです。仕事上生じるネガティブな感情やストレスを自覚し、意識してコントロールできるようになってもらう必要があります。マインドフルネスやアンガーマネジメントなどは、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

タイムマネジメント

自己をコントロールするとともに、業務を効率に進めるための時間を管理する能力も若手社員のうちに身につけてもらわなければなりません。優先順位を考え、どうすれば無駄が発生せず、効率的に生産性を高められるかを考えながら、仕事を進められるようになってもらうことが目的です。

ロジカルシンキング

論理的思考力を身につけることも大切です。相手にわかりやすいように論理立てて物事を伝えることのできる能力は、社会人としてどこでも必要とされます。

アサーティブコミュニケーション

若手社員は、目上の人間とコミュニケーションを取る機会が多いです。時には言いにくいことを伝えなければならないこともあるでしょう。アサーティブコミュニケーションとは相手を尊重しつつ自分の伝えたいことをしっかり伝えるためのスキルです。目上の人と良好な関係性を築くために若手社員のうちに身につけておくと、後々役立ちます。

リーダー研修

中堅社員にはリーダーシップが求められる機会が多くなります。チームの中心となって全体を引っ張っていけるような求心力のある人材を育てることが、リーダー研修の目的です。

チームビルディング

各メンバーの能力や経験を最大限に発揮できる強いチームを作るために、リーダーにはさまざまな役割が求められます。たとえば、メンバー間のコミュニケーションを活発化するために食事に誘ったり、各メンバーと面談の機会を増やしたりなど、会話する機会を増やすことがそうです。

また、人を巻き込めるようなリーダーになるために、メンバー間でビジョンを共有し、各自に役割を与え、一つの目標に向かって一丸となれるようなチームを作る土台となる、対人スキルを身につけてもらうことも大切です。

管理職候補研修

中堅社員のなかには、自身のスキルを伸ばしてスペシャリストを目指す人もいれば、管理職を目指してステップアップしたいと考える人もいるでしょう。ここでの研修は、後者を対象としたものです。

実務スキルを座学で身につけるだけでなく、管理者としての心構えや役割に対する意識を養うことも、管理職候補研修の目的です。

フォロワーシップ

組織の成長とチーム力を最大化させるには、リーダーシップとともにフォロワーシップも必要です。社員にはさまざまなタイプの人がいますが、管理者は社員それぞれがどのようなタイプかを見極めて、各自がそれぞれのやり方でチームや組織に貢献できるようにフォローしていくことが求められます。そのスキルを身につけるための研修です。

失敗しない中堅社員研修のポイント

「中堅社員研修を実施したのに何も効果が上がらなかった」ということのないように、気をつけておきたいポイントを以下の3つから紹介します。

  • 研修の目的を共有してもらう
  • 目的を達成するにはどのような方法があるかを検討する
  • 参加者のスキルや経験に合わせて難易度を適切に設定する

研修の目的を共有してもらう

新入社員であれば入社時期が同じということもあり、抱える課題もある程度共通しているものですが、中堅社員は定義も企業ごとに異なるため、現在のスキルやこれまでのバックグラウンドには大きな違いがあります。研修を行う目的を最初に伝え、具体的にどのような計画でその目的を達成していけばよいのか、意識を共有してもらうことが重要です。

入社3年目から中堅社員と呼ばれることもあれば、役職に就いていなければ7〜8年目でも同じく中堅社員の範疇に入ることもあります。同じ中堅社員といっても、スキルや経験に差があるのが普通です。また、個人の資質もあるので、しっかり目的を設定し、研修の時期も考慮して実施しなければいけません。

研修を計画する場合、まず中堅社員の一人一人と面談を重ね、それぞれのスキル、経験、置かれた状況、今の課題などを明確にして、研修の適切な目的を設定しなければなりません。

目的を達成するにはどのような方法があるかを検討する

中堅社員には、若手社員とは異なる視点や役割が求められます。これまでは自分のケアだけで手一杯だった状態を脱し、組織全体の視点に立って、自らビジネスを主導していけるような主体性を身につけることが中堅社員にとってのテーマと言ってよいでしょう。

そのテーマを見据えて研修を実施するには、どんな手法が目的達成に効果的なのかをよく検討する必要があります。たとえば、主体性を育むのが目的なら、講義形式の座学よりも、ディスカッションやロールプレイなどの参加型の研修の方が効果が認められやすいでしょう。

参加者のスキルや経験に合わせて難易度を適切に設定する

経験豊富な講師なら、研修の最中でも状況に合わせて柔軟に対応できますが、それでも参加者のレベルとコンテンツの難易度に大きな差があると、その場で修正するのは困難です。

「当然すぎる内容で何の学びにもならなかった」「難しくてついていけなかった」となっては、研修を実施する意味がありません。事前に参加者のスキルや経験をしっかり把握して、コンテンツの難易度を設定するように注意しましょう。

中堅社員向けの研修サービスを提供する企業

中堅社員向けの研修サービスを提供している、社員研修に実績豊富な企業をいくつか紹介しましょう。実績のある研修サービス企業をわかる範囲で、費用も含めて以下の3つのタイプからそれぞれお伝えします。

  • 中堅社員研修に実績のある研修サービス企業
  • 中堅社員向けに多彩なプログラムが用意されている研修サービス企業
  • 講師派遣型の研修サービス企業

中堅社員研修に実績のある研修サービス企業

中堅社員研修の実績が豊富な研修サービス企業を以下の3社から紹介します。

  • 株式会社インソース
  • SMBCコンサルティング株式会社
  • 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

株式会社インソース

東京に本社を置く会社ですが、北海道から九州まで事業所を構え、全国で社員研修を実施している企業です。公開講座の研修を年9千回以上、講師派遣型の研修を年1万4千回以上、受講者数は年間で55万人以上という豊富な実績を有しています。

公開講座は1人当たり30,500円〜の費用で受講でき、中堅社員研修やリーダーシップ研修があります。また、生産性向上のための研修やクリティカルシンキングの研修など、企業のニーズに応じてカスタマイズ可能です。

SMBCコンサルティング株式会社

こちらは東京に本社を置き、大阪にも拠点を構える30年以上の運営歴のある研修サービス企業です。人材育成の分野では実績のある企業で、東京と大阪では年3千回以上のビジネス研修を実施しています。

中堅社員向けの研修のラインナップも豊富で、ベーシックスキル、実務スキル、ヒューマンスキルなど、習得したいスキルに応じてプログラムが用意されています。

1人当たり31,000円〜の費用で受講できるオープンセミナーがあり、仕事術や中堅社員の意識改革などのテーマで定期的に開催されています。費用を抑えたい方は、月額定額制でオープンセミナーを何度でも受講できるプランも要チェックです。

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

こちらは創業以来50年以上にわたって人材育成に携わってきただけあって、研修サービスでの実績の確かな企業です。150以上の公開講座がラインナップされており、階層に合わせてさまざまなコースが選べます。中堅社員向けの研修では、セルフマネジメント、コミュニケーション、ビジネススキルなどが人気です。

また、「中堅社員基礎研修」という中堅社員としての基礎を身につけるための通いのプログラムもあります。こちらは2日間にわたって実施され、費用は1人10万円です。同社が提供する「JMAT」という中堅社員適性検査が受けられます。

中堅社員向けに多彩なプログラムが用意されている研修サービス企業

中堅社員向けに多彩なプログラムを用意し、さまざまなサービスで特色のある研修サービス企業を以下の2社から紹介します。

  • 株式会社グロービズ
  • 株式会社PHP研究所

株式会社グロービズ

バリエーションの豊富な学習方法が特徴の研修サービス企業です。日本国内だけでなく、上海、タイ、シンガポールにも拠点を持っています。企業内集合研修を始め、通学型やオンライン型のプログラムなど、さまざまな目的に合わせて選べるのがメリットです。

中堅社員向けには、マネジメントスキル、ファシリテーションスキル、リーダーシップ、思考力養成などの講座が用意されています。具体的な費用については直接お問い合わせください。

株式会社PHP研究所

京都と東京に本拠を構える企業で、松下幸之助の作った出版社として知られていますが、人材開発のために多彩な研修サービスも提供しています。

中堅社員向けの研修には「中堅社員研修 意識革新コース」という公開講座があり、リーダーを目指す中堅社員が主体性を身につけられるよう工夫されたプログラムです。それ以外にも、「中堅社員パワーアップコース」などの通信講座が用意されており、講師派遣にも対応しています。こちらも具体的な費用はお問い合わせください。

講師派遣型の研修サービス企業

講師派遣に強い研修サービス企業を以下の2社から紹介します。どちらも目的に合わせてプログラムをカスタマイズでき、自社ならではのオーダーメイドで学べるのがメリットです。

  • グリーンサン企画株式会社
  • 株式会社アイル・キャリア

グリーンサン企画株式会社

東京と神奈川に拠点を構える研修サービス企業です。カスタマイズを前提にしており、クライアントは必要なニーズに応じて、研修内容をオーダーメイドできます。

中堅社員研修には、PDCA分析、ロジカルシンキング、プレゼンテーションなどのプログラムが基本として用意されており、それぞれ具体的な内容はカスタマイズ可能です。費用は1時間当たり4万円から見ておいてください。

株式会社アイル・キャリア

東京の研修サービス企業です。こちらもテーマを組み合わせたり追加したりと自由なカスマイズができるのが特徴で、中堅社員向けにも多彩なプログラムで講師派遣を行っています。ゲーム研修など楽しみながら学べるプログラムも人気です。費用についてはお問い合わせください。

まとめ

中堅社員研修では、一人一人に合わせた内容を提供できるのが理想です。新入社員と違って能力もバックグラウンドも異なるため、中堅社員とひとくくりにして学ばせるのは効率の良い方法ではありません。しかし、リーダーシップはどの中堅社員にも求められます。次代の自社を牽引できるだけの能力をしっかり身につけられるよう、研修内容を工夫しましょう。

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監修者の一言

中堅社員研修の際にポイントとなるのは、日本の教育・文化の違いを理解できているかどうかです。そこを数々研修のメニューでフォローをしていきますが、基盤になるのは中堅社員として必要なスキルだけではなくその土壌を理解しておくことです。

例えば経営層・管理職世代の日本は長時間働くことが社員として求められ評価された時代でした。「24時間働けますか?」というCMもありそのような文化がある中で働かれた方々です。そして若手はスマホの普及により、答えが明確にすぐ出るのが当たり前の子供時代を過ごしています。

その狭間で中堅社員はその両方の文化を理解したうえで、様々なスキルを吸収し自分の役割を理解し部下には共感力を活かしたリーダーシップ、そして自らも経営視点を持つことで、上司が求める企業の方向性を理解することが必要になります。

今回中堅社員向け研修ということで数々のメニューが提示されておりますが、どの研修を行うに際しても日本の働き方の変化、教育の変化、労働時間から時間の効率を求める働き方に変わってきていることを最初に深く理解していただいて進めていくことが何より大切です。

株式会社ワイズエフェクト
代表取締役 余語まりあ
監修者

株式会社ワイズエフェクト 代表取締役。大学卒業後、株式会社サンリオに入社。人事部、商品部を経て居住の地を名古屋に移し、現在は全国で「企業の資産の一つである人材を真の人財にするための研修講師」として活動中。トヨタ、ドコモなど大手企業から中小企業まで既に48000人以上のビジネスマンが受講。また芸能事務所タイタン主催の「タイタンの学校」のレギュラー講師、ミス・ユニバース、ミス・ジャパンなどにビューティキャンプ講師として長年携わる。著書は2冊。

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