離職率を下げる?メンタルヘルス研修のプログラム例・費用相場を徹底解説「比較ビズ」

離職率を下げる?メンタルヘルス研修のプログラム例・費用相場を徹底解説

更新日:2018年10月24日 発注カテゴリ: その他研修
離職率を下げる?メンタルヘルス研修のプログラム例・費用相場を徹底解説

様々なストレスの多い現代社会において、個々人のストレスへの対処の仕方は様々です。しかし日々多忙で仕事をこなしていく中で、自分自身の適切なストレスへの対処や、部下へのストレスケアというものはかなり難しいものとなりがちです。メンタルヘルス研修では職場でのストレスへの対応、部下に対するケアの仕方などが学べます。今回はその目的や具体的に行う内容などをまとめてみましたので、研修に興味ある方はご参考にしてください。

メンタルヘルス研修とは?

職場での人間関係や業務の忙しさなどからくるストレスから、心身に支障をきたす社員も増えています。うつ病で休職、退職したり、最悪の場合過労死や自殺といった事態も生じています。

社員のメンタルヘルスケアが十分なされていないなら、労働生産性が落ち込むだけでなく、休職者が増えるため他の社員に負担がかかり連鎖的に被害が拡大することがあります。

メンタルヘルス研修はこうした事態を未然に防ぐために行われる研修です。研修は社員が自分自身のストレスに気づき対処するためのものと、管理職が部下の変化に気づいて適切に対処するためのものがあります。また、復帰した社員に対して行う研修もあります。

メンタルヘルス研修の目的・メリット

メンタルヘルスケアの目的の一つは、社員自身が自分のストレスに気づきそれに対処する方法を習得するように助けることです。管理職を対象にした研修では、メンタルヘルスに不調をきたしている社員に対して適切なケアができるようにすることを目的としています。

ストレスを抱えていてもそれに気づいていない人は少なくありません。放置しておくと、何かのきっかけで精神的なバランスを一気に崩してしまいます。

メンタルヘルス研修を受けると、自分の抱えているストレスが何なのかをはっきりと識別できます。また、ストレスを全くなくすということは不可能ですが、それに対処する方法を学ぶことができます。

ストレスに振り回されるのではなく、ストレスをコントロールできるようになるので、それによって業務中に集中力を保つことが容易になり、生産性の低下を防ぐことができます。

会社を休まないことによる経済的損失のことをプレゼンティーイズムと呼びますが、これは責任感が強いために体調不良を押して出社し業務をこなすものの、十分に能力を発揮できない上に体調もさらに悪くなってしまうという損失です。

メンタルヘルス研修を通して、休んだ方がより高いパフォーマンスを発揮できるという考え方が身に付き、仕事の生産性も上がります。

メンタルヘルス研修の内容・プログラム例

メンタルヘルス研修には、社員全員を対象にしたセルフケア研修と、管理職やチームリーダーを対象にしたライン研修があります。最初に、社員全員を対象にしたメンタルヘルス研修のプログラムの一例をご紹介します。

まず、オリエンテーション(30分)で、研修の内容と目的の説明を聞きます。その後の60分で、実例をもとにメンタルヘルスの施策の重要性と目的、ストレスとストレス反応の関係、解決志向のメンタルヘルスについて学びます。次の90分では問題解決のためのアプローチの仕方(解決志向と問題志向)、解決志向の考え方について学習します。

午後の最初の90分間のプログラムでケースやワークを用いながら、解決志向を実行するためのコミュニケーションスキル(傾聴、承認と称賛、質問と発問)を学びます。次の120分間で解決志向を実行するための要素について学び実際に練習します。

その後、解決志向のメリットについて自分で整理します。最後の30分間ではまとめとして職場で実践するための最初の一歩を設定します。

管理職向けのライン研修では最初にメンタルヘルスの現状についての講義を聞き、ワークでは部下や後輩に関する心配を踏まえてどう行動すべきかを考えます。

次にストレスの要因とストレス反応、ストレスに対する対処の仕方などに関する講義を聞きます。それからラインケアの基本を理解するためも講義があり、次にラインケアの意味についての話を聞き、ハラスメントを自覚することやメンタル不調の予兆把握などに関する演習を行います。

続いてメンタルの不調で休業した社員の職場復帰までのサポート方法、メンタルヘルスを踏まえた職場づくりに関する講義を聞き、最後にまとめになります。

メンタルヘルス研修を実施するポイント

メンタルヘルス研修を実施するにあたっては、プログラムを十分に検討し、自分の物事の捉え方のパターンを知って必要に応じて、変化させる能力を養うことができるようにすることが必要です。

人によってストレスと感じるものは異なるので、それぞれが自分の感じているストレスや物事のとらえ方につて理解し、調整する能力が身に付けられるような研修であるべきです。

また、研修を通して職場でのコミュニケーション能力を向上させることができるという点もポイントになります。職場の人間関係はストレスの原因になることが多いので、円滑なコミュニケーションができるよう話し方、聞き方ができるようになればストレスを軽減することができます。

また、研修で「上司に相談するように」「体調が悪い時は休むように」と言われても、それができないから困っているという反応がある場合があります。ですから、研修で学んだことを実践できるような環境作りが必要になります。

部下が自分の状態を上司に伝えやすくなる仕組みが必要です。さらにセルフケア、ラインケアのメンタルヘルス研修と平行して精神保健福祉士等による年に1回のストレスチェックの実施、メンタルヘルス推進担当者の選任、相談窓口やメンタルヘルスに強い産業医の設置なども行えるでしょう。

メンタルヘルス研修の費用・料金相場

メンタルヘルス研修の費用は参加者の人数にもよりますが、3時間で10万円前後です。ここではメンタルヘルス研修を実施しているいくつかの業者の料金をご紹介します。

「スマイル・アンド・エール」の場合

大阪の「スマイル・アンド・エール」では約3時間で10万円(税別)、約6時間で18万円(税別)です。受講者は20名までです。この料金には2時間程度の事前打ち合わせの料金も含まれています。

また、研修費用のほかに、参加者1名につき1,000円の資料作成費が必要になります。このほかに交通費や会場費(必要な場合)が別途かかります。人数や研修時間については相談で、調整してもらうこともできます。

「ブルーコンシャス」の場合

主に関東の会社を対象に研修を行っている「ブルーコンシャス」の研修料金は1時間当たり3万5,000円〜です。原則として3時間以上で、1〜2時間の場合は4万5,000円(税別)です。

初回打ち合わせは無料ですが、研修費用のほかに、テキスト・プロジェクター用資料として3万円〜5万円かかります。交通費・宿泊費の支払いも必要です。講師の所感が記された研修報告書の作成は無料です。

「メンタルサービスのラッカル」の場合

「メンタルサービスのラッカル」では研修1回につき10万円が基本料金ですが、内容や参加者の人数によって料金が変わります。たとえば、1時間なら3万円〜、2時間は5万円〜、3時間は7万円〜、4時間は8万円〜となっています。

ほとんどの業者では研修期間が1日か2日で研修時間は1日3〜4時間程度ですが、中には1〜3日の研修で1日8時間というところもあります。

まとめ

メンタルヘルスケアは現代の企業では欠かせないものとなっており、メンタルヘルス研修はその重要な一端を担っています。

メンタルヘルス研修を通して、社員が健全な心の状態を保ち仕事に従事することができるようになることは、企業にとっても多くのメリットがあります。手当や補償金など金銭的負担を軽減でき、ブランド価値の失墜を防ぐこともできます。

また、メンタルヘルス研修を効果的なものにするには、定期的なメンタルヘルス研修と同時に、学んだことを実践できる職場環境づくりにも力を入れていく必要があるでしょう。

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