おすすめの倉庫・保管会社【246社】を比較、一括見積もり

倉庫・保管会社を利用する主なメリット3つ

コストを最適化できる
コア業務に人員を集中できる
事業拡大や変化にも柔軟に対応できる

ここからは、倉庫・保管会社を利用する主なメリットを3つ紹介します。

1. コストを最適化できる

自社で倉庫を構える際は、建物の賃貸や設備投資、人件費、光熱費など大きな固定費が発生します。一方で外部の保管会社を活用することで、必要な分だけのスペースと業務だけにコストをかけられるため、無駄を抑えた柔軟な運用が可能です。

特に繁忙期や閑散期で保管量が変動する事業にとっては、大きなメリットです。

2. コア業務に人員を集中できる

倉庫業務は在庫管理・検品・梱包・発送など多くの手間を要します。各業務をアウトソースすることで、営業や商品開発、カスタマー対応という本来注力すべき業務に社内のリソースを集中できます。

限られた人材で効率よく事業を伸ばすために、外部委託は有効な選択肢です。

3. 事業拡大や変化にも柔軟に対応できる

出荷量の増加や取り扱い商品の変化にも柔軟に対応できるのが、外部倉庫を使う最大の強みです。冷凍・冷蔵・定温などの温度管理対応、全国拠点展開、大型商品の保管なども可能です。

成長に応じてスケールアップ・スケールダウンしやすいのが特徴で、急な物量変動や新規ビジネスにも即応できます。

倉庫・保管会社を利用する流れ

倉庫・保管会社を利用する流れは、以下のとおりです。

1. 自社の保管ニーズを明確にする	・「何を、どれくらい、どのような条件で保管したいのか」を明確にする・常温や冷蔵、冷凍のどれが必要か、保管期間はどのくらいか、在庫管理や出荷代行も任せたいのかなど、自社の物流状況と目的を整理する
2. 候補会社の比較と問い合わせ	・ニーズに合う倉庫会社を複数選び、対応可能なサービス内容、拠点の所在地、料金体系などを比較検討する・ホームページや一括見積サービスを利用し、問い合わせや資料を請求する
3. 打ち合わせと現地確認	・倉庫の運用実態や清潔さ、温度管理、セキュリティ体制などを確認するため、実際に倉庫を見学するのがおすすめ・担当者との打ち合わせで業務範囲や連携方法、運用開始までのスケジュールなどを具体的にすり合わせる
4. 見積もりを取得	・希望内容に基づいて見積もりを取り、料金やサービス内容、契約条件などを比較する・保管料のほかに、入出庫料、ピッキング料、保険料などの追加費用がないかも必ず確認する
5. 入庫し運用開始	・契約締結後、商品の搬入（入庫）を行い、保管や物流業務がスタートする・初期段階では在庫登録のミスや搬入トラブルが起きないよう、社内と倉庫側の双方で情報共有と確認を徹底する
6. 定期的なフォロー	・実際の運用が始まったら、定期的に状況を確認し、在庫精度や出荷ミスの有無、対応品質などを確認する・必要に応じて業務の改善提案や見直しを行い、長期的な関係構築と品質維持につなげる

倉庫・保管会社の選び方3つ

立地とコストのバランスが適切である
正確でスピーディーな対応力がある
繁閑差に対応できる柔軟性がある

ここからは、倉庫・保管会社の選び方を3つ紹介します。

1. 立地とコストのバランスが適切である

倉庫の所在地は、商品の配送先や取引先との距離を踏まえて選ぶことが重要です。近隣であれば配送コストやリードタイムを抑えられますが、都市部は保管料が高くなる傾向があります。

地方倉庫との価格差やアクセスのしやすさ、輸送ルートの効率も含めて、保管料と配送コストのトータルで最適なバランスを見極めましょう。

2. 正確でスピーディーな対応力がある

在庫管理や出荷業務のミスは、顧客満足度や信頼低下に直結します。ピッキング精度・検品体制・トラブル時の対応スピードは非常に重要です。

日常的なやり取りでも、レスポンスの早さや連絡の取りやすさはスムーズな運用に直結します。初回の見積対応や問い合わせ時の受け答えも、会社の対応力を判断する材料になります。

3. 繁閑差に対応できる柔軟性がある

季節商品やキャンペーン時などで、出荷量や在庫が大きく変動する際に柔軟に対応できる倉庫会社を選ぶことが大切です。一時的な保管スペースの増減が可能か、短期契約に応じてもらえるか、作業スタッフや出荷体制を柔軟に調整できるかを確認しましょう。

急な増量出荷や休日対応が必要な場合に、時間外や臨時対応の実績がある会社であれば、繁忙期でも安心して任せられます。

倉庫・保管会社へ依頼する料金相場

倉庫利用の料金は「固定費」＋「変動費」で構成されており、業務内容や立地、商材により大きく異なります。主要な費用項目は、以下のとおりです。

固定費の相場

費用項目	相場目安	備考
倉庫保管料	月額2,700円〜7,000円／坪	立地により変動（都心部は高い）
システム利用料	月額20,000円〜50,000円	WMS（在庫管理システム）利用費
業務管理料	月額10,000円〜50,000円	商材管理、基本業務対応費用
冷凍設備費	別途（倉庫温度帯により変動）	冷凍倉庫ならではの追加光熱費

変動費の相場

作業内容	相場目安	備考
入庫料	10円〜40円／個	商材の大きさや入庫方法で変動
デバンニング料	20,000円〜35,000円／回	コンテナからの荷下ろし
検品料	10円〜30円／個	破損、数量、バーコード確認など
ピッキング・出荷料	10円〜30円／個	出荷前の取り出し、仕分け
梱包料	150円〜300円／個	ダンボール、緩衝材、ラベル印刷など
配送料	500円〜1,200円／個	距離やエリアにより異なる