民事再生・自己破産が得意なおすすめの弁護士【5社】を比較、一括見積もり

ここからは、民事再生・自己破産の際に弁護士へ依頼するメリットを3つ紹介します。

民事再生や自己破産は、裁判所への申立てや複雑な書類作成が必要であり、形式の不備や記載ミスがあると手続きが受理されないことがあります。弁護士に依頼することで、法的要件を満たした書類作成と正確な手続きが可能です。

債権者からの取り立てや通知への対応は、精神的な負担が非常に大きいです。弁護士が代理人となれば、債権者からの直接の連絡を遮断でき、交渉や調整も専門的な立場で任せることができます。

弁護士は、破産だけではなく民事再生や任意整理など複数の選択肢から最適な解決策を提案してくれます。資産状況や今後の事業継続の意向に応じて、柔軟に支援を受けられるのが大きなメリットです。

民事再生・自己破産を弁護士へ依頼する流れは、以下のとおりです。

1. 初回相談の予約とヒアリング	・弁護士事務所に問い合わせを行い、面談日を設定する・初回相談では、経営状況や負債額、資産状況、取引先関係などをヒアリングし、破産、民事再生のどちらが適しているかを判断してもらう
2. 必要書類の準備と委任契約の締結	・依頼を決めたら正式に委任契約を結び、手続きに必要な資料（決算書、債権債務一覧、財産目録など）を準備する・弁護士が代理人として債権者対応を開始する
3. 債権者への通知・取立ての停止	・弁護士が債権者に受任通知を送付する・債権者からの督促や連絡が一時的に停止され、弁護士が債権者対応や交渉を行う
4. 裁判所への申立てと審理手続き	・自己破産の場合は破産申立書、民事再生の場合は再生計画案を裁判所に提出する・弁護士が申立代理人として書類作成や手続きを主導し、裁判所との調整も行う
5. 手続き完了と再出発	・自己破産では免責決定、民事再生では再生計画の認可決定が下りると手続き完了・以降は、計画に沿って返済を進めるか、負債を免除され新たなスタートを切ることができる

ここからは、民事再生・自己破産の相談ができる弁護士の選び方を3つ紹介します。

民事再生や自己破産という法的整理の手続きには、専門的な知識と豊富な経験が求められます。企業法務や倒産処理の実績がある弁護士であれば、状況に応じた的確な対応が期待できます。

事務所の公式HPで、対応実績や得意分野を事前に確認することがおすすめです。

経営や財務に関わる相談は非常にデリケートなものです。初回相談時に、ていねいに話を聞いてくれるか、専門用語をわかりやすく説明してくれるかを確認すると安心です。

不安な気持ちに寄り添いながら、一緒に解決策を考えてくれる弁護士を選びましょう。

法的整理の依頼には、相談料や着手金、報酬など複数の費用が発生します。料金体系がはっきりしておらず、後から高額な請求が来るようでは安心して依頼できません。

初回相談が無料であったり、分割払いに対応していたりする弁護士事務所もあるため、無理なく相談できる環境が整っているかを確認しましょう。

民事再生・自己破産を弁護士へ依頼する費用相場は、以下のとおりです。