FAXDMの反応率を上げるにはどうする？反応率アップのポイントを紹介

反応率アップには事前準備が大切

FAXDMの利点は様々な販促物を多くの法人に向けて一斉配信し、告知することで即時に反応を獲得できる点にあります。この利点を最大限に活かすためには事前準備を怠ってはいけません。

質の良いリストを収集

FAXDMで反応を得るためにはリストの質がとても重要です。もしも、リストクリーニングと呼ばれる法人のFAX番号リストの更新作業を怠っている業者に配信依頼をした場合、移転や廃業、新設の情報が最新のものではないため、FAXの不着率が上昇してしまいます。また、業者の業種分けや、保有リストの件数が少ない場合はFAXDMで配信する内容と関係のない事業に向けて送信されたり、そもそも送信件数が少なかったりと、反応率の向上は望めません。

そのため、業種選びの際には、リストの入手元とリストクリーニングの頻度を確認することでリストの品質が低い業者を回避することができます。

自社で独自収集したリストを持ち込みすることが可能な業者もありますが、こちらを利用する際は、プライバシーマークを獲得している業者を選択することで、情報漏洩の心配を格段に下げることが可能です。FAXDM代行業者とは長く付き合うことになるでしょうから、より信頼できる業者を見つけることが利益に繋がります。

クレーム対策

クレームは必ず発生すると認識してください。クレームリストを作成し、営業FAXNG業者にはFAXDMを送らないことが一番です。また、「今後FAXによる案内不要」というチェックボックスをFAX最下部に設置することで、少しばかり管理がラクになります。それでも電話によるクレームもあるため、対応が苦手な方はクレーム対応を行ってくれるFAXDM代行業者を利用すると良いでしょう。

反応を得てからの対策も考える

FAXDMは送って終わりというわけではありません。FAXDMはいわば、利益を出すためのリード的役割として利用されます。そのため反応を得た際に、どのように対応するかを決めておかないと、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。FAXDMはスピーディな対応が可能な点がメリットであるため、そのメリットを最大限に活かすためにもFAXの作成〜受け取った後のことまで一連の流れをしっかりと把握し、対応の仕方を事前に決めておくべきなのです。

ターゲットを見極める

具体的なターゲットを見極めることで、無駄なくFAXDMを送ることができるため、配信件数あたりの反応率が向上します。しかし、どのようにターゲット像を設定したら良いか分からずにいると、的外れの原稿を作成したり、決裁者とはかけ離れた人物に配信してしまったりと、反応率を低下させるもとになってしまいます。

自営業者に向けて配信すると好反応率を望める

自営業を営む経営者に向けて配信するFAXDMは反応率が高い傾向にあります。それは、一番初めにFAXを手に取る人が最終的決定権を持つ経営者であることが多いからです。大手企業等は多くの従業員が作業をしている中にFAXを送るため、経営者、もしくは担当者が最初に手に取る可能性が極めて低くなるからです。

これは大手企業に向けてFAXDMを配信してはいけない、ということではありません。大手企業の方が営業が成功した後の利益の向上が望めます。そのため、規模の大きい法人へのアピールも大切なのです。上に記したように、経営者（担当者）が目を通した方が反応率は上がります。それで、「経営者様（もしくは、担当者様）に必ずお渡しください」と、用紙の最上部に文言を追加するだけで、そのFAXDMは決定権のある人の手に渡りやすくなります。

このように、FAXDMは最初に目を通す人が誰なのかが重要になってきます。ただ、従業員数の少ない自営業の場合、FAXにかかる経費が自己負担になることが多いため、クレームになる恐れがあることを念頭に置いてください。

具体的なターゲット像を設定

FAXDMを受け取る相手（個人）を具体的にイメージしましょう。相手の役職や部署、業種、または資本金や従業員数等の企業規模、抱える課題、興味のある事柄などのターゲット像の設定です。ターゲット像を明確にすることで原稿の精度が上がります。

FAXDMが読まれるかどうかは内容次第です。ターゲットを捉えたサービスを記載した原稿は反応率が高くなります。常にターゲット目線で原稿を作成することがFAXDMを成功させるコツなのです。

反応率向上にはタイミングも大事

夜間や早朝などの非常識な時間帯にFAXを送ることはもちろんNGです。しかし、適切な時間帯や曜日によっては反応率を上げることも可能になるため、FAXDMを配信するタイミングも重要なポイントとなります。

消費者ニーズを考慮する

季節行事に合わせた時期にその行事に関係するサービスのFAXDMを配信したり、世間を賑わせるような事件等のニュースが報道されたらその事件対策のFAXDMを配信したりすることで、消費者ニーズを満たすことが可能となり、結果として反応率が向上します。

比較的ヒマな曜日を狙う

業界や業種によって休日や忙しい日は異なりますが、忙しい日に配信すると、余程即時性を求められるFAX以外は目が通されることが少ないです。そのため、業界ごとの暇な日をマーケティングし、そこを狙ってFAXDMを配信することで反応率アップが期待できます。

また、休日中や休日明けにFAXを送信することも控えた方が良いでしょう。せっかくの休日に営業FAXを送ることは失礼にあたります。しかしながら、それでも休日中にFAXを送信する企業もあり、またキャンペーン等のすぐにでも配信したい内容のFAXなどは休日明けを狙って配信される傾向があります。このように、休日明けには多くのFAXが送られているため、自社サービスを記載したFAXがそれらに埋もれてしまう可能性があるのです。

いずれにしても、暇な日や曜日を前もって調査し、その日を狙って配信することがポイントです。

まとめ

品質チェックはどのような業種にとっても最重要事項です。それはFAX原稿でも同じことで、原稿の文章が途中で切れていたり、文字が薄かったりすると、クレームのもとになってしまうので、レイアウト確認のため自社のFAX機に向けてテスト送信することも必要です。

FAXDMの送信先リストや原稿の内容が反応率に影響することもお話しました。独学でFAXDM等の営業の手段を学ぶことも可能でしょう。しかしながら、それでは本業に支障が出てしまいます。そうならないためにも、リスト収集から配信、クレーム処理等の手間と費用を考慮し、プロに一任した方が効率的でもあります。マーケティングや営業に関する多くのノウハウを保有しているFAXDM送信代行業者の利用も視野に入れることで、より反応率の高いFAXDMを配信することができます。

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