FAXDMのリスト収集方法を徹底解説

名刺やメールから収集

FAXDMの宛先リストはこれまでに交換した名刺や、仕事のやり取りのメールに記載されたFAX番号から収集されることが少なくありません。また、これらを利用することで担当者名も同時に入手できるため、とても質の良いリストを収集することができます。

名刺管理サービス・データ入力代行会社を利用

名刺やメールから収集したFAX番号は、データ化する必要があります。名刺管理サービスの中には、FAX番号のみを抽出できるものもあるため、そちらを利用すると、効率的にリストのデータ化を行うことが可能です。しかし、上記サービスを利用していない場合は、手入力によるデータ化をしなくてはいけません。これは大変手間と時間がかかる作業になります。

現在は名刺から必要な情報をピックアップするデータ入力代行会社も多く存在します。ただ、多くの個人情報が記載された名刺を預けるという点から、セキュリティ対策をしっかり行っている代行会社を選択することがポイントとなります。

名刺・メールからリスト作成するメリット・デメリット

上記サービスを利用する点でのメリットはスピーディかつ手間をかけずに、FAX番号をデータ化できることにあります。上記サービスを利用していなかったり、メールの署名欄から必要情報を抽出したりする場合は、ひとつひとつ目視で確認し、データとしてまとめる必要があるため、自社事業に携わる時間が短くなり、少なからず影響が出てしまいます。

また、名刺管理サービスやデータ入力代行会社を利用する際には、それらの会社に支払う費用が必要となりますが、自社でデータ化を行う際にも、人件費がかかります。このように、メールや名刺交換等のFAX番号の収集には費用はかからないものの、収集したFAX番号等をデータ化する時にコストがかかってしまうのです。

しかし、名刺やメールから収集するFAX番号のリストは、公に出回っているものではないため、比較的ライバルが少なく、ニッチなリストを収集することができます。

リスト収集ソフトを導入

専用のソフトを購入し、PCにインストールさせることでリストの自動収集が可能になる便利なものです。ソフトごとに設定や操作は異なり、ソフトの性能によっては、PCのメモリを多く使用するものもあります。そのため、通常業務を行うPCとは別にリスト収集専用のPCを用意した方が良いでしょう。

自動化により短時間でリスト収集可能

導入するソフトの性能次第で購入費用が変わってきますが、数万円から購入できたり、または月額制で支払いが必要になったりと、費用もまちまちです。

実際どのくらいリストを収集できるかというと、1日稼働させて数千〜数万件といったものが多いようで、手作業で探すよりも何倍も速く、短時間で大量にリスト収集することができます。忙しくてもリスト収集したいという人に適した手段と言えます。

ただし、大量に収集したリストの管理が課題となる企業も多いことは念頭に置いておきましょう。

リスト販売している名簿業者から買い取る

名簿業者からFAX番号を含む企業リストを買い取る方法です。これは、業者によって価格帯が大きく変動し、情報の絞り込み内容も異なるため、業者の選定がとても重要になります。予め必要なデータが何なのかをしっかりと検討しておきましょう。

リスト販売の相場

名簿業者ごとの1件あたりの価格帯は以下を参考にしてください。

• 大手企業与信提供会社・・・500〜1,000円。
• 大手データベース会社・・・30〜300円。
• 一般的なリスト提供会社・・・5〜30円。

上記費用のほかに件数調査や項目の絞り込み内容による追加費用が必要になる場合もあります。

名簿業者を利用することで、大した手間を掛けずに高品質なリストを得ることができます。また、名簿業者ごとに納品時間は異なりますが、大体依頼してから数日中にはリストを入手できることが多いです。

FAXDM代行業者

FAXDM代行業者はFAXDMに関して、多くの知識と経験を持っています。つまり、FAXDM配信のプロフェッショナルです。

無料レンタルも可能

購入してリストを活用する業者もあれば、レンタルできる業者もあります。また、購入する場合は名簿業者と同じくらいの価格帯で入手することができますが、レンタルの場合だと無料で提供している業者もあります。納品時間も名簿業者と変わらないため、とてもスピーディだと言えるでしょう。

このようにFAXDM代行業者を利用することにより、最低限の費用で質の良いリストを収集することができます。さらに必要事項のやり取りをシステム内で完結できる業者もあるため、レスポンスの遅さや、面倒な業者とのやり取りに不満を持つ人の苛立ちを解消します。

選定時はリストクリーニング頻度を問い合わせる

代行業者を選ぶ際にはリストクリーニング（リストの更新）の頻度を必ず確認してください。DMによる営業NGの業者や、廃業・移転・新設によるFAX番号の改変等の反映をしっかりしている業者を選ぶことが重要だからです。もし、半年以上クリーニングしていない代行業者であれば、リストが汚れている可能性があり、いくらFAXを送信しても宛先や会社名が間違っている等のハードクレームの要因になってしまいます。このようなクレームが増えることで、自社の信頼が落ちる可能性もあるため、リストクリーニングはとても大切なのです。

FAX番号の他に電話番号、住所データも入手可能

リスト販売業者やFAXDM代行業者からリストを購入することで、2回目、3回目のアプローチが容易というメリットがあり、電話や住所が含まれるデータを購入した場合には、そのデータを使用してFAXDM以外にも郵送DMやテレアポによる営業活動を行うことができます。

「先日お送りいたしましたFAXの件で・・・」と、テレアポのフロントトークに利用できることはもちろん、FAXDMだけではなく、E-mailからアプローチすることも可能です。また、FAXDMを見て興味を持った企業に対して、郵送資料の配付、テレアポでの商談等々、リスト購入をすることで、利用価値の高いリストを集めることができるのです。

まとめ

FAXDM代行業者からリストをレンタルすることで、低コストかつ高品質なリストを入手することができます。また、レンタルリストを使用して反響のあったFAX番号のみを購入することも可能なため、大変使い勝手の良いリスト収集方法です。

より多くの反響を得るためには、多くのFAX番号が必要となります。そのため、上記で紹介したリスト収集方法のなかで、費用や効果等を検討し、反響効果の高いFAX番号をリスト化することが大切です。

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