これからDMを作るなら知っておきたい見積もりのチェックポイント

何故見積書に気をつける必要があるのか

DMについて依頼できる業者には、多くの種類があります。

そしてそれらの業者で見積書のフォーマットが統一されているわけではなく、バラバラの形式で提出されます。

A社の基準で考えていてもB社では記載方法が異なるので見落とすこともあるので、見積書に気をつける必要があるのです。

見積書の役割

そもそも見積書にはどのような役割があるのかですが、これは発注側と依頼を受ける側との間で、認識の違いを起こさないためにあるのです。

料金や納品内容を記載することで、お互いがどのような認識で契約するのかを明確化したものになります。

慣れてしまえばチェックするポイントも自然とわかるようになりますが、そうでない場合は見落としからトラブルが起きることもあるのです。

料金が確定しているのかに注意

DMの見積書で気をつけたいポイントとして、その料金が確定したものなのかがあります。

見積書の料金欄を見たときに「概算」と書いてある場合は注意してください。

これはあくまでも一時的に出されている金額で、その後に料金が変動する可能性のある状態です。

DM発送業者の見積もりを比較するときに、概算と書かれた見積もりとそうではない見積もりが混ざっていた場合、あとからその比較結果が覆ることもあります。

見積もり依頼をするときに確認しておきたいこと

見積もりで最も気になるポイントは料金です。

DMを送るにあたってどれだけの料金がかかるのか、それは予算内に収まるものなのかなどもありますが、どの作業でどれだけの料金が発生しているのかもチェックしたい項目です。

DM発送だけの場合

DM発送のみで発注する場合は、封筒ひとつあたりの重さで見積料金が変わります。

そのほかにどれだけの数を発送するのかによって料金が変わることもあるので、おおよその数を決めておくと正確な見積もりが出やすくなります。

DMの封入作業が発生する場合

発送だけではなく封入作業が発生する場合は、DM一通あたりの重さだけではなく封入するチラシなどの部数も料金に影響します。

さらには封筒を自分たちで用意するのか、それとも業者側で用意してもらうのかによって料金も変わるので、細かい部分までチェックしていきましょう。

完成しているDMを発送する場合に比べ、業者任せにできる部分が増えれば増えるほど料金は上がり、その内容によって金額が変わっていきます。

事前にどこまで依頼するのかが決まっていなければ、あとになって予想外の請求が来ることもあるので注意しましょう。

他にも注意しておきたい見積書のポイント

見積書の料金についてチェックしておきたい基本的な部分を紹介しましたが、実際にはまだまだチェックしておきたい部分があります。

• 具体的な納期
• 返送されてきたDMの処理と料金
• 戻ってきたDMを返送する場合の料金(送料と手数料)
• 変更があった場合に対応可能なのかどうか

少なくともこれらの内容についてチェックしておかなければ、あとから予想外の出費が必要になることもあります。

DMを送り慣れているならすぐに気づけることですが、初めて業者に依頼する場合は見落としやすいポイントなので気をつけましょう。

見積書に書かれていない内容についても確認

DMの見積書に書かれているのは、料金や納品内容についてです。

単純に金額面だけをチェックするだけならそれだけでも良いのですが、DM会社を利用する際には他にもチェックしておきたいポイントがあります。

実際にそのサービスを利用すると仮定して、見積書に書かれていないサービス面のチェックもしておきましょう。

発送証明書が発行可能か

しっかりとした実績があり信頼できる業者を利用するとしても、本当に全てのDMを発送しているのかは心配です。

そこで実際に発送しているのかを確認できる発送証明書の発行に対応しているのかを確認してください。

もちろんこの発送証明は業者のものなので、提出してもらうのはコピーになります。

発送証明書のコピーを送ってもらえるのかどうかで、しっかりとした仕事をしてくれるDM発送業者なのかが判断できるのです。

同時に証明書の形式についてもチェックしておけば、さらに安心できます。

追跡調査は可能か

発送証明書以外にも、追跡調査によってDMの状態を確認する方法があります。

発送証明書は発送したことを確認するものですが、追跡調査は宛先に届いたのかどうかを確認する方法です。

DM発送業者がしっかりと仕事をしても、運送業者でトラブルが起きることもあります。

他にも追跡調査はDMを受け取ってもらえたのかを確認する情報にもなるので、今後のターゲット選定にも使えるデータが得られることになります。

専属担当者がいるのかも重要

DM業者とのやりとりをするときに、専属担当者がいるのかどうかは大きな問題です。

情報を共有しているから柔軟な対応が可能と言われても、その情報を確認して反映されるまで時間がかかってしまいます。

しかし専属担当者がいれば、何かトラブルが起きたときでも素早く対応をしてもらえるのです。

営業担当が窓口になってくれると言っても、他の商談中には連絡がつかなくなります。

そのようなトラブルが起こらないように、しっかりと対応してくれる専属担当者の有無は、絶対に確認しておきましょう。

見積もりのポイントを押さえて安心できる依頼を

見積書は主に料金の確認をするものですが、利用する業者でどのようなサービスを提供しているのかがわからなければ、実際の依頼時にギャップが生じてしまいます。

業者側でも色々と説明をしてくれますが、発注側にも知識がなければスムーズなやりとりは難しいのです。

これからDM発送業者を利用するときは、ここで紹介した内容を思い出して確認しながら相見積もりを取ってみましょう。

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