メルマガ配信にかかる費用にはどんなものがある？

メルマガ運用にかかる費用の内容とは？

まず、メルマガを始めて配信をしていくにあたって、どんな費用内訳があるのかを考えましょう。異なるシステムを選ぶことによって、費用を抑えられるケースもありますので、コスパを上げるのにも役立ちます。

人件費

当然ですが、メールを作り送信するためには人の手を使わないといけません。特にメール作成では、情報収集や文章の作成、画像の入手などの手間がかかり、それなりの時間がかかるものです。

また、メルマガの定期配信作業やツールの設定などにも人員を割く必要があります。さらに、メルマガの効果が出ているかの分析や改善なども、やはり少なくても数人が集まることになります。

テレアポや直接営業などに比べると、メルマガは人件費がかなり抑えられるというメリットがあります。このメリットを活かして、効率的な営業ができるのも魅力です。

配信サービス利用料

通常、多数のメルマガを配信するためには、専用の配信ツールを用います。そのサービス利用料にいくらくらい費用をかけるかによって、だいぶ作業効率が変わってきます。

無料で利用できるサービスもありますが、機能が低いため人の手をかける必要があります。一方でより高機能で使いやすいサービスは、手間はかなり減りますが、利用料が高くなるという傾向があります。

そのバランスをメルマガの規模に応じて、上手に取っていくことがポイントとなります。

初期投資のコスト

特に大規模にメルマガ配信をしたいというケースでは、サーバーを買い取ったりツールを購入したりと初期投資が必要になります。自前で設備やツールを持っているので、ランニングコストがあまりかからなくなるというメリットがあります。

長期的にメルマガ配信をするというプランで、大規模にサービスを展開したいのであれば、初期投資をかけて自前のシステムを構築するという手もあります。こうしたケースでは、高額の初期投資が必要となることもあります。

アウトソーシング費用

メルマガ配信をアウトソーシングするという選択肢もあります。ある程度の商材の選択や文章の内容を決めて、後はアウトソーシング会社に依頼してしまうというものです。

人件費や手間を減らすことができて、業務効率が上がります。その一方で、外注費がかかりますのでそのバランスを上手に取ることが重要です。

コンサルティング料

あまりメルマガ配信のノウハウがない、思うように効果が上がらないという場合、プロにコンサルティングを依頼することもあります。運用状況の分析や改善プランの作成、実際の管理サポートなどをお願いできます。

コンサルティング料は安くはありませんが、それによりメルマガの効果が上り、利益につながるのであれば、それだけの価値が十分にあると言えるでしょう。

オンプレミス型のメルマガ配信

メルマガ配信をするにあたって、自前で配信ツールやサーバーを持ち運用するタイプをオンプレミス型と呼びます。より大規模かつ継続的にメルマガ配信をするのであれば、より対応力があり効果的な方法となります。

初期投資にコストがかかる

基本的にほとんどの設備やツールを自前で準備するわけですから、当然初期投資のコストがかかります。具体的には、サーバー買取費用、ソフトウエア費用、ライセンス料などがあります。

こうした初期投資のコストとしては、150万円から500万円程度かかることが多い傾向にあります。どの程度の規模のシステムを構築するかによって、かなり費用が上下しますので、慎重に検討する必要があります。

ランニングコストも一定額かかる

初期投資だけでなく、毎月のランニングコストについても検討しましょう。具体的には、人件費の他にサーバーのメンテナンスコスト、ライセンス更新料、システムの保守管理費用などがかかります。

毎月数万円程度かかることもありますので、その分の予算をコンスタントに計上することが求められます。

クラウド型のメルマガ配信

自前でシステムを持つのではなく、配信サービスを提供している会社を利用するという手もあります。クラウドサービスの一つで、自分でサーバーなどを持つ必要がありませんので、初期投資をかなり抑えることができます。

定額制のサービス

多くのクラウドタイプのメルマガ配信サービスでは、定額制を適用しています。どのくらいの配信数となるか、配信頻度はどのくらいにするかということでクラス分けがなされています。

そのクラスに応じて料金が決まっていて、予算を細かく組めるのがメリットです。読者数が多くなってきたら、料金プランを上げてより対応力のあるサービスに切り替えることもできます。

こうした定額制のメルマガ配信サービスは、月額数千円から数万円程度となっています。使える機能やサービス内容によって料金の差が大きいので、予算をある程度決めてその範囲内で利用できるサービスを選ぶのは賢明です。

従量課金制のサービス

ある程度の基本料金はあるものの、配信するメール件数や読者数などによって、料金が変わっていくというシステムです。キャンペーンなどによって送信する頻度や読者数が変動することが多いという会社にとっては、無駄のない予算組みができます。

まずは、どのくらいのメール件数と頻度になるかを予想して、かかる費用をシミュレーションしてみましょう。その上で、定額制の方がお得なのか、従量課金の方が経済的なのかを検討できます。

無料のツールもある

無料でメルマガ配信ができるサービスもあります。無料と言っても、メール作成テンプレートや高機能の配信サービスなど、かなり内容は充実しています。

一方で、登録できる読者の総数に制限がある、特定の機能はオプション料がかかるなどの条件があります。また、基本は有料サービスであるものの、最初の30日間は無料で使えるというところもあります。

まとめ

メルマガ配信にかかる費用としては、人件費とシステム利用料がメインとなります。自前でシステムを作るか、クラウドタイプのサービスを利用するかでだいぶ費用が変わってきますので、自社のニーズに合ったサービスを選ぶようにしましょう。

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