セミナーにはいくらくらい費用がかかる?
セミナーは販促や企業もしくは商品の知名度を上げるために行うことが多いものです。最終的には、何らかの営業利益を上げるためにします。そのため、セミナーにかかる費用が大きく、それに比べて利益が上がらないということになると、費用対効果が悪くなってしまいます。どんな内容のセミナーにするかということも大事ですが、同時にどのくらいの費用をかけるかということも大事になってきます。セミナーにかかる費用の内訳をチェックして、検討のポイントとすることができます。
セミナー会場費用
セミナーを開催する上で、費用の大きな部分を占めるのが会場費用です。会場の雰囲気や作り、大きさによって、集客できる規模やセミナーの質が大きく変わってきますので、費用とのバランスを考えるのはとても大事です。
都内の場合の会場費用
会場のレンタル費用は、立地によって大きく変わるものです。当然、地方部よりも都市部の方が断然高くなりますし、郊外よりも都心部の方が高い傾向があります。
また、会場の大きさや入っている建物によってもかなり変動します。あくまで一般的な例ということになりますが、都内のケースで100人程度を収容できる会場の場合、1日あたり30万円というのが相場です。
もちろん、半日だけのレンタルというのも可能で、半額程度の料金で借りることができます。その分、準備作業などで忙しくなりますので、かなり準備作業を効率よく行う必要があります。
節約するための方法
上記のように、会場費用というのは結構大きなコストになります。そこで、できるだけ出費を抑えるための工夫をしたいものです。
具体的には、次のような方法を採ることができます。
- 自社のオープンスペースを利用する
- 会議室を流用する
- 他セミナーとの共同利用をする
- 連日レンタルにして割引をしてもらう
自社のスペースを利用するというのことであれば、イスや備品のレンタル費用だけで済みますので、かなりのコストダウンとなります。一方で、当日の一般業務がしにくくなることや、トイレなどの問題が出てくることもあるという点も考慮すべきです。
また、会場によっては単日でなく連日でのレンタルにすると、割引をしてくれるというところもあります。何回に分けてセミナーをしたいと思っているのであれば、こうした割引サービスを活用するのも一つの手です。
参加者の人数によって会場費を検討する
会場費はかなりのコストとなりますので、参加者の見込み人数とのバランスを取ることが重要です。全体的な傾向としては、会場は小さめの方が割高になり、100人から150人程度の中程度の方が割安です。
どのくらい集客できるかということにもなりますが、もっとも人数と会場費の割合が良いところとなるようにしましょう。「会場費/参加者人数」という計算をして、一人当たりどのくらいのコストになるかを検討することもできます。
宣伝のためにかかる費用
セミナーにできるだけたくさんの人に来てもらうためには、いろいろな媒体を使って集客をしなくてはなりません。会場費と同じように、この宣伝費用もかなりかかりますので、予算を組む際にはきちんと検討する必要があります。
自社ホームページでの告知
すでに自社ホームページを持っていて、そこにセミナー開催の告知をするだけであれば、それほど費用はかかりません。自社社員でホームページの更新をしていて、ページの作成ができるのであれば、ほぼ追加コストはゼロに抑えられます。
一方でホームページ制作代行会社に依頼していて、専用のページを作ってもらうのであれば、その分の費用が発生します。といっても、それほど大きくて複雑なページでなければ、数万円程度で済むでしょう。
リスティング広告を出す
リスティング広告を出すのであれば、ある程度の出費は見込まないといけません。リスティング広告の場合は、クリック報酬となり、それぞれのワードによって単価が異なることもあります。
そのため、それぞれのケースでかなりコストが上下します。あらかじめリスティング広告にはこのくらい出せるという予算を決めておいて、その範囲内で広告を依頼するのがベターでしょう。
セミナーサイトへの掲載
セミナーサイトは、セミナーを紹介してもらうのにとても効果的なメディアです。定期的にセミナーを開催しているのであれば、定期契約のような形でお得な料金プランを利用することができます。
全体的には単発でのセミナー掲載の方が高くなる傾向があります。それぞれのサイトによって、掲載料金が異なり契約条件も違いますので、サイトごとの比較をしてみると良いでしょう。
SNSの利用
FacebookやインスタグラムなどのSNSでの告知は、かなり手軽に行えるのが魅力です。ホームページ作成のような手間がかかりませんし、それほど経験のない人でも気軽に更新できるからです。
なによりもコストがほぼかからないというのがメリットです。写真や動画作成をするための費用がかかることもありますが、基本的な更新料や利用料はかかりませんので、かなりコストパフォーマンスに優れた媒体だと言えます。
全体的な運営費
セミナーを開催するためには、他にもいろいろなコストがかかります。節約できるところもありますので、上手に予算を組み無駄のないセミナー運営をしたいものです。
人件費と交通費
セミナー開催のためには、全体的な管理責任者、司会者、アシスタント、受付、誘導係や場合によっては警備などが必要です。それぞれに人件費がかかります。
特に司会者や講演者を外部に依頼する場合は、報酬がぐっと上がることがあります。そのため、他のスタッフはできるだけ自社社員でまかなえるようにするなどして、人件費を抑えるための工夫をしましょう。
会社からセミナー会場に行くにしても、外部の人に依頼して来てもらうにしても、交通費が発生します。近場で開催するのではなく、遠方で実施する際には交通費だけで結構な額となることもありますので、早い段階で予算の検討が必要です。
備品や撮影費用
会場で使う備品、たとえばプロジェクターや音響機器などのレンタル費用もかかります。さらに、動画撮影をしたり録音したりする場合、そのための費用も別にかかってきます。
頻繁にセミナーを開催するのであれば、備品を購入してしまった方が長期的に見て安上がりになることもあります。
まとめ
セミナーを開催するためには、会場費、宣伝費、人件費、備品レンタル費用など、様々な費用が発生します。無駄なコストをかけないためにも、事前にしっかりと予算組みをして、節約できるところは抑えるという工夫が必要となります。
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法政大学法学部政治学科卒業後、アパレル系の販売職に勤める。全国の店舗対抗の接客スキルを競う大会にて審査員特別賞を受賞した。現職のワンズマインドでは前職の接客経験を活かし前期の営業成績TOPになるまでに至る。営業業務を行う傍ら、現場で見聞きした意見や見地をもとにメディア運用業務も行う。