ITリテラシー研修の開催実績が豊富な会社9選!選び方も紹介
- ITリテラシー研修を受講する必要性は?
- ITリテラシー研修の実績が多い会社は?
- ITリテラシー研修会社の選び方とは?
ITリテラシー研修を受講する目的は、機密情報の流出を避けるためです。フィッシングメールやパスワードリスト攻撃など、機密情報が流出する原因を理解し、今後の行動に反映します。他にはどのような目的があるでしょうか。
この記事を読むと、ITリテラシー研修を受講する必要性やITリテラシー研修の実績が多い会社に関して、理解できます。従業員のITリテラシー向上に取り組んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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ITリテラシーとは
ITリテラシーとはPCやソフトウェア、システムなど、ITツールを正しく操作するために必要な知識や能力のことです。Webサイトの見方や機密情報の扱い方など、情報収集や利用する能力もITリテラシーに含まれます。
業務効率改善や人手不足解消に向け、企業規模を問わず業務のデジタル化が推進されています。業務のデジタル化を実現するには、従業員が業務での使用頻度が高いITツールの操作方法を正しく覚えなければなりません。
機密情報が流出すると顧客や取引先からの信用を失い、今後の業績に多大な悪影響をおよぼします。生産性向上や情報漏えいを回避するには、組織全体のITリテラシーを高めることが重要です。
ITリテラシー研修を受講する必要性
ITリテラシー研修を受講する必要性には、以下4つの目的があげられます。
- 情報漏えいを防ぐため
- 生産性を高めるため
- 働き方の柔軟性を高めるため
- SNSの炎上を避けるため
情報漏えいを防ぐため
ITリテラシーには情報の中身を精査し、利用すべきかを判断する能力も含まれます。サイバー攻撃は日々進化しており、情報漏えいを避けるには常に新しい知識を学習しなければなりません。
ITリテラシーが低いと、フィッシングメールの開封やWebサイトの閲覧などが原因で、機密情報の流出を招く可能性が高まります。仮に従業員の行動が原因で顧客情報が流出した場合、顧客からの信用低下やイメージダウンは避けられないでしょう。
多額の損失を避けるにはITリテラシー研修の受講によって、サイバー攻撃や機密情報に関して学習し、普段の行動に反映することが重要です。
生産性を高めるため
限られた時間と人員で多くの成果をあげるには、業務のデジタル化を推進することが重要です。システムやソフトウェア、アプリは人間と異なり、稼働時間の長さによってパフォーマンスが低下する心配はありません。
ITツールによっては業務を自動化する機能も搭載しており、業務の効率性と正確性をともに高められます。
ただし、ITツールの導入によって生産性を高めるには、従業員が各ツールの操作方法を覚えなければなりません。なかにはIT全般に苦手意識を抱える従業員もいるでしょう。
ITリテラシー研修の受講によって、各ツールの機能や操作方法に関して学び、苦手意識を払しょくします。
働き方の柔軟性を高めるため
自宅やコワーキングスペースなど、オフィス以外で働ける環境が整うと、従業員と企業側の双方に多くのメリットをもたらします。
テレワークの導入にはオンラインで業務を完結する仕組みの構築が必要です。従業員はビジネスチャットやWeb会議ツール、オンラインストレージなど、各ツールの基本的な操作方法に関して学ばなければなりません。
業務で使用頻度の高いITツールを使いこなせない従業員が多いと、生産性の低下やコミュニケーションコストの増大などを招きます。
柔軟な働き方の実現に向け、ITリテラシー研修を利用して従業員のスキルアップを図りましょう。
SNSの炎上を避けるため
商品認知度の向上や新規顧客獲得に向け、SNSマーケティングを取り入れる企業は増えています。SNSは拡散力に優れる一方、投稿内容には細心の注意を払わなければなりません。
SNSでは関心を引く内容が投稿された場合、リポストやシェアなどによって、ユーザー同士が情報を共有します。
誤った情報や不適切な表現を含む内容の投稿に対しても、ユーザー同士で情報を共有するため、後から投稿の修正や取り消しが難しいです。悪評が拡散すると、投稿への批判や誹謗中傷が殺到します。
ブランドのイメージダウンや顧客離れを避けるため、ITリテラシー研修の受講によって、炎上の原因やSNSの運用方法に関して学びましょう。
ITリテラシー研修会社の選び方
研修会社を選ぶ際は以下4つのポイントを意識することが重要です。
- 習熟度や目的に応じた研修プログラムが用意されている
- 職種や階層ごとに応じた研修プログラムが用意されている
- 講師に資格保持者が多い
- 複数の研修会社から見積を取得する
研修プログラムの選択肢が多い研修会社は、自社の実情に見合った研修を受講できる可能性が高まります。
習熟度や目的に応じた研修プログラムが用意されている
ITリテラシーの高さに応じたプログラムが用意されている研修会社を選びましょう。企業のビジネスモデルや商材によって、従業員のITリテラシーは異なります。
特にアナログ業務から脱却できていない企業の場合、組織全体のITリテラシーを高めなければなりません。プログラムの選択肢が多いと、自社の実情に合った研修を受講できるでしょう。
テレワークの導入やDX推進、セキュリティ対策の強化など、ITリテラシー研修を受講する目的も企業によって異なります。研修会社がITリテラシーのどの分野の研修を得意としているか、サイト上であわせて確認が必要です。
職種や階層ごとに応じた研修プログラムが用意されている
営業や技術、マーケティングなど、職種ごとに応じたプログラムが用意されていると、従業員に研修の受講を促しやすくなります。
職種ごとに業務内容や業務で使用するツールは異なるため、ITリテラシーに差が生じるのは自然な現象です。
ITリテラシーが低い場合、AIやブロックチェーンなど、最先端の知識を扱う研修を受講してもすぐに業務で知識を活用する可能性は低いです。ITツールやPCの使い方、情報セキュリティなど、ITリテラシーの基礎を学ぶ研修の方が合っているでしょう。
管理職や経営者向けのプログラムが用意されていると、ITリテラシー向上に向けた取り組みを組織全体で進めやすくなります。
講師に資格保持者が多い
ITパスポートやIC3など、ITリテラシーに関する資格保持者の有無をサイト上で確認しましょう。講師に資格保持者が多いと、豊富な知識にもとづく有意義な研修を受講できる確率が高まります。
ITパスポートはAIやビッグデータなど、IT全般に関する知識の習得を証明する国家資格です。資格試験には経営や法務、マネジメントなどに関する設問も含まれており、資格保持者の研修を受けると多くの知識を習得できます。
IC3とはソフトウェアやOSなど、コンピュータやインターネットに関する知識の習得を証明する国際資格です。IC3の資格保持者が講師を担当する場合、従業員のITリテラシーやPCの操作スキル向上が期待できます。
複数の研修会社から見積を取得する
研修の受講費や研修会社の提案力を正確に見極めるため、5社前後の研修会社から見積を取得しましょう。ITリテラシー研修の開催費は、研修プログラムの内容や受講人数、講師のスキルなど、さまざまな要因によって変動します。
仮に1社からしか見積を取得しなかった場合は他社と費用を比較できず、提示金額の妥当性を判断できません。場合によっては、講師の質が低い研修会社に相場以上の費用を支払う可能性があります。
無駄な出費を避けるには複数の研修会社から見積書や提案書を受け取り、検討材料を増やしておくことが重要です。
【実績が豊富】ITリテラシー研修の実施会社2選
社名 | 3つの特徴 | 住所 |
---|---|---|
株式会社アイ・ラーニング |
| 中央区日本橋箱崎町4-3 国際箱崎ビル |
株式会社セゾンパーソナルプラス |
| 豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・43F |
株式会社アイ・ラーニング
参照元:株式会社アイ・ラーニング
- 各分野で豊富な経験と実績を持つ講師陣による研修
- 階層別・必要に応じた内容のITリテラシー研修
- 世代的特徴を考慮した新入社員向け研修を用意
株式会社アイ・ラーニングでは、経営戦略、DX推進、ビジネス・人材、PM・ITなど各分野で豊富な経験と実績を持つ講師陣によるハイレベルな研修を提供しています。ITリテラシー研修に関しては、新入社員向け、ビジネスパーソン向け、DX推進企業向けに用意されています。新入社員向けの研修では世代的特徴を考慮した内容となっており、自ら成長し輝くことができるようサポートすると同時に、必要に応じたIT技術を学べるコースが提供されています。
住所:東京都 中央区日本橋箱崎町4-3 国際箱崎ビル
株式会社セゾンパーソナルプラス
参照元:株式会社セゾンパーソナルプラス
- すべての人・組織にあった人材育成をサポート
- 実践につながる豊富な研修プログラムを用意
- 研修動画コンテンツやeラーニングでも受講可能
株式会社セゾンパーソナルプラスでは、すべての人・組織にあった人材育成のため様々なソリューションを提供しています。6階層に分かれた階層別研修やスキル別研修など、実践につながる豊富な研修プログラムが用意されています。ITリテラシー研修に関しては、初級・中級・上級編に分かれており、ITの基礎的なことから様々な業務でITをどのように利活用していくのかを学べます。また、ITリテラシーの基礎を学べる動画コンテンツやeラーニングでも提供されています。
住所:東京都 豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・43F
【丁寧なコミュニケーション】ITリテラシー研修の実施会社1選
社名 | 3つの特徴 | 住所 |
---|---|---|
アルー株式会社 |
| 千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビル2F |
アルー株式会社
参照元:アルー株式会社
- 要望に合わせたオーダーメイドの研修を提供
- 新入社員研修の豊富な実績で培ったノウハウ
- ITに関するトピックをニーズに合わせて提案
アルー株式会社では、新人から管理職、経営層、グルーバル人材までオーダーメイドで研修を支援しています。毎年2万人以上に新入社員研修を実施しているという実績があります。その中で取り扱っているのがITに関する内容です。ビジネスでITを活用する際の基本事項、情報基礎リテラシー・コンピューターリテラシー・ネットワークリテラシー・SNSの利用法やルールについて学ぶことができます。また、業種別ITスキルを取り入れたいなどの要望に合わせた研修プランの提案が可能です。
【柔軟な対応】ITリテラシー研修の実施会社6選
社名 | 3つの特徴 | 住所 |
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インターネット・アカデミー株式会社 |
| 新宿区新宿2-5-12 FORECAST新宿AVENUE 10F |
株式会社シンクスバンク |
| 渋谷区代々木2-9-2 久保ビル4F |
株式会社システムシェアード |
| 千代田区外神田1-18-13?ダイビル13F |
トレノケート株式会社 |
| 新宿区西新宿6‐8‐1 住友不動産新宿オークタワー20F |
株式会社SAMURAI |
| 千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル5F |
キラメックス株式会社 |
| 渋谷区渋谷2-9-8 |
インターネット・アカデミー株式会社
- どこよりも最新で正確なWebスキルの情報を提供
- 理解できるまでプロの講師に直接サポートしてもらえる
- IT研修を基礎から階層別のニーズに応じて提供
インターネット・アカデミー株式会社は、教育業界では唯一Web技術の標準化を行う非営利団体W3Cメンバーに加盟しており、どこよりも最新で正確なWebスキルの情報を提供しています。受講期間中はライブ授業とオンデマンド授業が受け放題。プロの講師に直接サポートしてもらうことも可能です。Web専門スクールならではのITリテラシー研修も提供しています。IT用語からサービスの仕組みまで基礎を学べる研修に加え、新入社員向け、経営者、管理職、総務向けにも用意されています。
株式会社シンクスバンク
参照元:株式会社シンクスバンク
- 強みはビジネスとITの両面からのサポート可能なこと
- 法人研修では「即戦力」となる人材育成が可能
- ITに関して全くの初心者にも対応
株式会社シンクスバンクでは、ビジネスとITの両面からサポートが可能という強みを活かし、「個人」「法人」向けに広く教育事業を展開し成果を上げています。個人向けにはIT総合スクールを展開。法人向けには研修事業、ITソリューション事業を展開しています。法人研修で、はビジネスの場で求められるIT技術とビジネススキルを一度に習得できるので、「即戦力」となる人材の育成が可能です。0からの初学者教育にも対応しています。
株式会社システムシェアード
参照元:株式会社システムシェアード
- 各事業部が連携した知行合一のIT教育力
- 課題やニーズに応じた柔軟なソリューションを提案
- IT研修を目的別に幅広く用意
株式会社システムシェアードでは、各事業部が連携した知行合一のIT教育力で、経営を伸ばすIT教育を提供しています。教育支援、開発支援、IT支援の3つを中心に様々なサービスを提供しているので、課題やニーズに応じた柔軟なソリューションの提案が可能です。ITリテラシー研修は、法人向けのIT人材育成・紹介サービス「東京ITスクール」というサービスで提供しています。エンジニア向けの専門スキル研修から、初心者向けの基礎講座まで目的別に研修が用意されています。
住所:東京都 千代田区外神田1-18-13?ダイビル13F
トレノケート株式会社
参照元:トレノケート株式会社
- デジタル時代に必要となるIT人材育成
- 幅広い研修から目的やスキルにあわせて選択可能
- 非エンジニア向けのITリテラシー向上を目的としたコースも用意
トレノケート株式会社では、デジタル時代に必要となるIT人材育成のための研修を提供しています。世界で最も優れたIT研修企業20社に4年連続で選出されたという実績があります。
ITに関しては、ベンダー認定トレーニング、トレノケートが開発したIT技術関連コースがあり、基礎から実践的なコースまで目的やスキルにあわせて受講が可能です。DX人材育成の実績も豊富で、非エンジニア向けのITリテラシー向上を目的としたコースも用意されています。
住所:東京都 新宿区西新宿6‐8‐1 住友不動産新宿オークタワー20F
株式会社SAMURAI
参照元:株式会社SAMURAI
- 経験豊富な現役エンジニアによる伴走型の教育
- 現場で確実に活かせるスキル修得をサポート
- IT課題を解決に導く研修内容だから成果を期待できる
株式会社SAMURAIでは、一人ひとりに寄り添った質の高いIT教育、法人研修事業などのサービスを提供しています。ITリテラシー研修では、インストラクターが全員経験豊富な現役エンジニアで、実践と寄り添いにこだわった伴走型の教育を提供。現場で確実に活かせるスキル修得をサポートしています。また、課題や悩みをヒアリングし、確実に解決につながるようオーダーメイドで研修内容をカスタマイズするので、効果的な成果を期待できます。
住所:東京都 千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル5F
キラメックス株式会社
参照元:キラメックス株式会社
- デジタル化の進展と共に成長し活躍できる人材育成
- 実践的なデジタルスキルを学べる場を提供
- 経営戦略や企業運営のニーズに合わせた研修を提供
キラメックス株式会社では、あらゆる人がデジタル化の進展と共に成長し活躍できる社会をめざし、デジタル化で求めるスキルを伸ばし活かせる環境を提供しています。そのために、実践的なデジタルスキルが身に着くプログラミングスクール「テックアカデミー」を運営しています。「テックアカデミーIT研修」では、開発力強化や社員のITリテラシーの向上に取り組む法人企業を対象に、プログラミングやデジタルスキルが身に着くよう支援しています。
住所:東京都 渋谷区渋谷2-9-8
まとめ
ITリテラシー研修の受講先を選ぶ際は、研修の開催実績や得意分野、プログラムの充実度など、さまざまな点を確認することが重要です。
ただし、業務量や経営状況によっては調査に十分な時間を割けないケースもあるでしょう。依頼先を短時間で見つけるには、ビジネスマッチングを活用するのがおすすめです。
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