サジェスト汚染とは?発生する原因・放置が危険な理由・対策方法を解説

更新日:2021年05月07日 発注カテゴリ: 風評被害対策
サジェスト汚染とは?発生する原因・放置が危険な理由・対策方法を解説

サジェスト汚染とはなにか?検索エンジンを日常的に活用する方なら、なんとなくの意味はイメージできるかもしれませんが、非常に危険なものであるという認識まではないでしょう。しかしサジェスト汚染は、企業・店舗を含む法人に経済的な打撃を与える風評被害や、個人の尊厳を傷つける誹謗中傷の拡大につながる要因です。被害の拡大を防ぐためにも、汚染されたサジェストは適切に対策しなければなりません。ではどうやって?そこで本記事では、汚染が発生する原因、放置が危険な理由を含めたサジェスト汚染の基本を紹介するとともに、サジェスト汚染対策の方法を徹底解説!それぞれの対策方法における注意点も紹介していきます。

サジェスト汚染とは?

サジェスト汚染とは、検索エンジンを活用して特定キーワードをインターネット検索する際、候補として表示されるサジェストが「ネガティブなワードで汚染」されてしまうことです。表示されるネガティブワードは、事実である場合もあれば事実無根であることも。対策が極めて難しいといわれている事象です。

それでは、なぜサジェスト汚染は発生するのか?事実はともかく、事実無根のネガティブワードが表示されるのはなぜか?それを理解するには、まずサジェストの仕組みを知っておかなければなりません。

そもそもサジェストとは?

「提案」「示唆」などを意味する「サジェスト(suggest)」は、Webサービスで提供される一般的な機能です。ECサイトなどでは、レコメンドエンジンを活用した「おすすめ商品」が表示されますが、検索エンジンのサジェスト機能は、検索キーワードに「ユーザーが知りたいと思われる関連キーワードの候補」が表示されます。

たとえば、Googleで「比較ビズ」を検索すると、以下のようなキーワードの候補が「サジェスト」されます。

比較ビズを検索している方がどのようなことを知りたがっているのか?Googleの検索エンジンが判断したうえで「比較ビズ 評判」「比較ビズ 料金」といった関連キーワードがサジェストされていることがわかります。

サジェスト汚染されるとどうなる?

しかしサジェスト汚染が発生すると、比較ビズのあとに続く「評判」「料金」などが「ネガティブなワード」に置き換わった候補をサジェストされてしまいます。特に、いわれのない、事実無根のネガティブワードがサジェストされるようになれば、企業・店舗にマイナスのイメージを与えるであろうことは想像に難くありません。

サジェスト汚染が起こる原因とは?

検索エンジンがどのような基準でこれらのキーワードをサジェストしているのか?明確なアルゴリズムなどは開示されていませんが、Googleの場合「検索ボリューム」「検索するユーザーの位置情報」を基本にサジェストしているといわれています。これは、Googleと人気を二分する検索エンジン「Yahoo! Japan」に関しても同様です。

つまり、サジェスト汚染が起こる原因として考えられるのは、多くのインターネットユーザーが該当キーワードに「ネガティブワード」を組み合わせ・併用しながら検索しているということです。

思いがけないキーワードの関連性

ひとつのパターンとして挙げられるのは、インターネットユーザーが検索するネガティブワードが、該当キーワードと思いがけない関連性を持っていた場合。

たとえば、歴史上の人物をキャラクター名に適用したゲームが人気を博していた頃、本来の人物に関する検索が困難になってしまった、という事例があります。このパターンを企業名・ブランド名に置き換えてみた場合、少なくない影響が及ぶと考えられます。

ただし、このパターンであれば「検索結果やコンテンツを見ることで誤解が解ける」可能性もあります。サジェストが汚染されているのは間違いありませんが、企業名・ブランド名の露出が減ることはあっても、風評被害にまで発展する可能性は小さいといえるでしょう。

根拠のある・根拠のないキーワードの検索

もうひとつのパターンとして挙げられるのは、根拠のある・なしに関わらず、多くのインターネットユーザーが自社名・ブランド名を軸にしたネガティブワードを検索しているケース。サジェスト汚染といった場合、こちらのパターンを指すのが一般的です。

ニュース・報道など根拠にした事実なら致し方ない一面もありますが、深刻なのは「事実も根拠もないネガティブワード」を検索されてしまうこと。こうした根拠のないネガティブワードは、掲示板やSNSなどが発生源である場合が多く、深刻な風評被害に発展しかねません。

人為的なサジェスト汚染も

こうしたサジェスト汚染は、人為的に引き起こされる場合もあります。たとえば、悪意のある一部のインターネットユーザーが、特定の企業や個人を標的にしたネガティブコンテンツを大量に作成しているなどです。個人的な逆恨みや愉快犯であるケースが多いといえますが、近年ではツールを活用してサジェスト汚染を引き起こす確信犯も少なくありません。

サジェスト汚染で受ける被害とは?

サジェスト汚染された個人・法人が受ける被害は、誹謗中傷による社会的信用の失墜・イメージダウン、それによって経済的なダメージを受ける風評被害です。影響・被害は計り知れないものがありますが、代表的な具体例を挙げてみましょう。

企業・店舗などの法人 個人
既存取引先からの信用失墜 誹謗中傷による精神的打撃
営業活動が困難に 就職・転職活動が困難に
顧客からの信用失墜・ビジネスへの経済的影響 信用調査などの与信に影響
採用活動への影響  
融資・借入が困難に  

サジェスト汚染の放置が危険な理由

具体的な影響・被害が及んでしまうサジェスト汚染は、上述したように対策が困難な事象であるのは事実。しかし、そのまま放置していてはいけません。なぜなら、一度汚染されたサジェストは「簡単には消えない」からです。

サジェスト汚染によって表示される「ネガティブワード」は、クリックされやすい特徴があります。多くのユーザーがクリックするワードであれば、検索エンジンは「需要がある」と判断し「ネガティブワードが表示されやすくなる」状況が生まれます。

結果的に、いつまでもネガティブワードが残る負のループが形成され、被害者を苦しめることになってしまうのです。

汚染されたサジェストは削除できる?

サジェスト汚染の負のループを断ち切るには、サジェストされるネガティブワードを削除するのがもっとも効果的。しかし、汚染されたサジェストは削除できるものなのでしょうか?実際には、サジェストの削除は不可能ではないものの、簡単ではないのが現実です。

なぜなら、検索エンジン側には「ユーザーの知る権利を守る」という大義名分があるから。事実を根拠にしたネガティブワードであれば、削除は難しいと考えた方がいいかもしれません。

では、検索エンジンは誹謗中傷を許しておくのか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。事実無根の誹謗中傷、それによる風評被害など、明らかに法に抵触するネガティブワードであれば削除可能です。

サジェスト汚染対策:1. 被害を受けている本人が削除申請

まず、個人でもできるもっとも簡単なサジェスト汚染対策として挙げられるのは、被害を受けている本人(法人)が、検索エンジン側に自らネガティブワードの削除を申請することです。

具体的には、GoogleやYahoo! Japanへ削除申請することになりますが、削除申請は「本人のみに認められた権利」であることに注意が必要。Googleの場合を例に、手順を簡単に紹介しておきましょう。

Googleオートコンプリートとは?

検索エンジンで表示されるサジェストは、Googleの場合「オートコンプリート」と呼ばれています。削除の対象となるコンテンツは、この「オートコンプリートポリシー」に違反するものであると認められる必要があります。削除申請する前に、ポリシーの内容を理解しておくことが重要です。

削除の対象 概要
暴力的または残虐な内容の検索候補 暴力・残虐による被害者を侮辱することも含む
露骨な性的表現、下品な表現、冒涜的な検索候補 人体の構造・性教育に関連する医学・学術用語は除く
特定の集団に対する差別的な検索候補 差別・排斥を含む幅広い候補が含まれる
著名人への不適切・中傷的な検索候補 個人情報・機密情報の開示も含む
危険な検索候補 商品・サービス・情報の宣伝に危害をもたらす候補も含む

参考:Googleオートコンプリートポリシー

汚染されているサジェストから違反ワードを報告

Googleオートコンプリートポリシーに明らかに反している、と判断できるネガティブワードであれば、汚染されているサジェストから違反ワードを報告できます。Googleの検索窓にキーワードを入力し、右下にある「不適切な検索候補の報告」をクリックします。

表示されたウィンドウから「不適切と判断した検索候補」および「不適切だと思える理由」にチェックを入れ「送信」します。

Goggle公式サイトから削除申請

違反ワードの報告はもっとも簡単な手法ではありますが、あくまでもユーザーの声を集めてオートコンプリートに役立てているに過ぎません。正式にネガティブワードの削除を求めるのであれば、Google公式サイトから削除申請する必要があります。

Google公式サイトに用意された「法律に基づく削除に関する問題を報告する」ページにアクセスし、居住国をはじめとした削除申請者の情報を入力します。

参考:法律に基づく削除に関する問題を報告する

不適切だと思われるキーワード候補を入力する箇所のほかに、サジェストが不適切であることを証明するためのスクリーンショット添付も必要。すべて入力して「送信」すれば、後日、記載したメールアドレス宛に結果が送信されます。

初回の申請が非常に重要なため、情報はできる限り詳しく記入するのがポイントです。

Yahoo!検索のサジェストを削除申請するには?

Googleと同様の仕組みは「Yahoo!検索」にも用意されています。Yahoo!検索ヘルプにある「関連検索ワードとは」ページにあるリンク「Yahoo!検索 - 関連検索ワードに関する情報提供フォーム」をクリックすることで削除申請できます。

参考:Yahoo!検索 - 関連検索ワードとは

サジェスト汚染対策:2. 弁護士に削除申請代行を依頼

検索エンジンへの削除申請は、個人でもできる簡単なサジェスト汚染対策ではありますが、必ずしも申請すれば削除してもらえるというわけではありません。サジェストが不適切だという証明が足りず、申請が却下されてしまうケースもあります。

こうした場合は、インターネットの誹謗中傷・風評被害対策に詳しい弁護士に、削除申請代行を依頼する方法があります。汚染されたサジェストの削除申請は「本人のみ」に許された権利ではありますが、例外的に代行できる存在となれるのが「弁護士」です。

法的なアプローチの取れる弁護士であれば、ネガティブワードを削除できる確立は高くなるといえるでしょう。削除申請時に説得力のある理由を記載するのが難しい、と感じたのであれば、最初から弁護士に任せてしまうのがおすすめです。

サジェスト汚染対策:3. 風評被害対策会社に依頼

本人による申請、弁護士による申請代行によっても、ネガティブワードが削除されない場合があります。これは、検索エンジン側がユーザーの「知る権利を守る」という大義名分があるから。

訴訟に持ち込むという方法もありますが、解決までに長い期間がかかるうえ、仮に勝訴しても控訴される場合がほとんど。なによりもスピーディーな対応が必要な風評被害対策では、あまり効率のいい方法だとはいえません。

そんなときには、風評被害対策会社にサジェスト汚染対策を依頼する方法があります。風評被害対策会社とは、インターネットで拡散しがちな誹謗中傷・風評被害に関する対策を専門的に引き受けてくれる会社のこと。サジェスト汚染対策が可能な会社も多いため、相談してみる価値はあるといえるでしょう。

サジェスト汚染を削除するサービスではない

ただし、風評被害対策会社が実施するサジェスト汚染対策は、サジェストで表示されるネガティブワードを削除するものではないことは理解しておく必要があります。

一部、ネガティブワード削除を請け負う事業者も存在しますが、削除申請は「弁護士のみが例外的に代行を許可されている」行為です。サジェスト汚染対策のほとんどは「ネガティブワードを見えにくくする」サービスなのだといえるでしょう。

サジェスト汚染の対策方法は?

それでは、風評被害対策会社はどのような方法でネガティブワードを見えにくくしているのでしょうか?検索エンジンのサジェストにポジティブなワードが表示される施策を実施し、ネガティブワードを候補から追いやってしまうのが基本です。

具体的には、サジェスト汚染が発生している原因を探り、それぞれの要因に対して適切な施策を講じていきますが、対策方法自体は風評被害対策会社によってまちまち。正攻法の検索エンジン対策である「ホワイトハットSEO」を実施している会社であれば、安心して依頼できます。

月額定額プラン?成功報酬プラン?

風評被害対策会社にサジェスト汚染対策を依頼した場合、PC版・モバイル版それぞれ月額ベースで約5万円〜10万円程度の費用がかかるのが一般的です。月額定額プラン、成功報酬プランが用意され、ニーズに応じて選べる会社も少なくありませんが、どちらを選ぶべきかは状況に応じて検討する必要があるでしょう。

成功報酬プランの場合、特定のネガティブワードがサジェストされなかった日数をカウントし、単価で掛けた総額を支払う一方、月額定額プランは、サジェストに表示されるネガティブワードすべてを対象とした対策であるのが違い。

ネガティブワードが1つならば成功報酬プランがおすすめですが、複数のワードをまとめて対策したいなら月額定額プランが安上がりな場合もあります。

風評被害対策会社に依頼する際の注意点

削除されるかどうかわからないネガティブワードを放置できない、そう考える企業担当者の方であれば、風評被害対策会社への依頼を検討しているでしょう。しかし、慌てて依頼先を決めるのはおすすめできません。しっかりとしたサジェスト汚染対策をするためには、優良な風評被害対策会社を選定する必要があるからです。

総合的な風評被害対策が可能か?

サジェスト汚染されるからにはなんらかの原因があるはず。仮にネガティブワードをサジェストから追いやることができても、根本的な原因を見つけて改善していかないことには、将来的に再度ネガティブワードが表示されてしまう可能性があります。

そのためには、誹謗中傷・風評被害に関する総合的な対策のできる会社を選定する必要があります。しっかりと総合的な対策のできる会社であれば、再発防止保障などのサポートが得られる場合もあるでしょう。

対策手法によっては逆効果になる場合も

サジェスト汚染対策の基本は、ネガティブワードの順位を下げるため、ポジティブワードが表示される施策を講じること。

ポジティブなコンテンツを作成する、キャンペーンを実施するなど、ホワイトハットSEOに準じた形で実行される分には問題ありませんが、なかには即効性・成果だけを重視してブラックハットSEOに手を染める会社もあります。これでは、ポジティブなコンテンツの順位が下げられてしまうなどの逆効果が生じてしまうでしょう。

サジェスト汚染を対策するにあたって、具体的にどのような手法を使うのか?それによって良質なコンテンツの評価を下げられることはないのか?相談時に確認を取り、納得したうえで依頼するのがおすすめです。

まとめ

本記事では、汚染が発生する原因、放置が危険な理由を含めたサジェスト汚染の基本や、サジェスト汚染対策の方法を解説してきました。根本的な解決が難しいといえるサジェスト汚染ですが、放置しておけば被害は拡大する一方。被害を最小限にとどめるには、一刻も早く拡散を防がなければなりません。誹謗中傷・風評被害対策会社は、そんなときに力強い味方になってくれます。

しかし、風評被害対策会社の見極めは簡単ではないのも事実。依頼する候補先を選ぶことすら迷ってしまうことがあるかもしれません。「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良な風評被害対策会社をスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイント。風評被害対策会社の選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

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