株式会社Oz link

京都発のスパイスカレー専門店の立ち上げにおいて、ゼロベースからの新規事業開発を行いました。競争が激化する飲食市場の中で、“こだわりが伝わる世界観”を軸に、差別化されたブランド体験を設計。
店舗デザイン・SNS導線に至るまで、ブランドの統一感を徹底。
特にSNSでは、拡散を促す仕組みを構築し、広告費をかけずに認知を獲得。開店初月からUGCが拡がり、行列・メディア取材・再訪問が連鎖的に生まれるスタートダッシュを実現しました。

「美味しい」だけでは埋もれてしまう飲食業界で、独自のブランドポジション確立を目指したプロジェクト。広告費をかけずに話題と来店動機を生むため、ブランド設計からSNS・店舗体験まで一貫した戦略を構築しました。
さらにグルメ系インフルエンサーとの連携により拡散を促進。店舗体験からUGCまでをつなげ、開店初月から高い話題性と集客を実現しました。
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目的：
単なる「美味しいカレー店」を超えた独自のブランドポジションの確立

背景：
・飲食業界の競争激化により、味や価格以外の差別化要素が不可欠
・新店舗が生き残るためには、SNSを起点とした話題性と来店動機の創出が課題

課題：
・限られた予算で、広告に頼らない話題化を実現すること
・差別化されたブランド設計と自然発信されるSNS導線の構築
・店頭体験からUGCへの流れを意識した仕掛けの設計

施策：
・ブランドの世界観設計（ネーミング・コンセプト・ストーリー設計）
・ トーン＆マナー設計（ビジュアルと言語表現の統一）
・店舗ブランディング（内装ディレクション・体験設計）
・メニュー構成および商品ネーミング設計
・SNS設計（Instagramの投稿構成・UGC設計）
・クリエイティブ制作（店舗撮影・商品写真・ストーリーズ導線設計・投稿ルール整備）
・インフルエンサー施策（グルメ系インフルエンサーの選定と招致）
・ 店舗体験設計（視覚的インパクトのある盛り付け・スタッフの業務フロー策定）
・PR設計（オープン初月の話題化と、自然発信を誘発する導線設計）

・開店初月から食べログアクセス数1.2万を獲得
・グルメ系インフルエンサー130名以上が来店
・総フォロワー169万人以上のアカウントにより認知が波及
・雑誌・グルメメディア等、複数媒体での取材・掲載を獲得
・広告費ゼロで、行列ができるほどの話題性を創出
・運用開始1年でInstagramフォロワー3,000人超を獲得

SNSを見て遠方から足を運んでくださるお客様や、「ずっと来たくて、やっと来られました」と声をかけてくださる方がいて、SNSの力を改めて実感しました。広告費をかけずに、開店直後から多くの話題を集め、“スパイスへのこだわり”がこんなにも多くの方に伝わるとは思っていませんでした。実際に食べた方が自然にSNSで発信してくださり、“京都で話題のカレー店”として多くの方に知っていただくきっかけになっています。

“おいしい”を超えて、“話したくなる・誰かに教えたくなる体験”をどう設計するか。それがこのプロジェクトの核心でした。ブランド設計、SNS戦略、PR施策が一体となり、広告費をかけずに行列と話題を生み出す導線を実現できたと感じています。