会社員が司法書士を副業にすることは果たして可能か？

司法書士を副業にできる

司法書士にかかわる法律はいろいろとあります。その中で、司法書士の副業を禁じる規定はありません。つまり会社員が司法書士として副業をしても問題ありません。

実際、就職してサラリーマンとして普段仕事をして、空き時間を利用して司法書士として活躍している人も少なくありません。また将来的には司法書士関係の事務所に就職するけれども、いったん普通の会社に勤めるという人もいます。

働き方改革も後押し

今後もしかすると兼業司法書士は増えてくるのではないかと期待されています。その背景にあるのが、政府の推し進めている働き方改革です。

働き方改革によって、仕事のスタイルも今後多様化するとみられています。これまで認められてこなかった副業を認めるところも増えています。

司法書士というと独立する、もしくは法律事務所などに属して働くのがこれまで一般的でした。しかし今後は副業として司法書士として働く人も増えてくるでしょう。

就業規則を確認

もしサラリーマンで副業として司法書士資格を生かそうと思っているのであれば、まず就業規則を確認しましょう。会社によって副業を認めていない場合もあるからです。

また副業OKの会社でも、実際にするにあたって手続きが必要な場合もあります。例えば副業先を会社に届け出ないといけない、副業できる時間が制限されているなどです。

このような副業に関するルールは、就業規則の中に記載されているはずです。こちらをまず確認するのを忘れないでください。

司法書士の副業をするメリット

サラリーマンをしている人で司法書士を副業にするのはいろいろなメリットが期待できます。キャリアアップや視野が広がるなどのメリットがあるからです。

多くの業務にかかわれる

司法書士の仕事は、多岐にわたります。幅広い専門知識を有し、それを活用できるのでキャリアアップに貢献できるところが大きなメリットです。

会社の中でも経営や総務、財務、法務といった感じでいろいろな部門があるでしょう。そのほとんどに司法書士の資格があれば、活用できるわけです。

いろいろな部門の業務を請け負うことで、さまざまな経験が積めます。今後のキャリアパスで様々な選択肢を残しておけるわけです。

転職でも有利に

司法書士の資格を持っているのは、今後転職活動することになった場合、大きな武器になるでしょう。専門資格を持っていることが、特定の能力を有していることの証明になるからです。

司法書士の資格を持っていることは、多くの企業にとって法律を熟知していると解釈されます。そのような人材はどの業界でも重宝されるでしょう。

会社員が司法書士を副業にする注意点

司法書士を副業にする方法には、いろいろなメリットがあります。しかし、一方で注意しなければならないポイントもあるので、前もって理解しておきましょう。

司法書士登録をする

司法書士になるためには、司法書士試験に合格するだけでなく司法書士登録をしなければなりません。もし登録手続きをまだやっていないのであれば、こちらを済ませておきましょう。

司法書士の登録申請は日本司法書士会連合会に申請します。しかし通常は司法書士として登録する場所を管轄している司法書士会で行います。

登録申請をすると、その司法書士会の役員と面接をするのが一般的です。そこでは業務体制などいろいろと質問されます。面接をする前には質問にスムーズに答えられるように、準備しておいたほうがいいでしょう。

事務所が必要になる

副業でも司法書士として活動するためには、事務所が必要になります。このように言われると、どこかに事務所を借りないといけないと思うかもしれません。

しかし別にオフィスでなくても構いません。そこでおすすめなのが、自宅を事務所にする方法です。

事務所を借りるとなると、どうしても賃料がかかります。地域にもよりますが、けっこう大きなコストになりがちです。

しかし自宅を事務所にすれば、追加の賃料は発生しません。副業であれば本業並みに稼ぐのは難しいでしょうから、できるだけコストを抑制することが大事です。

副業でおすすめの司法書士業務

司法書士の業務は多岐にわたります。その中でも本業に支障を与えることなくできる業務はいくつかあります。

相続登記

司法書士の業務の中でも不動産登記は代表的な業務の一つです。しかしいざ不動産登記をやるとなると、かなり拘束されます。

一方相続登記の場合、時間の制約があまりないです。戸籍などの資料集めと、それに基づく相続関係の確認が大半なので、本業に支障をきたすことなく副業ができるでしょう。

会社関連の書類作成業務

会社経営をしていると、いろいろな書類を作成しなければなりません。この書類作成の代行をやるのも司法書士の業務の一つです。

例えば会社の議事録の作成を代行したり、株式の譲渡などの手続きにかかわる業務だったりです。書類作成代行の場合、1通当たりいくらという形で業務を請け負うことができます。

会社の登記をすると、ちょっとしたことで変更手続きをしなければなりません。本店の移転や商号変更はもちろんのこと、役員を変更した場合でも登記申請しなければなりません。

このような業務をこまめに請け負ってみるといいでしょう。仕事内容や業務の難易度にもよりますが、副業でも報酬が付き10万円近くくらいなら稼ぐことは十分可能です。

まとめ

働き方改革で、いろいろな働くスタイルが今後出てくるでしょう。会社員が司法書士資格を生かして、副業で働くというのも選択肢の一つになるはずです。

ただし司法書士と会社員の仕事を両立させることは決して簡単ではないです。その部分を十分理解したうえで、準備を進めていきましょう。

司法書士を副業にしたいと思っても、ではどこで仕事を見つければいいのかという問題が出てきます。そこでおすすめなのが比較ビズです。

比較ビズは、仕事をお願いしたい企業と請け負いたい個人を繋げるマッチングサービスです。司法書士の資格を持った人に仕事を任せたいと思っている企業も少なくありません。

単発の案件も数多く出ています。単発であれば、本業を持っていても空き時間を使って仕事できるはずです。比較ビズに登録して、自分でもできるような募集が出ていないか、こまめにチェックしませんか？

待っているだけで仕事が獲得できる「比較ビズ」とは

最後に「比較ビズ」の告知をさせて頂きます。

• 忙しくて新規開拓できない
• 営業せずに案件を増やしたい
• 月額数万で集客できるツールが欲しい

比較ビズはこんな悩みを抱えた経営者・営業マンにピッタリなサービスです。 多種多様な業界でお仕事の発注・見積依頼が日々大量に行われているので、比較ビズに掲載するだけで、 新規開拓をすることができます。

まずは下記のボタンより、お気軽に資料のご請求を頂ければと思います。しつこい営業等は一切ございません。