【4ステップ】セミナー動画の作り方とは?動画の種類や注意点をわかりやすく紹介
- セミナーを作るには何をすればいい?
- セミナー動画にはどのような種類がある?
- 外注するメリット・デメリットとは?
「セミナー動画は初心者でも作れる?」「セミナー動画の手順を知りたい」とお悩みの方必見。
セミナー動画を作成すると、1度に多くの人へ発信でき、コスト削減できるというメリットがあります。目的によって動画の尺や内容を決めましょう。
この記事ではセミナー動画の作り方を解説します。 最後まで読めば、動画の種類や作成の注意点がわかります。
外注する際のメリット・デメリットも紹介するため、これからセミナー動画の外注先を決めたい方もぜひ参考にしてください。
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- 実績豊富な会社に依頼したい
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セミナー動画の作り方
セミナー動画の作り方は、次の4つのステップです。
- 目的の明確化
- 構成の決定
- 撮影
- 編集
作り方1. 目的の明確化
セミナー動画を制作する前に、どのような目的で動画を配信するのかを明確にしておかなければなりません。セミナー動画の内容や構成は、目的に応じて異なるためです。
たとえば、すでに自社のことを認知している見込み顧客に対しては、認知から関心へと誘導するセミナー動画が必要です。企業や商品への理解をより深めてもらうことが目的となります。
セミナー動画によって何を達成したいか、目的がはっきりしていれば効果の高いセミナー動画を制作できます。
作り方2. 構成の決定
動画の構成には、目的達成につなげるためのストーリーが必要です。商品やサービス紹介の目的は、セミナー動画を通じて企業や商品に興味を持ってもらい、商品購入や会員登録につなげることです。視聴者の視点で、目的のアクションを誘発する構成を作りましょう。
商品認知度向上を目的とする動画の場合、長くなりすぎないことが大切です。専門的な内容では興味を持たれないため、簡潔な言葉でまとめましょう。
作り方3. 撮影
セミナー動画を撮影するためには、いくつかの機材が必要です。品質の高いものを揃える必要はありませんが、最低限、以下の機材を用意しましょう。
- パソコン
- マイク
- カメラ
パソコン
簡易的な編集やデータ管理のために、パソコンが必要です。CPUやメモリなどのスペックを確認し、購入しましょう。
マイク
セミナー動画では音質が重要なため、マイクの使用が必須です。セミナー動画の撮影では、専用マイクを使用すると音質が安定します。
マイクはなるべく単一指向性のマイクを選びましょう。単一指向性のマイクは、前方からの音のみを集音するため、セミナーの音声をクリアに収録できます。
カメラに付随しているマイクやスマホで音を直接拾うと音量が不十分だったり、音質がよくなかったりします。
カメラ
高度な画質や解像度を求める場合、専用カメラを準備するとよいでしょう。パソコン内臓カメラでも十分ですが、高画質な映像と比べると印象が落ちる可能性があります。
目指すセミナーのスタイルに最適な方法を選択しましょう。
作り方4. 編集
撮影のあとは、編集の工程に進みます。編集は自社で内製する場合と外注する場合で作業内容が大きく異なります。
内製する場合は、無料の動画編集ソフトで編集が可能です。継続的に動画編集をする場合は、有料版ソフトの契約を検討しましょう。
外注する場合、外注先を選んで動画の方向性を打ち合わせで伝えます。編集の複雑さや動画の長さに応じて金額が変動します。
セミナー動画の種類
セミナー動画は「フルバージョン」と「ダイジェストバージョン」の2種類があります。目的に応じて適した形式を選択しましょう。
フルバージョン
フルバージョンは、セミナーを撮影した動画をそのまま配信するスタイルです。セミナーの最初から最後まで配信します。動画の再生時間は長くなりますが、セミナーの臨場感は伝わりやすくなります。
動画が30分以上で長い場合、最後まで離脱せず視聴してもらう工夫が必要です。動画を何パートかに分けたり、インデックスを付けたりすると視聴者のストレスが軽減できます。
ダイジェストバージョン
ダイジェストバージョンは、セミナー内の重要ポイントだけを編集して、ダイジェストにしたセミナー動画を指します。
一般的にWeb上で配信されるダイジェストバージョンのセミナー動画は、3〜5分の短時間のものがほとんどです。5分以下の動画であれば、視聴者が途中で離脱せず最後まで視聴しやすいためです。
長すぎると途中で離脱されるリスクが高まるため、3分程度に内容を詰め込むことで視聴者に要点を伝えます。3分程度の動画では、セミナーのポイントをすべて伝えることができません。大部分はカットして、要点だけの動画になる点を理解しましょう。
セミナー動画を作るメリット
セミナー動画の制作には、次の3つのメリットがあります。
- コスト削減できる
- 多くの人に発信できる
- 何度も利用できる
1. コスト削減できる
セミナー動画は、PCやスマートフォンが1台あれば、どこからでも配信を見ることができ、大人数が収容できる会場を用意する必要がありません。
コストが抑えられるため、セミナーの集客が少なくても赤字になるリスクを防げます。
対面セミナーの場合、多くの参加者を収容するための会場が必要になり、場所代がかかります。会場設営や後片付けに必要な人件費も発生するため、多大なコストがかかります。
2. 多くの人に発信できる
場所や時間に制約がないため、多くの参加者を集められる点がメリットです。オンラインにセミナー動画をアップロードすることで、世界中の人たちへセミナーを届けられます。
対人セミナーに比べるとコンバージョン発生へのアプローチが難しいです。視聴者誘導の工夫が重要で、動画の特性を踏まえ視聴者行動を分析する必要があります。
3. 何度も利用できる
セミナー動画は簡単に再利用できるメリットがあります。社員研修用セミナーであれば、セミナーが終わったあとはリマインドツールとして再利用できます。要点を動画にまとめると、事業内容や企業理念、営業のノウハウなどをいつでも確認できます。
対人セミナーに参加できなかった人たちへの再配信としても活用可能です。出席者は理解を深めるために活用でき、欠席者はフォローアップとして時間や場所に関わらず視聴できます。
セミナー動画作成時の注意点
セミナー動画を作る際は、次の4つの点に注意しましょう。
- テンポのいい動画を目指す
- テロップで情報を補完する
- 聞き取りやすい音質にこだわる
- 動画視聴後のアクションを想定する
1. テンポのいい動画を目指す
動画ならではの効果を発揮できるよう、編集によってテンポを良くすることが不可欠です。セミナーの様子を撮影して配信するだけの動画の場合、視聴者は高い確率で途中離脱するリスクがあるためです。
フルバージョンのセミナー動画であっても、最初から最後まで映す必要はありません。視聴者の見やすさを優先して、ポイントを絞って編集しましょう。ポイントだけを簡潔に伝えられるのが、動画のメリットです。
2. テロップで情報を補完する
編集時にテロップを挿入し、音声だけでは足りない部分を補完しましょう。セミナーの講師の声だけではなく、字幕が加わることで視聴者がセミナーの内容をより深く理解できます。
講師の話をすべて字幕にするのではなく、一部分だけ強調してテロップにする工夫も有効です。セミナー動画の内容や視聴者の性質にあわせて、伝わりやすい編集を見つける必要があります。
3. 聞き取りやすい音質にこだわる
セミナー動画では、画質と同じくらい音質にこだわりましょう。どれだけ高画質の美しい動画であっても、音声が聞き取りにくければ視聴者が離脱します。
映像部分に力が入り、音声のクオリティが不十分になることのないよう注意しましょう。
4. 動画視聴後のアクションを想定する
セミナー動画を見たあと、視聴者にどのようなアクションを取ってもらうかを想定することが大切です。セミナー動画は視聴者が見て終わりではなく、目的達成につなげる必要です。
集客が目的であれば、動画視聴後に面談予約や問い合わせなどのコンバージョンに誘導できるような仕組みを作ります。認知向上が目的であれば、動画視聴後に自社サイトに誘導するとよいでしょう。目的に応じて、視聴者の行動誘発につながるセミナー動画を作成しましょう。
セミナー動画を外注するメリット
セミナー動画の制作は、外注がおすすめです。理由は次の3つです。
- 機材を揃えずに済む
- クオリティの高い仕上がりになる
- 編集の手間が省ける
1. 機材を揃えずに済む
セミナー動画を外注することで、機材を揃えずに高画質・高音質の撮影を依頼できます。プロの使う機材で撮影ができるため、品質の高い動画が制作可能です。
撮影機材をすべて揃えるよりは、外注する方が費用対効果が高いでしょう。セミナー動画の撮影を自社で行い、編集のみを外注する方法もあります。費用に応じて必要な作業だけを外注できます。
2. クオリティの高い仕上がりになる
プロの動画制作会社に外注すると、クオリティの高いセミナー動画が完成します。セミナー動画は目的に応じて複雑な編集が必要なケースもあり、内製ですべてを制作するのは簡単ではありません。
長期間にわたって多くの方に視聴されるセミナー動画を制作する場合、専門性の高い動画制作会社に依頼するのがおすすめです。
3. 編集の手間が省ける
動画制作を外注すると、編集の手間が省けるメリットがあります。簡単なテロップを挿入するだけでも、動画編集には手間がかかるためです。
外注する場合、セミナー動画制作に必要な実働時間は撮影と打ち合わせの時間のみです。編集作業を外注することで、人的リソースを割かずに済みます。
セミナー動画を外注するデメリット
セミナー動画を外注するにはデメリットもあります。次の2つのデメリットを踏まえたうえで、依頼を検討しましょう。
- 費用がかかる
- 制作スケジュールに融通が利かない
1. 費用がかかる
セミナー動画を外注するデメリットは、費用が発生する点です。動画制作にかかる費用は編集内容に応じて上下しますが、数万円以上はかかると想定しましょう。
社内使用や期間限定の動画は費用を抑え、長期間使うものは大きく投資するなどバランス感覚が必要です。購買を促す目的の動画であれば、セミナー動画の費用対効果を分析して次回以降の動画制作に活かしましょう。
2. 制作スケジュールに融通が利かない
制作会社に依頼して動画制作を進める場合、スケジュールを変更しにくくなる点がデメリットです。急に動画が必要になっても、納期を前倒しできない可能性が高いためです。
動画編集にかかる時間は、動画の長さや編集の複雑さによります。動画の使用日や公開日が決まっている場合、1〜2週間前には動画が納品されるよう余裕をもってスケジュールを組みましょう。
まとめ
セミナー動画は、目的に応じて長さや内容が異なります。目的達成のために視聴者が引き込まれる魅力的な動画を作るためには、プロへの依頼がおすすめです。
比較ビズでは、複数社への見積もり依頼を同時に無料で承っています。内容や条件を比較しながら外注先を選べるため、効率的に最適な選択肢が見つかります。セミナー動画制作を外注する際は、お気軽にご相談ください。
デザイン制作会社で営業兼コピーライターを経験し、その後医療系職業紹介業のコンサルタントを経験。クリエイティブな感性と傾聴力を活かして2021年4月に動画編集コンサルティング・メンタルケアコンサルティング会社を設立。MV制作やイベントの撮影・医療法人へ接遇セミナーやキャリアカウンセリングを行う。

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セミナーを行う目的と、成果を上げなくてはいけない、と言う企業的視点から考えてしまうと、どうしてもセミナー内容の向上や利益へ直結する思考になりがちです。もちろん結果として必要なことなので良いことです。が昨今クリエイティブな魅せ方や、セルフブランディング、それを表現するプラットホームが多く存在します。
セミナー途中で離脱する可能性のある参加者に前のめりになってもらう必要があるのです。そんな中、日常業務をこなしながら動画撮影・編集を行い尚且つ一定のクオリティを保つのは容易ではありません。本来の就労目的を忘れ没頭してしまっては本末転倒です。
動画編集作業は想像以上に時間がかかり、どうすれば良い動画になるのか?が判断しづらいものです。専門分野の外注先に任せて信頼関係が築ければ、編集等に関わる時間をセミナーの内容等に費やすことができます。本来の目的を見誤ることなく上手に外部業者と付き合うことも業績を上げる大切な手段かも知れません。