地盤調査の費用相場と安く抑える方法&かかる時間は?

更新日:2019年08月12日 発注カテゴリ: 基礎・土木工事
地盤調査の費用相場と安く抑える方法&かかる時間は?

地盤調査にはいくつかの種類があり、それぞれ方法やかかる費用、時間などが異なります。安く抑える方法もあることはご存知ですか?ここでは、地盤調査について知っていると便利なことをご紹介しましょう。

関連する記事

地盤調査にはどんな種類がある?

地盤調査とは、地質学的に土の堆積環境や生成発展について調べたり、土の物理的な性質、また力学的な性質を土質工学的に調べる調査です。これを人間に例えると、生まれた時の環境や成長する過程における環境を調べたり、親族関係などを調べるということに当たります。

地盤調査は、地質学的な側面と土質工学的な側面から調べることができます。地盤調査は、大きく3種類に分類できます。まず1つ目には、SWS試験と呼ばれているスウェーデン式サウンディング調査があります。

この方法は木造住宅によく用いられる調査方法なのですが、先端がキリ状になっている器具を地中に差し込み、25センチ下がるまでにハンドルを何度回したかによって、その地盤の強さをN値という値で示すというものです。

地盤調査の中では比較的リーズナブルに行える調査で、深度10メートルまでに対応しているのが特徴です。また、この試験はまとまった作業スペースが必要なく、1メートル四方ほどあれば調査ができます。さらに、1カ所あたり30分程度と時間がかからない点も魅力となっています。

2つ目には、ボーリング調査があります。これは地盤調査の中では最もベーシックな調査方法と言われていますが、木造住宅に対しては使われることは殆どありません。

この調査では、サンプラーを先端に搭載したロッドに対して、63.5圓良蕾戮76センチの高さから自然落下して打撃させ、サンプラーが30cm埋まるまでに何回打撃をしたかという数値をN値で示すというものです。さらに、このサンプラーは土の採取ができるため、粘性の土なのか、それとも砂質なのかという点も調べることが可能です。

3つ目の方法には、表面波探査法というものがあります。これは、地表から地中に向かって振動波を送り、地盤の硬さを測るという調査方法です。具体的な地質の種類を調べることはできませんが、地盤の硬さという点では他の調査方法よりも正確な結果を得られるという特徴があります。

地盤調査の流れ

地盤調査の流れは、業者によって異なると言われています。その理由は、業者ごとにどんな方法で調査を行うかという点が異なりますし、どんな目的で調査を行うかという点も千差万別だからです。

しかし一般的には、実際に調査を行う前に土地の条件図や地形図を使い、地質をザックリとした範囲で調査をするのが一般的です。その上で、GPS搭載の地質探査機を使い、ピンポイントで調査したい場所の地質を実際に計測することになります。

現在では、こうした調査結果は、アプリやパソコンと連携していることが多く、調査によって取得したデータは、位置情報などとともにリアルタイムでサーバに送信されます。

そして、地質調査義歯によって、データの整合性が確認された上で、どの地盤に建物を建てる際には、どんな工法が適しているかとか、どのような方法が経済的なのか、またどんな点に注意するべきなのかという点をはじき出すことになります。

最終的に、地盤調査の結果を依頼主に対して提供する地質調査データというものを作成するのが一般的です。そして、改良する必要があるかどうか、また改良するなら具体的にどんな部分を改良するべきなのかなどを提案することになります。

地盤調査にかかる時間

地盤調査にかかる時間は、どのような工法で行うかによって大きく異なります。例えば、最も簡単かつスピーディに調査できるSWS法なら、1カ所の調査にかかる時間はわずか30分程度ですし、この調査は平均して3〜5スポットの調査を行うことが一般的なので、調査全体にかかる時間は2時間弱と言えるでしょう。

その他の工法では、SWS法よりも少し時間はかかるものの、一般住宅の地盤調査の場合には、調査にかかる時間は2時間〜3時間程度が目安となります。住宅の新築や立て直しなどを検討している人は、設計事務所や工務店とのプロセスの一環として、この地盤調査が盛り込まれていることは少なくありません。

天候や状況によって実際の調査にかかる時間は異なりますが、作業員が現場に足を運んで調査を行うだけなので、基本的には家主の立ち合いなどは必要ありません。業者に地盤調査にかかる時間を問い合わせても、多くの場合には「その時の状況次第で変わるので、何とも言えません」と回答されるケースが多いです。

地盤調査にかかる費用相場

地盤調査にかかる費用は、どんな工法を採用するかによって異なります。まず、最も短時間で調査できるスウェーデン式サウンディング調査では、3万円〜5万円程度が目安となります。

また、最もベーシックな調査方法と言われているボーリング調査だと、かかる費用は上がり、15万円〜25万円程度となります。金額に10万円もの差があるのは、測定地点を何スポットにするかどうかという点や、地盤の層によっても異なります。

一般的には、調査の深度が10メートルで、スポットは1カ所のみにすると、費用は15万円程度と設定されていることが多いです。地表から地中へ波長を送る表面波探査法にかかる費用は、スウェーデン式サウンディング調査とボーリング式調査との中間で、目安としては5万円〜8万円程度となります。

この調査方法は、価格面で手ごろという点において人気があり、市場競争などによって費用は少しずつ低下する傾向にありますが、それでもスウェーデン式サウンディング調査と比較すると2倍ぐらいはかかると考えたほうが良いでしょう。

地盤調査は依頼先によって変わるのか?

地盤調査は、どこに依頼するかによって最終的な判定は若干異なります。同じ状況で調査した場合でも、スウェーデン式サウンディング法だと改良の必要性アリと判断されたのに、表面波探査法では改良不要と判断されることは少なくありません。

これは、それぞれの調査方法がどのポイントで安全かどうかを判断する基準が異なっているためです。地盤調査を行う業者の多くは、将来的に家が傾くなど地質が原因で問題が起こった場合には、保証を行っています。

その点は安心なのですが、もしも1社だけに依頼して不安な場合には、セカンドオピニオン的に他社にも依頼するとか、他の調査方法で調べてもらうなどの方法があります。

地盤調査の費用を少しでも安く抑えるためのコツ

地盤調査にかかる費用を安く抑えるためには、土地選びの段階で工夫することが必要です。周囲に新築住宅が多い土地を選んだり、周囲に住宅を建築しているハウスメーカーを選んだうえで土地を購入するなど工夫すると良いでしょう。

メーカー側にすでにデータがあれば、あれもこれもと調査をしなくても比較的リーズナブルで安心の結果を手に入れることができます。その他には、標高が高い土地を選んだり、土地の歴史を振り返って田んぼや川などではなかったことを確認した上で購入するという方法も効果的です。

まとめ

地盤調査は、住宅ローンなどを組むほど大きな金額のマイホームを購入する際には、建物の建築を始める前の段階で必ず行いたい調査です。地盤調査の方法には3種類ありますが、それぞれが安全だと判断する基準が微妙に異なるため、調査方法が異なると調査結果が異なる事もあります。

調査方法によってかかる費用は異なりますが、少しでも費用を安く抑えるためには、土地の歴史を振り返ったり標高が高い所を選んだり、また周囲に新築住宅が多い場所を選ぶなど、工夫をする事ができます。

比較ビズへ掲載しませんか?

カテゴリ一覧

人気記事

基礎・土木工事の最新記事

一括見積もりで発注業務がラクラク!

  • 無料一括見積もりで募集開始
  • 複数の業者・専門家から提案が入る
  • ピッタリの一社を見つけよう

不透明な見積もりを可視化できる「比較ビズ」

比較ビズは「お仕事を依頼したい人と受けたい人を繋ぐ」ビジネスマッチングサービスです。
日本最大級の掲載企業・発注会員数を誇り、今年で運営13年目となります。
比較ビズでは失敗できない発注業務を全力で支援します。

日々の営業活動で
こんなお悩みはありませんか?

営業活動でよくある悩み

そのお悩み比較ビズが解決します!

詳しくはこちら
お電話での見積もりはこちら