廊下をリフォームする費用はいくら?施工内容ごとの価格も解説!

最終更新日:2023年04月10日
 SD住宅相談室
監修者
花沢 雅樹
廊下をリフォームする費用はいくら?施工内容ごとの価格も解説!
この記事で解決できるお悩み
  • 廊下のリフォーム費用相場はどのくらい?
  • リフォームにはどのような種類があるの?
  • 廊下のリフォームで注意すべき点は何?

廊下が古くなってきてリフォームをしたい場合、どの程度の費用がかかるのか知っておくことが大切です。廊下のリフォームにはいくつかの種類があり、価格も大きく変わってきます。

この記事では、廊下リフォームの種類別費用を詳しく解説します。業者選びのポイントも紹介するため、これから廊下のリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

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廊下のリフォーム費用相場は20万円〜50万円

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廊下のリフォームの費用相場は20万円から50万円です。リフォームの規模が大きくなれば50万円から100万円かかる場合もありますが、廊下単体のリフォームでそこまで高額になることはほとんどないでしょう。

廊下全体のリフォームのほかに、施工場所を絞って工事を行うことも可能です。それぞれの施工内容ごとの価格を紹介します。

手すりの設置は5万円前後

廊下のリフォームでもっとも簡単なのが手すりの設置です。費用は5万円前後です。高齢者の場合、手すりを取り付けるだけで安全性が向上します。一人暮らしの親が心配な方は、手すりの設置を検討しましょう。

手すり本体の価格は1mあたり5,000円から2万円です。下地がしっかりしている場所の確認、大人の体重を支えるための補強に2万円から3万円かかります。DIYでも設置可能ですが、施工業者に作業してもらった方が安心です。

カーペット張り替えは10万円前後

廊下の床をカーペットに張り替えるリフォームには10万円前後の費用がかかります。フローリングの廊下は音が響くため、子どもたちの足音が気になる家庭も少なくありません。

フローリングからカーペットに張り替えれば、音が響かないだけではなく滑りにくくなるため安全性も向上します。

廊下をカーペットに張り替える場合、施工費用にカーペット材が含まれていることがほとんどです。1屬△燭2万円から3万円で張り替え可能です。面積の広い廊下では、カーペットの張り替え費用がやや高額になることを覚えておきましょう。

フローリング張り替えは30万円前後

廊下のフローリングを張り替えるリフォームの場合、費用相場は30万円前後です。フローリングの張り替えでとくに重要となるのが、使用するフローリング材の種類です。主に以下3種類の選択肢があります。

  1畳あたりの価格
無垢フローリング 20,000円〜30,000円
複合フローリング 15,000円〜25,000円
リフォーム用重ね貼りフローリング 15,000円〜25,000円

廊下の幅が広い家や部屋数が多く廊下が長い家では、フローリング材の価格が高くなるため注意が必要です。

照明の設置は20万円前後

廊下に照明を設置するリフォームの場合、20万円前後が費用相場です。照明機器の代金が10万円前後、施工費用が同じく10万円前後かかります。

廊下に照明を設置すると、夜トイレに起きた際に暗い廊下を歩かなくていいのが大きなメリットです。とくに高齢者の場合、真っ暗な廊下を歩くと転倒のおそれがあるため、夜間用の照明を設置することが非常に重要です。

収納の設置は50万円前後

廊下に収納を設置したい場合、リフォームの費用は50万円前後とやや高額です。壁を破壊して収納スペースを作る作業が必要になり、工期も長くなるため、他のリフォームに比べて費用が高くなります。

収納だけではなく、廊下におしゃれなデザイン建具を設置するリフォームでも費用相場は50万円前後です。収納や建具など、新たな設備を設置する際には、人が通れるだけの幅を確保できるかどうかを確認しましょう。

廊下をリフォームするタイミング

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廊下は長年使用していると、リフォームをすべき兆候が現れます。以下の4つのタイミングで廊下のリフォームを検討しましょう。

  1. 廊下の床が浮いてきた
  2. 廊下を歩くとギシギシと音がする
  3. 廊下の壁紙や天井が汚れてきた
  4. 廊下と接している水回りをリフォームする

1. 廊下の床が浮いてきた

廊下のフローリング材が浮いてきた場合、できるだけ早くリフォームを検討すべきです。床が浮いているのは、床材が劣化している証拠です。そのまま放置しておくと思わぬ事故につながりかねません。

廊下の床が浮いてきたかどうかは見た目だけではなく、歩いたときのフワフワした感触でも判断できます。安全な廊下を維持するためにも、できるだけ早くリフォームを行うようにしましょう。

2. 廊下を歩くとギシギシと音がする

廊下を歩くとギシギシと音がするケースでも、早めのリフォームが必要です。床が浮いているのと同様、床から音がするのはフローリング材が劣化している証拠です。床のきしみが大きい場合には、シロアリの被害を受けているおそれもあるため早急に対応しましょう。

廊下は家の中でもあまり目立たない場所ですが、使用頻度の高い箇所です。傷みが出始めるのも早いため、ちょっとした変化を敏感に感じ取ってリフォームの時期を検討することが重要です。

3. 廊下の壁紙や天井が汚れてきた

廊下の壁紙や天井が汚れてきたと感じるのであれば、リフォームの時期です。廊下の壁紙や天井だけを清掃・張り替えすることは可能ですが、廊下のリフォームと一緒に行えばトータルコストは安くなります。

廊下に限らず、リフォームは複数の工事を組み合わせることで費用を抑えることが可能です。壁紙や天井の張り替えを一緒にリフォームすることで、一体感のあるデザインの廊下になります。

4. 廊下と接している水回りをリフォームする

廊下のリフォームは、接している水回りのリフォームと同時に行うことも可能です。たとえば、廊下にキッチンや洗面所、浴室が接しているのであれば、水回りの設備のリフォームと一緒に行うと効率がいいでしょう。

水回りのリフォームでは、家の中の設備が使えなくなるため不便さを感じることがあります。別の機会に廊下をリフォームすると、今度は廊下が使えなくなり不便さを感じるでしょう。

水回りの設備と廊下は1度にリフォームしてしまった方が、不便さを感じる期間が短くて済みます。

廊下の床リフォーム方法2つ

廊下の床を張り替えるリフォームでは、主に以下2つの工法のどちらかが用いられます。

  1. 重ね張り工法
  2. 新規張り工法

1. 重ね張り工法

重ね張り工法は、別名レイヤー工法とも呼ばれ、既存のフローリング材の上に新しい床材を重ねて張る工法です。リフォーム前の廊下がフローリングである場合にのみ重ね張り工法が行えます。

重ね張り工法は既存の床材を処分する必要がないため、費用が抑えられるのがメリットです。工期も短いことに加え、古い床材と新しい床材によって強度が増します。リフォーム前の床が傷んでいるとリフォーム後に再度やり直しが必要になることがあるため注意が必要です。

2. 新規張り工法

新規張り工法は、既存の床材を剥がして新たに床材を張っていく工法です。既存の床材がフローリングではなくカーペットやタイルであっても対応可能です。床材や下地が腐ってしまっていても、廊下のリフォームが行えます。

下地も床材もすべて新しくできるため安心して廊下を使い続けられることに加え、廊下の高さが変わらず扉の調整が必要ない点がメリットです。既存の床材を剥がす分工期が長くなり、床材の処分費用も発生するためトータルコストが高くなる傾向があります。

廊下の床リフォームに使うフローリング材3つ

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廊下の床リフォームに使うフローリング材は、以下の3つです。

  • 無垢フローリング
  • 複合フローリング
  • リフォーム用重ね貼りフローリング

それぞれ特徴が異なるため、自宅の廊下にはどの床材が適しているのか慎重に検討しなければなりません。

無垢フローリング

無垢フローリングとは、天然の無垢材から切り出したフローリングで木の温もりや自然の肌触りを感じられるのが魅力の1つです。

無垢材から作られているため、同じ木目のフローリングは2つとなく、世界でたった1つの床を作り上げられます。木が空気を多く含んでいるため、冬でもやや暖かい点もメリットです。

無垢フローリングはとても魅力的な素材ですが、湿度や温度の影響を受けて収縮・膨張するデメリットがあります。柔らかい素材で傷つきやすく、水に弱いのも特徴の1つです。子どもがいる方は、定期的な清掃・メンテナンスが欠かせません。

複合フローリング

複合フローリングは天然木の良さを保ちつつ湿度や温度の影響を受けにくいのが特徴の床材です。無垢材に比べてややリーズナブルであること、種類が豊富であるため気に入ったデザインのリフォームが可能である点もメリットです。経済性と実用性を兼ね備えたフローリング材です。

複合フローリングは初期費用を抑えられるのが大きなメリットですが、商品によっては少し安っぽく見えるのが難点です。表面に特殊加工が施されているフローリング材は、深く傷つけると中の合板が見えてしまい、床板ごと交換しなければならないこともあります。

リフォーム用重ね貼りフローリング

リフォーム用のフローリングは重ね張り用に薄く作られているのが大きな特徴です。多くの商品は1.5mmから6mmと非常に薄く作られており、既存の床材の上に張っても段差がほとんど生じません。

既存のフローリング材を剥がす必要がないため、DIYでリフォームすることも可能です。

リフォーム用重ね張りフローリングを使用すると、下地の確認ができないデメリットがあります。マンションやアパートなどの賃貸物件で重ね張り用のフローリングを使った方は、原状回復のルールも把握しておくようにしましょう。

廊下リフォームを依頼する業者選びのポイント

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廊下リフォームを依頼する際には、業者選びが非常に重要です。廊下リフォームはそれほど大がかりな工事にはならないものの、業者によって仕上がりに大きな差が出てくる可能性があります。業者選びでは、以下のポイントを考慮すべきです。

  1. 廊下リフォームの実績
  2. 保証・アフターサービスの品質
  3. 自宅からの距離
  4. 協会への加入の有無

1. 廊下リフォームの実績

廊下のリフォームを依頼する際、どのくらいの実績があるかチェックすることは欠かせません。廊下に限らず、リフォームは経験が非常に重要です。これまでどのようなリフォームをしてきたのか、実績が写真付きで掲載されているかチェックしましょう。

自分が希望しているリフォームと似たような工事をしたことがあるか確認することも重要なポイントです。

小規模なリフォームを得意とする業者もあれば、大規模なリフォームを専門に請け負っている業者もいます。自分や家族が希望する廊下リフォームを実現してくれる業者を見極めなければなりません。

2. 保証・アフターサービスの品質

廊下リフォームを依頼する場合、リフォームの内容や費用に目が行きがちですが、保証やアフターサービスの品質も確認すべきです。廊下のリフォームで問題が発生したり、壁や天井が傷ついてしまった際の保証がない業者もいます。

とくに深刻なのは、廊下のリフォームが完了したあとに大きな問題が発生するケースです。施工費用の安さに惹かれて契約したものの、保証やアフターサービスを確認しなかったため別途修理費用を請求された方もいます。

3. 自宅からの距離

業者選びにおける必須条件ではありませんが、自宅からの距離が近い業者の方が物事を進めやすいメリットがあります。

廊下のリフォームはそれほど工期は長くないものの、打ち合わせから工事完了まで数カ月から半年ほどかかる可能性があります。相談したいときやトラブルが発生したときにすぐ対応してくれる業者を選ぶのがポイントです。

もし提示された複数のプランが甲乙つけがたいケースでは、自宅からの距離を考慮して業者を決めるのもいいでしょう。

4. 協会への加入の有無

廊下のリフォームで信頼できる業者を探したいのであれば、何らかの協会に加盟していることを基準にできます。国内には日本住宅産業リフォーム協会やリノベーション住宅推進協議会などの協会があり、加盟業者はルールに則った工事を行わなければなりません。

協会は消費者から信頼される業者を集め、育成することを目的とした組織であるため、信頼できる業者が多く在籍していると考えられます。未加盟でも信頼できる業者はあるため、業者選びの一要素と考えておくといいでしょう。

まとめ

廊下のリフォーム費用は、一般的に20万円から50万円です。手すりの設置、フローリングの張り替え、収納の新設など工事内容によって費用は変動します。

これまでのリフォーム実績、アフターサービスの充実度、協会への加盟の有無などを考慮して信頼できるリフォーム業者を選ぶようにしましょう。

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監修者の一言

床がギシギシと軋む場合は、床の下地の合板や床材の留め付けの釘が緩んでいる、あるいはボンドが剥がれていることが考えられます。床がフカフカと沈む場合は、床の下地の合板や根太が腐食していることが考えられます。このようにギシギシやフカフカとなっている場合、床材ではなく、その下地に問題があることが考えられます。この場合は原因の調査が必要になります。

既存の床材の上に重ねる薄いフローリングや、2mm程度の厚さのフローリング調のビニルフロアもあります。このような薄い床材であればDIYでも出来るかと思いますが、フローリングの張替えや通常の床材の重ね張りは、巾木や建具の取り合いの加工が難しいため、仕上りを考えるとリフォーム業者への依頼をおすすめします。

 SD住宅相談室
花沢 雅樹
監修者

宮城県の一級建築士事務所。建築物について調査・リフォーム設計・コンサルティングを行う。耐震性能、省エネ性能、劣化のしにくさ、維持管理のしやすさの観点にて、計画をされている設計内容を、図面や見積書のチェックなど、第三者視点にて中立な立場でアドバイスを行う。

比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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