「経営の芯」を整え、共感される組織へ──社外CPOによる実践型支援
経営には、時として「数字」や「戦略」では捉えきれない領域があります。創業の衝動、変革への志、そして「自分たちは何者で、何のために存在するのか」という根源的な問いなどです。
ここで提供する支援は、そうした企業の深層にある“想い”や“意味”を、構造的かつ実践的に経営の中に落とし込んでいくプロセスです。その役割を、「協奏経営コンサルティング」と名づけて展開しております。米国や一部の大手企業の間では、“CPO(Chief Philosophy Officer)”という役職を設けているところがでてきていますが、その役割を常設ではなく、社外という立ち位置で提供しております。今後、さらに多くの企業に必要とされる「内的羅針盤の可視化」と「”共感資本”の構築」に取り組んでいます。
■1. “意味”から始める経営──理念・パーパスの内面化と再設計
・社内外のステークホルダーとの共感接続を生むパーパス構築
・テクノロジーや社会課題と企業の“らしさ”をつなぐMVV設計
・既存の理念やビジョンの再定義・リブランディングにも対応可能
■2. “誰と、何を、どう奏でるか”を描くブランド戦略の共創
・企業文化や戦略と連動した意味のあるブランド設計
・創業期や変革期の“混沌”を、言葉と構造で整える共創/協奏プロセス
・多様な関係者の視点を取り入れた共感ベースの戦略策定
■3. 「問い」を起点とした哲学的対話による意思決定支援
・社長やCXO層の壁打ち・哲学的伴走者としての機能
・M&A・組織統合・新規事業立ち上げなど不確実性の高い局面での内省支援
・「倫理」「人間性」「社会性」も含む多次元的意思決定の土台づくり
■4. ダイバーシティ、ESG、生成AI…時代と響きあう経営の翻訳者として
・多文化・多宗教・マイノリティ人材を抱える組織への倫理的・文化的接続支援
・ESGやDE&Iを“制度”で終わらせず、理念として内在化させるプロセス設計
・生成AIやテクノロジーの導入と企業の“らしさ”の接続
■5. 「社外CPO」という新しい知的ポジションでの柔軟な伴走支援
このような役割は、正社員ポジションでは担いきれないことが多いため、社外CPO/知的伴走者として、企業のサイズやフェーズに応じた柔軟な関わり方が可能です。
・月次・隔月などでの経営対話/ブレストセッション(経営者・CXO・理念策定チーム向け)
・ブランドやMVVの刷新プロジェクトにおける構造設計・ファシリテーション
・社外顧問としての継続契約、または必要に応じたプロジェクト型関与も対応
経営には、“目に見えるもの”だけでなく、“目に見えないもの”を形にする力が必要です。理念、文化、問い、意味──それらを「構造化」し、組織に「宿らせる」ための支援。それが、ここで提供する協奏型の社外CPO支援です。
まだ答えの見えない時代だからこそ、「わたしたちは何者か」「どこに向かうのか」という問いに、共に向き合える伴走者が必要です。その最初の一歩を、ご一緒できれば幸いです。
- 会社特色
- ベテラン対応が早い実績が豊富
- 開業年「.(年)」
- 2002 年
- 得意業界
- 製造業商業全般
- 得意業務
- 経営診断・経営改革支援経営計画書・事業計画書海外事業
- 顧問料「1ヶ月あたりの料金例.(円)」
- 対応方法
- 調整可能
- 実績
- 特徴
- 備考
対応地域
実績・事例
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創業者の想いを軸に──理念体系再構築で組織と事業を再生
—— 創業者の想いを言語化し、理念と戦略を一本化することで、事業と組織が同時に動き出しました。- 業種
- ソフト・システム開発
- 地域
- 情報非公開
- 規模
- 10人~30人
◆ 課題(Before):創業社長の強い社会貢献の想いと個性、高い営業力で売上を伸ばしてきたが、将来の方向性が見えず、組織が拡張に耐えられない状態に。 ◆ 変化(After):社長の信念・価値観を改めて言語化、MVV …
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幹部育成と新規事業で市場を制すーB2B製造業の未来戦略
—— 経営の土台と未来の柱を同時に作る──それが「協奏経営」です。- 業種
- 製造業
- 地域
- 情報非公開
- 規模
- 500人~1000人
◆ 課題(Before):消費財メーカー向けB2B事業(資材メーカ)を主力とする中、市場縮小が進み、次世代事業の立ち上げが急務となっていた。 ◆ 変化(After):社長の代替わりを機に、理念体系の再構築・浸透と、弊 …
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未来を拓く人づくり─製造業で始まった社風転換の「変革リーダー研修」
—— 「気づけば、若手が自ら発信し、経営に声を上げる会社になっていました。」- 業種
- 製造業
- 地域
- 情報非公開
- 規模
- 50人~100人
◆ 課題(Before):建設資材系メーカで、売上は好調を維持していたが、将来的な市場縮小が見えており、社員一人ひとりの能力開発と、新規展開への準備が求められていた。 ◆ 変化(After):少人数制で未来志向を …
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社長と若手が共創する新規事業ー社会課題を軸に、組織と地域を動かす
—— 地方でも、社会課題を軸にすれば先行ポジションを獲得できます。- 業種
- 印刷業
- 地域
- 情報非公開
- 規模
- 50人~100人
◆ 課題(Before):10年前に先代社長から会社を継承。その後、時代の変化とともに、市場が急速に縮小。既存事業の先細りが明らかに。早期に次の事業の“芽”を見つけ、育てることが喫緊の課題に。 ◆ 変化(After) …