Bird’s View

タイ、ベトナム主要都市での交通状況（四輪・二輪・歩行者などの動き）の観察と、その分析結果に基づく現地運転者や有識者を対象とした1on1及びグループインタビューの実施。
現地で得られた情報分析〜洞察〜施策仮説導出のための、クライアント担当者とのワークショップの実施。

タイ、ベトナムを対象とした複数回にわたる現地観察・インタビュー調査を実施。その情報の基礎分析レポートを作成したうえで、担当者を交えたワークショップを実施し、交通安全施策に関する最終レポートをアウトプットした。

当初の関係者ヒアリングからは、事故が多発する最大の原因は、諸国の運転者のモラル意識によるものとの仮説が有力視されていたが、調査の結果からは、運転者の意識よりも、交通環境や現地でのビジネスの形による影響が強いことがわかった。
これによって、交通安全に寄与する施策の方向性が定まった。

海外に対しては、日本人としてのその国に対する先入観が、その国の価値観理解の邪魔になることがある。
この調査を通してそのことが明確になるとともに、施策の方向性を定めることが出来た。