工程管理システムのおすすめ8選を徹底比較

「TONOPS生産管理」は、東レグループであるTONOPSが提供する生産管理システムです。豊富な生産ライン構築実績を生かした直感的な設計と操作性に特徴があり、特に現場での使い勝手の良さを重視しています。セミパッケージ方式のため、生産現場に必要な基本機能と工程に合わせた自由度の高いシステムの組み合わせが可能。専任エンジニアが現場に応じた要件適宜を行い、導入後の機能追加にも迅速に対応してくれます。プロセス系から加工系、組立系など多様な工場での導入実績があります。

株式会社ウェッブアイが提供するのは、プロジェクト管理を目的としたEPMシステム「PREGARE（プレガーレ）」です。日程管理や予算・進捗管理、計画管理などあらゆる業務の管理に対応しており、研究・設計や製造・生産、保守など幅広い業務・部門での導入実績があります。数週間〜数年など案件の規模を問わずさまざまな統括管理が可能で、複数のプロジェクトをまたぐ資源の調整も行うことができます。収集したデータを分析し、工程、予算、実績などのレポート作成する機能はプロジェクト評価に役立ちます。

株式会社インプローブは、工程管理システム「サクっと工程」を提供しています。加工業の工程管理に特化しており、部品加工業や板金加工業、金型製造業の進捗確認をリアルタイムで行うことができます。製品ごとの各工程を日単位で細かくスケジューリングでき、作業指示書の発行もスムーズです。町工場をはじめとした小規模〜中小企業での導入実績があり、パッケージソフト版の価格は58万円。受注生産製造業向けの上位システム「サクッと工程SP」も展開しています。

製造業に向けた製造実行／工程管理システム「IB-Mes（アイビーメス）」を手掛ける株式会社ユニフェイス。人の経験や勘に頼っていた作業や判断材料を「見えるデータ」として収集、共有、構築するシステムで、効率化アップや問題点の見直しが期待できます。工場内の設備や工程の生産データはリアルタイムで取得されるため、常に最新の情報を把握可能。同じデータを扱うことで、管理部門と現場の意見交換や、エビデンスを元にした意思決定などにつながります。パッケージ型、クラウド型の２種類があります。

株式会社構造計画研究所は、製造業向け生産管理システム「ADAP（エイダップ）」を展開しています。下流から上流まで一覧で表示されるサプライチェーン画面は、現場で起きていることを一瞬で把握可能。改善点や問題点の発見はもちろん、スムーズな進捗確認にも役立ちます。調達から製品までのルート確認もしやすく、食品や薬液といった消費期限がある材料の情報も一目で管理できるなど、あらゆる要素の「見える化」にこだわりが光ります。

「DIRECTOR6」は、株式会社シムトップスが展開する生産スケジューラ・工程管理システムです。個別受注生産工場の工程管理専用となっており、産業機械や生産設備、試作、工機、金型を扱う企業が数多く導入しています。工程管理全般から原価管理までの一括管理と分かりやすいインターフェースで、日程・付加・進捗・実績・原価の「見える化」を実現。工場が抱える課題の解決やリードタイム短縮、生産性の向上などが期待できます。CADやCAM、DNCとの連携も可能です。

株式会社テクノアは、多品種・少数生産の中小企業向け生産スケジューラ「Seiryu（セイリュウ）」を提供しています。急な納期変更や再計画に対応しており、日ごと・午前／午後ごと、分ごとに管理時間軸を設定することができるため細かなスケジューリングが可能です。機械の負荷が高まれば自動で代替機械を探し、割り当てる機能は人的・機械的コスト両方のコスト削減に効果的。工場の負荷状況の把握から特急品への対応、社員ごとの生産性の評価といった細かなポイントまで目が届く工程管理システムです。

ものレボ株式会社は、製造業専門のクラウドアプリケーション「ものレボ」を展開。少量かつ多品種が求められる現場や、短納期への対応に追われる会社のDX化に貢献しています。品番・数量・納期の３項目を入力するだけで生産計画表を作成可能。緻密なスケジュール・在庫管理に追われる必要がなくなり、業務の改善につながります。導入支援にも力を入れており、製造業出身の運用サポートがシステム導入準備からキックオフ、運用までを丁寧にサポート。電話やメールでの問い合わせにも迅速に対応してくれます。