封筒印刷の費用相場はどのくらい?費用を抑える5つのポイントを解説!

株式会社ウイングフォーム
監修者
株式会社ウイングフォーム 代表取締役 伊藤友也
最終更新日:2023年02月21日
封筒印刷の費用相場はどのくらい?費用を抑える5つのポイントを解説!
この記事で解決できるお悩み
  • 封筒印刷の費用相場はどのくらい?
  • 封筒印刷を業者に依頼するとどんなメリットがある?
  • 封筒印刷の費用を抑えるにはどうしたらよい?

自社のアピールのために封筒印刷を依頼したいと思っているのであれば、「どのくらいの費用がかかるの?」「何とか安くならないかな?」とお悩みではないでしょうか?封筒を数千部単位で印刷すると高いコストががかかることも珍しくないからです。

この記事では、封筒印刷の費用相場や業者に依頼するメリットについて詳しく解説します。封筒印刷の料金を抑えるポイントについても紹介するので、不安を解消するのに役立つはずです。封筒印刷の費用に不安や疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

封筒印刷にお困りではありませんか?

もしも今現在、

  • どの印刷会社に依頼したらいいかわからない
  • 印刷品質と納期を両立させたいが困っている
  • 自社ブランドに合ったデザイン提案が欲しい

上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへお気軽にご相談ください。比較ビズでは、複数の印刷会社に一括で見積もりができ、相場感や各社の特色を把握したうえで業者を選定できます。見積もりしたからといって、必ずしも契約する必要はありません。まずはお気軽にご利用ください。

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封筒印刷1,000部あたりの費用相場

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封筒印刷1,000部あたりの費用相場は以下のとおりです。

長3封筒 6,000円〜2万円
長4封筒 6,000円〜1万円
角2封筒 1万5,000円〜5万円
窓付き長3封筒 1万3,000円〜3万円

長3封筒は6,000円〜2万円

長3封筒は1,000部あたり6,000円から2万円の費用がかかります。長3封筒は大きさが「120mm×235mm」、A3用紙の横三つ折りが入るサイズで、ビジネスシーンでもよく用いられる封筒です。紙質や納期によって価格が大きく変わります。

長型封筒は、横の長さが短く、閉じる手間がほとんどかからないのがメリット。郵便料金も最安で84円で角2封筒の最安120円よりかなり安い特徴もあります。折ることが可能な書類を送付する際に便利です。

長4封筒は6,000円〜1万円

長4封筒は1,000部あたり6000円から1万円ほどが費用相場です。長4封筒は「90×205mm」の大きさで、B5用紙を三つ折りにして入れられるのが特徴。

L判の写真や商品券、紙幣、請求書、領収書を送付するのに適しています。 長3封筒と同じく、閉じるのが簡単、最安84円で送付可能。B5サイズを折らずに入れられる角3封筒は、最低でも送付に120円かかるので長4封筒の方が送料を抑えられます。

角2封筒は1万5,000円〜5万円

角2封筒の1,000部あたりの費用相場は1万5,000円から5万円です。角封筒のサイズは「240mm×332mm」で、ビジネスシーンでよく用いられます。A4用紙を折らずに封入できるのが大きな特徴です。

角2封筒は、カタログ、雑誌、書籍など折れないもの、重要な書類や履歴書など折って封入したくないものを送付するのに最適。ビジネスシーンでは、会社のパンフレットを送る社用として大量に印刷することもあります。

窓付き長3封筒は1万3,000円〜3万円

窓付き長3封筒は、1,000部あたり3,000円から3万円の費用がかかります。窓が付いている分、長3封筒よりも7,000円〜1万円ほど価格が高くなる点に注意しましょう。

窓付き長3封筒を使えば、封入物に宛先を印刷してから封をすれば宛先を印字する手間が省けます。効率よく書類を封入し送付できるので、作業がスムーズに進むのがメリットです。

一般的な封筒印刷の流れ

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一般的な封筒印刷の流れは以下のとおりです。

  1. 初回打合せ
  2. デザインの制作
  3. 印刷業者からの提案
  4. 校正
  5. 校了
  6. 印刷
  7. 納品
  8. アフターフォロー

1. 初回打合せ

封筒印刷では、最初の打ち合わせでサイズや仕様、掲載原稿・素材・資料の提出が行われます。この時点でどのような封筒を希望しているのか、ある程度の方向性を出しましょう。

2. デザインの制作

サイズや使用が決まったら、デザインを制作します。自社ですべてデザインを作成すればコストを抑えられるのがメリットです。印刷業者にデザインを依頼すると、より多くの選択肢の中から選べるメリットがあります。

3. 印刷業者からの提案

印刷業者にデザインを依頼すると、複数のアイデアを提示してくれるはずです。封筒の色や社名・ロゴの位置、窓付き、窓なしなどの選択肢の中から、理想に近いものを選びましょう。

4. 校正

構成の工程では、デザイン・写真・構成などをさらにブラッシュアップします。デザインに関しては、校正の段階ですべて完了です。インターネット上でデザインをアップロードする場合には、校正までを自社で行う必要があります。

5. 校了

校正が完了すると、印刷業者の方で校了を行い、誤植がないかを確認します。誤植を残したまま印刷すると大きな損害が発生することがあるので、慎重さが求められる工程です。

6. 印刷

デザインの校了が終わると、印刷に入ります。注文した封筒の大きさ、デザイン、印刷数によりますが、通常期間は1週間から2週間前後です。

7. 納品

印刷業者から印刷した封筒が納品されます。届いた封筒に問題や印刷ミスがないかなどを確認しなければなりません。問題がなければ納品完了です。

8. アフターフォロー

封筒印刷では、アフターフォローが欠かせません。封筒そのものや印刷にミスや問題があれば、すぐに対応してもらいましょう。 実際に封筒を活用してみて改善点や修正点が見つかれば、次に印刷するときに素材やデザインを変更して再度依頼しなければなりません。

封筒印刷を業者に依頼するメリット4つ

封筒印刷を業者に依頼するメリット

封筒印刷を業者に依頼するメリットは上記の4つです。それぞれ詳しくみていきましょう。

会社を効果的にアピールできる

封筒印刷を印刷業者に依頼すれば、会社を効果的にアピールできます。封筒印刷では、デザインが非常に重要です。社名やロゴ、住所、電話番号、メールアドレス、SNSなどを含めた情報を効果的に配置しなければなりません。

自社でデザインを考えることも可能ですが、印刷業務が持っている膨大なデザインデータの中からもっとも効果的なものを選ぶのが賢い方法。多少の追加費用がかかるとしても、高い効果を期待できます。

自社印刷の手間を省ける

封筒印刷を印刷業者に依頼する別のメリットは、自社印刷の手間を省ける点です。封筒を自社印刷できれば、コストを最小限に抑えられますが、大規模な印刷施設を持っている企業は多くありません。

印刷業者を利用することで、印刷の手間を省き、より重要な活動に時間や労力を集中できます。一般的には、仕上がりも自社印刷より業者の方がきれいになるので、少ない手間で高品質の封筒が作れるでしょう。

デザインを統一できる

印刷業者が封筒印刷を行えば、いつでも同じデザインの封筒が作成可能です。プリンターを使って封筒を印刷することは可能ですが、デザインを統一するは簡単ではありません。社名やロゴの位置が微妙にずれたり、インクがかすれたりすることもあります。

印刷業者に封筒印刷を依頼すれば、まったく同じデザインの封筒を大量に作成できるのがメリット。デザインを以前のデザインに戻したい場合でも、データが残っているのですぐに対応できます。

納品までのスピードが速い

封筒印刷を印刷業者に依頼すれば、1週間から2週間程度で封筒が納品されます。注文数が非常に多い場合を除き、短期間での納品が可能です。

注文数が3,000部程度であれば、翌日や翌々日の納期でも受け付けてくれる印刷業者もあります。急いで封筒を用意しなければならないとしても安心です。

封筒印刷の費用を抑える5つのポイント

封筒印刷の費用を抑えるポイント

封筒印刷の費用を抑えるポイントは上記の5つです。それぞれ詳しくみていきましょう。

安価な紙の封筒を選ぶ

封筒印刷の費用は、安価な紙を使うことで抑えられます。封筒によく用いられる紙には以下のような種類があります。

  • ケント紙
  • クラフト紙
  • カラー紙
  • ソフトカラー紙
  • 透け防止紙

ケント紙とクラフト紙は同じ材料から作られる紙ですが、ケント紙は漂白処理されており見た目が白くなります。ケント紙の封筒の方が見た目はきれいですが、価格は2倍から3倍前後するので、費用を抑えたいのであればクラフト紙の方がおすすめです。

デザインを自社で製作する

デザインを自社で製作することも、封筒印刷の費用を抑える方法の1つです。デザインを印刷会社に任せることも可能ですが、テンプレートであっても使用料が請求されます。

デザインを1から作成してもらう場合には、高額なデザイン料がかかる場合も。会社で使う封筒であれば、記載する情報の内容と印刷する位置、窓の有無などは自社で決めて、印刷業者からアドバイスだけしてもらう手もあります。

印刷枚数を増やす

封筒印刷の費用を節約するために、印刷枚数を増やす方法もあります。封筒印刷では、枚数が多ければ多いほど1部あたりの単価は下がるのが一般的です。

たとえば、ある業者に長3封筒を5営業日後に納品してほしいと依頼したとします。同じ条件でも、100部の場合には税込み2,000円(1部あたり20円)、1,000部の場合には税込7,000円(1部あたり7円)です。

会社では必ず封筒を使うので、可能な範囲で多くの枚数を依頼するのがいいでしょう。

納期に余裕をもって依頼する

封筒印刷を依頼する場合、納期に余裕をもって注文すると費用を抑えられます。一般的に、納期が短ければ印刷費用が高くなるのです。とくに翌日や翌々日に納期を設定すると、費用が高額になるでしょう。

たとえば、ある印刷業者に長3封筒を1,000部依頼したとします。納期が翌日の場合には税込10,000円、5営業日後の場合には税込7,000円です。封筒印刷を依頼することが決まったなら、できるだけ早く印刷業者を探して注文することを心がけましょう。

特殊な注文をしない

封筒印刷において特殊な注文をすると、費用が高額になります。デザインを1から作る場合、おしゃれな封筒やインパクトのある封筒を作りたいと考えるかもしれません。

特殊な紙を使う、封筒の形にこだわる、白や金・銀のインクを使うなどのケースでは、印刷の費用が2倍、3倍になります。費用を抑えたいのであれば、ビジネスシーンでよく用いられる長型封筒や角型封筒を検討するようにしましょう。

封筒印刷でよくある質問

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封筒印刷でよくある質問について以下の2つからご紹介します。

  • 封筒印刷とは?
  • おすすめの印刷会社は?

封筒印刷とは?

封筒印刷とは、企業や個人事業主に代わって封筒のデザイン・印刷を行うサービスのことです。取引先や顧客に資料や請求書などを送る際、自社専用の封筒を用意しておくと 会社の信頼感やブランディングに繋がります。

印刷された封筒には、社名や連絡先が記載されていることが多いので、取引先や顧客にとっても役立つものです。

封筒はサイズだけで30種類以上、 カラーとの組み合わせ次第で数百通りのバリエーションが生まれます。発注の際は用途や予算を明確に決めておくことで最適な封筒を選べるでしょう。

おすすめの印刷会社は?

取引実績数が多く、サポートに定評がある会社がおすすめです。おすすめの印刷会社について詳しく知りたい方は、下記のリンクをご覧ください。

   

封筒印刷の費用に関するまとめ

封筒印刷の費用相場は以下のとおりです。

長3封筒 6,000円〜2万円
長4封筒 6,000円〜1万円
角2封筒 1万5,000円〜5万円
窓付き長3封筒 1万3,000円〜3万円

できるだけ早めに注文する、印刷の部数を増やす、可能な範囲で安い紙を使うなどの方法で、封筒印刷の費用を抑えられます。低コストで高品質な封筒を作り、会社のイメージアップに活用しましょう。

比較ビズでは、最適な印刷業者を探しだすため、全国の業者を効果的に比較できます。2分程度必要な情報を入力するだけで、自社にぴったりの印刷業者を見つけられるでしょう。封筒印刷の依頼先を探している方は、ぜひ一度比較ビズを利用してみてください。

監修者のコメント
株式会社ウイングフォーム
代表取締役 伊藤友也

広告代理店勤務を経て、地元である埼玉県さいたま市地域の広告物に特化して取り組める環境をと思い、株式会社ウイングフォームを起業。主に企業や飲食店のDTP印刷、ホームページ制作および広告代理業などを行い、地元地域のみならず各地域クライアントが「根差すPR」を目指して展開。会社やお店だけでなく個人の依頼も取り扱い、数量の少ない印刷物や小回りの利くちょっとした制作物を低価格で制作できるよう努めている。

封筒印刷の利点の中には、封筒を渡す相手により良い印象を与えられるという点があります。例えば封筒に手書きで会社名が書いてあるのとロゴ入りの社名が印字されているのとでは、受け取り手の印象は確実に違います。

印刷するだけでその相手に対する安心感や信頼性が増しやすいので、封筒のサイズ・色・紙質、そしてデザインにこだわれば、さらに相手に好印象を与えるチャンスに変わります。

また、その中でもこだわるときりがないのが紙質です。オーソドックスなクラフト用紙にするか和紙のような質感の紙にするか、選択肢が多いので吟味が必要です。印刷会社さんによって取り扱っている紙の種類が違いますので、その点も確認しましょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

封筒印刷にお困りではありませんか?

もしも今現在、

  • どの印刷会社に依頼したらいいかわからない
  • 印刷品質と納期を両立させたいが困っている
  • 自社ブランドに合ったデザイン提案が欲しい

上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへお気軽にご相談ください。比較ビズでは、複数の印刷会社に一括で見積もりができ、相場感や各社の特色を把握したうえで業者を選定できます。見積もりしたからといって、必ずしも契約する必要はありません。まずはお気軽にご利用ください。

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