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オーナー必見、アパートの外壁塗装の費用相場と耐用年数を解説

最終更新日:2022年05月16日
オーナー必見、アパートの外壁塗装の費用相場と耐用年数を解説
この記事で解決できるお悩み
  • アパートの外壁塗装の費用相場が知りたい
  • アパートの外壁塗装のタイミングとは
  • アパート外壁塗装の注意点とは

外壁は雨風や日光の影響を受けやすく、建物の中でも劣化が早く進む箇所です。また、外観にも大きな影響を与えるため、定期的にメンテナンスをする必要があります。外壁メンテナンスで一番重要なのは塗装をすることです。

とはいえ、アパートなどの面積が大きな建物だと、それだけ費用がかさみますので、事前に予算を確保しておかないと大変です。アパート外壁塗装の費用相場はどのくらいかをチェックしてみましょう。

アパート外壁塗装の費用・相場

外壁塗装における費用は、使う塗料の種類や業者によって違いがありますが、やはり最も大きな要因となるのは面積です。アパートの階数や戸数によって変わってくるので、その違いを見ながら費用を計算していくことになります。

階数の違いを考慮して費用相場を見ると以下のようになります。

2階建てアパート(総面積約500平米) 200万円から300万円
3から4階建て(RC造) 500万円から1,000万円

階数が増えると面積が増えるだけでなく、足場の組み方が変わってきますし高所作業の割合も増えます。そのため、通常の2階建てのアパートよりも3階建て以上になると、ぐっと費用相場が上がる傾向にあります。

また、階数が一緒であっても塗装すべき面積が多くなれば、それだけ費用もアップします。たとえば、階段や廊下の壁や手すり部分が、単に金属の柵なのかサイディングで囲ってあるかなどによって、塗装面積が変わってきます。

そのため、見積もりを出してもらう時には、実際に塗装面積を測り、その上で単価をかけて計算してもらうことが肝心です。全体のコストを費用相場と比較するだけでなく、面積当たりの単価も見ると良いでしょう。

アパート外壁塗装費の内訳

アパートの外壁塗装の見積もりを出してもらう場合、総額だけでなく内訳にも注意をしましょう。内訳の内容と額によって、値下げ交渉をする余地が出てくることもあるからです。

まずは、工事にかかる費用の中にはどんなものが含まれているかをチェックしてみましょう。大きく分けると以下の3つです。それぞれ解説していきましょう。

  • 塗料代
  • 足場代
  • 施工代
 

塗料代

塗料代は総工費のおよそ20パーセントを占める費用です。塗料は塗装面積によって使う量はだいたい一緒ですが、メーカーや性能によってかなり価格が異なります。

防水性や対候性が強く長持ちするもの、藻が生えづらいものなどは、やはり価格が高くなる傾向が強いです。しかし、その分キレイに仕上がりますし長持ちしますので、長い観点で見るとお得になることもあります。

塗料は原料として使用される樹脂というベース部分が価格に大きく影響することが多いです。その違いと特徴、費用の差を確認してみましょう。

樹脂 耐用年数 価格(1缶分)
アクリル樹脂 約4年 5,000円から10,000円
ウレタン樹脂 約6年 5,000円から20,000円
シリコン樹脂 約8年 15,000円から40,000円
光触媒 約12年 20,000円から50,000円
フッ素 約12年 40,000円から100,000円
ピュアアクリル 約15年 50,000円から70,000円
無機ハイブリッド 約18年 50,000円から120,000円

このように10倍以上の差が出てくることもありますが、耐用年数が大きく変わってくるため、価格と性能のバランスを見ながら予算を組んでいくことが大事です。

また、同じ塗装面積でも、壁の材質によって塗料がより必要となるものもありますので、必要量との関係も見て最終的に見積もりを出してもらうようにしましょう。

足場代

足場代も総工費の中では20パーセント程度を占めることが多く、馬鹿にできないコストです。計算方法は以下の通りです。

足場をかける必要がある面積の計算方法

「(アパートの外周+8)×軒までの高さ+1」×「足場の平米当たりの単価」で費用を求められます。業者やかける足場のタイプによって異なりますが、面積当たりの単価はだいたい600円から800円/平米となっています。

4戸から6戸程度の小さなアパートであれば、上記のような計算式を使わずに、1面当たりいくらという形で計算する業者もいます。その場合は、1面当たり5万円から8万円程度の費用で足場を組んでくれます。

追加される費用

足場には通常養生ネットを外周にかけて設置します。塗料が周りの家に飛散しないようにすることや、臭いの拡散防止や騒音軽減などの目的もあります。そのため、足場代の総計は上記の計算で求めた足場費用に養生ネット費用を足して出します。

こうした標準的な足場費用に加えて、場所によって費用が追加されることがあります。たとえば、狭い道路の奥にアパートが建っているなどで、足場材を運ぶためのトラックが入らない場合は、搬出入に手間がかかるためプラスされます。

また、屋根塗装をする場合、通常は屋根用の足場は不要ですが、屋根の勾配がきついので屋根にも足場を組まないといけないこともあります。こうしたケースでも、やはり外壁とは別に追加料金が加算されることになります。

施工代

外壁塗装工事はいきなり塗料を塗っていくわけではなく、いろいろな工程を行っていく必要があります。また、外壁塗装をする場合には、純粋な壁の部分だけを塗るのではなく、軒天や破風、雨樋、手すりなども一緒に塗装することがほとんどです。

そのため、それぞれの工程について施工費用を見ながら見積もりをチェックした方が良いでしょう。具体的に、工程ごとの単価の相場を見ると以下のようになります。

高圧洗浄 100円から300円/平米
養生 250円から400円/平米
軒天塗装 800円から1,200円/平米
破風塗装 650円から1,200円/平米
雨樋塗装 800円から1,200円/平米
シーリング作業 1,200円から1,500円
諸経費 55,000円から83,000円

では、上記の工程から特に一般的な3つを以下からそれぞれ解説していきましょう。

  • 高圧洗浄

    塗装を始める前に高圧の水を使って表面の汚れや藻、古くなった塗膜などを除去する作業です。これがないと仕上がりが悪い上、せっかくの塗料がはがれてくることもあります。

  • シーリング作業

    サイディングの継ぎ目などを埋めている部分のことです。雨風や日光によってひび割れたり剥がれたりすることが多いので、塗り替えの際に状態が悪い箇所を修理する必要があります。劣化したままだと水が漏れてくるので、しっかりとチェックしましょう。

  • 諸経費

    事務費用に加えて、道具や用品代が含まれます。刷毛やローラーの他に、塗料によって窓などの部分が汚れないように覆いをするためのシートなどの費用がかかります。

アパート外壁塗装の費用が変わる要因

アパート外壁は面積が大きいということもあって多額の費用がかかります。また、上記のようにいくつもの工程が関係してきますので、工程の有無や選択する工法によってコストが変わってきます。費用が変わる要因を以下の3つからそれぞれ解説していきましょう。

  • 塗装をする箇所の量
  • 劣化状況
  • 工法による違い

塗装をする箇所の量

たとえば、外壁は劣化が進んでいるので塗り替えが必要なものの、軒天はきれいな状態を保っているといったこともあります。外壁と一緒に、錆が見られる階段の手すり部分などの金属部も一緒に施工してほしいと思うこともあるでしょう。このように、塗装をする箇所が多いか少ないかで費用は変わってきます。

劣化状況

劣化が激しい箇所があるため、下地処理をしたり対候性の強い塗料を使ったりしないといけないということもあります。劣化状況によっても費用が変動しますので、塗装面積だけを見るのではなく、担当者が実地で状態をしっかりとチェックしてから見積もりを出すことが重要です。

工法による違い

さらに、工法による違いもあります。通常は下塗りというベースとなる色の付いていない塗料を塗ってから、色が付いている仕上げのための塗料を2回重ね塗りします。

しかし、オーナーが極端な値引きを要求したりすると、その塗りの回数が減らされてしまうこともあります。見た目はそれほど変わりませんが、塗膜が薄くなるので対候性が低くなります。できるだけコストを下げるよう交渉するのは大事ですが、相場を大きく下回るような費用ではしっかりとした工事を期待できなくなります。

アパート外壁塗装にかかる期間

外壁塗装はいくつもの工程を踏みますが、天候によってそれぞれの工程が長くなることもあります。そのため、ある程度余裕を持って工事日数を見込んで予定を決めることが多いです。

平均すると2週間から3週間くらいでしょう。事前に施工会社から期間についての説明がありますが、その予定通りに行かないことも多いので、長めに計算しておく方が安心です。工事期間の手順を日数と共に、以下の5つの工程に簡単にまとめました。

  1. 足場かけ:1日
  2. 高圧洗浄:1日
  3. 窓や玄関などの塗らないところに養生:2日
  4. 下地処理をした上で本格的な塗装作業:残りの日数
  5. 養生をはがしたり、足場の撤去をしたりして終了

ただし、面積が広い場所や階数がある場合塗装工事をしながら養生をすることもあります。

本格的な塗装作業の順番としては屋根や上層階など上から下に向かって行っていくことになります。階段手すりなどの細かなところは、外壁などの大きな部分を終えてから仕上げることが多いです。

アパート外壁塗装が必要な理由

上記の塗料の種類の部分でも触れましたが、塗料によって対候性が異なるため耐用年数に違いがあり、場合によっては塗ってから5年くらいから劣化が目立つものもあります。見た目が悪くなるだけでなく、塗膜がはがれてくるので内部に水が入りやすくなってしまいます。

このように、塗装というのは建物を保護する役割を果たしていますので、良い状態を保つために外壁塗装は欠かせないのです。ある程度の工費をかけたとしても、建物の寿命を伸ばすことができるということで十分の価値があります。

また、見た目にも大きな影響を与えます。入居者は建物の魅力度の基準として外観を重視する傾向があります。きれいに保たれている外壁は、外観の雰囲気を魅力的にしてくれますので、入居率を上げるのに貢献してくれます。

塗装のカラーやデザインによって、周りの建物との差別化を図ることも可能です。もちろん、あまりに個性的なものにすると浮いてしまいますが、おしゃれな配色を心がけることで印象を上げてくれます。

アパートの外壁塗装のタイミング

アパートの外壁塗装のタイミングについて、以下の3つからそれぞれ簡単にまとめたのでご覧ください。

  • 塗料の耐用年数

    塗料の耐用年数を一つの塗り替えのタイミングとすることができるため、使用した塗料の種類と耐用年数を覚えておくと良いでしょう。

  • 塗膜が劣化している場合

    年数に関わらず塗装のタイミングだと言えます。具体的には、壁に触ると粉が手に付いてくる、塗膜がひび割れたり剥がれたりしている、色があせてきているなどの場合です。

  • 劣化が進みやすい箇所

    建物のある面は問題がなくても、他の面が激しく劣化していることがあります。特に太陽が当たりやすい部分や、雨にさらされやすい面は劣化が進みやすいです。

アパート外壁塗装の注意点

アパートの外壁塗装の注意点について、以下の2つからそれぞれ簡単にまとめたのでご覧ください。

  • 近隣住民への配慮
  • 業者選び

近隣住民への配慮

アパートの外壁塗装は数週間と長くなりますし、大量の塗料を使うため、近隣住民への配慮は欠かさないようにしましょう。塗料の臭いや微小な塗料の飛散などは、いくら施工会社が細心の注意を払っても起こりえる問題です。特に風が強い日などはこうした問題が起こりがちです。

大きなトラブルとならないように、事前に挨拶を説明をしっかりとしておきましょう。また、工事現場のそばに車を停めているなら移動してもらうとか、洗濯物には気を付けるようになどの説明もしておくことが大事です。

業者選び

塗装の仕上がりやコストは業者によってかなりの差があるのも事実です。より美しくしっかりとした仕上げを望むのであれば、業者選びもじっくりと検討して行いましょう。

まとめ

アパートの資産価値を高め入居率を上げるのに、タイミングの良い外壁塗装はとても大事です。相場を見ながら適正な価格で良質の工事ができるようにしたいものです。

そのためにも、「比較ビズ」などの実績のある業者を一括比較できるサイトを用いて、優良業者を見つけることが大事です。より美しく入居者に喜ばれる物件作りをしていきましょう。

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