商品の品質や価値向上で注目を集めている流通加工とは?

最終更新日:2022年12月12日
みんなの貿易相談室
監修者
台田雄樹
商品の品質や価値向上で注目を集めている流通加工とは?

商品が作られて、消費者に届くまでにいろいろな業者が流通にかかわっています。その中の一つである流通加工は、欠かせない存在といえます。お客さんにつつがなく届けられるためもありますし、商品価値を上げるためにも重要な役割を担っています。しかし流通加工について具体的なことはわからないという人も多いのではないでしょうか?

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流通加工とは

物流センターでは従来、商品を出荷する場所とみられていました。しかし今では流通加工するセンターも増加傾向にあります。

商品をさらに加工する過程のこと

商品が製造されてから消費者に届くまでも一連の流通の流れの中で、商品を加工する工程を流通加工といいます。流通加工することで消費者にとってより価値の高い商品にできます。

具体的には商品を専用のパッケージに梱包する業務があります。その他にも検品するときに検品済みと値札シールをつけることで、お店は陳列するだけで作業を簡素化できます。

人材不足が背景

流通加工が注目されるようになった背景として、製造部門の人材不足が関係しています。細かな作業や臨機応変に対応するための人材が慢性的に不足しています。

そこで物流倉庫がその役割を担うようになりました。もしくは最近ではアウトソーシングする企業も増えてきています。

流通加工を自前で行うとなると、専用の装備も準備しなければなりません。設備投資をする必要がありますが、アウトソーシングすれば、莫大な費用をかける必要もなくなります。

流通加工の目的

流通加工の目的は大きく分けて2つといわれています。

  • 顧客の作業負担の軽減
  • 商品の付加価値のアップ

もし商品をそのままの状態で顧客に卸せば、販売店の作業が膨らんでしまいます。梱包や詰め替えをしてすぐに販売できるような状態にしておけば、販売店の負担も軽減できます。

また流通加工することで、見栄えをきれいにするというメリットもあります。見栄えをきれいにし、目立つようなパッケージにすれば、消費者も商品を手に取りやすくなるでしょう。

商品の付加価値をアップできるわけです。価値が上がれば購入するお客さんも増え、売り上げアップの効果も見込めるわけです。

検品に関して

流通加工の工程の中でも検品があります。検品とは商品の品質や数量に問題はないかチェックする工程です。

検品の種類

検品には大きく分けて2種類があります。

  • 入荷検品
  • 出荷検品

入荷検品とは仕入れ先や取引先から入荷した商品の確認をする作業です。一方出荷検品とは、ピッキングした商品と出荷情報に相違ないか確認する工程です。

包装に関して

物流加工の一つである包装とは、商品をパッケージングする作業です。商品の価値や品質を守るためのほかに、輸送を簡単にする目的もあります。

包装の種類

包装と一言で言いますが、いくつかの種類があります。以下で紹介する3種類に分類できます。

  • 外装
  • 内装
  • 個装

外装とは、最も大きな包装で箱などがそうです。商品の汚れや破損を起こさないための包装です。

個装とは商品を個別に包装するやり方です。商品の品質や価値を守ることが目的です。

内装は外装と個装の中間にあたる包装です。個別の商品をまとめる包装で、コンビニやスーパーで販売されることが多いです。品質を守るほかにも販促の目的も含まれます。

流通加工・包装例

流通加工はサービスの内容で2種類に分類できます。生産加工と販促加工の2種類です。

生産加工とは、梱包のほかにも材料の加工や商品組み立てなどがあります。ちなみに食料品の中には切り分けてパックして販売しているものもあるでしょう。こちらも生産加工の一種といえます。

一方販促加工とは、値札やラベル貼り、食品の小分け、検針などが該当します。そのほかにもハンガー掛けなども商品によっては行うケースもあります。

流通加工を外注するメリット

流通加工を外注業者や物流倉庫などに発注する業者も出てきています。物流加工の重要性が高まったことで専門業者も増えています。

中小企業にメリットが

中小企業の場合、新しい工程を行うとなるとスペースや人材を手軽に増やせない事情があります。しかし外注すれば、人材やスペースの増強をすることもなくコストカット効果が期待できます。

加工料金に無駄がないところも外注するメリットの一つです。企業の発注通りに行うので、1点当たりいくらという単価で請け負うことができるためです。

お客さんの満足度が上がる

商品に対するお客さんの満足度を上げられるのもメリットの一つです。顧客満足度を上げるためにも品質向上は欠かせません。

例えば同じ商品でもサイズや入っている数量を変えることで、多種多様な商品をラインナップできます。多岐にわたるお客さんのニーズにも応えることができます。

自分たちで行うとなると、かなりの負担がかかります。しかし外注すれば、請負業者がやってくれるので負担が増えることもないです。そのうえで品質向上でき、売上向上につなげられるわけです。

顧客の信頼・イメージアップにつながる

物流加工の工程の中で、検針があります。もし検針を行って問題ない商品であれば、「検針済」のシールなりスタッフのハンコを押すなりして出品します。

もし何もシールの貼られていない商品と検針済の商品があれば、消費者はおそらく後者の商品を手に取るでしょう。安心感がありますし、顧客との信頼関係を構築できます。

「この商品は安全です」というマークがあれば、消費者も購入しやすいです。多少値段が高くても安全性を優先するお客さんも少なくありません。

まとめ

いろいろな商品に包装やパッケージ加工がなされていますが、メーカーではなく物流倉庫などが請け負っているケースも増えています。品質が一緒でもこの包装の出来いかんで売り上げを左右することもしばしばです。

包装にこだわりたいけれども、自前で行うには費用がかさむというのであれば、物流倉庫などに外注してみるといいです。商品の付加価値がアップして、売上向上効果も十分期待できます。

メーカーは商品製造、包装は外注で役割分担も明確になります。それぞれが自分の役割に集中できることも、品質向上に貢献できるでしょう。

どこに利用すればいいか迷っているのであれば、比較ビズの利用を検討しましょう。仕事を依頼したいところと受注したいところをマッチングするサービスなので、最適な業者が見つかるはずです。

監修者の一言

物流業者が荷主の物流業務を包括して受託し遂行する3PL 事業が物流業界で主流となっており、その中でも流通加工面は特に荷主が期待をする分野の1つになっています。商品ラベルの貼り替えから、液剤の詰め替え、X線での異物検査など、流通加工サービスの幅は広いです。

業者を選定する際に大切なのが、委託する商品の取り扱い、加工実績やノウハウがあるのかを確認することです。価格面だけを見て業者に依頼をすると、客先クレーム増加につながり、ビジネスに大きな損害が出る恐れがあります。

また、流通加工は先述した3PLの一部にしかすぎず、全体的な物流品質を向上するのであれば、在庫管理、輸配送管理や返品対応などといった部分にも着目する必要があります。

流通加工業者を切り替えることは、運送業者を切り替えることと違い、双方にとって非常に負担にもなります。委託先が将来的に自社の物流の全体を管理できる能力があるか確認することも大切です。

みんなの貿易相談室
台田雄樹
監修者

国際輸送分野に8年間従事。東証上場の総合物流企業で、国際一貫輸送業務を中心に7年間携わる。通関士として航空貨物の通関業務も行う。またミャンマーへ6ヵ月間駐在し、現地の物流事情の調査や営業も経験する。その後大手自動車部品メーカーへ転職。現在は国内、海外工場間の国際輸送業務、及び貿易企画に従事する。北南米、中国、ベトナム、フィリピンの輸送を担当。日本と海外拠点間だけでなく、海外拠点同士の輸送管理も行っている。

比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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