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アニメーション5種類の特徴・事例を紹介!動画マーケティングにおすすめのアニメは?

最終更新日:2021年11月18日
KM7Production
監修者
代表者 村田 圭輔
アニメーション5種類の特徴・事例を紹介!動画マーケティングにおすすめのアニメは?

アニメーションとひとことにいっても種類は実にさまざまです。どのような種類のアニメーションがあるのか?それぞれの種類のアニメーションにはどのような特徴があるのか?動画マーケティングを展開するにあたって、アニメーションの活用を検討している企業担当者の方なら、頭を悩ませているかもしれません。アニメーションの種類をいわれても具体的なイメージがわかない、そんな方も多いでしょう。そこで本記事では、アニメーションの主な種類5つの特徴をわかりやすい事例とともに解説!アニメーションで動画制作することで得られるメリット、動画マーケティングにおすすめのアニメーションの種類も紹介していきます。

アニメーションとは?

アニメーションとは、複数の静止画をコマ撮りして再生することで、仮想的に動きを表現する映像技術のことです。パラパラマンガなどをイメージしてもらえれば、アニメーションの基本が理解できるかもしれませんが、近年では技術の進歩によって制作方法も様変わりしています。

コンピューターを活用したデジタルアニメーションなど、さまざまな種類のアニメーションが活用されるようになっています。

近年、動画マーケティングに使われるケースが急増しているアニメーションは、種類ごとに異なる独特の表現力を持つのも魅力。目的・ゴールを達成する動画マーケティングを展開するためにも、どんな種類のアニメーションがあるのか?それぞれどんな特徴があるのかを知っておくことが重要です。

以下から、代表的なアニメーション6種類と、それぞれの特徴、事例を紹介していきましょう。

アニメーションの種類1:2Dアニメーション

アニメーションの種類として、もっとも代表的かつ伝統的なのが、手書きを中心とした「2Dアニメーション」です。

2D「2Dimension」アニメーションは、1枚のイラストから動かしたいパーツ横軸縦軸を切り分け、組み込み、動きをつけるモーション制作、エフェクト制作のこと。

ディズニー映画に代表される2Dアニメーションは、絵コンテをもとにストーリーボード・背景を制作し、2次元空間のなかでキャラクターが動かしています。日本のお家芸ともいえるアニメーションでもあり、世界各国で受け入れられる高い需要を誇ります。

キャラクターのデザインや表情・動きなどを生き生きと表現しやすく、アニメーターの個性を活かしやすいのが2Dアニメーションの魅力。一方、リアルで複雑なキャラクターを動かすのが苦手な一面もあります。

これは、動きを滑らかにするために大量の「静止画」を必要とするからです。制作費用も比較的高額になりがちな傾向があるといるでしょう。

セルアニメーション

2Dアニメーションにもいくつかの種類がありますが、日本でもっとも普及しているといえるのが「セルアニメーション」です。これは、背景の上でキャラクターを動かすために、透明のアセテートシート=セルが使われていたことから付けられた名称です。

基本的な制作方法は大きく変わらないものの、現代ではセルの代わりにソフトウェアを活用する「フルデジタルアニメーション」が一般化。ただし、業界に深く根付いたセルアニメーションという言葉は、現在でも使われている呼び方です。

セルアニメーションを活用した、大成建設株式会社のショートムービーです。「君の名は。」で一躍名の知れた存在となった新海誠監督が手がけた作品です。同窓会の知らせに想いを馳せながらも、やりがいのある仕事に打ち込む女性技術者の姿を、アニメーションならではの演出でドラマチックに描いています。

キャラクターアニメーション

セルアニメーションの種類のひとつともいえますが、簡易な線でシンプルに描かれたキャラクターを活用した「キャラクターアニメーション」も、動画マーケティングで使われる機会が増えてきました。

一般的なセルアニメーションよりもキャラクターがシンプルなため、動かしやすい、制作費を抑えやすいのが特徴です。親しみやすさを演出できるのもポイントです。

ポイントプログラム「Ponta」のキャラクターを使った、昭和シェル石油のキャンペーン動画です。シンプルなPontaの動きと、デフォルメされたテロップで、複雑になりがちなキャンペーン情報をわかりやすく表現しています。ポップで親しみやすい印象を与える動画に仕上がっています。

アニメーションの種類2:3Dアニメーション

2Dアニメーションが「縦」「横」という2次元空間の表現であるのに対し、「奥行き」を含む、3次元空間の動きを表現したアニメーションの種類が「3Dアニメーション」です。

3D「3Dimension」アニメーションは、キャラクターやオブジェクトを3D空間に配置し、それらを操作して動いているように見せるプロセスの事です。

オブジェクトは3Dモデリングツールを使用して、デジタル環境に取り入れた3Dモデルを土台に作成したり、あるいは現実のオブジェクトをコンピュータにスキャンして取り込み、3Dオブジェクトをアニメーション化する事が可能です。

リアリティのある滑らかな動きが得られ、人が考えられるものであればなんでもアニメーションとして再現できるのが特徴でしょう。

一方、キャラクターやオブジェクトを精巧に3Dモデリングする技術・スキルが必要なため、制作費は高額になる傾向があります。ピクサーの「トイストーリー」が、世界初のフル3Dアニメーションとして知られています。

3Dアニメーションは、実写や2Dアニメーションとの融合も可能な柔軟性の高さも魅力です。普段、目にする機会のないものを具体的に表現できるほか、形のないサービスを表現するのにも向いているアニメーションだといえるでしょう。

たとえば、トヨタ自動車のプロモーション動画では、ハイランダーの新エンジンシステム「ダイレクトインジェクション」を3DCGで表現しています。

アニメーションの種類3:ホワイトボード・アニメーション

近年、徐々に注目の高まっているアニメーションの種類が、あたかもホワイトボードを使って解説しているかのような効果が得られる「ホワイトボード・アニメーション」です。

真白な背景に漫画家、イラストレーターなどのクリエイターが手書きで描画する様子を映像化したもので、特徴は、とてもシンプルな線画だということ、そして動画に集中しやすい点でしょう。内容がストレートに伝わりシンプルであることが重要となり、ITソリューションなどの複雑になりがちなストーリーを、順序立てて分かりやすく解説したいニーズに最適です。

言葉で説明するよりも映像が伝わりやすく、マーケティング分野での効果もあり、特に文章、画像などでは、メリット、付加価値を伝えるのが難しいサービスなどの無形商品の紹介映像に向いています。

実際にホワイトボード・原稿などに手書きしている様子を撮影するパターン、ソフトウェアを活用して手書きしたオブジェクトを動かすパターンがありますが、比較的低価格で制作できるのもホワイトボード・アニメーションの魅力です。

ホワイトボード・アニメーションやイラストの制作、動画マーケティング支援などの事業を展開する、ゼブラクリエイト株式会社の動画が活用の参考になります。

アニメーションの種類4:ストップモーション・アニメーション

ストップモーション・アニメーションとは、とまってる(静止している)物体を1コマ毎に、少しずつ動かしカメラで撮影し、被写体が連続して動きがあるかのように見せる映像の撮影技術、技法となります。

2D・3Dアニメーションのような滑らかさはありませんが、逆に、独特のぎこちない動きがストップモーション・アニメーションの特徴です。視聴者の印象に残る、インパクトの大きさが魅力のアニメーションです。

対象物を一コマずつ撮影していくという原始的な制作方法のため、比較的だれでも取り組みやすいともいえますが、相当な根気が必要なのも事実です。60秒のストップモーション・アニメーションであれば、少なくとも1,800枚の静止画を撮影する必要があります。

クレイアニメーション

ストップモーション・アニメーションの代表ともいえるのが、粘土で制作したキャラクターを少しずつ動かして撮影する「クレイアニメーション」です。

造形の自由な粘土を活用することから、比較的自由度の高いストーリーを組み立てられるのがポイントです。以下は、クレイアニメーションチーム「スプリングボード」の作品です。

クレイアニメーションのほかにも、人形やパペットを撮影対象にした「人形アニメーション」などのバリエーションがあります。

ピクシレーション

ストップモーション・アニメーションには、粘土や人形の代わりに、人間を一コマずつ撮影して制作する「ピクシレーション」と呼ばれるアニメーションの種類もあります。

ジャンプした瞬間を何度も撮影することで、人が空中に浮いているように表現できるなど、通常の動画撮影では難しい表現が得られることがポイントです。以下は、東京藝術大学アニメーション課の学生が制作したピクシレーションです。

切り絵アニメーション

切り絵を一コマずつ撮影して制作する「切り絵アニメーション」も、ストップモーション・アニメーションの種類のひとつだといえるでしょう。

クレイアニメーションなどと同様、制作するには時間と根気が必要です。岡山トヨペットの「交通事故ZEROプロジェクト第6弾」のために制作された切り絵アニメーション「STOP ROAD RAGE」では、わずか90秒で1,320コマ、535体の切り絵人形が使用されたそうです。

アニメーションの種類5:モーショングラフィックス

それ単体で作品を仕上げることは多くありませんが、モーショングラフィックスもアニメーションのひとつの種類だといえます。

モーショングラフィックスとは、イラストや文字などのグラフィックス要素をソフトウェアを使用し、画面上を縦横無尽に動き回る動画の事ことです。TV番組のオープニングなどを思い浮かべてもらえればわかりやすいかもしれません。

モーショングラフィックスの操作方法は、最初の段階がやや面倒である反面、後は創意(技術者の引き出し)と工夫次第(技術者の引き出し)でクオリティーを増やす事は、可能となります。現状モーショングラフィックス案件は非常に多くなってきています。

「Adobe After Effects」「Apple Motion」などのソフトウェアで制作されますが、ツールの使い方だけではなくデザインセンス・スキルも必要。ソフトウェアの低価格化もあり、比較的費用を抑えながらスタイリッシュで印象的なアニメーションを制作できるのが特徴です。実写やほかのアニメーションと合成しやすいなど、活用の柔軟性が高いのも魅力です。

インフォグラフィック動画

インフォグラフィックとは、イラストを使った「ダイアグラム」「ピクトグラム」「地図」や、チャート・表・グラフなどのデータを組み合わせ、伝えたい情報を視覚的に表現する手法のことです。これをアニメーション化した「インフォグラフィック動画」も、モーショングラフィックスのひとつだといえるでしょう。

会社の事業内容や紹介など、概念的な内容になりがちな情報をわかりやすく表現できるのがインフォグラフィック動画の特徴です。モーショングラフィックスのひとつともいえるインフォグラフィック動画は制作費も比較的安価です。以下のインフォグラフィック動画は、姫路に本社を構える鉄工会社、大和工業グループの会社紹介動画です。

アニメーションで動画制作するメリット

ここまでで、アニメーションの主な種類と特徴を紹介してきましたが、それぞれのアニメーション作品の事例を見てもわかるように、プロモーション、会社紹介、ブランディングなど、企業が動画マーケティングにアニメーションを活用する例が増えています。

それは、アニメーションで動画を制作するメリットが大きいからにほかなりません。具体的に解説していきましょう。

表現の自由度が高い

物理的な制限の生じやすい実写動画と異なり、アニメーションは表現の自由度が高いというメリットがあります。

特に2D・3Dアニメーションなら、事実上の制限なく、どんな表現でも実現可能です。3DCGを合成した実写動画・映画などもありますが、同じ表現をするならば、アニメーションの方が制作費用も抑えられる可能性が高くなります。

リアリティという面では実写に軍配が上がりますが、その分、表現をマイルドにできるのもアニメーションの特性です。視聴者に親しまれやすいというメリットも得られるでしょう。

わかりやすく表現できる

どのような種類のアニメーションであっても、共通しているメリットは「わかりやすさ」です。

キャラクターやイラストを必要に応じて加工・デフォルメできるアニメーションなら、重要なポイントを強調するのも自由自在です。ピクトグラムがそれ単体でなにを意味しているのか?瞬時に理解できるのと同じことです。

こうしたアニメーションの特徴は、理念・ミッションを含む会社紹介、複雑な構成のソリューションといった概念的なものや、目に見えない商品の裏側、無形サービスといったものをわかりやすく解説・表現するのに最適です。

認識の相違を吸収しやすい

実際の動画制作に入る前に、企画・脚本・絵コンテなどを用意するのは実写もアニメーションも同じです。

しかし、実写動画の場合は撮影の段階にならないとイメージが具体化しないこともしばしば、撮影開始されてから「こんなはずでは」といった、制作側と依頼側の認識の相違が生じる場合もあります。

一方のアニメーションの場合、動かすためのキャラクターやイラストは、本格的な動画制作の前に制作されている必要があります。この段階でしっかりとイメージの擦り合わせができるため、アニメーションは制作側・依頼側の認識の相違を吸収しやすいといえるでしょう。

修正や変更に対応しやすい

あくまでも比較論ではありますが、アニメーションは実写動画に比べて、あとからの修正や変更に対応しやすいというメリットもあります。ロケやキャストを伴う実写動画の場合、まったく同じ条件での撮り直しというのは非常に困難です。

撮り直しの分だけ撮影費用がかかるのはもちろん、スケジュール調整が困難で制作期間が長引いてしまうことにもなりかねません。

撮影の伴わないアニメーションであれば、修正・変更が必要な部分だけ作業することも可能です。アニメーターの手が空いていれば、すぐに作業に取りかかることもできるでしょう。

ただし、修正・変更が生じれば追加費用がかかるのは当然です。どのような動画を制作する場合でも、後からの修正・変更が生じないように、しっかり企画・構成を擦り合せておくことが重要です。

動画マーケティングに最適な種類のアニメーションは?

表現の自由度が高い、わかりやすいというメリットのあるアニメーションですが、それぞれの種類ごとに独自の特徴があるのも事実です。

たとえば、ストップモーション・アニメーションはインパクトの高さが魅力ですが、事例を見てもわかるように、あまりマーケティング用途に向いているとはいえません。

それでは、動画マーケティングに最適な種類のアニメーションはなにか?おおまかな制作費用の相場観とともに紹介していきましょう。

2D・3Dアニメーション

ある程度潤沢な予算のかけられる企業であれば、2D・3Dアニメーションがおすすめです。幅広い表現の自由度が得られるのはもちろん、実写との相性もよく、視聴者から親しまれやすい特性を持っているからです。

ただし、こだわりによって制作費用が大きく変動する点には注意は必要です。たとえば、大成建設のショートムービーでは、長澤まさみさんがナレーションを、スキマスイッチが音楽を担当する豪華版のため、わずか30秒でも1,000万円以上の制作費がかかっていると思われます。

30〜90秒程度の、一般的なアニメーション制作の費用相場は以下の通りです。

アニメーションの種類 制作費用目安
キャラクターアニメーション 100万円〜
セルアニメーション 300万円〜
3Dアニメーション 200万円〜

モーショングラフィックス

費用を抑えながら自由度の高い動画マーケティングを展開したい企業であれば、モーショングラフィックスがおすすめです。

実写との相性がよく、表現の自由度が高いのは2D・3Dアニメーションと同じですが、モーショングラフィックスは比較的制作費用を抑えられるのがポイントです。

たとえば、イラストをベクター素材で購入すれば、約40万円程度からの費用でモーショングラフィックスの制作が可能です。もちろん、オリジナルのイラストを制作するのであれば、その分費用は高額になります。それでも、200万円あれば納得のいくクオリティのモーショングラフィックスを制作できるでしょう。

まとめ

アニメーションを活用した動画マーケティングを検討する企業の方に向け、本記事では、主なアニメーションの種類5つの特徴を解説するとともに、事例、動画にアニメーションを活用するメリット、マーケティングに最適なアニメーションの種類なども紹介してきました。情報をわかりやすく表現できるアニメーションは、マーケティングとの相性も抜群です。しかし、動画制作が身近になったとはいえ、経験者でない限りアニメーションの自作は困難なのも事実です。

では、マーケティングに最適なアニメーションの制作は、どこに依頼すればいいのか?そんなとき「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良なアニメーション制作会社をスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイントです。アニメーション制作会社の選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

監修者の一言

3Dアニメーションは手間のかかる作業であることは事実ですが、作業をスムーズにするためのヒントやコツがたくさんあります。3Dアニメーションのソフトウェアは大幅に進歩しており、適切なツールを使用すればより多くのプロジェクトに取り組む時間を節約できます。

3Dアニメーション制作の技術経験が豊富な方に、ご依頼されるのが発注者様にとって一番負荷が少なく済みます。2Dアニメーション制作も同じ事となります。

アニメーションのプロセスに迷い、細部に目が行きがちで、肝心の全体像を見失ってしまいがちです。基本を先に、詳細を後に、というように、優先順位を賢く整理すれば、時間とフラストレーションを大幅に節約できます。

2D・3Dアニメーションは、私たちが想像している以上に、多くの生活の場面で活用されています。映画製作、ゲーム開発、ソーシャルメディア、医療、エンジニアリング、建築などの場面など複数御座います。

2D・3Dアニメーションソフトウェアが着実に進歩するにつれ、2D・3Dアニメーションと現実の生活とのギャップは、無い状態まで来ており制作技術者のパソコンスキルもかなり必要ですので、発注者様がご依頼かける際、制作技術者のトータルスキルのご確認をされたほうがよろしいでしょう。

KM7Production
代表者 村田 圭輔
監修者

動画コンサルティング KM7Production代表 村田 圭輔(むらた けいすけ)。映像・音楽制作会社10数年。ジョン・レノンの奥様オノ・ヨーコ様の弟様、小野啓輔様のご紹介で、株式会社MUSIC POCKET入社。イベント運営・舞台制作・音響設置を担当。株式会社雄進印刷/株式会社雄進プラス入社後は、新規営業プロデューサー・制作・撮影などを担当。現在はフリーランスとして2014年01月から活動。2020年9月にはPR動画制作5430万件中24位を取得。

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