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業務用エアコン取り付け費用・工事費用はいくら?種類別の相場を解説!

公開日:2019年12月19日 最終更新日:2021年10月21日
業務用エアコン取り付け費用・工事費用はいくら?種類別の相場を解説!

業務用エアコンの取り付け費用は一体どのくらいかかるのだろう?業務用エアコンの購入や入れ替えを検討している事務所・店舗の方であれば疑問を感じているはず。なぜなら、家庭用エアコンと異なり、業務用エアコンの取り付け費用は明記されていることがほとんどないからです。本体価格は調べればわかるけど、取り付け費用を含めた総額がわからない。そんな悩みを抱えている担当者も多いでしょう。そこで本記事では、なぜ業務用エアコンの取り付け費用が曖昧なのか?その要因を紹介するとともに、業務用エアコンのおおまかな取り付け費用相場を種類別に解説!業務用エアコン取付事業者をどう選べばいいのか?選定のポイントも紹介していきます。

業務用エアコンの取り付け費用相場は約4万〜21万円

取り付ける場所の広さ、事務所用途なのか?店舗用途なのか?などで異なりますが、業務用エアコンの取り付け費用は、どんなに安価に収まっても3万8,000円程度、スペースの広い事務所・店舗であれば取り付け費用は21万円程度になることもあります。

条件によってはそれ以上の費用がかかることもありますが、業務用エアコンのおおまかな取り付け費用相場は、約4万〜21万円程度だといえるでしょう。取り付け費用だけで21万円以上かかることもあると聞くと、業務用だから工事も特別なのか?と思いがちですが、そうではありません。

業務用ならではの特殊性があるのは事実ですが、業務用エアコンも室内機・室外機を配管でつなぐという点で、家庭用エアコンと変わるところはないのです。

業務用エアコンの取り付け費用はなぜ幅広い?

それでは、業務用エアコンの取り付け費用は、なぜこんなにも幅があるのでしょうか?ひとつには、業種・業態の異なるさまざまな法人ニーズに対応するため、業務用エアコンの種類が多彩であるということが挙げられます。

種類が異なればエアコンの取付工事も異なり、工事内容が異なれば取り付け費用も変わってくるのが当然です。

もうひとつの要因としては、用途・設置場所の条件に応じて、適切な業務用エアコンのパワー・タイプが異なってくることが挙げられます。この2つの要因が複雑に組み合わさることにより、業務用エアコンの取り付け費用が幅広いものとなっているのです。

逆にいえば、業務用エアコンの取り付け費用を左右する「種類」「パワー」「タイプ」の違いを把握できれば、取り付け費用がおおよそどのくらいになるのか?見当がつくようになります。

費用相場が変動する要因:1. 業務用エアコンの種類

取り付け費用の相場が変動するひとつめの要因は、業務用エアコンの種類です。細かく分ければ多彩な種類のものが存在しますが、取付工事に影響してくるという意味では、業務用エアコンの種類は大きく4つあります。

  • 壁掛け型
  • 床置き型
  • 天井吊型
  • 天井埋め込み型

以下からそれぞれの特徴を簡単に紹介していきます。

壁掛け型業務用エアコン

画像出展元:ダイキン工業株式会社「壁掛け型業務用エアコン risora(SXシリーズ)」

壁掛け型業務用エアコンとは、一般的な家庭用エアコンと同様、室内機を壁に掛ける形で利用する業務用エアコンのこと。工事手順も家庭用エアコンと大差ないことが多く、取り付け費用をもっとも安価に抑えやすい業務用エアコンでもあります。

ただし、壁で支えられる小型・軽量の製品が中心となるため、パワーが少なくスペースの大きな事務所・店舗には向かいないというデメリットも。本体価格は約15万円程度からであり、比較的小規模の事務所や店舗で活用される業務用エアコンです。

床置き型業務用エアコン

画像出展元:ダイキン工業株式会社「床置き型業務用エアコン(スカイエアシリーズ)」

床置き型業務用エアコンとは、縦長の室内機をフロアに設置するタイプの業務用エアコンのこと。壁掛け型よりもパワーの大きなものが選べる一方、取り付け費用もそれほど高額にならない傾向がある点が魅力。壁・天井などの加工ができない場合にも最適です。

反面、比較的大型で設置スペースが必要、デザイン性を求める事務所などには適していないというデメリットも。本体価格は約25万円程度からであり、取り付け費用は抑えたいがスペースが比較的大きい工場・倉庫などで活用される業務用エアコンだといえるでしょう。

天井吊型業務用エアコン

画像出展元:ダイキン工業株式会社「天吊自在型業務用エアコン(ワンダ風流)」

天井吊型業務用エアコンとは、室内機を天井から吊り下げる形で設置するタイプの業務用エアコンのこと。「天井ふところ」といわれるエアコン設置スペースを必要としないため、設置の自由度が高く「天板がない」「天井に穴をあけたくない」といったニーズのある事務所・店舗に最適です。

ただし、エアコンの幅の分だけ天井から「出っ張り」が生じるため、デザイン性を重視したいニーズには向かない一面も。本体価格は約20万円程度からとなっており、遠くまでまんべんなく空調を効かせたい広い事務所・店舗などで活用される業務用エアコンです。

天井埋め込み型業務用エアコン

画像出展元:ダイキン工業株式会社「天井埋め込み型業務用エアコン(S-ラウンドフロータイプ)」

天井埋め込み型業務用エアコンとは、室内機が天井とほぼフラットになるよう、天井に埋め込んで設置するタイプの業務用エアコンのこと。カセットタイプともいわれ、スタイリッシュかつ省エネ効果が高いため、事務所・店舗でもっとも活用されている業務用エアコンでもあります。

デザイン性が高い、バリエーションが豊富など、業務用としてのメリットの大きい天井埋め込み型ではありますが、取り付け費用はもっとも高額になる傾向が。天井に穴を開ける必要があり、天井ふところが狭いと設置できません。本体価格約22万円程度から選べます。

費用相場が変動する要因:2. 業務用エアコンの馬力

取り付け費用の相場が変動する2つめの要因は、業務用エアコンのパワー(出力)です。

空調したい部屋が広くなれば、それだけエアコンのパワーも大きなものが必要とされ、室内機・室外機本体も大きく重くなる傾向があります。つまり、業務用エアコンのパワーが大きくなれば、それだけ取り付け費用も高額になるというわけです。

また、家庭用エアコンの出力単位が「kw(キロワット)」であるのに対し、業務用エアコンでは出力単位を「馬力」で表示するという違いがあります。

「1馬力」を電力に換算すると、約「2.8kw」に相当するといわれていますが、家庭用エアコンでは12畳用のものでも2馬力に満たない出力しかありません。

一方の業務用エアコンは、広い事務所・店舗向けのものであれば、10馬力という製品も存在します。業務用エアコンの取り付け費用が非常に幅広いのは、家庭用とは比べ物にならないくらい、出力の大きな製品が存在することも大きな要因です。

費用相場が変動する要因:3. シングルタイプ・マルチタイプ

取り付け費用の相場が変動する3つめの要因は、業務用エアコンのタイプです。

家庭用エアコンの場合、室内機が1台、室外機が1台でセットという形が基本ですが、業務用エアコンには室内機・室外機がそれぞれ1台の「シングルタイプ」、1台の室外機で複数台の室内機を稼働させる「マルチタイプ」があります。

当然のことながら、マルチタイプの業務用エアコンでは複数の室内機を設置する必要があるほか、室外機との配管も室内機の数だけ増えてしまいます。同じ馬力を持つ業務用エアコンでもマルチタイプを採用すれば、それだけ取り付け費用も高額になります。

壁掛け型業務用エアコンの取り付け費用相場

業務用エアコンの取り付け費用が変動する要因・仕組みが理解できたところで、種類に応じた具体的な取り付け費用の相場を紹介していきましょう。依頼先の事業者によっても変動することはありますが、まずは壁掛け型業務用エアコンの取り付け費用相場です。

壁掛け型業務用エアコンの馬力 シングルタイプの取り付け
費用相場
ツインタイプの取り付け費用相場(室内機2台・室外機1台)
2.5馬力まで 38,000円 -
3馬力 58,000円 85,000円
4馬力 70,000円 90,000円
5馬力 - 100,000円
6馬力 - 115,000円
8馬力 - 130,000円

壁掛け型は業務用エアコンのなかでも出力が低めであるため、シングルタイプでは大きな部屋の空調には向きませんが、マルチタイプを採用することで対応できる場合も。全体的に取り付け費用も安価に抑えられる傾向があります。

床置き型業務用エアコンの取り付け費用相場

床置き型業務用エアコンの馬力 シングルタイプの取り付け
費用相場
ツインタイプの取り付け費用相場(室内機2台・室外機1台)
2.5馬力まで 50,000円 -
3馬力 68,000円 -
4馬力 78,000円 105,000円
5馬力 88,000円 115,000円
6馬力 96,000円 130,000円
8馬力 126,000円 160,000円
10馬力 145,000円 180,000円

床置き型業務用エアコンはフロアに設置するだけのため、壁掛け型よりも取り付け費用が安価だと考えがちですが、室内機が大きく重量もあるため、壁掛け型よりもやや高額になる傾向があります。

天井吊型業務用エアコンの取り付け費用相場

天井吊型業務用エアコンの馬力 シングルタイプの取り付け
費用相場
ツインタイプの取り付け費用相場(室内機2台・室外機1台)
2.5馬力まで 73,000円 -
3馬力 89,000円 115,000円
4馬力 105,000円 135,000円
5馬力 110,000円 140,000円
6馬力 118,000円 150,000円
8馬力 140,000円 180,000円
10馬力 160,000円 200,000円

天井吊型業務用エアコンになると、取り付け費用もグッと高くなる感覚ですが、天井埋め込み型よりはやや安価に抑えられる傾向も。エアコンの出っ張りを気にしない、デザイン性をそこまで重視しないケースであれば、天井吊型業務用エアコンがおすすめです。

天井埋め込み型業務用エアコンの取り付け費用相場

天井埋め込み型
業務用エアコンの馬力
シングルタイプの取り付け
費用相場
ツインタイプの取り付け費用相場(室内機2台・室外機1台)
2.5馬力まで 79,000円 -
3馬力 98,000円 126,000円
4馬力 110,000円 145,000円
5馬力 115,000円 155,000円
6馬力 120,000円 160,000円
8馬力 - 195,000円
10馬力 - 210,000円

天井吊型とそれほど大きな違いはないとはいえ、天井埋め込み型業務用エアコンの取り付け費用がもっとも高額であることがわかります。

また、天井埋め込み型の場合、シングルタイプは6馬力程度までのため、それ以上の出力をエアコンに求めるケースでは、必然的にマルチタイプを採用することになるでしょう。

基本工事費用に追加料金がかかる場合も

ここまでで、さまざまな要素によって変動する、業務用エアコンの基本的な取り付け費用相場を紹介してきましたが、これはあくまでも「基本工事」で済んだ場合の費用相場であることに注意が必要です。

つまり、業務用エアコンの基本工事では対応できない作業が発生する場合は、取り付け費用に追加料金がかかる場合も。以下から、追加料金が必要になるいくつかのパターンを紹介しておきます。

室内機と室外機の距離が遠い

業務用に限らず、エアコンは室内機と室外機を配管でつなぐ必要があります。基本工事料金には配管料金が含まれていることが一般的ですが、設定された配管の長さを超えた場合は超過料金がかかります。

たとえば、シングルタイプの天井埋め込み型業務用エアコンでは、基本工事料金に8mまでの配管が含まれており、これを超えると1mあたり以下の超過費用がかかります。

天井埋め込み型
業務用エアコンの馬力
配管延長(1m単価) 化粧カバー(1m単価)
2.5馬力まで 3,500円 4,000円
3馬力 4,500円 5,000円
4馬力 4,500円 5,000円

一般家庭の場合、室内機設置場所の近くに室外機をおけるよう設計されているケースがほとんどですが、事務所・店舗ではそうとも限りません。業務用エアコン設置時には、室内機と室外機の距離がどのくらい離れているのか?チェックしておくことが肝心です。

室外機を高所に設置する

業務用エアコンの室外機を、2階以上の高所に設置する場合も、取り付け費用に追加料金が加算されます。家庭用よりも出力の大きい業務用エアコンは、室外機が大きく重いのが一般的でしょう。

引越しでも人力で荷上げが必要な場合に追加料金がかかるのと同じで、重い室外機を高所に設置する場合も追加料金がかかります。設置場所の条件にもよりますが、おおよそ5,000円から10,000円程度の取り付け費用に上乗せされるケースがほとんどです。

業務用エアコンに適切な電源がない

家庭用よりも出力の大きな業務用エアコンは、適切な容量の電源とブレーカーが必要です。業務用エアコンに使える適切な電源がなければ、電気工事が必要になる場合もあります。

電気工事には5,000円程度からの費用がかかりますが、容量自体が不足しているのであれば電気契約の変更も必要です。

既存の業務用エアコンを新品と入れ替える

新規に業務用エアコンを設置するだけであれば、取り付け費用だけで済みますが、既存のエアコンからの入れ替えを検討している方であれば、古いエアコンを撤去・廃棄するための費用が追加で必要になります。

どのような業務用エアコンが設置されていたのか?にもよりますが、壁掛け型の撤去・廃棄だけでも4万円程度、マルチタイプの天井埋め込み型エアコンを撤去・廃棄するのであれば、20万円程度の費用が必要な場合もあります。

業務用エアコン取付事業者はどう選ぶ?

業務用エアコンの取り付け費用はさまざまな要因によって変動しますが、工事をどこに依頼するのか?も、費用が変動する要因のひとつです。

ただし、取り付け費用をできる限り抑えたいからといって、金額だけで事業者を判断するのはおすすめできません。業務用エアコンの取り付けには、家庭用よりも専門性が求められるからです。

それでは、業務用エアコン取付事業者はどう選ぶべきなのか?ヒントとなるポイントを簡単に紹介していきましょう。

管工事の資格・免許

管工事の資格・免許を取得している事業者なのか?業務用エアコン取付事業者を選定する際のひとつめのチェックポイントです。

実際には、家庭用エアコンなどの軽微な建設工事を実施するにあたって資格や免許は必要とされませんが、業務用エアコンは配管も太く、複数本の管工事が必要になる場合もあります。

冷暖房設備工事に関連する資格・免許を取得している事業者であれば、天井埋め込み型などの複雑な配管を必要とする業務用エアコン取り付け工事も安心して依頼できます。

アフターサポートの体制

業務用エアコンは一般的な事務所だけで利用されるわけではありません。調理時に煙などが発生する飲食店、粉塵が発生する可能性の大きい工場などでも活用されるため、定期的なメンテナンス・クリーニングが欠かせません。

こうしたサービスを実施できるアフターサポート体制が整っているか?業務用エアコン取付事業者を選定する際の2つめのチェックポイント。家庭用よりも構造が入り組んでいる場合の多い業務用エアコンでは、専門家のサポートが必須です。

現地調査してくれるか

ここまでの解説でもおわかりのように、業務用エアコンを取り付ける環境・条件はひとつとして同じものはありません。

確実に取り付け工事を実施できるよう、足りない部材が出てくることがないよう、事前にしっかりと現地調査してくれるか?業務用エアコン取付事業者を選定する際の3つめのチェックポイントです。

事前にしっかり現地調査してくれる事業者ならば、後から思わぬ追加料金を請求されるようなこともありません。より効果的に空調環境を整えられるよう、適切な提案・アドバイスをしてくれることも期待できます。

フロンガスの回収・廃棄に対応しているか

既存業務エアコンの撤去・破棄を伴う取り付け工事を検討しているのであれば、フロンガスの回収・廃棄に対応してくれるか?業務用エアコン取付事業者を選定する際の4つめのチェックポイントです。

見落としがちなポイントではありますが、フロンガスの回収・廃棄は「業務用エアコンの撤去を依頼する側」の責任です。万一、誤ってフロンガスを外気に放出させてしまった場合、1年以下の懲役、もしくは50万円以下の罰金が科される場合もあります。

複数の事業者から見積もりを取ることが鉄則

業務用エアコン取付事業者を選択する最後のポイントは、複数の候補先から見積もりを取り、しっかりと内容を見極めてから選定すること。これは事業者を選定する際の鉄則であり、上述した4つのチェックポイントをクリアする複数の事業者を選定することが先決です。

この際に重要になるのが見積書の内容。作業項目ごとにキチンと項目が分かれているか?項目ごとに明快な単価が記載されているか?などを中心に確認していくことがおすすめ。不明点に関する質問に明確に応えられるか?相手側担当者の対応を見ておくことも重要です。

まとめ

不明瞭な業務用エアコンの取り付け費用相場を知りたいという方に向け、本記事では、なぜ業務用エアコンの取り付け費用が曖昧なのか?その要因を紹介するとともに、業務用エアコンのおおまかな取り付け費用相場を種類別に解説してきました。一見、非常に高額に思える業務用エアコンの取り付け費用ですが、必ずしもそうではないことが近いできたのではないでしょうか?

しかし、できる限り取り付け費用を節約したいと考えるのは、どのような法人・個人でも同じ。適正な料金で確実な業務用エアコン工事を施工してもらうためにも、優良な業務用エアコン取付事業者を選定することが重要です。

そんなとき「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良な業務用エアコン取付事業者をスピーディーに探せます。どこの事業者に相談すべきなのか?迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

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