シーリング工事の費用相場は?工法の違いと見積書のチェックポイント4選を解説
- シーリング工事の費用や単価相場はどのくらい?
- 信頼できる業者の見分け方は?
- シーリング工事の費用を安く抑える方法はある?
「シーリング工事の費用相場は?」「外壁のひび割れが気になっている」という方、必見です。建物の気密性や防水性を保つための「シーリング」は年月とともに劣化し、雨漏りや内装材の腐食につながるため、早急な工事が必要です。
この記事では、シーリング工事の依頼を検討する方向けに、費用相場や具体的な工法の違いをくわしく解説します。シーリング工事の流れや費用を抑える方法も紹介するため、初めて依頼する方もぜひ参考にしてください。
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シーリング工事(コーキング工事)とは?
シーリング工事とは、外壁同士のつなぎ目部分の劣化を防ぐために、新たなシーリング材で補強する工事のことです。つなぎ目にあるゴムを「シーリング」といい、外壁材同士のつなぎ目にできる隙間(目地)に設置されています。
シーリングは防水性や耐震性を強化する役割があるため、建造物に欠かせない存在です。「コーキング」とも呼ばれますが、どちらも同じ意味を示します。
シーリング工事が必要なケース
シーリング工事は、建造物の防水性や耐震性能の劣化を阻止するために行います。一般的なシーリング剤の耐用年数は5年〜10年とされているため、7年〜10年のサイクルを目安に補強工事を実施しなければなりません。
メンテナンスの目安時期ではなくても、以下2つの症状が見られる場合は早急に工事を検討しましょう。
- シーリング(コーキング)のひび割れ、破断
- シーリング(コーキング)の剥離、欠落
1. シーリング(コーキング)のひび割れ、破断
シーリングは、経年劣化や地震をはじめとする自然災害によってひび割れや破断が発生する場合があります。ひび割れや破断を放置していると、亀裂が入っている箇所から雨水が侵入し、建造物の木材の腐食が進行します。
建造物の雨漏りは放置しても治りません。カビやシロアリの発生、電気設備の故障などの二次被害を招くため、早めの対策が必要です。
2. シーリング(コーキング)の剥離、欠落
シーリングが外壁材から剥離、あるいは部分的に欠落しているケースも注意が必要です。シーリングの剝離や欠落は、工事を行った際の施工不良や不適切なシーリング剤の使用による強度不足が原因として起こります。
経年劣化で発生する可能性は低いものの、欠落部分から雨水が侵入するリスクがあるため、早急に工事を行いましょう。
シーリング工事の施工方法は2種類ある
シーリング工事は建物によって施工範囲が異なります。施工面積に対する工事費用の概算は、以下の計算式で算出可能です。
「1メートル単価 × 施工メートル数」
さらに、以下の2種類の工事方法どちらを採用するかによって単価相場は大きく変動します。
- 古いシーリングをすべて除去する「打ち替え工事」
- 古いシーリングの上から継ぎ足す「増し打ち工事」
1. 古いシーリングをすべて除去する「打ち替え工事」
シーリング打ち替え工事とは、既存の古いシーリング・コーキングをすべて除去し、新たなシーリング剤を充填する工事方法です。
外壁工事に採用されている基本的な工事方法であり、劣化したシーリングを完全に除去するため防水性や柔軟性を強化できます。
古いコーキング材の撤去作業が必要になるため「増し打ち工事」よりも費用が高額化しやすいことを覚えておきましょう。打ち替え工事の単価相場は、1mあたり900円〜1,200円です。
打ち替え工事には「先打ち」と「後打ち」が存在する
打ち替えによるシーリング工事はさらに「先打ち」「後打ち」に分類できます。「先打ち」とは、先にシーリング工事を済ませてから、シーリングも含めて外壁塗装する工事方法です。
「後打ち」は、外壁塗装を済ませてからシーリング剤を詰めます。先打ちとは異なり、後打ちはシーリングを塗装しない点が大きな違いです。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
先打ち | 塗装でシーリングごと保護するため劣化を防ぎやすい | 環境の変化や地震などの影響でシーリング部分の塗装がひび割れしやすい |
後打ち | シーリングを塗装しないため塗装面のひび割れが起こりにくい | シーリングが太陽光や雨風に直接さらされるため劣化が進みやすい |
2. 古いシーリングの上から継ぎ足す「増し打ち工事」
シーリング増し打ち工事とは、既存のシーリングを除去せずに上から新たにシーリング材を充填する工事方法です。シーリングが劣化しにくいサッシ周りや、シーリングを除去しにくい建造物で採用されています。
増し打ち工事を依頼した場合の単価相場は、1mあたり500円〜900円です。既存シーリングの除去作業が不要になるため、コストを抑えつつスムーズに施工できる点が大きなメリットといえます。
適切な施工ができなければ既存のシーリングと接着せず、十分な防水機能が確保できません。施工から数年が経過すると、新たに充填させたシーリング材が剥がれやすくなる点に注意しましょう。
外壁の耐久性を高めたい場合は「打ち替え」がおすすめ
シーリング工事の費用を抑えたい場合、安価な「増し打ち工事」を検討しがちです。ところが増し打ち工事は、打ち替え工事に比べて耐用年数が短くなります。
サイディングやALCボードなどの外壁材目地に増し打ちを採用した場合、継ぎ足したシーリング剤が長くても5年程度しか持ちません。
長期的な視点で考えた場合「打ち替え」で施工したほうが、結果的に工事費用の節約につながるでしょう。
一般的な建造物のシーリング工事の費用相場
一般的な建造物でシーリング工事を行う場合の費用目安は以下のとおりです。2階建て30坪の住居で施工総メートル数は200mとします。
工事の方法 | 費用相場 |
---|---|
打ち替え(900〜1,200円/1m) | 180,000円〜240,000円 |
増し打ち(500〜900円/1m) | 100,000円〜180,000円 |
2階建てやマンションの場合は足場費用が加算される
平屋の建造物の場合は、施工メートルでシーリング工事費用の概算を算出可能です。ところが2階建ての建造物やマンション、ビルの場合は作業するための足場を組む必要があるため、足場費用が別途加算されます。
足場の費用相場は1屬△燭900円〜1,100円です。たとえば2階建て、30坪の建造物には約180屬梁場が必要になるため、162,000円〜198,000円の費用が発生します。
諸経費も含めたシーリング工事費用の総額は、おおよそ以下のとおりになるでしょう。
工事費用 | 足場費用 | 総額(諸経費10%込み) | |
---|---|---|---|
打ち替え(2階建て・30坪) | 180,000円〜240,000円 | 162,000円〜198,000円 | 376,200円〜481,800円 |
増し打ち(2階建て・30坪) | 100,000円〜180,000円 | 162,000円〜198,000円 | 288,200円〜376,200円 |
シーリング工事費用を抑える4つの方法
高額になりやすいシーリング工事の費用を抑えるためには4つの方法があります。以下の点を意識することで、大幅なコスト削減を実現可能です。
- シーリング工事と外壁塗装工事のタイミングを合わせる
- 自治体の補助金制度を活用する
- 自社施工の業者に依頼する
- 複数の施工会社から相見積もりを取って比較検討する
1. シーリング工事と外壁塗装工事のタイミングを合わせる
シーリング工事と外壁塗装工事は、基本的にセットで施工しましょう。どちらの工事も使用する塗料の耐用年数が10年〜20年と比較的近く、作業には足場が必要になります。
セットで施工で行う場合、10万円以上かかる足場費用の1回分を節約可能です。
せっかく外壁を塗装しても、シーリングが傷んでいると建造物の劣化が進行します。工事の時期をあわせることで、定期的なメンテナンスのタイミングを見逃しにくくなるでしょう。
2. 自治体の補助金制度を活用する
外壁塗装やリフォーム工事を行う場合、自治体によっては補助金制度を受けられる可能性があります。対象条件は地域で異なるものの、居住地で申請を行うことで工事費用の20%〜50%、あるいは10万円〜20万円の助成を受けることが可能です。
各自治体の補助金制度は、地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)で確認できます。
3. 自社施工の業者に依頼する
施工会社を選定する際は、できる限り自社で工事を行う業者に依頼しましょう。工務店の場合は、リフォーム会社やハウスメーカーとは異なり、下請け業者を挟まずにやり取りを行えます。
自社の職人が施工するため、余分な仲介手数料を抑えつつ、トラブル発生時も迅速に補償を受けることが可能です。
4. 複数の施工会社から相見積もりを取って比較検討する
リーズナブルかつ信頼の置ける施工会社に依頼するためには、複数の施工会社から相見積もりを取り検討することが重要です。
費用面だけではなく、担当者の対応やアフターサービス、施工実績を含めて総合的に判断しましょう。優良な施工会社であれば、シーリング工事と外壁塗装工事のタイミングが合うように計画を練ってもらえます。
シーリング工事(コーキング工事)の施工手順
シーリング工事の施工不良や強度不足を避けるためには、依頼者側も実際の施工手順を把握し、作業の正確さを確かめる必要があります。屋外のシーリング工事で基本的な選択肢となる「打ち替え」の工程は以下のとおりです。
- 古いシーリング(コーキング)の除去・目地の清掃を行う
- バックアップ材を目地に装填する
- マスキングテープで養生する
- 目地にプライマーを塗布する
- シーリング剤を目地に充填する
- ヘラで表面を整える
1. 古いシーリング(コーキング)の除去・目地の清掃を行う
外壁材目地に充填されている古いシーリングを、カッターを使いながら完全に除去します。 シーリングの不具合や強度不足を起こさないためにも、ハケで取り残しがないようにていねいに清掃しましょう。
目地の部分が濡れている場合は、接着力が弱まらないように十分に乾燥させる必要があります。
2. バックアップ材を目地に装填する
木造住宅や目地の底面が揃っていない建造物の場合は、外壁材の二側面にシーリング剤を充填する「二面接着」で施工します。壁面の下材や不要な部分にシーリング剤が入らないように、クッションの役割を果たす「バックアップ材」を目地に装填しましょう。
鉄筋コンクリートのビル・マンションなどは「三面接着」で施工するケースが多いため、バックアップ材の装填は行わない場合があります。
3. マスキングテープで養生する
外壁材にマスキングテープを貼り、プライマーやシーリング剤・コーキング剤などで外壁材が汚れないよう養生します。
テープは片手で押さえながら、目地の外側にまっすぐ貼ることがポイントです。貼り直すと粘着力が弱まるため、1回で貼りましょう。
4. 目地にプライマーを塗布する
養生した後、シーリング剤が接着する目地の外壁部分に「プライマー」を塗布します。プライマーとは、シーリング剤の接着力を強化させる下地剤です。
シーリングの剥離・欠落は、プライマーの塗布作業を怠ることで起きる場合があります。見栄えの良さを保ちつつ、シーリング剤の成分が外壁材に染み込むリスクを回避するためには、プライマーの塗布作業が必須です。
5. シーリング剤を目地に充填する
コーキングガンにシーリング剤を気泡が入らないようにセットし、手早く目地に埋めていきます。シーリング剤の充填量が少ないと硬化後に隙間が生じやすいため、できる限り多めの量で充填しましょう。
充填させたシーリング剤はすぐに硬化がはじまるため、内側に空気が入らないように素早く作業を進める必要があります。
接着方法は「二面接着」と「三面接着」の2種類がある
シーリング工事の対象となる目地は「隣り合わせた外壁材の側面2つ」と「下地となる構造材の底面1つ」の3面で構成されています。
シーリング剤の充填方法は「二面接着」と「三面接着」の2種類があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
二面接着 | ・底面にバックアップ材を装填し外壁材の側面2つのみにシーリング剤を充填する方法 ・外壁の揺れに強いがシーリング材が剥離すると浸水しやすい ・ビルやマンションのコンクリート目地、窓回りに採用されている |
---|---|
三面接着 | ・左右の外壁と下地の3面すべてにシーリング剤を充填する方法 ・気密性や防水性が高くなる一方、シーリング材がひび割れやすくなる ・木造の戸建て住宅やサイディングボードの家屋に採用されている |
硬化したシーリング剤は二方向の伸縮に強い反面、三面接着で一方向が動かないと切れやすい特性があります。建造物の種類に応じて、適切な方法を選択しましょう。
6. ヘラで表面を整える
仕上げに充填して盛り上がったシーリング剤を、段差が出ないようヘラを使って整えます。必ず隙間や充填不足の有無を確認してから、マスキングテープを剥がしましょう。
マスキングテープを剥がす際は、勢い余って外壁材を汚さないように慎重に行うことが大切です。
シーリング工事(コーキング工事)に必要な材料
シーリング工事で施工不良や強度不足が発覚するおもな原因は「材料と道具」にあります。一口に「シーリング工事」といえど施工する建造物で適性材料は異なるため、基本的な材料と道具の知識を身につけましょう。
一般的な住宅のシーリング工事で必要な材料は以下のとおりです。
- シーリング剤(コーキング剤)
- バックアップ材
- プライマー(下塗り剤)
- コーキングガン、マスキングテープ、ヘラなどの工具類
シーリング剤(コーキング剤)
シーリング剤・コーキング剤にはさまざまな種類が存在し、充填に適応する場所も異なります。主要のシーリング剤は以下のとおりです。
とくに外壁工事に使用されるものは、硬化後に塗装可能な「変成シリコン系」とALCボードの目地充填に向いている「ウレタン系」です。「変形シリコン系」と似ている「シリコン系」は、上から塗装ができないため、間違えないように注意しましょう。
バックアップ材
シーリング剤を二面接着させる場合は「バックアップ材」が必要です。バックアップ材はチューブタイプや目地の大きさにあわせた角棒タイプが存在します。
市販のバックアップ材は「幅3mm〜10mm」「厚さ2mm〜20mm」など、豊富なラインナップが存在します。施工状況を考慮して購入しましょう。
プライマー(下塗り剤)
「プライマー」はシーリング工事において剝離を防ぐ重要な存在であり、市販では600円〜1,100円で購入可能です。
使用するシーリング剤ごとに専用で用意されているため、施工前にシーリング剤の種類と一致しているかを必ず確認しましょう。
コーキングガン・マスキングテープ・ヘラなど
シーリング工事では、シーリング剤を充填する「コーキングガン」が必要です。市販では2,000円程度で入手可能な手動式から、機能性が高く20,000円を超える電動式まで販売されています。
施工業者においては1度に大量のシーリング剤を充填できる600ml〜800mlタイプを採用しているケースが多いです。
DIYを行う場合は、養生に使用するマスキングテープや表面を整えるヘラ、シーリング剤除去に使うハケなどの工具も忘れずに用意しましょう。
見積書で確認するべき4つのポイント
シーリング工事に知見がないことを理由に、1からすべてを業者任せにすると過剰な金額を支払う可能性が高くなります。少しでも工事費用を抑えたい場合は、見積書で最低限確認するべきポイントを把握しましょう。
とくに以下の項目で不審な点がある場合は、余分な費用や施工後のトラブルが発生する可能性があります。
- 使用する塗料のメーカーや種類が明記されているか
- 「一式」「諸経費」を多用していないか
- 足場代が無料と書かれていないか
- 記載されていない工程がないか
1. 使用する塗料のメーカーや種類が明記されているか
施工会社の信頼性を確かめるために、塗料の詳細が明記されていることを必ず確認しましょう。一般的な見積書では、施工箇所ごとに使用する塗料名や1液や2液、油性・水性など塗料の成分がくわしく明記されています。
見積書に「シリコン系塗料」と曖昧な情報しか示されていない場合は、耐久年数の低い塗料を使用する可能性が高いといえるでしょう。
2. 「一式」「諸経費」を多用していないか
見積書で目にする機会が多い「一式」「諸経費」などの表記には注意が必要です。
「外壁塗装:一式〜円」「屋根:一式〜円」など、具体的な項目が記載されていない場合は、必要な工程が省略されている可能性があります。各工程ごとの費用を明記してもらうことで、施工不良が後々発覚するトラブルを防ぐことが可能です。
詳細が明記されていても、明らかに金額が相場よりも安すぎる場合も注意しましょう。現場で追加費用を上乗せされるケースも珍しくありません。
3. 足場代が無料と表記されていないか
足場の設置が必要な建造物の場合は、サービスと主張して足場代が「無料」と表記されていないか確認しましょう。
施工会社には足場を用意するための仕入れ値が必ず発生しているため、足場代を顧客へ請求しないケースはあり得ません。足場代が無料である際は、大きな損失にならないように他の項目で採算をあわせている場合があります。
足場に限らず他の作業に関しても「無料」と表記されている場合は、他の費用を高く見積もっている可能性が高いです。
4. 記載されていない工程がないか
見積書に行うはずの作業内容が記載されていない場合は、施工会社に抜けがないか確認を取りましょう。
本来、見積書は実際に行う作業の内容を顧客に示す資料です。必要な作業工程が不明瞭な場合は、工事の内容や進め方をごまかした「手抜き工事」が行われる可能性があります。
工程が大雑把に表記されていたり、抜けている作業がある場合は、工事内容に対する見積金額が適正かどうか判断できません。
DIYでシーリング工事した場合の費用相場は?
外壁のシーリング工事をDIYで行う場合、おもに材料や工具などの費用が発生します。仮に「施工総メートル数=200メートル」とした場合、かかる費用の目安は以下のとおりです。
単価 | 数量 | 小計 | |
---|---|---|---|
シーリング剤 | 8,000円(320ml×10) | 8 | 64,000円 |
バックアップ材 | 1,000円(10m) | 20 | 20,000円 |
プライマー | 1,200円(150g) | 7 | 8,400円 |
工具類(コーキングガン、ヘラなど) | 10,000円 | 1 | 10,000円 |
費用合計 | ー | ー | 102,400円〜 |
打ち替え工事を施工会社に依頼した場合は18万円ほどかかりますが、作業を自力で行うことで施工費用を大幅に安くできます。
シーリング工事は施工会社への依頼がおすすめ
必要な資材を揃えれば、DIYでシーリング工事を行うことは可能ですが、十分な耐久性を保つためには、知識と経験が必要になる作業です。とくに2階建て以上の建造物では足場の用意・組み立てが必須の作業となり、DIYは非効率的といえます。
天候に左右されやすいシーリング工事は、ていねいさだけではなく作業スピードも重要です。シーリング除去から充填までの各作業のクオリティで、施工後の耐久性に大きな差が生じます。
長期的な視点で考えた場合、シーリング工事は専門の施工会社に依頼したほうが費用を抑えられるでしょう。
まとめ
屋内の水廻りやサッシなどのシーリング工事はDIYで比較的簡単に行えますが、屋外の外壁工事を失敗なく行うためには知識が必要です。施工不良による失敗を繰り返さないためにも、信頼できる施工会社を慎重に選定しましょう。
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相見積もりから費用対効果を判断したい方は、ぜひ利用してください。
木材が腐食すると建物の修繕に大きな費用がかかるため、シーリングの亀裂や破断を発見したら早期に修理をすることで耐久性が延び維持管理コストも抑えられます。シーリングは時間経過により硬化していき10年をめどに限界を迎えます。
これは外壁材(サイディング)の経年劣化とほぼ同じ期間なので、一般的には外壁塗装と同時に、たとえ見た目が綺麗でもシーリングの交換を行います。
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- 工事内容と費用のバランスが不明
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