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コンクリート工事の費用相場はいくら?工事の種類別コストを徹底解説!

最終更新日:2023年01月23日
 SD住宅相談室
監修者
花沢 雅樹
コンクリート工事の費用相場はいくら?工事の種類別コストを徹底解説!
この記事で解決できるお悩み
  • コンクリート工事の費用相場はいくら?
  • コンクリート工事にはどのような種類があるの?
  • コンクリート工事の費用を抑えるポイントは何?

自宅の庭や駐車場でコンクリート工事を行う場合、「どのくらいの費用がかかるのだろうか?」「どうやったら費用を抑えられるの?」と疑問を抱えている人は多くいます。大掛かりな工事になることに加え、数十万円単位の費用がかかるため、コンクリート工事の費用相場を知っておくことは重要です。

この記事では、コンクリート工事の費用相場と工事の種類について解説します。

費用を抑えるためのポイントもご紹介するので、コンクリート工事を検討している方はぜひ参考にしてください。

コンクリート工事の工程別費用相場

コンクリート工事1屬△燭蠅旅程別費用相場は以下のとおりです。

鋤取り作業 400円〜900円
残土処分 1,000円〜2,000円
土間下砕石 3,000円〜3,500円
転圧 900円〜1,000円
生コンクリートの打設 1万3,000円〜1万5,000円
周囲型枠 300円〜500円
ワイヤーメッシュ 800円〜1,000円
カッター目地 600円〜800円

コンクリート工事の1屬△燭蠅料躋曚蓮1万5,000円〜2万円前後です。坪単価では、1坪が3.3屬覆里如5万円〜6万5,000円前後の費用がかかるでしょう。

コンクリート工事にいくつもの工程があるので、それぞれについて詳しくご紹介します。

鋤取り作業

鋤取り作業とは、コンクリートを打設する前に不要な土を取り除く作業です。どのようなコンクリート工事であっても、打設するコンクリート分の土を取り除かなければ工事が行えません。

鋤取り作業には、コンクリートを打設する面を平らにする目的もあります。砂利や土を取り除くのに重機を使う場合には、やや費用が高額になるかもしれません。

残土処分

鋤取り作業で撤去した土は、適切な方法で処分しなければなりません。残土に土しか含まれていなければ、そのまま処分可能です。埋設物や撤去されたコンクリートなどが混じっている場合には産業廃棄物として処理されます。

産業廃棄物である残土を適切に処理しないと、業者だけでなく工事を依頼した施主も罰せられる恐れがあるので注意が必要。費用を負担するだけでなく、残土がどのように処理されたのか確認することも重要です。

土間下砕石

土間下砕石は、コンクリートを打設する前に砕石を敷き詰める作業です。コンクリート打設後、重さを均等に分散させるのに役立ちます。

土間下砕石は、施工する面積が狭いとやや単価が上がる点に注意。相場よりも高額な請求になるケースがあることを覚えておきましょう。

転圧

転圧とは、機械を使って地面を押し固め、地盤を強化する作業のことです。転圧をしっかり行うと、土の密度が高まり上からの荷重を支えやすくなります。

土間下砕石と同様に、転圧によってコンクリートを打設する場所をさらに平らにできるのもポイント。振動ローラーやランマと呼ばれる機械がよく用いられます。

生コンクリートの打設

転圧によって打設する場所が平らになったら、そこに生コンクリートを打設していきます。生コンクリートは放っておくと分離してしまうので、生コン車の手配が必要になるケースもあるでしょう。

生コンクリートの打設では、周囲が汚れないように養生が必要になるのもポイント。広範囲に養生が必要な場合、別途養生に費用がかかることもあります。

周囲型枠

コンクリートを打設するのに必要なのが周囲型枠です。コンパネを使った型枠を設置し、その中に生コンクリートを流し込むことによって打設します。

施工場所にブロックがあり型枠が必要ないケースも。型枠を使わなければ費用が少なくて済むため、見積もりの際に確認することが重要です。

ワイヤーメッシュ

コンクリート工事で強度を高めたい場合に使用するのがワイヤーメッシュです。コンクリート打設時に金網を入れることで、コンクリートのひび割れを防ぎます。

コンクリートは、圧縮に強く、引っ張りに弱いのが特徴。金網を入れて引っ張りに耐えられるような補強が可能です。

カッター目地

コンクリート工事では、コンクリートが乾燥して固まる際にひびが発生することがあります。カッター目地をあらかじめ入れておくことにより、コンクリートのひび割れや縮みを防止可能です。

コンクリート工事の費用を左右する2つの要素

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コンクリート工事の費用を左右する大きな要素は以下の2つです。

  • 施工面積
  • 施工現場の環境

1. 施工面積

コンクリート工事の施工面積が大きければ、その分工事費用は高くなります。工事面積が小さい場合、1屬△燭蠅涼渦舛蝋發なるのが一般的。施工面積が小さくても、残土処分や転圧などの通常の工程が必要になるためです。

施工面積が小さくても残土処理にダンプを使う、手作業の部分が増えて通常よりも人員が必要といったケースでは、どうしても割高になってしまいがちです。施工面積が10岼焚爾任△譴弌∩蠑譴茲蠅眞渦舛高くなる場合があることを覚えておきましょう。

2. 施工現場の環境

施工現場の環境によっても、工事費用が大きく変動することがあります。以下のようなケースが考えられるでしょう。

  • 前面道路が狭く工事車両が入れない
  • 寒冷地での工事で特殊なコンクリートが必要である
  • 地盤の強化のために特殊な車両や機材を使って工事しなければならない

生コンクリートを流し込むための作業車が入れない場所では、特殊車両の1つであるポンプ車を手配しなければなりません。寒冷地ではコンクリートの強度を高めるためにコンクリート層の厚みを増やしたり、配合を変えたりすることも。材料費が高くなるので、工事費用も高額になる可能性があります。

コンクリート工事以外にかかる費用3つ

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コンクリート工事では、材料費のほかにもかかる費用がいくつかあります。代表的なものは以下の3つです。

  1. 人件費
  2. 重機の使用料
  3. コンクリートの撤去費用

1. 人件費

コンクリート工事で必ずかかる費用が人件費です。職人が働いてコンクリートを打設するため、1日1人あたり1万5,000円〜2万円前後の費用がかかります。職人の人数が増えれば、その分人件費も高くなるでしょう。

コンクリート工事を依頼する業者が遠方にある場合、出張費用がかかるためさらに人件費が上がることも。見積もりの際には出張費用や職人の数を必ず確認しましょう。

2. 重機の使用料

重機の使用料は重機回送費とも呼ばれ、生コン車やポンプ車、ブルドーザーなどの重機を使用するための費用です。施工業者が遠方にある場合、重機の運搬費用もかかるため高額になるケースがあります。

とくに注意が必要なのは、重機を数日にわたって使用しなければならないコンクリート工事。現場に置いておければ問題ありませんが、保管場所がなく毎日持ち帰らなければならない場合には重機回送費が非常に高額になるでしょう。

3. コンクリートの撤去費用

すでにコンクリートが打設されているところを工事する場合、コンクリートの撤去費用が必要です。処分するコンクリートの量によって費用は変わりますが、1屬△燭1,500円〜2,000円が費用相場となります。

注意すべきなのは、人件費やコンクリートの処分費用が別途かかる点。たとえば、10屬離灰鵐リート駐車場を2人の職人が撤去する場合の費用は以下のようになります。

コンクリート撤去費用 1,500円×10屐1万5,000円
人件費 1万5,000円×2人=3万円
コンクリート処分費用 3万円
合計 7万5,000円

コンクリート工事で使用される土間コンクリートの特徴

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駐車場や庭にコンクリートを打設する場合、よく用いられるのが土間コンクリートです。土間コンクリートとは、地面に砕石や砂利を敷いて締固め、生コンクリートを流し込んで作る「コンクリートの床」のこと。「地面」「砕石層」「コンクリート層」の3層からなる基本構造を持っています。

土間コンクリートのメリット

土間コンクリートのメリットは、主に以下の7つです。

  • 耐久性が高い
  • メンテナンスが行いやすい
  • 水はけがいい
  • スタイリッシュな見栄えになる
  • 雑草が生えてこない
  • 車や足が泥で汚れなくなる
  • 刷毛引き仕上げの場合滑りにくくなる

土間コンクリートは、耐久性が高く地震や衝撃がなければ50年以上性能を保てます。メンテナンスがしやすく、雑草も生えないため衛生的です。さらに水勾配を取ることができ、水が溜まるのを防げます。刷毛引き仕上げであれば、小さなお子さんやお年寄りの安全にも貢献してくれるでしょう。

土間コンクリートのデメリット

土間コンクリートには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。以下のようなデメリットがあることを覚えておきましょう。

  • 初期費用が高くなる
  • ひび割れができることがある
  • 金鏝仕上げの場合滑りやすい

金鏝仕上げは鏝(こて)を使ってコンクリートの表面を平滑に仕上げるため、雨の日に滑りやすくなる点に注意が必要。シンプルな工事のわりに初期費用が高額になりやすいのもデメリットです。

土間コンクリート工事がおすすめの場所

土間コンクリートが適しているのは以下の5つの場所です。

  • 玄関アプローチ
  • 玄関
  • 駐車場
  • ガレージ

玄関の床や玄関アプローチを土間コンクリートにすることで、来訪者にスタイリッシュな印象を与えられます。土間コンクリート、タイル、レンガを組み合わせておしゃれな見た目にすることも可能。ガレージや駐車場に土間コンクリートを打設すれば、車やバイクの出し入れがスムーズになり、雨の日でも汚れずに済むでしょう。

土間コンクリートの注意点

土間コンクリートで注意すべきなのは、「ひび」です。コンクリートは耐久性が高いものの、気温の変化に伴う体積変化に弱い特徴があります。気温が上昇することによる膨張、気温が下がることによる収縮の繰り返しにより、ひび割れが発生しやすくなるのです。

地盤沈下によって土間コンクリートにひびが発生することも。とくに、転圧をしっかり行わないままコンクリートを打設すると、コンクリート自体の重さによって地面が沈下し、ひび割れが発生します。施工直後にひびが見つかったら、すぐ業者に相談しましょう。

コンクリート工事の費用を抑えるポイント3つ

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コンクリート工事の費用を抑えるポイントは、以下の3つです。

  1. 施工業者をしっかり見極める
  2. 相見積もりを取る
  3. 施工面積を抑える

1. 施工業者をしっかり見極める

コンクリート工事の費用を抑えるポイントの1つは、施工業者をしっかり見極めることです。具体的には、以下のようなチェック項目があります。

  • 自社施工しているか
  • 見積もり前に現地調査をしてくれるか
  • 工程ごとの単価が明確か
  • 円滑にコミュニケーションできるか

とくに下請けではなく自社施工している業者は、仲介料がかからないためコストが抑えられる傾向があります。現地調査をして必要な工事を把握したうえで見積もりを出してくれる業者は信頼でき、不要なコストが発生しにくいのがメリットです。円滑にコミュニケーションを取り、必要に応じて交渉することで費用を抑えられるかもしれません。

2. 相見積もりを取る

コンクリート工事の費用を抑えるための別の方法は、相見積もりを取ることです。相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取ることで、工事の費用相場を知るのに役立ちます。面倒くさいと感じるかもしれませんが、3社〜5社の見積もりを取るといいでしょう。

注意すべきなのは、一番安い業者がいいとは限らない点。他社と比べて非常に安い見積もりの場合、粗悪な材料を使ったり手抜き工事をしたりする懸念があります。適正価格を提示してくる業者から信頼できるところを選ぶのがポイントです。

3. 施工面積を抑える

施工面積を抑えることによっても、コンクリート工事の費用を抑えられます。施工面積は費用に大きな影響を及ぼすためです。たとえば、タイヤが乗るところだけをコンクリート舗装し、他の部分は砂利舗装にする方法があります。

あまり施工面積を減らしすぎると単価が高くなる恐れがあるので注意が必要。いくつか面積の候補を出しておき、それぞれの見積もりを求めるのが賢い方法です。

コンクリート工事費用のまとめ

コンクリート工事の費用相場は1屬△燭1万5,000円〜2万円前後です。コンクリート工事にはさまざまな工程があり、それぞれに費用相場があるので、依頼する工事でどの程度の費用がかかるのかしっかり計算する必要があります。施工面積を抑え、相見積もりを取ることで少しでも費用を減らすようにしましょう。

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監修者の一言

土間コンクリートは地中からの湿気が上がってくることを防げるため、駐車場に造る場合は車両の錆の抑制になります。

駐車場の土間コンクリートは車両の重量に耐えられるよう15cm程度の厚みを持たせることが多いですが、玄関アプローチや犬走りなどと比べると厚さが増える分高価になります。

玄関アプローチなど人が歩行する場所を土間コンクリートで造る場合は、表面を刷毛引きや洗い出しなど滑りにくい仕上げにすることをおすすめします。

土間コンクリートはインターロッキング敷きとは違って雨水が浸み込まないので、排水計画をよく検討する必要があります。

外構工事は新築工事の最後に行いますが、土間コンクリートの場合は建物の配置や高さなどを、新築工事の初期段階で細かく検討する必要があります。

 SD住宅相談室
花沢 雅樹
監修者

宮城県の一級建築士事務所。建築物について調査・リフォーム設計・コンサルティングを行う。耐震性能、省エネ性能、劣化のしにくさ、維持管理のしやすさの観点にて、計画をされている設計内容を、図面や見積書のチェックなど、第三者視点にて中立な立場でアドバイスを行う。

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