株式会社レスポンド

・「受け入れ体制づくり研修」を通じて、新入社員配属後の対応を見直せる。（対象：上司・リーダー他）
・「新入社員研修」は楽しく受講できる場づくりをし、かつ受講者には不安を減らし前向きに取り組むこと、ネガティブなことも自身の成長に繫がること、を動機づけ。
・4ヶ月後に「フォローアップ研修」を実施し、配属後の個別具体的な仕事の悩みを全員で共有、解決策を伝え、また前向きになれた。

【研修の実施】
A社の新卒研修期間約10日間のうち3日間の枠をお任せ頂き研修を実施しました。
毎年早期離職に繫がる新卒社員の不安要素を洗い出すと「業界の将来性」「多岐にわたる業務習得の難しさ」「店舗内でうまくやっていけるか（人間関係）」でした。どれも漠然とした悩みでしたので、研修では「リアルな業界の現状」「店舗でのよくある課題点」を伝えました。特にネガティブな部分については、自己の成長のためには少し厳しい職場が良いという視点を持ってもらうことを伝え動機付けを行いました。研修全体を通じて楽しく学べる場づくりをしているためネガティブ情報もさほど重くなりません。
また、新卒社員の離職が増える9月よりも前にフォローアップ研修を実施しました（8月実施）。店舗配属後数か月を経た後の悩みを事前アンケートで集め、カテゴリー別に分け、それぞれに答えていくスタイルで悩みや疑問の解消を行いました。先輩社員に「なんでも相談してね」と言われていたとしても、なかなかできない環境や距離感の場合が多いため、こういった同期が集まる研修内での共有は有効です。このフォローアップ研修では「自分には合わない仕事かもしれない」と思っていた新卒社員も「もう少しがんばってみよう」と思ってもらえたようです。
ちなみに、新卒入社前の2月に、各配属先の責任者、リーダークラスを対象に「受け入れ体制づくり研修」も実施しています。せっかく新入社員研修で動機づけしても配属先での対応が悪いと途端にモチベーションも下がるからです。

1年以内の離職者が0になった。