CM制作費はどれくらいかかる?制作費を抑えるコツ8つもあわせて解説

最終更新日:2023年10月20日
CM制作費はどれくらいかかる?制作費を抑えるコツ8つもあわせて解説
この記事で解決できるお悩み
  • CM制作費はどれくらいかかる?
  • CM制作費の内訳は?
  • CM制作費を抑えるコツを知りたい

「CMを制作したいがどのくらい費用がかかるのかわからない」と悩んでいる広報担当の方、必見です。CMは、放送することで自社のサービスや商品を幅広い人にアピールできます。

できるだけ制作費を抑えたい場合は、出演者の契約期間を短くしたり、静止画のCMを制作したり、工夫することが必要です。

この記事では、CM制作費の相場や制作費を抑えるコツを解説します。最後まで読めば、CM制作費がどれくらいかかるのかわかり、計画的にCMを制作できるでしょう。自社のアピールにCMの活用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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CM制作費の相場

イベント 紹介

CM制作費の相場は、どのようなCMを作るかにより大きく変わります。

  • スタンダードなCM:100万円〜500万円
  • ハイクオリティなCM:500万円〜
  • アニメーションを使用したCM:50万円〜

スタンダードなCM:100万円〜500万円

スタンダードなCMにかかる制作費の相場は、100万円〜500万円です。基本的に制作会社へ依頼して、撮影から編集まで行ってもらう場合が多いです。

すでに撮影している素材を活用すると、撮影費を削減できます。無名のモデルや社員をCMの出演者にすると、出演料を削減可能です。工夫次第では100万円台に抑えられます。

ハイクオリティなCM:500万円〜

制作に3カ月以上かかるハイクオリティなCMの制作費の相場は、500万円以上です。撮影場所や使用する機材、CGの利用など、制作方法によってはかなりの高額になります。出演者に有名タレントを起用することで、さらに費用が上がる場合もあるでしょう。

ハイクオリティなCMの制作には高額な費用が必要ですが、視聴者への印象に残りやすく、商品やサービスの認知度拡大や売上増加に大きく貢献できます。高額な予算が必要なため、メリットを比較して慎重に決めましょう。

アニメーションを使用したCM:50万円〜

アニメーションを使用したCMの制作費の相場は50万円以上です。CMに求めるクオリティが高ければ、必要な費用も比例して上がります。

撮影費や出演料が必要ない反面、アニメーションの制作費用が必要です。どれくらいの予算があり、どこまでのクオリティを求めるのか、よく検討しましょう。

費用を抑える場合、写真やイラストなどの静止画を使用してCMを制作可能です。スライドショーのように静止画を順番に流しナレーションやBGMを追加します。静止画でCMを制作した場合の費用は動画よりもさらに抑えられ、30万円程度になるでしょう。

CM制作費の内訳

電卓!

CM制作にかかる費用の内訳は、以下のとおりです。

  費用相場
企画・プランニング費 10万円〜30万円
出演料 起用する出演者や契約期間によって異なる
撮影料 20万円〜
編集費 15万円〜40万円
放送費 放送局や放送時間によって異なる

企画・プランニング費

CM制作は、ターゲット層やアピールしたいポイントなどを詳細に設定する必要があります。予算配分や他社との差別化も考慮する必要があるでしょう。

CMの構成が決定した後、撮影スケジュールの計画や出演者のアサインなどを行います。企画・プランニングにかかる費用の相場は、10万円〜30万円です。

出演料

CMの出演者にタレントを起用する場合は、出演料が必要です。多くの場合、1クール(3カ月)ごとに契約が行われます。出演料は、起用するタレントや契約期間によって大きく異なるため注意しましょう。

有名なタレントを起用すると出演料が高くなりますが、商品やサービスが広く認知される可能性も高くなります。

撮影料

CMの素材を撮影するためにも費用がかかります。撮影するスタジオ代や、人件費、使用する機材などさまざまです。撮影料の相場は20万円〜ですが、撮影場所や使用する機材によっては大きく変動します。

アニメーションやイラストなどを用いてCMを制作する場合、撮影料や出演料は必要ありません。代わりにアニメーションやイラストなどの制作費が必要となり、求めるクオリティにより費用が変動します。

編集費

撮影したCMの素材は、編集を行うことで放送できるクオリティになります。撮影した素材の不要な部分をカットしたり、素材をつなぎあわせたりして、視聴者を短時間でCMに引き込める動画を制作することが必要です。テロップや字幕も追加する必要があるでしょう。

動画を編集したら、ナレーション・効果音・BGMなどをあわせます。編集費の相場は15万円〜40万円ですが、JASRAC(日本音楽著作権協会)が管理する楽曲を使用する場合、利用料も発生するため注意しましょう。

放送費

放送費は、CMを制作する費用ではありませんが、テレビで放送する場合必要となる費用です。放送費は、放映する放送局によって費用が異なります。

【放送局別】CMを15秒放送するためにかかる費用

CMを15秒放送するためには、以下の費用がかかります。放送する時間帯や、テレビ番組のスポンサーとしてCMを放送する場合などによっても、費用が変動するため注意しましょう。

地域 主な放送局 放送費
関東エリア(地上波) 日本テレビ・フジテレビなど 30万円〜100万円
関東エリア(独立局) 東京MX・テレビ神奈川など 2.5万円〜4万円
関西エリア(地上波) 読売テレビ・朝日放送など 4万円〜25万円
関西エリア(独立局) サンテレビ・KBS京都など 1.5万円〜4.5万円

参照:広告ダイレクト

CMの制作費を抑えるコツ8つ

ポイント_!

CMの制作費を抑えるコツは、以下の8つです。

  • 屋内で撮影を行う
  • 出演者の契約期間を短くする
  • アニメーションや動画素材を用いて制作する
  • 静止画のCMを制作する
  • 出演者の手配を自社で行う
  • 無名のモデルや社員を出演者にする
  • 地方ローカル局でCMを放送する
  • CMのカット数を抑える

屋内で撮影を行う

撮影を屋外で行う場合、天候によっては撮影できず、日程を変更する場合があります。撮影スケジュールが延びるため出演者の出演料も高くなるでしょう。天候に影響されない屋内で撮影を行えば、日程変更の心配をする必要がなくなるため費用が抑えられます。

出演者の契約期間を短くする

CMの撮影に出演者を起用する場合、契約期間に応じて出演料が変わります。撮影時間を短くするためにスケジュールを工夫して出演者の契約期間を短くできると、出演料を抑えることが可能です。

アニメーションや動画素材を用いて制作する

CMといえば実写の映像で制作されているものが多いですが、アニメーションや動画素材を用いてもCMの制作は可能です。実写の場合は出演料や交通費などさまざまな費用がかかりますが、アニメーションや動画素材を用いて制作する場合は必要ありません。

素材の制作費は必要ですが、実写の撮影よりも費用を抑えられるでしょう。

静止画のCMを制作する

静止画を用いてCMを制作しても、制作費を抑えられます。静止画を用いる場合、動画の編集作業が必要ないため、30万円〜50万円でCMを制作できるでしょう。

アピールしたい内容によっては、静止画でも十分に魅力を視聴者に伝えられます。BGMやナレーションをつけると費用が高くなりますが、実写の撮影を行うよりもかなり制作費を抑えられるでしょう。

出演者の手配を自社で行う

CM制作にタレントを起用する場合、キャスティング会社をとおして手配してもらうことが多いですが、キャスティング会社をとおすと手数料が発生します。

自社で出演者を手配できると手数料が発生しないため、費用を抑えられるでしょう。キャスティングや演技力は、キャスティング会社に依頼した場合よりも劣る可能性があるため、注意が必要です。

無名のモデルや社員を出演者にする

出演者の手配を自社で行う場合、無名のモデルや社員をCMの出演者にする方法があります。無名のモデルであれば、大手事務所のモデルと比べると出演料がかなり抑えられるでしょう。

自社のサービスや商品をアピールする場合は、自社の社員に出演してもらうことも効果的です。出演料を抑える他に、自社で働く人の顔を見てもらうことで、視聴者に信頼感や安心感を与えられます。

地方ローカル局でCMを放送する

地上波のテレビ局でCMを放送する場合、視聴者数が多いため幅広い人へアピールできる半面、放映料が高くかなりの費用が必要になります。幅広い人にアピールできることはメリットですが、確実に効果があると保証されているわけではありません。

地方ローカル局でCMを放送する場合、放映料を大きく抑えられるでしょう。ただし、視聴者数は減ってしまうため、放映料とプロモーション効果のバランスを考える必要があります。

CMのカット数を抑える

カット数とは、動画の画面切り替えを行う数のことです。15秒のCMを制作する場合、7〜13回カットが入ります。カット数が多いと、CMに盛り込める情報量が多くなるため、視聴者に効果的にサービスや商品の魅力を伝えられるでしょう。

しかし、カット数が増えるほど撮影に必要なカメラの台数や編集作業が増えるため、編集費が高くなります。カット数を減らせば制作費を抑えられますが、クオリティが低下する可能性が高くなるでしょう。

まとめ

CM制作には多額の費用がかかりますが、効果的なCMを制作して放送することで、広い範囲に自社のサービスや商品をアピールできます。予算とプロモーション効果のバランスを見ながら、上手に活用することが大切です。

自社の魅力を効果的に伝えるCMを制作することが難しい場合は、クリエイターへの外注がおすすめです。比較ビズには、さまざまな得意分野をもつ動画クリエイターが多数在籍しています。

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比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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