登記簿謄本のオンラインでの取り方と必要書類を徹底解説

更新日:2019年12月20日 発注カテゴリ: 司法書士
登記簿謄本のオンラインでの取り方と必要書類を徹底解説

従来なら役所に足を運んで取得しなければいけなかった登記簿謄本は、現在ではオンラインで簡単に手続きができます。どんなメリットやデメリットがあるのか、そしてその取り方をご紹介しましょう。

関連する記事

登記簿謄本とは

登記簿謄本とは、会社の情報が記載されている法人登記に加えて、不動産の登記簿とか商業登記簿など様々な種類があります。そこには多くの情報が記載されていて、例えば法人登記簿の場合だと、会社名に加えて住所や資本金、代表取締役や役員の名前等、会社を設立した時の基本的な情報がすべて掲載されています。

こうした情報は、平成元年の商業登記簿改正によってすべて電子データで保管されています。登記簿謄本の原本を取得することはできないため、登記簿謄本を取るということは、法的な手続きをして謄本のコピーを取得するということになります。

ちなみに、登記簿謄本の他には登記簿抄本というものがありますが、謄本の場合には履歴事項がすべて記載されているもので、抄本になると部分的に一部記載のものということになります。

登記簿謄本には、変更登記の履歴がすべて記載されている履歴事項全部証明書の他、現在効力のある事項のみが記載された現在事項証明書、代表者に関する内容のみが記載された代表者事項証明書、そして本店移転や吸収合併などの履歴を盛り込んだ閉鎖事項証明書の4種類があります。

登記簿謄本のオンライン手続きのメリット

登記簿謄本は、法務局の照明サービスセンターの窓口に足を運んで交付請求するという方法や、郵送によって請求するという方法の他に、自宅や会社のパソコンを利用してオンラインでの交付請求をする事ができます。

オンライン手続きには大きなメリットがありますが、1つ目のメリットでもあり最大のメリットともいえるのは、やはり自宅や職場のパソコンを使って簡単に請求できるという点が挙げられます。法務局まで遠い場合には、時間や労力を短縮できることにもつながるでしょう。

2つ目のメリットとしては、手数料が安く、節約につながるという点もあります。窓口で請求する場合には、手数料として600円がかかりますし、オンライン手続きだと480円〜500円の手数料に抑えることができます。

3つ目のメリットとしては、交付請求が平日の午後9時までできるという点があるでしょう。窓口の取扱時間は午後5:15までと決まっていますが、オンラインなら遅い時間でも請求できるので、素早く登記簿謄本を交付してもらうことが可能です。

登記簿謄本のオンライン手続きのデメリット

とても便利なオンライン手続きですが、いくつかデメリットがあるので、利用する際には事前に理解しておきたいものです。1つ目のデメリットは、郵便事故のリスクがあります。

窓口で請求して交付してもらう場合には、郵便での受け取りではないので、このリスクはありません。しかしオンライン手続きの場合には、郵送での受け取りとなるため、少なからず郵送事故のリスクが考えられます。

2つ目のデメリットとしては、法務局が自宅や職場のすぐそばにある場合には、直接足を運んだほうが手間や時間がかからず早いというケースがあるという点です。法務局に足を運ぶ作業が大きな手間で時間もかかってしまうという場合ならオンライン手続きは便利ですが、必ずしも全員にとって便利というわけではありません。

3つ目のデメリットですが、電子署名や電子証明書が必要となるため、一般の人だと使っているパソコンに導入されていないケースが多く、ソフトを購入しなければいけなかったり、ややこしい設定を行わなければいけないケースがあります。この点は、初めてオンライン手続きをしようかなという人にとっては、大きなハードルになってしまうかもしれません。

4つ目のデメリットですが、対応しているパソコンのOSは、WINDOWSのみとなっているため、Mac OSのパソコンでは申請できないという点があります。また、OSがWindowsなら必ずOKというわけではなく、ブラウザはInternet Exploreのみと限定されています。

登記簿謄本のオンライン申請に必要な書類

登記簿謄本のオンライン申請には、難しい手続きなどは必要ありません。必要となる書類ですが、基本的には申請書と手数料が必要です。オンライン手続きの場合には、申請用の総合ソフトをダウンロードした上で、必要事項をオンライン上に入力していくことになり、紙面の申請書で必要となる押印などはオンライン版では必要ありません。

かかる手数料ですが、オンライン手続きの場合にはネットバンキングを利用してネット上で支払うことになります。手数料の金額は、オンライン送付だと500円、窓口送付だと450円かかるので、申請の際にはどちらの送付を希望するかを決めたうえで適切な手数料を支払うことになります。

オンラインで登記簿謄本取得する取り方

登記簿謄本のオンラインでの取り方ですが、法務局のホームページもしくは登記・供託オンライン申請システムのホームページを利用することができます。

登記簿謄本には土地や建物に関する不動産登記に加え、会社や法人などの商業法人登記などがあり、それぞれに適した交付申請書が必要となります。上記のホームページなら、必要な交付申請書を簡単に見つけることができるでしょう。

オンライン手続きでは、どのように受け取るのかという点を指定することができます。郵送で交付してもらうことができる他、法務局の窓口で受け取りたい場合には、どの法務局で受け取りたいのかを指定することも可能です。

今すぐに必要という場合には窓口での受け取りが便利ですけれど、急がない場合なら郵送受け取りがおすすめです。この方法なら、法務局に足を運ぶ必要が全くありません。オンラインサービスの中には、登記簿謄本を取得するのではなく、パソコンを利用して登記内容を確認するだけというサービスもあります。

この場合、登記情報提供サービスを利用すれば、パソコンで簡単に登記内容を確認することが可能です。ただし、この場合には登記簿謄本を交付してもらうことはできません。あくまでも、情報を確認するだけということになります。

オンライン手続きでかかる日数

登記簿謄本をオンライン手続きで請求する場合には、やはり手元に謄本が届くまでどのぐらいの日数を要するのか、気になるものです。オンラインの手続きそのものには、時間はほとんどかかりません。操作はとても簡単なので、1分程度で交付申請をする事ができます。

また、手数料の支払いはクレジットカードやネットバンキングなどを利用できるので、ATMに行ったり銀行から振り込みをする必要などもなく、この作業にも時間はかかりません。

交付申請をしてから実際に郵送で登記簿謄本が送られてくるまでにかかる時間ですが、郵便事情によって多少異なるものの、1日〜2日程度と迅速な対応をしてもらえることが多いです。

つまり、交付請求をした翌日もしくは翌々日ぐらいには、登記簿謄本が郵送で届くというわけです。時間に余裕をもって交付申請できる人なら、オンライン手続きを利用することで大きなメリットが期待できるでしょう。

まとめ

登記簿謄本は、法務局の窓口へ足を運んだり郵送で交付申請することができますが、忙しい人や急がない人におすすめなのは、オンライン手続きです。自宅や職場のパソコンを使えば簡単に交付請求できますし、実際に郵送で交付してもらうのにかかる時間も1日〜2日程度と短いので、とても便利です。

しかも、オンライン手続きだと、手数料の面でも節約することができるので、頻繁に交付申請をする人にとっては長期的に大きな節約にもつながります。

司法書士を一括見積もりで発注先を楽に探す

司法書士の案件一覧

司法書士のお見積り案件の一覧です。このような案件に対応したい場合は「資料請求フォーム」よりお問い合わせください。

  • 福岡県

    新着案件不動産登記の見積もり依頼

    【相談の種類】 不動産を売買 【登記簿謄本の有無】 有り 【地積(広さ)】 70平米 【所在詳細】 福岡県福岡市 【対応スピード】 近いうち 【相談内容】 中古マンション …

    総額予算7万円まで (10/31まで)
  • 東京都

    新着案件不動産登記の見積もり依頼

    【相談の種類】 不動産を売買 【登記簿謄本の有無】 有り 【地積(広さ)】 64.01 【所在詳細】 墨田区東向島二丁目23-7 【対応スピード】 緊急

    総額予算相場が分らない (10/31まで)
  • 千葉県

    新着案件所有権移転登記と抵当権設定について

    【相談の種類】 不動産登記 【対応スピード】 緊急 【相談内容】 不動産売買に伴う登記住宅ローン利用 【ご希望・ご要望】 この度千葉県千葉市緑区にある物件を購入することと …

    総額予算15万円まで
  • 東京都

    新着案件【中古マンション購入】登記の見積依頼

    【相談の種類】 不動産を売買 【登記簿謄本の有無】 無し 【地積(広さ)】 55.47 【所在詳細】 渋谷区代々木 【対応スピード】 近いうち 【相談内容】 中古マンション …

    総額予算予算上限なし
  • 東京都

    新着案件1月5日に法人設立したい

    【立ち上げ予定の業種】 その他 【資本金予定額】 100万円以下 【雇用予定の従業員数】 0名(代表・事業主のみ) 【会社形態】 株式会社 【相談内容】 個人事業主として5年間 …

    総額予算予算上限なし (10/26まで)
比較ビズへ掲載しませんか?

カテゴリ一覧

人気記事

司法書士の最新記事

一括見積もりで発注業務がラクラク!

  • 無料一括見積もりで募集開始
  • 複数の業者・専門家から提案が入る
  • ピッタリの一社を見つけよう

不透明な見積もりを可視化できる「比較ビズ」

比較ビズは「お仕事を依頼したい人と受けたい人を繋ぐ」ビジネスマッチングサービスです。
日本最大級の掲載企業・発注会員数を誇り、今年で運営15年目となります。
比較ビズでは失敗できない発注業務を全力で支援します。

日々の営業活動で
こんなお悩みはありませんか?

営業活動でよくある悩み

そのお悩み比較ビズが解決します!

詳しくはこちら
お電話での見積もりはこちら