SES(エンジニア派遣)の料金相場は?料金見積もりをした企業の声を解説

株式会社GeNEE
監修者
株式会社GeNEE 代表取締役 日向野卓也
最終更新日:2024年04月10日
SES(エンジニア派遣)の料金相場は?料金見積もりをした企業の声を解説
この記事で解決できるお悩み
  • SES(エンジニア派遣)の費用相場はどれくらい?
  • SES(エンジニア派遣)で派遣されるエンジニアの職種やスキルは?
  • SES(エンジニア派遣)を利用した企業の声は?

「エンジニアを派遣してもらいたいが、料金はどの程度かかるのだろうか?」と考えている企業の担当者は多いでしょう。

SES(エンジニア派遣)は、専門的な技術力を必要とするプロジェクトに迅速に対応するための効果的な手段ですが、料金は派遣されるエンジニアのスキルや経験、プロジェクトの要件によって異なります。

本記事では、エンジニア派遣の料金に関する基本知識とSESでマッチングできるエンジニアの職種・スキルについてまとめました。最後まで読めば、エンジニア派遣の適正な料金を理解し、予算内で最適な人材を確保するための戦略が立てられるでしょう。

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SES(エンジニア派遣)とは

SESとは、プロジェクトごとにエンジニアを定められた期間内だけ派遣する形態のことです。IT業界ではプロジェクトごとに人が必要なため、自社内に必要なエンジニアがいない場合や、決められた期間内だけエンジニアが必要になった場合に、派遣社員として社内に常駐できるエンジニアがいると非常に合理的でしょう。そのためSESのニーズが多くあります。

SESは請負契約(開発は直接雇用された社員が行い、成果物の納品が必ず必要)とは違い派遣契約となります。 派遣契約とは、システム開発を派遣社員が客先常駐で行うもので、請負契約とは違い成果物の納品は不要です。

SES(エンジニア派遣)のメリット

プロジェクト毎に人が動くIT業界では、内容によって期間が定められる派遣という雇用形態が非常に合理的です。 定められた期間内の勤務なので余計な人件費がかからず、コストの削減になります。自社内に必要な技術をもったエンジニアがいない場合や急遽人員の確保が必要な場合でも、SESでエンジニアを確保することで解決できます。

派遣契約の種類

SESは派遣契約ですが、派遣契約にも3つの種類があります。

一般派遣

就労期間を定めて、主に時間給で勤務する派遣形態で、派遣先が決定した後、派遣会社と雇用契約を結びます。派遣社員のほとんどがこの雇用形態だといわれています。

特定派遣

技術職や専門職などに多い雇用形態です。派遣会社に雇用された正社員が、派遣会社の社員として派遣先に配属されます。

ただし、2018年秋より特定派遣は廃止猶予措置が終了し、廃止になることが決まっています。これまで特定派遣は厚生労働大臣への届け出のみでも可能でしたが、廃止により、新たに派遣事業を行う場合は、どの事業所も厚生労働大臣からの許可が必要になります。

紹介予定派遣

派遣期間が終わると社員として直接雇用することを前程として就労する形態です。派遣期間(最大6カ月間、平均で3カ月程度)の勤務内容をみて直接雇用するかを判断します。メリットとして派遣先企業と派遣された人材が技術力や職場の雰囲気などを互いに知った後で、判断することができることがあげられます。

マッチングできるエンジニアの職種

システムエンジニア

システムの要件定義書作成、設計書作成から開発にテスト工程まで幅広く手がける職種です。一般的には「上流工程」を主に行うとされていますが、プロジェクトによりその扱いはさまざまです。

DBエンジニア

データベースの設計や開発、運用を行うエンジニアです。ER図の作成や、どのようなテーブル構成にするかなどの設計から、SQLの作成やDBのテスト実施など業務は多く、1人で全てを行う場合もあれば、工程ごとに違う人員が行うこともあります。

フロントエンドエンジニア

HTMLとCSSやJavaScript、PHPなどの知識を持ち、それらを活かしてウェブサイト制作、システムの実装を行うエンジニアです。デザイナーやディレクターの意見を聞き、それをサイトに反映するためにプログラミング知識だけではなく、デザインの知識もある程度は知っているほうが好ましいとされています。

インフラエンジニア

システムが正常に動作するように設計、構築、運営を行うエンジニアです。システムのスピードやクオリティを維持するためにネットワークやOSの知識などが必要になります。システム障害が起きた場合などにも原因の調査、対応などを迅速に行うスキルが必要とされます。

コーダー

デザイナーが作成したデザインをもとにHTML、CSSやJavaScriptで実際のウェブページを実装していく職種です。業務内容はフロントエンドエンジニアと同じですが、フロントエンドエンジニアのほうが、より複雑なシステムの実装に長けている人という意味で使われている傾向にあります。

テスター

システムにバグがないかを検証する職種です。意味としてはデバッカーと同義で、システム開発のプロジェクトにおいては、単体テストや結合テスト、総合テストの工程でバグの有無を検証します。システムの品質を高いものとするためにテストは必須のためテスターの需要は高いです。

スマホアプリエンジニア

iOS、Androidなどでのアプリ開発を行うエンジニアです。言語はObjective-C、Swift、Javaなどで実装しアプリ開発を行います。プログラミングスキルだけではなくUI(ユーザーにとって使い勝手のいいデザインにすること)をはじめとするの幅広い知識を持っているほうが好ましいです。

プログラマ

一般的にはシステムエンジニアが作成した仕様書をもとに、さまざまなプログラミング言語を用いて実装していく職種のことを指します。実際のシステム開発の現場では、仕様を決めたシステムエンジニアがプログラミングも行う場合があり、実際の職場によって扱いも変化します。ベテランプログラマーになると仕様書を書くこともあるため、システムエンジニアとの境界は曖昧なものになります。

マッチングできるエンジニアのスキルや開発言語

C言語

40年以上の歴史あるプログラミング言語です。汎用性が高く、他のプログラミング言語もC言語に影響を受けて開発されたものも多くあり、多くのプログラマが使用している言語です。

Java

Javaは大規模なシステム開発から、androidでのスマホアプリ開発などに使われる言語です。さまざまなデバイスで動作し、幅広くプロジェクトで使われる汎用性の高さや、セキュリティの高さなど優れている点が多く、Javaプログラマの人口も他の言語と比べて多いと傾向にあります。

JavaScript

ウェブサイトに動きを加えたいときに使用される言語です。JavaScriptを使用することでウェブサイトにさまざまな機能をつけることが可能で、対応するブラウザ(IE、Chrome、firefoxなど)さえあれば動作します。最近ではUnityを使用してゲームやスマホアプリの開発を行う際に使うことがあります。

C++

C言語の拡張版として生まれた言語であり、主にオブジェクト指向に対応したC言語というのがC++です。オブジェクト指向のプログラミング言語は開発の効率化を可能にする言語です。代表的なものは組み込み系の機械を作成する業界やゲーム業界などで使用されます。

C#

2000年代になってから現れた、比較的新しいプログラミング言語です。C++の後継的な言語であり、開発などが容易になるように作られています。C++よりも汎用性が高くJavaと同じくオブジェクト指向言語であり、システムインテグレータ系企業が使用している傾向が高いです。

PHP

JavaScriptと同じくスクリプト言語と呼ばれるものです。ですがJavaScriptはクライアント側で動作し、PHPはサーバー側で動作するという違いがあり、ウェブサイトに訪れたユーザーからはPHPでどのような処理が行われているかをソースコードを覗いてみることはできません。主にウェブサイトで使用され、問い合わせフォームに用いられます。

Ruby

日本のまつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語です。Ruby on Railsというフレームワーク(プログラムの開発環境のようなもの)で開発することでweb上で動作するアプリケーションを作成できます。開発効率が非常に高く、主にウェブサイトでの使用が多い言語です。

COBOL

COBOLは1959年に開発された事務処理用のプログラミング言語です。古くから金融系や保険などのシステム開発に使われており、可読性、保守性の高さが特徴です。現在も多くのレガシーシステムに使われており、保守・運用をする技術者の需要が多くあります。

Python

Pythonは1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムによって開発された、オープンソースで運営されているプログラミング言語です。用途はさまざまで組み込み開発や、Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、さらには人工知能開発、ビッグデータ解析などと多岐に渡ります。主な特徴は、少ないコードで簡潔にプログラムを書けること、専門的なライブラリが豊富にあることが特徴です。

SES(エンジニア派遣)の費用相場

レベル 人月単価
PG 下請け・フリーランス 40万〜80万円
PG 大手企業 60万〜100万円
SE 初級 80万〜100万円
SE 中級 100万〜120万円
SE 上級 120万〜200万円
平均 80万〜120万円

エンジニアやプログラマの費用は「人月」で求められます。人月は「人数×単価」で算出されます。たとえば2人のエンジニアで3カ月でシステムを開発する場合「2人月」で算出し、エンジニア1人の単価が50万円とすると「2人×3カ月×50万=300万円」となります。

実際の予算を算出するためには「どれぐらいの人数」で「どれぐらいの期間」を「どの程度の技術力を持ったエンジニア」が必要なのかを明確に派遣側企業に伝える必要があります。また「どのようなシステム」の開発をしたいかも詳細に伝えておく必要もあり、しっかりとしたヒアリングを行わないと、具体的にどの程度の金額がかかるのかを算出するのは難しいです。

人権費については【令和版】システム開発の費用・料金相場|5万件の案件から分析でも解説しているため参考にしてください。

一般的なSES(エンジニア派遣)の流れ

  1. メール・電話での問い合わせ
  2. お客様訪問
  3. 提案
  4. 契約
  5. 人材の派遣・業務開始

SES(エンジニア派遣)を利用した企業の声

Q. どのようなエンジニアを探していましたか?

A. 職種としてはシステムエンジニアを探していました。進行中の中規模なプロジェクトに急遽、短期間で常駐していただける人材が必要になったため、人員を調達したく思い、比較ビズを利用しました。

Q. 比較ビズを選んだ理由を教えてください。

A. 人材を調達するにあたって、インターネット検索でさまざまなSES企業や紹介サイトを調べていて、その中に比較ビズも含まれており検討した結果、見積を依頼したかたちです。依頼しようと決めた理由としては、余計な紹介手数料が一切かからないことと多数の企業から見積もりが貰えることが大きな理由です。

急遽人材が必要だったため余計なフローなしでなるべく早く、必要なエンジニアとマッチングしたかったということも理由の1つです。

Q. 実際に利用してみた感想

A. 案件にマッチングしたエンジニアを獲得できるか心配でしたが、見積を提出してくださった企業様に具体的な案件の内容や開発環境や言語などを伝え、料金や勤務期間などを確認し、契約までスムーズに運ぶことができました。

人材派遣会社ではなくシステム開発会社からの派遣なため、専門的な知識をもったエンジニアを確実に獲得できたと思います。

Q. 見積もりを依頼する際に気を付けたほうがいいこと

A. 常駐していただくエンジニアの方を確実に確保するために、具体的な案件内容や予算などをわかりやすく記入して依頼したほうが確実だと思います。

今回は短期間だけ常駐していただけるエンジニアを確保する依頼でしたが、派遣されたエンジニアの方が技術的にも信頼できる方だったため、別のプロジェクトに長期的な常駐での勤務をお願いすることになりました。この点に関しても見積もりを依頼した際に、エンジニアを派遣してくれた企業様に相談していたため余計な手間がかからずスムーズに対応していただけました。

監修者のコメント
株式会社GeNEE
代表取締役 日向野卓也

東京工業大学環境・社会理工学院卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。MBA(経営学修士)取得。国内最大手SIerの株式会社NTTデータで大手法人領域(大手流通企業、大手小売企業)の事業開発、事業企画等の業務に従事。米国スタンフォード大学への研修留学を経て、システム/モバイルアプリ開発会社の株式会社GeNEEを創業。

SES(システム・エンジニアリング・サービス)やエンジニア派遣サービスを利用する際の注意点は、その会社が仲介や紹介のみを行っているSES会社・派遣会社なのか、それとも仲介や紹介だけでなく、しっかりと開発を行っているシステム開発会社かどうかです。

仲介や紹介のみの会社の場合、派遣されるエンジニアのスキルセットや技術レベルを適正に把握できていない可能性があり、結果としてスキルマッチしないエンジニアが派遣されてくるリスクを抱えることになります。

仲介や紹介に加えて実際に開発を行っているシステム開発会社の場合、自社のエンジニアのスキルセットを定期的に管理・更新していますので、派遣依頼先の要望に合った人材、開発経験、スキルセットを考慮した上で要件面で合致するエンジニアを提案・派遣してくれるはずです。

「SES会社・派遣会社に営業力があった。」という理由で安直に契約をせず、その会社のホームページやパンフレットなどを見て、その会社がどのようなお客様と繋がりがあり、過去にどのような開発実績を持つ会社なのか、しっかりと確認してから契約締結することをお勧めします。

また「営業メールが来たからその会社に決めた。」という決め方よりも各社のホームページを比較し、相性の良さそうな開発会社に問い合わせ・依頼をした方が開発の品質はグッと上がるはずです。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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