今川 崇司
岐阜県 岐阜市 薮田南3-7-20
  • 提案から運用保守まで一気通貫
  • 自社プロダクトを持つ開発力
  • 納品後も「動き続ける」ことを重視

valorグループ 人時管理システム

複雑な多店舗シフトを一元管理、本部がリアルタイムで把握

業種
一般小売業
地域
岐阜県
規模
3000人以上
費用
総費用500万~1000万円

手作業の集計を自動化し、管理者の月次集計負担と転記ミスを削減。グループ複数拠点での横断管理を実現。

地域ごとの店舗比較や、類似店舗の比較がレーダーチャートによって一目でできるようになっており、情報や、人員の追加や更新も自動的にバッチで毎日同期されるほか、成績計算も日次、週次、月次と夜のうちに計算、集計、独自帳票もPDFでダウンロードできるなど、全自動で回り続ける仕組みを構築。どの部署、どの人が時間を使いすぎている(超過している)かなど、ドリルダウンできるなどDWHの機能も充実。230店舗以上で長期間運用された。

依頼を受けたカテゴリ
業務システム開発Webシステム開発
制作物種別
生産管理系総合管理系
業務範囲
業務の概要
多業態・多店舗で各店の人時(人員 x 時間)管理がExcel・口頭依存となり、本部での横断把握が困難でした。弊社はヒアリング・要件定義・開発・運用保守まで一社で対応し、業態ごとに異なるシフト構造・労働時間ルールをシステムに内包。本部が全店の人時コストを把握できる管理画面と、現場が入力しやすいUIを両立しました。
開発規模・期間
利用技術
PHPjavascriptAjaxMySQLサーバ設定PC設定
利用サーバー環境・DB
Windowsサーバー
備考

実績・事例画像

成果・結果

各店舗で総計40000人以上の人員が常時稼働しているが、見える化の効果で、無駄な残業が減り、(例えばひとり5分でも1日200000分の削減効果)意識が変わったため、大幅なコストカットにつながった。

お客様の声

U)今回のシステムはどういった目的があったのでしょうか。また、導入後どのように変わりましたか。
S)もともと小売業やスーパーは計画したことではなく、イレギュラーなことが多いんです。

そういったことが多いと休みを計画していくシステムが必要になってきます。パートタイマーさんとかの稼働にもよりますし、計画を立てるのが遅いといけないのと、店単位で解決しないといけませんし、全体を把握できるものでないといけません。それをできるようにしたいというのが始まりです。

日々の作業割り当てもイレギュラーで結構ずれが出てしまうので、週でもずれてしまい、月単位でもずれてしまいます。

そういうものを店、本部でも管理できるようにしようというのが最初です。

U)なるほど。そういう話が出てきて、それをシステム化しようと。
S(そうです。今までそういうものが紙でしかなくて、システムを探してもパッケージで使い勝手が良くないものばかりで、続かないだろうと。

今バローでやっているものに沿ったものをつくりたいな、と思ったのが最初です。

U)なるほど。大きく変わった点は何ですか。
S)やっぱり、月間の予算目標と実績が今まではあってないようなものでして、なかなか予算に対して意味を持っていなかったので、

それが予算に近づくように動けるような環境になりました。

U)例えば、他でこのシステムを使う場合、ここは良いですよとか、売りになる部分はありますか。
S)計画と実績がリアルタイムに見られるようにしておけば、残りの計画に対してどうかというのがすぐにわかるので、
計画の修正や今後の対策がしやすいところですね。

U)本部も店舗も含めて、そういう部分が良いですか。
S)そうですね。やはり見える化のメリットはそういうところにありますね。それをリアルタイムに把握できるというのはメリットとしては大きいです。

U)具体的な数字的な変化はありましたか。
S)数字的な部分では、もう1つスケジュールのシステムを入れているんですが、

例えば17時までのシフトであった際に、なんだかんだしていると17時30分になったり、時間を過ぎてしまっていたり、そういうところが全く見えなかったんですが、それが計画通りに帰ろうという意識が芽生えるようになってきたので、細かい部分で10分、15分というところですが、周りの人などが気を付けるようになり、多くの人がいるので、パートタイマーさんの支払いベースは変わってきましたね。

社員に対しても残業など、出勤に対して今まで計画があったけど、なんとなくきてた部分が変わったのかなと。出勤時間も極論をいうと自由な感じはありましたが、導入してからは気を付けるようになってきました。やはり意識が変わってきたということですかね。現場、店長などの意識が変わっているようです。

U)グラフはどうでしたか。
S)結構使っています。見やすいですよ。ぱっと見たときにすぐにわかりますし。

U)業務上の改善点などは店単位でやりますか。
S)店単位でやりますね。このシステムを見て、店同士で連絡を取ることもありますし、出勤とか人員のバランスを他店と比べたりして実施したりします。

店自体の負担は多くなったかもしれませんが、本部の意向の最初のステップはクリアできましたね。

まったく見える化できていなかったので、そのあたりが良かったです。

U)システムを他で使ってもらえるおすすめポイントなどはありますか。
S)使い勝手は抜群にいいと思いますね。ipadだけでも使えるのも良いです。実際にデータを見るのに、持ち運びできるのは他にはないですね。

担当者のコメント

株式会社バロー様に提供させていただいたこのシステムは、弊社の構築したシステムの中でも大規模な部類に入るものでした。

お話を伺った段階から、大きな仕組みになることは予想できたのですが、打ち合わせを終えた後に、どうしても最後の1ピースが見つからなかったので、お尋ねさせていただいたのです。

「このシステムの一番の目的はなんですか」

回答は明確でした。

「店舗に現状を認識させることです」

今は計画も予算もあってないようなもので、正確な現状把握がされない中、人を増やしたいなどの意見が店舗側から上がることもある。そしてその主張の正当性を判断する材料もない中で、人員計画が行われており、コスト意識が希薄になっている。だから、それを判断する材料を、本部も、店舗側も持ちたいのだと。

同時に、シミュレーションゲームの国取り合戦みたいに店舗ごとに競わせることができたらいいなという冗談も述べておられました。
なので、開発の際に本当に念頭に置いたのは、そのことです。

この開発が始まった年は2014年でした。つまり、ワールドカップイヤーです。テレビから、各国の戦力分析がレーダーチャート(攻撃力とか守備力など複数の項目をの比較をするチャート)形式で流れてくるのを何となく見ていた時に、ふと閃いたのです。

これでいいんじゃないかと。

各店舗の部門ごとの人時売上高(売上を総労働時間で割ったもの)をもとに、地区ごと店舗ごとの標準偏差を導出し、部門の成績を偏差値にしてレーダーチャートに表示する。そうすれば、どの地区のどの店舗のどの部門が効率よく時間を使っていて、どの店舗がそうでないのかがひと目で分かります。実際には、店舗にはクラスというものがあるとのことでしたので、同一クラス内での比較ができるようになっています。

その他に念頭に置いたのは、メンテナンスが簡単であるということ。

このシステムは単独で動くわけでななく、様々なシステムから送られてきたデータを取り込んだ上で動いています。そのため、どのバッチからどんなデータが作られたのかを細かく履歴を持つことでトレース可能にして、問題が起こった際に原因を簡単に特定できるようにしてあります。

このあたりは、昔ERPやオンラインゲームの開発に携わった経験がものを言いました。

「この値がおかしいように見えるんだけど、どうしてこうなっているの」
という様な問い合わせも何回かありましたが、追跡を簡単にすることにより、容易に回答することが可能になり、問い合わせに対しても素早く対応することが可能になりました。

機能を提供するだけでなく、問題が起こった際にどう対応するかを考える事も大切です。

特に弊社はそれほど人員が多いわけではないので、それはお客様を助けるだけでなく、自社を助けることになります。
納品から2年ほど経過しましたが、特に大きな障害もなく、ホっと胸をなでおろしています。
インタビューの際に、店舗側の意識も変わりつつあるとの大変有難いお言葉をいただきました。
オーダーメイドのシステムを提供している身としては、こういう瞬間が一番幸せです。
ありがとうございました。

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株式会社かけはし

会社情報

会社名
株式会社かけはし
業種
IT:システム開発
代表者名
今川 崇司
郵便番号
500-8384
所在地
岐阜県岐阜市薮田南3-7-20