株式会社EvoQuest

6ヶ月間の集中コンサルティングで、創造性を維持しながら経営基盤を抜本的に改善

・対象企業: 従業員5名のイベント企画会社（設立2年）
・課題: 案件管理の属人化、コスト管理不備、チーム連携不足による収益性低下
・アプローチ: 現場密着型の段階的改革（週1回の定期訪問＋随時サポート）
・重点施策: プロジェクト管理システム導入、財務管理体制構築、組織コミュニケーション改善

◾️フェーズ1: 現状分析・課題整理（1-2ヶ月目）
ヒアリング実施
過去の案件データ分析
業務フロー・組織構造の詳細調査
競合他社ベンチマーク調査

◾️フェーズ2: 基盤システム構築（2-4ヶ月目）
プロジェクト管理システムの選定・導入
案件別収支管理体制の確立
標準業務プロセスの策定

◾️フェーズ3: 運用定着・改善（4-6ヶ月目）
システム運用のサポートと改善
月次レビュー体制の確立
継続的改善のための仕組み作り

◾️定量的成果
売上高: 5,000万円 → 5,650万円（+13.0%向上）
営業利益率: 8% → 12%（+4ポイント改善）
案件あたり粗利率: 平均22% → 平均28%（+6ポイント向上）

◾️定性的成果
スタッフの業務効率が向上
案件情報の透明性向上により、チーム間連携が大幅に改善
データに基づく意思決定が定着し、経営判断のスピードが向上
クリエイティブな発想力を損なうことなく、ビジネススキルが向上

代表取締役 A様
「正直、最初はコンサルティングに対して『創造性が失われるのでは』という不安がありました。しかし、実際は全く逆で、数値管理ができるようになったことで、より自信を持って企画提案できるようになりました。スタッフも『良いイベントを作ることが会社の成長につながる』という意識を持つようになり、モチベーションが明らかに向上しています。何より、忙しい中でも迅速に対応してくださり、現場の混乱を最小限に抑えながら変革を進められたことに感謝しています。」

「イベント企画会社様との取り組みで最も印象的だったのは、スタッフの皆さんの『学習意欲の高さ』と『変化への柔軟性』でした。創造性豊かな方々だからこそ、新しい仕組みやツールも『より良いイベントを作るため』という目的が明確になれば、積極的に取り入れてくださいました。
特に力を入れたのは、『コンサルタントが一方的に指導する』のではなく、『現場の知恵とビジネスノウハウを融合させる』アプローチです。イベント業界特有のスピード感やクリエイティブワークの特性を理解した上で、無理のない変革プロセスを設計することで、持続可能な改善を実現できました。
この事例を通じて改めて実感したのは、『業界特性への深い理解』と『現場に寄り添う姿勢』の重要性です。今後も、それぞれの企業様の文化や強みを大切にしながら、ビジネス成長をサポートしてまいります。」