商標登録の費用相場を解説!自分でやる/特許事務所に依頼する場合の費用とは

更新日:2020年12月04日 発注カテゴリ: 商標登録
商標登録の費用相場を解説!自分でやる/特許事務所に依頼する場合の費用とは

自社で取り扱おうとしている商品やサービスを世に送り出すなら、商標登録は重要です。しかし、いざ商標登録が必要な段階になってくると、手間や費用面で躊躇してしまうケースは多くあります。そこで、商標登録について自分でやる場合や専門家へ依頼するケースをまとめて紹介していきます。商標登録の必要性を感じている人は、ぜひ参考にしてください。

商標登録とは

「商標登録とは何なのか」というと、その商品やサービスを作ったのは誰で、誰が提供しているのかを明確にするためのマークです。

商標登録をすると、それぞれ登録番号が割り振られて管理されます。商標は商品名やサービス名だけでなく、会社名や店舗名まで該当するもので、細かく識別できるようになっています。

他者がその名前を使えなくなる商標登録ですが、これにより出所や品質なども保証できるのです。そのためビジネスの場において、商品やサービスを展開していくなら商標登録は避けて通れないものになります。

商標登録をするためには、特許庁へ商標登録出願をする必要があります。そして、審査に通って商標原簿へ登録されることで完了するのです。これにより他者が勝手にその商標を使えなくなりますが、その登録作業は決して簡単なものではありません。

自分で商標登録をすることも出来ますが、そのような作業に慣れない初心者だと書類作成などで多くの時間を取られてしまいます。そのため、特許事務所に作業を一任するケースが多いのです。

特許事務所のような専門家へ依頼すると、自分で手続きをするよりも費用がかかります。手間を取るのか、それとも費用を取るのかは企業にとっても悩みどころです。

料金相場早見表

商標登録をする際の費用は、どんな商標登録をするのか、それを誰がするのかによって変わってきます。

細かい内訳は後述するとして、簡単にまとめると下記のようになります。

  • 自分で手続きをする:約3万円
  • 特許事務所へ依頼する:約14万円

特許事務所によって手数料は変わるのであくまでも平均値ですが、これだけの違いが出ます。自分でする場合と特許事務所へ依頼する場合とでは4倍の差になるので、これだけ違いがあるなら自分でやった方が良いと考えたくなります。しかし、それでも特許事務所が商売として成り立つくらい、商標登録の手続きは大変なのです。

そこで知っておきたいのが、実際に自分でやる場合と特許事務所に依頼する場合の違いです。

自分でやる場合の費用

自分で商標登録をする場合の費用は、とても安くなります。必要なのは特許印紙代と諸経費だからです。この諸経費も郵送費などなので、費用全体からすれば微々たるものです。

もちろん、費用が安いことには理由があります。面倒な手続きはすべて自分で行わなければならず、何かトラブルが起きてもすべて自分で対処する必要があるからです。そういった手間の部分をすべて自分が担当するからこそ、最低限の費用で済みます。

費用相場

自分で商標登録をする場合だと、一番安いパターンなら3万円ほどでできます。そのため、たったそれだけの費用で商標登録ができるなら、自分でやってみようと考える人も多いです。ただし、どれくらいの区分数で登録するのかで費用は高くなっていくので注意してください。

商標登録の際に選択できる区分は全部で45種類あり、区分をひとつ増やすごとに25,000円くらい上昇していくのです。区分数を増やせば、それだけしっかりとした商標登録になりますが、手間と費用の負担を考えるならバランスも重要になります。

  • 区分数1だと28,400円(出願費用12,000円、登録費用16,400円)
  • 区分数2だと53,400円(出願費用20,600円、登録費用32,800円)
  • 区分数3だと78,400円(出願費用29,200円、登録費用49,200円)

区分数はもっと増やせますが、ひとまず区分数3つまでの費用についてまとめました。区分選択は商標登録をより活用するために必要なことで、少なければ不利になるので注意しましょう。逆に、区分数を増やしていくとどんどん費用が高くなっていくので、バランスの良いラインを見極めていく必要があります。

ここで分けられている出願費用と登録費用は、それぞれ別枠で考えてください。実際に支払う場合の方法が変わってくるからです。

出願時の費用について

商標登録における出願時の費用は、審査を受けるための費用です。そのため、商標登録をする際には1回目に支払う費用になり、絶対に必要なものです。そして、審査に落ちてしまった場合は戻ってこないので注意してください。さらにいえば、その審査自体は1年以上かかるので、長い目で見ていく必要があります。

ここからが自分で商標登録をする際の難しいところで、実際に審査を受けるとあらゆる方向からチェックを受けることになります。

例えば、その商標を登録することによって消費者が混乱しないのかなどの項目もあるので、自分では大丈夫だと思っていても思わぬ理由で審査に落ちてしまうことがあります。長い時間をかけて待っていたのにそのような結果になってしまうのは残念なことですが、それでも出願時に支払ったお金は戻ってこないのです。

商標登録の審査で落ちてしまった場合は、拒絶理由通知が送られてきます。その理由通知を参考に再度商標登録をすることもできますし、拒絶理由通知に対しての反論もできます。しかし、そこでも費用が発生してしまうのです。

区分数が1つの場合は、出願費用が12,000円です。審査に落ちてしまった場合はこの12,000円が無駄になってしまいます。そして、これが区分数3だと出願費用が29,200円になり、5になると46,400円になるのです。

出願時の費用は、試験における受験料のようなものです。その結果を問わずに支払うものであり、何度も受けるならそれだけお金がかかってしまいます。だからこそ、少しでもお金を無駄にしないために、書類の正確性にも注意する必要があるのです。

ちょっとしたミスが原因で数万円が無駄になってしまうのは、大きな損失です。さらには結果が出るまで時間がかかることも合わさり、企業としては極めて大きな負担になってしまうこともあるので注意しましょう。

登録時の費用について

商標登録時の1回目に支払うのが出願時の費用ですが、その審査に通った場合は登録時の費用が2回目の支払いとして発生します。こちらは審査に通った場合に払う費用なので、毎回支払う必要はありません。ただし、こちらはこちらで注意すべき点もあるのです。

区分数が1つの場合だと、出願時の費用が12,000円であることに対して登録時の費用は16,400円になります。しかし、区分数が増えて3つになると、出願時の費用が29,200円で登録時の費用は49,200円です。区分数が5つになると、出願時の費用が46,400円に対して登録時の費用は82,000円にまでなります。

区分数が少ない内は1.5倍くらいの差しかありませんが、区分数が5つになると2倍近い金額になっています。出願時の費用は区分数が増えても上がり幅は小さいのですが、登録時の費用は1つの時の16,400円が区分の数だけ増えていきます。そのため、料金の差がどんどん大きくなっていくのです。

この登録費用は、初回に支払ってそれで終わりというわけには行きません。商標登録は10年経ったら更新することになるので、そこでまた費用が発生します。登録時の費用も、5年分ずつか10年分一括かで選択可能です。

区分について

商標登録において重要な役割を持っている区分ですが、これはその商品やサービスがどんなカテゴリーにあるのかを示すものです。全部で45種類あり、どんな商標を登録するのかによって使い分ける必要があります。

区分は増やせば増やすほど費用が高くなりますが、区分数が多ければその商標の権利範囲が広がります。しかし、無駄に区分数を増やしても、それだけ費用がかかってしまうので注意してください。

区分については大企業の場合でも平均3つとなっているので、ひとつの目安にしましょう。必ず3つに収める必要はありませんが、大抵の商標は45種類の中から3つも選べば、実際に使用する区分を満たせるようになっています。

自分でやる場合のメリットとデメリット

商標登録を自分でやる場合のメリットは、費用を最小限に抑えられるところです。登録作業は一度で終わるものではなく、場合によっては何度も行う必要があります。その回数が増えれば増えるほど、安くできるのは大きなメリットなのです。

逆に、商標登録を自分でやる場合のデメリットは、商標登録について勉強する必要があり、面倒な手続きをすべて自分で行う必要がある点になります。うまく登録できない場合は再度費用が発生してしまいますし、しっかり改善できるとも限らず、試行錯誤をすることになる場合もあるのです。

特許事務所に依頼する場合の費用

商標登録にかかる費用はある程度かかっても良いから、できるだけ手間をかけたくないと考えているなら、特許事務所に依頼する方法が効果的です。ただし、必要な費用は数倍になるので注意してください。

特許事務所へ依頼する場合は、通常の費用に加えて手数料が発生します。それによって、登録するのが1区分でも10万〜15万円になるのです。単純に金額だけを見れば選択肢から除外しようとする人もいますが、自分でやって苦労した人だと安く見えることもあります。それだけ、商標登録は大変な作業なのです。

費用相場

大手特許事務所に依頼した場合のケースですが、自分でやった場合と比べて3〜5倍もの差が出ています。以下に実際の費用をまとめましたが、これはあくまでも一例です。特許事務所によっては、以下の金額よりも安くなることもあれば高くなることもあります。

  • 区分数1だと109,500円(出願手数料が33,000円+印紙代12,000円、登録手数料が36,300円+印紙代が28,200円)
  • 区分数2だと190,300円(出願手数料が55,000円+印紙代20,600円、登録手数料が58,300円+印紙代が56,400円)
  • 区分数3だと249,100円(出願手数料が66,000円+印紙代29,200円、登録手数料が69,300円+印紙代が84,600円)

大きな企業が商標登録をするなら、この費用はそれほど気にならないかもしれません。しかし、個人事業主がこれだけの費用を負担する場合は、負担に感じられることもある金額です。もちろん、個人事業主でも特許事務所を利用するケースはたくさんありますが、それはどれだけの商標登録をするのかによって変わってくるものだと考えましょう。

特許事務所に依頼した場合のメリットとデメリット

商標登録を特許事務所へ依頼するメリットは、難しい手続きをすべて任せられる点です。また、商標登録で気をつけるべき点などを相談できるので、とても心強いというメリットもあります。

逆に、デメリットになるのは金額の問題です。特許事務所によって料金やサービスも変わってきますが、自分で商標登録をする場合と比べてもかなりの金額必要になるので、商標登録数が増えれば増えるほど負担は大きくなっていくのです。

純粋にお金のことを考えるなら、特許事務所を利用するのではなく、自分で商標登録をする方向で考える人は多いです。しかし、通常の業務に加えて商標登録の勉強をしていくのは大変です。しかも、せっかく勉強して商標登録をしても、それが必ず成功するとは限りません。出願時の費用だけ取られて、商標登録ができずに終わってしまうこともあります。

メリット・デメリットのことを考えれば、どちらが正解なのかは簡単に判断できません。自分で商標登録について勉強して無理だと感じたり失敗したりという経験があるなら、特許事務所に依頼したときのスムーズさと楽さに驚くことでしょう。

あえて失敗して、その経験と比較するのはさすがにもったいない話ですが、実際に特許事務所を利用すると、多くの企業が依頼する理由を理解できることでしょう。

まとめ

商標登録をするのかどうかで、ビジネスの結果は大きく変わることもあります。せっかくビジネスとして展開しようとしているのに、その権利が保護されず、リスクを抱えたままでは安心して活動ができません。

そう考えるなら、自分で登録作業をせず専門家へ依頼する場合でも、必要経費として納得できます。もちろん、そこで発生する費用を少しでも安くできるならベストですが、そのためにはどのような特許事務所へ依頼するのかが重要です。

これまで特許事務所を利用したことがない場合、どこから情報を探せば良いのか困ってしまうかもしれません。そんなときには『比較ビズ』を使って特許事務所を探してみてください。どんな特許事務所があるのかを探しやすく、複数の特許事務所へ見積もりを請求することも可能です。

実際に専門家へ依頼するとしても、その料金もサービス内容も全然違う場合があります。どんな特許事務所があるのか、それぞれに見積もりを出してもらって比較したいと考えているなら、便利なサービスは積極的に活用していきましょう。

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