【完全版】フェンスや外柵の外構工事にかかる費用と単価相場を徹底解説

更新日:2019年04月26日 発注カテゴリ: 外構・エクステリア工事
【完全版】フェンスや外柵の外構工事にかかる費用と単価相場を徹底解説

この記事では、外構(エクステリア)工事の一つである、フェンスや外柵の外構工事にかかる費用と単価の相場を中心に、耐用年数や費用を安く抑えるポイントなどを徹底解説します。アルミ、木材、スチール、鋳物(金属)という素材の違いでどのような費用の違いが出るのでしょうか。外構工事のフェンスの種類や工事にかかる材質ごとの費用をしっかり理解し、目的やデザインイメージに沿った業者選びが出来るよう詳しく説明しているのでぜひ参考にしてください。

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フェンス・外柵の機能と役割

外構工事とは、駐車場や門柱・門扉の設置、庭やウッドデッキなど家の外(家以外)の工事のことを言います。外構工事の種類は複数に及びますが、中でも集合住宅の境界線や目隠し目的でほとんどの住宅が設置するのがフェンスや外柵です。

フェンスや外柵は、境界線や目隠しの目的だけでなくプライバシーの保護や防犯対策、デザイン性の価値を高めるといった意味合いもあり、外構工事の際に一緒にフェンスの取り付けを行うのが一般的になっています。外からも目に付きやすく、外観のイメージを左右する重要な部分が故にこだわる方も多いです。

フェンスや外柵の機能と役割をまとめると、

  • 目隠しの役割でプライバシー保護・防犯効果
  • 自宅の雰囲気やイメージ作り
  • 蔦などを絡ませガーデニングスペースに
  • 音や風、砂ぼこりなどを遮る効果

などがあります。フェンスや外柵は種類がとても多く、設置する範囲や材質、目的によっても費用が大きく異なるので、ぜひ目的や自宅の印象に合わせたフェンスや外柵を選ぶようにしましょう。

フェンス・外柵の外構工事の費用相場

フェンスや外柵は、高さやデザイン、素材が豊富で、目的に合わせてカスタマイズすることが可能です。デザインは、目隠し目的のシンプルなものから、縦・横格子、木目調、鋳物、洋風・カントリー風、ラティス(トレリス)、網目やメッシュ、和風(竹や石垣)などがあります。

素材においても、オーソドックスなアルミ素材をはじめ、鋳物、スチールメッシュ、樹脂素材などがあり、高さも平屋をすっぽり覆うものから、窓の部分だけを目隠しするものまであるので、目的に合わせて、好みのものを選んでください。

ここからは、人気のフェンスデザインや素材ごとに、工事の単価と費用相場をご紹介していきます。

アルミ素材フェンスの費用相場

アルミ素材は価格帯が比較的安価なため、一番人気があります。また、当たると音が出るため防犯性の面でも安心でき、雨風に強く耐久性に優れ、デザインのバリエーションが豊富な点も人気の理由の一つと言えるでしょう。

デザインは、格子フェンスのようなものもあれば、柵の幅が太く中が見えない目隠しタイプもあります。費用としては、1mあたり1万円〜3万円前後が単価の相場です。高さがあるものや、見た目の安っぽさを払拭するために高級感のあるアルミ素材を選ぶと、1mにつき5万円〜6万円程度が単価の相場になる場合もあります。

アルミ素材のフェンス設置には本体のほか、柱を埋める基礎工事、組み立て作業が必要になるため、予算を考える時は注意しましょう。施工例から考えると、フェンス本体の価格が1mあたりの単価が1万円だった場合、家の左側面の一部(約7m)に設置すると全部で7万円になります。

加えて、柱6箇所で約1万円、柱を埋め込む基礎工事と組立作業で3万円程度かかるとすると、合計は11万円になります。アルミ素材のフェンスでは、グレードの高い素材を選んだとしても20万円以内で十分な施工が可能と考えておきましょう。

木目調フェンスの費用相場

木目調のフェンスは温かみのある印象を与えるだけでなく、庭のブロックやタイル、レンガとの相性も良いため、自然な雰囲気を出したい、ガーデニングにこだわりたいと考えているご家庭で人気があります。

耐久性の面ではやや劣るところがあり、劣化が目立ちやすいというデメリットはありますが、カントリー調で明るいイメージが演出できることに加え、高級な木材を使用しなければ費用もリーズナブルです。

費用としては、1mあたりで1万円〜2万5千円前後が単価の相場です。2段支柱や高さのあるものにすると、4万円〜5万円程度かかる場合があります。木目調のフェンスは、地面の状況によっては基礎工事を行わずとも設置が可能なので、埋め込み工事なしで済む場合もあるでしょう。

木目をそのまま出すのも良いですが、塗装を施し雰囲気を変える方法もあります。柱の費用を含めても、4、5m程度のフェンスであれば10万円前後で済むと考えておきましょう。なお、基礎工事が必要なければ、DIYをすることも出来ます。

スチールメッシュフェンスの費用相場

スチールメッシュフェンスと聞いてイメージが沸かない方もいるでしょう。メッシュフェンスは、学校の外構や公園、河川の周辺を囲っている網目状のフェンスのことを指しています。目隠しの役割はほぼなく、防犯対策や境界線としての活用がメインです。

閉塞感がない一方で、やや安っぽくデザイン性はありません。できるだけ費用を抑えたい場合や、デザイン面を考慮しなくて良い場合は、メッシュデンスを選ぶと良いでしょう。費用としては他の素材に比べかなり安く、1mあたり5,000円〜1万円程度が単価の相場です。

さらに安さを求めるのであれば3,000円程度から設置が可能なので、相談段階で業者に予算を伝えておくとスムーズに進むでしょう。

鋳物フェンスの費用相場

金型にアルミニウムを流し込んで造る鋳物のフェンスは、重厚感がありどちらかというとデザイン重視です。外国の家の門によくあるようなクラシックなデザインなので、洋風の家にピッタリです。プランターを引っ掛けたりしておしゃれにガーデニングを楽しむことも出来ます。

費用としては、1mあたり2万円〜2万7千円程度が単価の相場と考えておきましょう。凝ったデザインのものや大型のものになると、1mあたりで10万円程度近くするものもあります。一生に一度の新築購入の際、お城風にしたい、洋風な外観にしたいと思っているならば、思い切ってフェンスにお金をかけるのもひとつです。

和風・竹垣フェンスの費用相場

平屋の一軒家や和風な外壁の住宅であれば、フェンスも和風で合わせてしまうのも一つの方法です。ここ最近は樹脂製の竹垣を使用する場合がほとんどなので、メンテナンスが楽で長持ちするのが特徴です。時間経過とともに風合いが増していくのも和風フェンスの醍醐味です。

目の粗さによっては可視性や通風性も調整できデザイン性にも長けているので、フェンスの外側からの形式だけでなく、家の中から眺めたときの美しさも追求したいというご家庭に向いているでしょう。費用は、組み立ての工程で骨組み、パネル、押竹、笠、バンローブなどの材料が必要になることから、やや高めです。

単価の相場は1mあたり1万5千円〜3万円程度で、高尺タイプのものにしたり編み込みのデザインに変化をつけたりすると費用がかさむので注意しましょう。

フェンス設置で必要な基礎工事の費用相場

フェンスを設置する時はフェンスのみの工事だけでなく、そのフェンスを取り付けるための土台を作る基礎工事を行わなければなりません。そのため、外構工事ではブロック塀の設置とフェンスの設置を一緒に行うことが多いです。

ブロック塀があればフェンスの取り付けはブロック塀の上に施工するだけで済みますが、ブロック塀がない土地や高さのあるフェンスを設置する場合は、ブロック状のコンクリートを地面に埋め込み、柱を建てられるようにする工事を行います。

フェンスの柱はフェンス6枚分であれば5箇所に柱を立てる必要があるので、柱の数だけ基礎工事も必要になります。コンクリートブロックの埋め込み工事(基礎工事)は、1カ所5,000円〜7,000円程度と考えておきましょう。

フェンスの外構工事の耐用年数はどれくらい?

フェンスの設置をする際は、外構工事の耐用年数がどれくらいかも含めた上で素材などを選ぶ必要があります。耐用年数は、メンテナンス費用をかける価値があるかどうか、見た目的に外観の美しさを保てているかどうか、破損等はしていないかなど様々な要素を含みます。

フェンスに使用する素材それぞれの耐用年数についてですが、まず木製のフェンスは雨や雪などによって内部が腐りもろくなってしまうことがあるので、耐用年数としては安いもので5年〜10年程度と言われています。

防腐処理を施したり、ハードウッド系の木材を使用することで耐久性は格段にアップし、30年前後長持ちするようになります。DIYなどで加工しやすい木材を使用した場合は、10年も経つと見た目にも限界がきますので、木材を使う際は鉄木(ウリン)など固く耐久性に優れたものを選ぶようにしましょう。

続いて、鋳物や金属製のフェンスですが、木材同様雨や雪などでサビがついたりすると、見た目上廃れた雰囲気になりやすく、限界は10年前後と言われています。アルミ素材のフェンスは、軽く錆びにくい性質がありますが、潮風に弱く劣化はするため耐用年数としては10年〜15年程度でしょう。

ステンレスやスチールは15年〜20年と長持ちしますが、錆びや腐食を防ぐためには塗装やメッキ加工を施すことが必須です。フェンスの基礎部分に使われるコンクリートブロックは20年〜30年と長持ちしますが、ブロック塀でも耐震強度強化のために内部に鉄筋を挿入していれば、鉄筋が傷んできます。

以上のように、安いから、見た目が良いからという理由だけで材質を決めてしまうと、メンテナンス・維持に想像以上のお金がかかったり、耐用年数が短く、10年以内に補修・交換工事が必要になることもあるので注意しましょう。

フェンス工事の費用を安く抑えるポイント

高さや長さや素材が目的に合っているか

フェンスには、高さや長さ、素材など豊富な種類があり、それぞれの目的に合わせたデザインを選ぶ必要があります。例えば、防犯目的で窓がある部分は目隠しをしたいというときに、家全体を覆うような高さや長さにする必要はありません。

部分的な目隠しに留めることで、費用は大幅に抑えることが出来ます。また、目的が目隠しであれば、鋳物のような高い素材を選ぶ必要もないため、素材選びもポイントです。デザイン性を気にされる方もいますが、安い素材を選んだ場合でも、業者次第で高級感のある仕上がりにすることは可能なので、ぜひ相談してみてください。

直接外構工事業者に依頼

工事には、実際の工事費用と使う素材や道具の費用が含まれていますが、依頼先によっては別途経費や手数料がかかる場合があります。ハウスメーカーや工務店に依頼すると、人件費や外構業者へ依頼する際の中間マージンなどがかかり、見積もりを出してもらった際に合計金額が高くなります。

この中間マージンは、直接外構工事業者に依頼することでカットすることができるので、フェンスの設置は直接業者に依頼してください。数千円の違いならハウスメーカーに依頼したいと思う方もいると思いますが、中間マージンや人件費などで20万円〜30万円ほどの差が出ることもあります。

複数の業者から詳細な見積もりをもらう

可能であれば、複数の会社から仕上がりのイメージ提案や見積もりを貰うようにしてください。同じ土地、同じような施工内容であっても、業者によって費用が大きく異なります。提供している素材も業者によって異なるので、より豊富な種類が選べる業者に依頼するのがおすすめです。

見積もり内容に疑問や不明点があった場合は、できるだけ細かく質問し理解できるまで丁寧に説明してくれるかどうかもチェックしておきましょう。

まとめ

ここまでフェンスの費用と単価の相場を中心に、業者選びに必要な耐用年数や安く抑えるポイントなどをお伝えしてきました。フェンスの材質やデザインの種類は、想像以上に数が豊富で目的や設置場所によっても価格の幅があります。

種類が豊富ということはそれだけ外構で家の雰囲気を演出出来る重要な部分ということなので、ぜひデザインにこだわりながらも費用や目的の理想を叶える施工をしてもらえるようにしましょう。

複数業者から見積もりをもらう時間がない、どの業者が良いのかわからないという場合は、比較ビズのお問い合わせを利用して、無料で複数の業者から見積もりや提案をもらうことも可能です。不明点や相談ごとがあれば丁寧にサポートさせていただきますので、検討段階からぜひお気軽にお問い合わせください。

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