株式会社ティースリー

新製品の開発に成功し、量産・販売に乗り出すにあたり、受注数が伸びるにしたがってExcelで管理していた生産管理業務を、Windowsフォームアプリケーションとしてシステム化しました。
SQLサーバーはAWSに構築して運用しています。

当社代表は、客先の製品開発チーム統括から量産手配までを執行役員とて担当し、生産管理システムの早期の構築を急務の課題と認識していました。
小規模メーカーとしては低予算での運営を強いられており、大手Ｓｉｅｒの生産管理システムの導入は不可能であったため、自力でシステムを構築する事が求められていました。

営業部門が受注情報を入力すると、ＥＭＳ委託先の工場に出荷依頼情報が共有され、納期が決定さてた後、製品出荷時に電子メールにより発送情報を納品先に自動メール配信するシステムを構築しました。
請求管理機能、ＢＯＭ監理、購買管理機能も実装し、小規模のメーカーが少人数でも業務が運営できる、「受発注後製造発送型」の事業構築に大きく貢献しました。

事業のスタートアップ時は１０人以上のスタッフを擁していましたが、現在は社員３名で業務を執り行っています。
独自の生産管理システムがなければ、現在の少人数なスマートな体制を維持することは不可能だったと認識しています。

システムを導入する事で無駄な人件費を減らすことができた典型的な成功例です。
小規模であるがゆえにＤＢサーバーはクラウドに駆逐し、初期投資を抑えつつ安全性を担保しました。
アプリケーションはWindowsフォームアプリで、デプロイをClickOnceにすることで、利点性を向上するようにしました。