ディレクトリジャパン株式会社

アーティストのトークライブ配信アプリとして順調にユーザー数を伸ばしていましたが、アプリUIは、リリースして以降数年、ほとんど変えていない状態でした。アプリの初期から関わる主要アーティストユーザーから、全体のデザインや操作性について、変えてほしい、もっと配信するアーティストがわくわくするようなものにしてほしい、という要望が強まっていました。
単に見栄えだけでなく、操作性含めた使いやすさを両立した形で、デザイン・開発を行いました。

ミーティングを重ね、ある程度の方針が出来たところで、デザイナーが主要ページの一つでモックアップを作成します。
それをベースに他の主要ページのデザインを制作し、擦り合わせを行います。

エンジニアチーム(ベトナム）でアプリに実装した後に、実際のスマートホン実機上においても、ユーザーの利用体験において違和感がないか、体験が疎外されないか、といった点をディレクターを中心にチェックします。
実際に使ってみての違和感が見つかれば、最適なフローを検討し、修正をエンジニアへ指示します。

当社の日本人ディレクターが、プロダクトオーナー、デザイナー、グローバルエンジニアチームのコミュニケーションの核となって、しっかりと整合して進めていけるようにファシリテーションを行っていきます。

また、フェーズを分けることで、デザイン制作、承認、アプリ実装という流れを、段階的にずらしながら進めることで、効率的な進行と納期短縮を実現させます。

刷新されたアプリデザインの最大の成果は、アーティストユーザーからのアプリへのエンゲージメントアップという形で表れました。
「アーティストによるライブ配信アプリ」のコンテンツはまさにアーティストによって生み出されます。他のアプリとの競合優位性、またアプリ自体の価値は、アーティストユーザーがいかに魅力的な配信をたくさん行ってくれるかにかかっています。アプリデザイン刷新にあたって、お客様からこんな声を頂きました。

「アーティストユーザーから機能改善の声が格段に増えました」

新デザインに変わり、アーティストユーザーの本アプリに対するエンゲージメントが増したからこそ、もっとこうしたい、ここが使いにくい、といった要望が増えたと言えます。現在も、これらの機能改善要望を集め、お客様、アーティストユーザー、当社ディレクター、デザイナー、グローバルエンジニアが一丸となって、プロダクトの進化に日々取り組んでいます。