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首都圏中央社労士事務所

亀岡 亜己雄
埼玉県 春日部市 一ノ割1-7-44

略 歴最終学歴 筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法学終了(修士法学) 筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法 博士課程  ●研究分野:労働法  1998年 社会保険労務士試験合格  1999年 亀岡社会保険労務士事 …

首都圏中央社労士事務所について

略 歴
最終学歴

 筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法学終了(修士法学)
 筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法 博士課程
  ●研究分野:労働法
  1998年 社会保険労務士試験合格
  1999年 亀岡社会保険労務士事務所を設立
  2006年 特定社会保険労務士試験に合格
  2006年 「特定社会保険労務士」を付記
  2011年 首都圏中央社労士事務所に組織変更

 主な所属 
   ●埼玉県社会保険労務士会  ●筑波大学大学院労働判例研究会

※特定社会保険労務士とは、会社と従業員(退職者を含む)の個別労使紛争の解決業務ができる資格のある社会保険労務士のことです。

◆人口1万人程度の山のふもとの田舎町の出です
私が育ったところは、福島県の最北端に位置する伊達郡国見町という小さな町です。                                           
今は温暖化ですから冬の気温もさほど低くならないようですが、当時は―5℃、時には―10℃もめずらしくありませんでした。とにかく突風がすさまじく、マスクは歯で噛んでいないと飛ばされるほどでした。そんな中、手袋3枚、靴下3足に防寒ブーツという完全出で立ちで、なんとか自転車通学していました。

片道10キロの通学路とはいえ、冬は、坂道がアイスバーンですから、ゆっくりブレーキをかけながら下りていってもすってんころりんでした。
                         
◆初々しい社会人1年生
無事、大学を卒業し、株式会社TKCに入社をしました。大学時代に企業会計のゼミで会計学を学んでいたことから、なんとか活かしたいとの思いからでした。TKCは、税理士・公認会計士を主要顧客とする専門性のある企業でした。

入社後は、簿記の勉強も結構がんばったつもりでした。しかし、簿記は、技術的な部分が多く、がんばった割には、あまり身についていないようです。

入社後の最初の業務は、法律情報データベースLEX/DBの構築でした。まったく法律を知らなかった当時の私にとって、仕事をこなすだけで手いっぱいでした。明治時代の古い判例集は貴重な文献で大切に扱ったものですが、手のひらがかゆくなったのを覚えています。仕事上、毎日、裁判例を目にしていましたが、全く読めませんでした。でも、非常にやりがいがありました。

思えば、このときから何か法律に関係する仕事に縁があったのかもしれません。

◆その後のTKC時代
その後、本社勤務で全営業マンの活動管理、全社の予算実績管理などの業務をこなしました。途中、TKCの株式上場プロジェクトのほんの一コマにも携わることができて、また勉強をさせていただきました。会社が証券市場に上場する舞台裏に少し触れることができましたが、上場とはこのように大変なものかと勉強になりました。

コンサルティング営業の部隊に移ってからは、ひたすら歩く歩くの連続でした。スーツから塩が吹くくらい歩きました。当時はまだクールビズではなく、服装マナーも厳しかった時代でした。

お客様へ提出する営業の提案書やビジネスの企画書、セミナーや研修のレジュメ・テキストなどの作成は、すべて夜会社に戻ってからやっていましたから、毎日、午前様に近いスケジュールで生きていました。

それでも、税務・会計を主とした専門性のある仕事に非常にやりがいを感じつつの仕事でしたから、充実していた日々でした。セミナーで思い出深いのは、昭和天皇が崩御された日に、街中が消灯で真っ暗の中、セミナーを行ったことでした。今であれば、おそらくセミナー即中止だと思います。

コンサルティング営業も踏ん張っていたせいか、首都圏トップセールスになったこともありました。まあ、当時のまぐれです。こんな中、会社の組織、社員の転勤、処遇など労務的な要素に非常に興味がわいてきていました。

会計に馴染んでいたせいか、TKC時代の転勤の経験、営業、システム開発、事務系職種などの賃金、会社人事など労務的な要素が一様でないことの不思議さを思いっきり感じていたときだったからなのかもしれません。

転勤については、「法律上、必ず従うべきものなのか」「転勤は社命なのに、それに見合う金銭負担はどうなのか、違法性の線引きはどのへんか」などの法的な探究心も芽生えていたころでした。

一方で、管理会計(決算・申告のための会計ではなく、経営の意思決定のための会計)のノウハウはかなり蓄積され、公認会計士や税理士の先生方に経営分析についてノウハウを説明したり、経営分析の講師をやるまでになっていました。このノウハウは、社会保険労務士になってから、人件費分析などの人件費管理に活かされています。また、信頼を寄せてくれるお客様は、社会保険労務士の顧問契約のほか、経営分析などのコンサルタント契約でもお付き合いをさせていただいております。まさに、TKC時代に培った、業務ノウハウは宝です。ある意味、異色の社会保険労務士でしょうか?

コンサルティング・ファーム時代から開業へ
こんな多忙なTKCからコンサルティング・ファームに転職しました。社会保険労務士になって、労務に関する仕事がしたいという目標に向かうために転職したものでした。なぜかと言えば、社会保険労務士として、さまざまな企業のお手伝いをしていくためには、「書類だけ書いていてもだめだ、経営的視点が必要で、さらに経営の長所短所が読み取れなければならない」といち早く考えていたからなのです。トータル的にそれを身につけなければ経営者のサポートなど自分にできるはずがないと思っていました。

それは、社会保険労務士が向かう方々は、第一線で経営をしている方々だからです。TKC時代にたくさんの経営者の方々とお話しさせていただいた経験も活きています。こんな動機から、転職したものの、コンサルティングはTKC以上にハードでした。

会社の事務所に寝泊まりすることもかなりありました。経営診断書をまとめるのは、複数名でやっても、並々ならぬものではなかったのです。経営診断書は、簡易版でも厚さ7、8僂離侫.ぅ襪縫僖鵐僖鵑任靴燭ら。

しかし、このコンサルティングの経験が、社会保険労務士になって大いに活きています。管理会計だけではなく、販売、労務、財務という経営の基本機能を関連させて捉えることができるようになったのは、実地で勉強させてもらった賜物と言えます。実際、社会保険労務士として訪問させていただく際に、人員不足、資金繰りの悪化、販売方法などの話をする機会が多く、労務だけの話をしていても経営は解決しないことを痛感しています。多少なりとも経営を学んでいてよかったと思う瞬間です。

経営理念、経営方針・計画、経営戦略など経営の基本柱も、TKC時代、コンサルティング・ファーム時代とかなり勉強させていただきました。それなりに自分の視野が広がったように思います。

もちろん、人事評価、賃金設計などの業務もさせていただきましたが、あらためて、この仕事は、ものすごく広いアンテナが必要な領域であることを知ったのを覚えています。100社100通りあるものです。

こうして社会保険労務士になった後に、多少なりとも、企業や経営者の方と話がかみ合うようにと自分を磨くことができたと思っています。その後、社会保険労務士に挑み、なんとか合格、開業となりました。

◆ゼロからスタートの社会保険労務士1年生
社会保険労務士としての開業は、サラリーマン時代とすべてが違います。人はサラリーマンでなくなった瞬間に、背中の看板やブランドが消えます。サラリーマン時代は、看板やブランドがあり、すすめる商品もあり、営業方針を考える人もありとありありだった。開業するとこの違いにまず、気づきます。

冷静に見つめたところ、商品は何か、企画を考えるのは誰か、営業するのは誰かという疑問にあたりました。どれも答えは同じでした。これがサラリーマン時代との根本的な違いであると知ってからは、ゼロから進むのみを肝に銘じ、かっこ悪さも気にせず、日々邁進したように思いました。忘れなかったのは、熱いハートだけではないかと思います。

しかし、開業当初は、事務所もアパートの一室、言うなれば、一坪オフィスです。日中、そんなところからスーツを着て出ていけば、ご近所さんも不思議な顔をするわけです。「バリバリの働き盛りの年齢の男が、スーツきて怪しい?」って思われているんだろう。当時は、そんなことも頭をよぎりながらやっていたように思います。初々しい社会保険労務士1年生のころです。そんなスタートでしたが、教わったノウハウは素直に実践しました。経営理念を構築、経営ビジョンを設定、経営計画を策定、単年度目標の数値も決め、数ページの経営計画書を作りました。

事務所の経営計画書において、自分の財産を棚卸して、できることを行動計画にしました。人脈なし、これといった武器もなしとないなずくしでした。人脈もない自分が自分の意思だけですぐにできることは何か考えたら、飛び込み営業でした。

名刺と業務案内を持って、ひたすら、日々足で営業して開拓しました。当時は、今のようにインターネットがまだメジャーでなかったころでした。アナログ的方法でコツコツとでした。春日部市と越谷市を百数十件訪問し、開業数か月で1件の顧問先ができました。それはそれは、自分のような社会保険労務士と付き合って下ることを決めていただいた初めてのお客様に大感謝でした。就業規則の作成、助成金、賃金台帳の調整などすべて一生懸命だったのを記憶しています。もちろん、今でも一生懸命やります。

社会保険労務士として波に乗り、役割を意識する
自分の足で、何とか顧問先を開拓してからは、よい信頼関係のもとに、顧問先も拡大し、労務顧問、研修の講師、セミナー講師などの業務を担当させていただいております。開業3年で、顧問先十数件とご縁ができたことは何よりの喜びでした。「よし、このお客様を大切に、精一杯対応していこう」と誓いながら日々の業務を行っていました。感謝しても感謝しきれません。

そのほかにも労働問題、労務の整備、雇用保険の適用、募集・採用の業務、健康保険の適用手続、年金の請求、賃金体系の見直し、労災の適用、安全衛生の業務、さまざまな業種の就業規則の整備、各種相談など、労務のほとんどの業務を担当させていただいております。

当事務所には、社会保険労務士の枠にとどまらず、人に関する様々なことが舞い込んできます。たとえば、従業員が外で謝金をして督促に追われているがどうしたらいい?親が亡くなったが、兄弟で相続争いになっている?プライベートで交通事故に合って相手との交渉はどうしたらいい?会社に空き巣が入った?友人が浮気をして離婚問題になっている?などなど人のことは何でもやってきます。頼りにされていること実感させていただく瞬間でもあります。

まわりのたくさんの方々、中小企業の経営者の皆様に支えらえて、社会保険労務士として非常に充実した業務を行わせていただいております。

社会保険労務士は、専門スキルに磨きをかけることに一生懸命にならなければいけませんし、それが当たり前であると考えています。

どんなに経験を積んでも、社会保険労務士は、中小企業の経営を労務の面からサポートし、少しでもよくなるように整備のお手伝いをさせていただき、労務問題が起きないように防御の網を張る役目であると考えています。企業の労務を普段からチェックできるのは社労士だけだと思うのです。

また、トラブル防止だけを言えば、素行不良な従業員に目を向けがちになりますが、従業員に支持される良い会社にすることも大切です。まじめに働く社員が士気を下げないようにすることもその一つです。こうした考え方の下では、「就業規則の内容をいかに規定するか」が大切ですが、それよりも、「就業規則がどのように運用されているかに比重があります」といつもお話しさせていただいております。

そのためには、経営のこと、労働法のこと、さまざまなことを勉強することです。筑波大学大学院で企業法学を学び、さらに研究・勉強を深めようと、同大学院の博士課程で自分なりに研鑽を重ねました。また、同大学の労働判例研究会に所属して刺激を受け、労働判例を素材にした研究・勉強を継続するようにしております。法的な判断材料のスキルアップは必須事項です。労務の現場は、いろいろなことが起きます。でも、人と人の感情をぶつけても解決はできないもの。同じ尺度を提供する役目は社会保険労務士の仕事だなあと思うのです。

モットーはノウハウやスキルは常に磨き向上を図り(インプット)、お客様の相談に答える際は、お客さまにわかりやすいよう、さりげなく専門家の知恵を提供する(アウトプット)。                        
企業をブッラク・ブラウン化しないようにすることが社会保険労務士の役割
当事務所が、「今の」というよりは、半永久的なブームと捉えていることがあります。当事務所は、手続業務も含め、就業規則を柱に中小企業の採用から退職までの労務の整備、労務環境の整備に力を入れてきています。

これからは、組織単位ではなく、個人レベルで、インターネット上に情報が流れる時代です。会社の評価が、会社の認識しない時間と場所で広まるのです。

twitter、Facebook、blog、2チャンネルを中心とする掲示板、その他SNS(ソーシャル・ネットワーク・サーヒ゛ス)などを通して、一瞬のうちに広められます。tablet端末やスマートフォンが中心の時代です。スマートフォンで録音もできる時代です。

税務調査があって、追徴課税含めて300万やられた話は、有名人でなければ、経営陣が口を閉じている限り、ネット上に公開されることはありません。しかし、労務は、たった一人の従業員から全国に、全世界に一瞬のうちに、企業の評価が広まるのです。

解雇した、パワハラが2年間で3件もあった、訴訟があった、2回くらいセクハラがあった、休みがない、労働時間が長くきつい、残業手当がない、給料が減った、社会保険に入れてくれない、雇用保険に入れてくれない、労災を適用してくれないなど、マイナス要素はなんでも広まります。

近年の労務は、こうしたことで会社が足元を救われないようにすることが、労務トラブル防止よりも大切ではないかとも思っています。 微力ながら、当事務所も力を注いでいきたいと自らの尻をたたきながら気合いを入れております。

◆社会保険労務士として、今
わたくし自身は、在野の一社会保険労務士にすぎません。資格がないと社会保険労務士の業務はできませんので、資格のもとに業務をこなしますが、現場では、資格は関係ありません。

いかに、社会保険労務士として、スキルを磨いて、常にお客様に貢献できるように、準備をするか、この精神に尽きます。社会保険労務士は人に関する多くのことを対応します。社会保険労務士の業務はルーチンワークではありません。でも、人に関することである以上、お客様、経営者、そこで働く従業員を大切に思い、少しでも栄えるように尽力したいという思いです。

紛争の防止、社員に支持される企業づくり、中小企業をブラック・ブラウン化の防止を支援するために、春日部を拠点に首都圏を走ります。

事業内容

◆労務顧問(相談顧問、手続きを含めた総合顧問などプランニング可能)
 ※訪問が必要ないスタイルの場合、地域を問いません。
◆採用から退職までの労務の整備(制度設計、リスク対策など)
◆労働問題になり得る事項を事前対策。
◆就業規則の作成と運用(活用)
 ※規定内容、レベルなど企業状況とのリンクを考慮
◆社会保険の調査対応、新規加入(適用)
◆労働保険の加入(適用)
◆労働基準監督署対応(調査、呼び出しなど)
◆労働・社会保険各種諸手続き
◆人件費管理・分析
◆個別労使紛争の事後対応

取扱い業務・サービス

◆就業規則の作成・運用、説明研修
◆労働保険(雇用保険・労災保険)の対応
◆社会保険(健康保険・介護保険・厚生年金保険)の対応
◆各種雇用契約対応(通常の雇用・派遣・出向・請負など)
◆従業員への合意文書・示談書等に関する助言
◆採用から退職までの助言
◆労働問題の事後対応
◆賃金設計・従業員数・労働分配率などに関する分析と助言

会社情報

会社名
首都圏中央社労士事務所
業種
士業:社会保険労務士
代表者名
亀岡 亜己雄
郵便番号
344-0031
所在地
埼玉県春日部市一ノ割1-7-44

業務内容

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会社情報

会社名
首都圏中央社労士事務所
業種
士業:社会保険労務士
代表者名
亀岡 亜己雄
郵便番号
344-0031
所在地
埼玉県春日部市一ノ割1-7-44

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