株式会社SINC

主にGIS(地理情報システム)をベースとした各種業務システムの受託開発を主業務としています。
一口にGISシステムと言っても、その用途や利用端末(PC、タブレット、スマホ)、利用する地図ライブラリ、対応する業務内容等によって様々な種類に分かれますが、弊社では主に下記のようなシステムを得意分野としています。

■　オープンソースを利用したWebGISシステム
クライアント側にLeafletやOpneLayersを配置し、サーバ側にMVC系の業務ロジックを配置したタイプのWebGISシステムです。
民間では建設系、不動産系の工事や物件管理、公共系では砂防や河川などの防災用途のシステムなどに多く利用されます。

■　Esri社ArcGISを利用した各種システム
デスクトップ系ではArcGIS Pro、Web系ではArcGIS OnlineやArcGIS Enterprise上に構築するGISシステムです。
ArcGISが保有する作図や計測、様々な解析機能やデータ交換機能などを活用する事が出来ます。

■　現地調査等に利用するオフライン対応GISシステム
タブレットやスマホで動作する現地調査等に利用するGISシステムです。
現地用ですので、なんらかのオフライン対応機能を保有している事が多くなります。
バックエンドにWebGISシステムが存在しているケースがほとんどです。

■　座標系処理を伴う地図以外での画像利用システム
地図を取り扱う上では様々な座標系を処理する必要がありますが、その技術を地図ではなく画像に適用したシステムです。
具体的には図面を利用した建物管理等が挙げられます。

■　帳票出力システム(機能)
上記タイプのシステムに共通しますが、業務システムの場合なんらかの帳票出力が必要がになる場合はほとんどです。独立したシステムではなく機能として実装する事がほとんどです。
帳票にもいろいろありますが、CSV出力やExcelテンプレートを利用した帳票が多く見受けられます。

・システムコンサルティング
・システム受託開発
・製品開発
・システム運用支援・保守
・労働者派遣事業(許可番号　派14-301915)

現場のDXをキーワードに、受託開発で培ったノウハウ等をもとに現地調査・報告系システムなどで必要となる機能をライブラリ(ライブラリ名称:PE360)として開発しています。
弊社の受託開発では、これらのライブラリを利用する事によって工数低減や品質向上を図る事が出来ます。

現時点では360度画像、パノラマ画像、点群、3Dデータ等に関するライブラリを開発しており、主な機能としては以下のようなものがあります。
※以下、360度画像と表記している部分にはiphone等で作成するパノラマ画像も含みます。

■　360度画像へのペイント機能
360度画像上にテキストを含み各種スケッチを行う事が出来ます。
ペイント結果は、そのまま360度画像に反映しますので、マーキングやコメント等を画像上に情報として付加してメール配信するなどの利用も可能です。

■　360度画像からの部分画像切出し機能
360度画像から指定した矩形領域を通常画像として切り出す事が可能です。
主に360度画像から帳票等に部分的な画像を出力するような用途があります。

■　360度画像任意位置へのメモ追加機能
360度画像上の任意の位置への情報の追加と保存を行う事が出来ます。

■　360度画像と3Dモデルのオーバーレイ機能
360度画像と3Dモデルを重ね合わせて表示する機能です。
例えば国土交通省が推進しているPlateauの3D都市モデルや計測した点群データ等と360度画像を重ね合わせて表示する事が可能です。

PE360については以下のURLにデモページがありますのでご参照下さい。
https://pe360.sinc.co.jp/