有限会社プレーリー

・旧キャラクターの認知・感情価値を保持しながら、新たなターゲットへの訴求を両立
・クライアントへの綿密な提案と対話により、信頼関係を築いた上でのリニューアル決定
・世界観を壊さず、新しい魅力を付加するバランス設計
・リニューアルに合わせて各種プロモーションも連動展開（Web／商品／イベント／グッズ等）
・一括でディレクション、実制作まで対応することにより、統一感のあるブランディングを実現

長年親しまれてきた企業キャラクターの刷新。
長く使われてきた存在だからこそ、刷新には高いハードルがありました。私たちはまず、既存のファン層が大切にしている「らしさ」を徹底的に分析。その上で、新しい世代が魅力を感じられるようなビジュアル・設定・ストーリーを数案ご提案しました。

クライアント社内や関係者、一般層へのアンケート調査も実施し、多様な意見を丁寧に咀嚼。1年かけて、納得と共感を得られるキャラクターへと進化させました。
リニューアル後は、関連商品のパッケージや販促物の刷新、WebやSNSなどのコミュニケーションツールも統一感を持って展開。
さらに、着ぐるみやノベルティ（ぬいぐるみ、缶バッジ、ペンケースなど）も制作し、イベント展開も成功。企業の顔として再び多くの人に親しまれる存在になりました。

・リニューアル直後は一部に変化への戸惑いも見られたが、徐々に浸透し再び人気キャラクターに
・パッケージ、SNSなどを通じて若いファミリー層へのアプローチにも成功
・キャラクターを軸にしたプロモーション展開が活発化し、企業のブランド価値を強化
・トータル対応により、世界観の一貫性と展開スピードを両立
・グッズやイベントを通じ、キャラクターの「物語」が新たにスタート

長年使ってきたキャラクターを手放すのは不安でしたが、丁寧なヒアリングと提案により「残したいところは残し、変えるべきところは変える」という納得の形で進められました。
結果的に、新しいターゲット層にも受け入れられ、今では“新しい顔”として各所で活躍してくれています。

リニューアルは「壊す」ことではなく、「受け継いでつなげる」ことだと思っています。
この案件では、キャラクターの背景にある想いを大切にしながら、新しい未来に向けたかたちを一緒につくることができました。
デザインだけでなく、その先の展開まで見据えて進行することで、より深い価値を提供できたと感じています。